リフォーム会社のSEO対策は、キッチン・浴室・トイレなどの部位や、内装・リノベーションといった工事の種類ごとに、施工事例と費用の目安を示すページを用意することが中心になります。

 

リフォームは、水回りの設備の交換から、床や壁紙の張り替え、間取りを変えるリノベーションまで工事の幅が広く、検索する人の目的も分かれます。

 

本記事では、内装・水回り・リノベーションの集客を中心に、リフォーム会社のSEO対策で狙うキーワード、やるべき施策、載せたい信頼の情報、順位が上がらないときの見直しポイントを解説します。

 

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この記事でわかること
  • リフォーム会社のSEO対策で狙うキーワードの種類
  • 部位別のページや施工事例の写真など、やるべき5つの施策
  • リフォーム瑕疵保険や事業者団体登録制度など、載せたい信頼の情報
  • 順位が上がらないときの見直しポイントと、外注先の選び方

 

リフォーム会社のSEO対策の3つの柱を並べた図。工事ごとのページではキッチン、浴室、トイレ、洗面所、床・壁紙、リノベーションのように工事の種類ごとにページを分けること、施工事例では工事前後の写真に工事の内容・設備・工期・費用の目安の文章と代替テキストを添えること、信頼の情報ではリフォーム瑕疵保険の登録、登録住宅リフォーム事業者団体への所属、建設業許可などを示すことを表している。

 

リフォーム会社のSEO対策とは

住宅購入と鍵の引き渡しを表す契約イメージ

 

リフォーム会社のSEO対策とは、自社のホームページを、住まいの改修を考えている人の検索で見つけてもらえるように整える取り組みです。

 

検索する人は、「キッチンを新しくしたい」「お風呂が寒い」「中古マンションを買って間取りを変えたい」など、それぞれ違う目的で調べます。

 

工事の種類ごとにページを分け、その工事を検討している人が知りたい情報を1ページにまとめましょう。

 

「リフォーム seo」はAhrefsの推計で月350回検索されており、リフォーム会社の側でもSEOの進め方を調べる人がいることが分かります。

 

リフォーム会社のSEO対策で狙うキーワードの種類

スマホを見て笑うシニアカップル

 

この章でわかること
  • 種類①|部位・設備+地域(例:「キッチンリフォーム ○○市」「ユニットバス 交換 ○○区」)
  • 種類②|費用(例:「トイレ交換 費用」「浴室リフォーム 相場」)
  • 種類③|悩み・不具合(例:「お風呂 寒い 対策」「床 きしむ 原因」)
  • 種類④|リノベーション(例:「中古マンション リノベーション 費用」「間取り変更」)

 

リフォーム会社のSEO対策で狙うキーワード4種類と受け止めるページを並べた図。部位・設備+地域は依頼先を探している人の検索で、部位や設備ごとのページに対応地域と施工事例を載せる。費用は予算の目安を知りたい人の検索で、工事の種類ごとに費用の目安と金額が変わる条件を載せる。悩み・不具合は困りごとの解決策を探している人の検索で、原因と解決の方法の記事から関連する工事のページへつなぐ。リノベーションは間取りの変更や全面改修を考えている人の検索で、工事の流れと期間、住みながらの工事ができるかに答える。

 

リフォーム会社のSEO対策で狙うキーワードは、次の4種類に分けて考えると、作るページを決めやすくなります。

 

種類検索する人受け止めるページ
部位・設備+地域依頼先を探している人部位別のページ・施工事例
費用予算の目安を知りたい人費用の目安のページ
悩み・不具合困りごとの解決策を探している人原因と解決の方法の解説記事
リノベーション間取りの変更や全面改修を考えている人工事の流れと期間のページ

 

種類①|部位・設備+地域(例:「キッチンリフォーム ○○市」「ユニットバス 交換 ○○区」)

工事の内容が決まっていて、依頼先を探している人の検索です。

 

部位や設備ごとのページに、対応している地域とその地域での施工事例を載せましょう。

 

