建設会社のSEO対策|元請け・BtoBの受注と採用を増やす施策と載せたい許可の情報
- 山口 耀平
- 記事制作日2026年10月24日
- 更新日2026年10月24日
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建設会社のSEO対策は、工種や施設の種類ごとのページと、発注者が確かめたい施工実績・許可の情報をそろえ、元請けからの受注と協力会社・人材の募集につなげることが中心になります。
本記事では、住宅のリフォームや外壁塗装ではなく、企業・自治体・元請けの建設会社などから工事を受注する建設会社に向けて、SEO対策の進め方を解説します。
狙うキーワード、受注を増やす施策、載せたい許可と審査の情報、協力会社の募集と採用への生かし方、外注先の選び方を順に紹介します。
| この記事でわかること |
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建設会社のSEO対策とは

建設会社のSEO対策とは、自社のホームページを、工事の発注先や協力会社を探している人の検索で見つけてもらえるように整える取り組みです。
発注する側は、「鉄骨工事 ○○県」「工場 建設 会社」のように、工事の種類や建てたい施設、地域の言葉で依頼先を探します。
発注者、協力会社、求職者のそれぞれが、知りたい情報にたどり着けるページを用意しましょう。
「建設 seo」はAhrefsの推計で月150回検索されており、建設会社の側でもSEOの進め方を調べる人がいることが分かります。
建設会社のSEO対策で狙うキーワードの種類

| この章でわかること |
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建設会社のSEO対策で狙うキーワードは、検索する人の立場で次の4種類に分けると、作るページを決めやすくなります。
種類①|工種+地域(例:「鉄骨工事 ○○県」「解体工事 ○○市」)
工事の内容が決まっていて、施工できる会社を探している人の検索です。
許可を受けている工種ごとにページを作り、対応できる地域と、その地域での施工実績を載せましょう。
種類②|施設の種類(例:「工場 建設 会社」「物流倉庫 建設」)
工場や倉庫、医療・福祉施設など、建てたい施設が決まっている発注者の検索です。
施設の種類ごとに、手がけた規模や工期、計画から引き渡しまでの流れを示すページを用意しましょう。
種類③|協力会社の募集(例:「協力会社募集 型枠工事」「電気工事 協力業者 ○○県」)
元請けの建設会社と取引したい専門工事会社や、一人親方が使う検索です。
募集している工種と地域、取引の条件をまとめた協力会社募集のページで受け止めましょう。
種類④|採用(例:「施工管理 求人 ○○市」「鉄筋工 見習い」)
施工管理や職人として働く場所を探している人の検索です。
職種ごとに採用ページを分け、仕事の内容と働き方を具体的に書きましょう。
建設会社のSEO対策で元請け・BtoBの受注を増やす4つの施策

| この章でわかること |
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ここでは、企業や自治体、元請けの建設会社からの受注を増やすために、自社サイトで取り組みたい施策を4つ紹介します。
施策①|工種・施設の種類ごとにページを作る
「事業内容」のページ1つにすべての工事を並べるだけでは、特定の工事で検索する発注者の役に立ちにくくなります。
許可を受けている工種と、得意な施設の種類ごとにページを分け、それぞれに施工実績へのリンクを入れましょう。
| ページ | 載せたい内容の例 |
|---|---|
| 工種別(例:鉄骨工事) | 対応できる規模、工法、保有する機械、対応エリア |
| 施設の種類別(例:工場・倉庫) | 手がけた施設の規模、工期、計画から引き渡しまでの流れ |
| 対応エリア | 営業所の所在地、工事に対応できる地域 |
| 会社概要 | 建設業許可、経営事項審査、在籍する有資格者 |
施策②|施工実績は、発注者の業種・規模・工期・担当した範囲まで書く
Googleは、有用なコンテンツかどうかを自分で評価するための質問の1つとして、次のように述べています。
コンテンツは、独自の情報、レポート、研究、分析を提供していますか。
施工実績は、その工事を手がけた会社にしか書けない独自の情報です(引用元のページは2026年10月7日更新)。
写真だけを並べず、発注者の業種、建物の構造と規模、工期、自社が担当した工事の範囲、工夫した点を文章で書きましょう。
発注者の名前や、建物が特定できる情報を載せるときは、事前に発注者の了承を得ましょう。
施策③|保有する機械や、施工できる規模を数字で載せる
発注者や元請けの建設会社は、依頼する工事を任せられる体制があるかを確かめます。
保有する重機や車両の台数、施工管理と職人の人数、1件で対応できる工事の規模などを、数字で示しましょう。
施策④|工法や品質管理の説明は、画像やPDFだけでなく本文のテキストでも書く
Googleは、AI機能とウェブサイトについて解説したページで、これまでのSEOの基本の1つに「重要なコンテンツはテキスト形式で提示します」を挙げています(2025年12月31日更新)。
工法の特徴や品質管理の方法を、カタログのPDFや図の画像だけで済ませず、ページの本文でも説明しましょう。
建設会社のSEO対策で載せたい許可と審査の情報