種類②|費用(例:「トイレ交換 費用」「浴室リフォーム 相場」)

工事の前に予算の目安を知りたい人の検索です。

 

工事の種類ごとに、自社の費用の目安と、金額が変わる条件を載せましょう。

 

種類③|悩み・不具合(例:「お風呂 寒い 対策」「床 きしむ 原因」)

まだ工事を決めておらず、困りごとの解決策を探している人の検索です。

 

原因と解決の方法を説明する記事で受け止め、関連する工事のページへつなぎましょう。

 

種類④|リノベーション(例:「中古マンション リノベーション 費用」「間取り変更」)

間取りの変更や全面的な改修を考えている人の検索です。

 

工事の流れと期間、住みながらの工事ができるかなど、大きな工事ならではの疑問に答えるページを用意しましょう。

 

リフォーム会社のSEO対策でやるべき5つの施策

コーディング  html css ノマド ・在宅ワーク 観葉植物

 

この章でわかること
  • 施策①|部位・工事の種類ごとにページを作る
  • 施策②|施工事例は、工事前後の写真と文章をセットで載せる
  • 施策③|費用の目安と工期を、条件とあわせて載せる
  • 施策④|ショールームがある会社は、住所とサービス提供地域の両方を設定する
  • 施策⑤|補助金の情報は、公式の募集要項で確かめて更新日を書く

 

ここでは、内装・水回り・リノベーションの集客を増やすために、リフォーム会社が自社サイトで取り組みたい施策を5つ紹介します。

 

施策①|部位・工事の種類ごとにページを作る

「リフォーム」のページ1つにすべての工事を並べるだけでは、キッチンや浴室など個別の工事で検索する人の役に立ちにくくなります。

 

キッチン、浴室、トイレ、洗面所、床・壁紙、リノベーションのように、工事の種類ごとにページを分けましょう。

 

ページ載せたい内容の例
キッチン設備の価格帯、レイアウト変更の可否、工期
浴室ユニットバスのサイズ、断熱や暖房の有無、工期
トイレ便器の種類、床や壁紙の張り替えの有無、工事の時間
床・壁紙素材の種類、家具の移動の有無、工期
リノベーション工事の流れ、住みながらの工事の可否、期間

 

どのページにも、費用の目安と施工事例へのリンクを入れると、検討を進めやすくなります。

 

施策②|施工事例は、工事前後の写真と文章をセットで載せる

Googleは、画像検索のSEOについて解説したページで、次のように述べています。

 

可能な限り、画像のテーマに関連するページの、関連テキストの近くに画像を配置するようにしてください。

出典:Google 検索セントラル「Google 画像検索 SEO ベスト プラクティス」

 

同じページは、代替テキスト(alt属性)をページの内容に沿った情報に富むものにすることや、簡潔で分かりやすいファイル名を使うことも勧めています(2026年3月3日更新)。

 

写真だけを並べず、工事の内容、使った設備、工期、費用の目安を文章で書き、写真には「対面式に変えたキッチンの施工後」のような代替テキストを付けましょう。

 

施策③|費用の目安と工期を、条件とあわせて載せる

設備のグレードや工事の範囲によって、費用と工期は大きく変わります。

 

「○万円から」の目安に加えて、設備の価格帯や解体・下地工事の有無など、金額が変わる条件を書きましょう。

 

施策④|ショールームがある会社は、住所とサービス提供地域の両方を設定する

Googleビジネスプロフィールのヘルプは、拠点の住所で顧客にサービスを提供しつつ、出張サービスも行うビジネスを「ハイブリッド型ビジネス」と呼んでいます。

 

この場合は、実店舗の住所を表示したうえで、サービス提供地域を指定できると案内しています。

 

ショールームや店舗で相談を受けている会社は、店舗の住所と、工事に伺える地域の両方を登録しましょう。

 

施策⑤|補助金の情報は、公式の募集要項で確かめて更新日を書く

省エネ改修などの補助金は、年度ごとに対象や期間が変わることがあります。

 

補助金を紹介するページでは、国や自治体の公式の募集要項を確かめて出典を示し、いつ時点の情報かを明記しましょう。

 

リフォーム会社のSEO対策で載せたい信頼の情報

書類を見る弁護士男性のイメージ

 

この章でわかること
  • 信頼①|リフォーム瑕疵保険の登録事業者であること
  • 信頼②|登録住宅リフォーム事業者団体の会員であること
  • 信頼③|建設業許可の番号や、在籍する資格者

 

リフォーム会社が載せたい国の制度にもとづく信頼の情報を3つ並べた図。リフォーム瑕疵保険は専門の建築士が施工状況を検査し、事業者が倒産などしている場合は発注者に保険金が支払われ、登録事業者を検索できる。登録事業者団体は要件を満たす住宅リフォーム事業者団体を国が登録・公表する制度で、国土交通省のページには16団体が掲載され、消費者の判断材料になる。建設業許可は建築一式工事以外で1件500万円以上(消費税を含む)の工事を請け負う場合に必要で、許可番号と資格者を載せる。

 

リフォームは、工事が始まってからでないと分からないことも多く、依頼する側は会社の信頼性を慎重に確かめます。

 

国の制度にもとづく次の情報があれば、会社概要や施工事例のページで分かるように示しましょう。

 

信頼①|リフォーム瑕疵保険の登録事業者であること

国土交通省は、リフォーム瑕疵保険について、次のように説明しています。

 

専門の建築士がリフォーム工事の施工状況について検査を行います。

出典:国土交通省「リフォーム事業者の検索について」

 

同じページは、事業者が倒産などしている場合は発注者に保険金が支払われること、保険に加入する事業者を登録事業者等検索サイトで検索できることも説明しています。

 

登録事業者であれば、その旨と、工事ごとに保険を利用できるかをホームページに載せましょう。

 

信頼②|登録住宅リフォーム事業者団体の会員であること

国土交通省は、要件を満たす住宅リフォーム事業者団体を国が登録し、公表する「住宅リフォーム事業者団体登録制度」を設けています(告示の公布・施行は平成26年9月1日)。

 

国土交通省のページは、この制度が、消費者がリフォーム事業者を選ぶときの判断材料になることなどを目的に挙げており、16団体を掲載しています。

 

登録団体の会員であれば、団体名と会員であることをホームページに明記しましょう。

 

信頼③|建設業許可の番号や、在籍する資格者

建設業法では、建築一式工事以外の工事で1件の請負代金が500万円以上(消費税を含む)の工事を請け負うには、建設業の許可が必要です(国土交通省)。

 

許可の番号や、在籍する建築士などの資格者を、会社概要のページにまとめて載せましょう。

 

リフォーム会社のSEO対策で順位が上がらないときの見直しポイント

判断基準のチェック

 

この章でわかること
  • 見直し①|そのページが検索結果に表示されているか
  • 見直し②|施工事例が写真だけになっていないか
  • 見直し③|地域名だけを入れ替えたページを量産していないか
  • 見直し④|キーワードを不自然に詰め込んでいないか

 

リフォーム会社のSEO対策で順位が上がらないときの4つの見直しを並べた図。Search Consoleの検索パフォーマンスレポートで表示回数を確かめ内部リンクでつないでいるかを確認すること、施工事例が写真だけにならないよう工事の内容と結果を文章で書いて写真の近くに置くこと、地域名だけを入れ替えたページを作らず地域ごとに異なる情報を載せること、ランキングを操作する目的でキーワードを詰め込むキーワードの乱用をしないことを示している。

 

ページを作っても検索結果に出てこない場合は、次の4点を見直しましょう。

 

見直し①|そのページが検索結果に表示されているか

Googleは、検出したページをすべてクロールするわけではないとしています。

 

Search Consoleの検索パフォーマンスレポートで、そのページの表示回数を確かめ、表示されていなければ内部リンクでつないでいるかを確認しましょう。

 

見直し②|施工事例が写真だけになっていないか

写真だけのページは、何の工事かが検索エンジンにも利用者にも伝わりにくくなります。

 

工事の内容と結果を文章で書き、写真の近くに配置しましょう。

 

見直し③|地域名だけを入れ替えたページを量産していないか

Googleのスパムに関するポリシーは、特定の地域や都市を対象としたページを複数持ち、そこから1つのページにユーザーを誘導することを、誘導ページの不正使用の例に挙げています(2026年9月2日更新)。

 

地域ごとのページには、その地域での施工事例など、地域ごとに異なる情報を載せましょう。

 

見直し④|キーワードを不自然に詰め込んでいないか

同じポリシーは、ランキングを操作する目的でページにキーワードを詰め込むことを「キーワードの乱用」としています。

 

「リフォーム」の言葉を何度も繰り返すより、工事の内容を具体的に説明することに時間を使いましょう。

 

リフォーム会社のSEO対策を外注するときの選び方

住宅リフォームや介護の相談するシニア親子

 

この章でわかること
  • ポイント①|住宅・リフォーム業界での実績があるか
  • ポイント②|部位別のページと施工事例の作り方まで提案できるか
  • ポイント③|ショールームの集客や地図検索もあわせて相談できるか
  • ポイント④|検索順位を保証しないか

 

リフォーム会社のSEO対策を外注するときは、次の4点を確認しましょう。

 

ポイント①|住宅・リフォーム業界での実績があるか

Googleの公式ガイドは、SEO業者に尋ねる質問として、同業種での実績を挙げています。

 

リフォーム会社や工務店の支援事例を、どの検索語句で何が改善したのかとあわせて示してもらいましょう。

 

ポイント②|部位別のページと施工事例の作り方まで提案できるか

リフォームのSEOは、工事の種類ごとのページと、現場の情報をもとにした施工事例が中心になります。

 

現場の写真や工事の内容をどのように集めて記事にするのか、具体的な進め方を確認しましょう。

 

ポイント③|ショールームの集客や地図検索もあわせて相談できるか

ショールームや店舗がある会社は、ホームページとGoogleビジネスプロフィールの両方で見つけてもらう必要があります。

 

ホームページのSEOと、Googleビジネスプロフィールの運用を同じ方針で相談できる会社を選びましょう。

 

ポイント④|検索順位を保証しないか

Googleは、SEO業者について解説した公式ガイドのなかで、次のように述べています。

 

Google で一番上に掲載されることは誰にも保証できません。

出典:Google 検索セントラル「SEO 業者の利用を検討する」

 

これは、検索エンジンを運営するGoogle自身の見解です(2026年6月10日更新のページ)。

 

順位の保証ではなく、問い合わせやショールームへの来店予約の数など、成果の測り方を説明できる会社を選びましょう。

 

まとめ:リフォーム会社のSEO対策は「工事の種類ごとのページ・施工事例・信頼の情報」から

握手する作業着姿の女性会社員(建設)

 

本記事では、内装・水回り・リノベーションの集客を中心に、リフォーム会社のSEO対策を解説しました。

 

  • キーワードは、部位・設備+地域、費用、悩み・不具合、リノベーションの4種類に分けて、受け止めるページを決める
  • 工事の種類ごとのページ、写真と文章をセットにした施工事例、費用と工期の目安、店舗とサービス提供地域の設定、補助金情報の更新に取り組む
  • リフォーム瑕疵保険の登録、登録住宅リフォーム事業者団体への所属、建設業許可などの信頼の情報を示す
  • 順位が上がらないときは、表示回数、写真だけの事例、地域名の入れ替えページ、キーワードの詰め込みを見直す
  • 外注先は、業界の実績、施工事例づくりの提案、地図検索への対応、順位を保証しない姿勢で選ぶ

 

まずは自社が多く手がける工事から、部位別のページと施工事例をそろえるところから始めましょう。

 

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