| この章でわかること |
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発注者は、工事を任せられる会社かどうかを、許可や審査の情報で確かめます。
建設業法にもとづく次の情報は、会社概要や工種別のページで分かるように示しましょう。
情報①|建設業許可の番号と、許可を受けている業種
建設業の許可は、土木一式工事と建築一式工事の2つの一式工事と、27の専門工事の計29の種類ごとに受けるものです(国土交通省)。
営業所が1つの都道府県だけにある場合は都道府県知事、2つ以上の都道府県にある場合は国土交通大臣の許可となり、有効期間は5年です(建設業法第3条)。
許可番号に加えて、知事許可か大臣許可か、許可を受けている業種を、工種別のページと会社概要の両方に載せましょう。
情報②|一般建設業か特定建設業か
発注者から直接請け負う1件の工事で、下請代金の合計が5,000万円(建築工事業は8,000万円)以上となる下請契約を結んで施工するには、特定建設業の許可が必要です。
この金額は、建設業法第3条と建設業法施行令第2条で定められています。
元請けとして大きな工事を任せられるかを発注者が判断できるよう、一般・特定の別を業種ごとに示しましょう。
情報③|経営事項審査を受けていること
建設業法は、公共性のある施設や工作物の建設工事で政令で定めるものを、発注者から直接請け負おうとする建設業者に、経営事項審査を受けるよう定めています(第27条の23)。
公共工事を受注している会社は、経営事項審査を受けていることと、公共工事の施工実績をあわせて載せましょう。
建設会社のSEO対策を協力会社の募集と採用に生かす

| この章でわかること |
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建設会社のホームページは、工事の受注だけでなく、協力会社や人材を集める窓口にもなります。
生かし方①|協力会社の募集ページを、工種と地域ごとに分ける
建設業法でいう建設業は、元請・下請などの名義を問わず、建設工事の完成を請け負う営業を指します(第2条第2項)。
下請けとして工事を請け負う場合も、軽微な工事だけを請け負う場合を除いて許可が必要になるため、協力会社に求める許可をはっきりさせておく必要があります。
募集する工種と対応してほしい地域、求める許可、取引の条件を、協力会社募集のページにまとめましょう。
生かし方②|採用ページには、休日や残業の実態を数字で書く
厚生労働省は、建設業への時間外労働の上限規制について、次のように説明しています。
建設業では、災害時における復旧及び復興の事業を除き、時間外労働の上限規制が原則どおりに適用されます。
同じページによると、建設業への上限規制は5年間の猶予ののち、2024年4月から適用されています。
求職者が働き方を比べられるよう、年間休日の日数や月の平均残業時間など、自社の実態を数字で書きましょう。
生かし方③|職種ごとに採用ページを分け、募集を終えたら更新する
施工管理、現場の職人、設計、事務では、仕事の内容も必要な資格も違います。
職種ごとに1ページずつ採用ページを作り、募集を終えた職種はすぐに掲載を終了するか、内容を更新しましょう。
職業安定法も、労働者の募集を行う者に、広告等で提供する募集の情報を正確かつ最新の内容に保つよう定めています(第5条の4第2項)。
建設会社のSEO対策を外注するときの選び方

| この章でわかること |
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建設会社のSEO対策を外注するときは、次の4点を確認しましょう。
ポイント①|建設業やBtoBでの支援実績があるか
Googleの公式ガイドは、SEO業者に尋ねる質問として、同業種での実績を挙げています。
建設会社や設備工事会社の支援事例を、どの検索語句で何が改善したのかとあわせて示してもらいましょう。
ポイント②|施工実績や工種別のページの作り方まで提案できるか
建設会社のSEOは、現場の情報をもとにした施工実績と、工種・施設の種類ごとのページが中心になります。
現場の写真や工事の情報を誰がどのように集めてページにするのか、具体的な進め方を確認しましょう。
ポイント③|協力会社の募集や採用のページも相談できるか
受注、協力会社の募集、採用のページは、同じホームページの中で役割を分けて作る必要があります。
受注のためのページだけでなく、協力会社の募集や採用のページの構成まで相談できる会社を選びましょう。
ポイント④|検索順位を保証しないか
Googleは、SEO業者について解説した公式ガイドのなかで、次のように述べています。
Google で一番上に掲載されることは誰にも保証できません。
これは、検索エンジンを運営するGoogle自身の見解です(2026年6月10日更新のページ)。
順位の保証ではなく、工事の問い合わせや協力会社の応募の数など、成果の測り方を説明できる会社を選びましょう。
まとめ:建設会社のSEO対策は「工種別のページ・施工実績・許可の情報」から

本記事では、元請け・BtoBの受注、協力会社の募集、採用を中心に、建設会社のSEO対策を解説しました。
- キーワードは、工種+地域、施設の種類、協力会社の募集、採用の4種類に分けて、受け止めるページを決める
- 工種・施設の種類ごとのページ、文章で書く施工実績、機械や規模の数字、本文のテキストでの説明に取り組む
- 建設業許可の番号と業種、一般・特定の別、経営事項審査を、会社概要と工種別のページで示す
- 協力会社の募集ページには求める許可と取引の条件を、採用ページには休日や残業の実態を書く
- 外注先は、業界の実績、施工実績づくりの提案、協力会社・採用ページへの対応、順位を保証しない姿勢で選ぶ
まずは受注を増やしたい工種から、工種別のページと施工実績をそろえるところから始めましょう。
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この記事を書いた人

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- 山口 耀平
職種
マーケティング
Webアナリスト
希望時給単価
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検索順位の海賊の代表の山口耀平です。 超絶良質でかつ愛のこもったコンテンツ制作が可能です。 <強み> ・ドブ板でなんでも対応する精神を持っている ・ユーザー及びGoogleから評価されるビジュアルリッチなコンテンツ制作 ・アフィリエイターとして0からメディアを立ち上げグロースさせた経験から来る感覚値 ・メディア経由のリード獲得からインサイドセールまで一貫して対応可能 <スキル> ▼SEO対策 ・サイト改善 ・オウンドメディア運用 ・CV導線の設計 ▼BtoBマーケティング ・リード獲得戦略設計 ・ホワイトペーパー作成 ・メルマガ配信戦略の立案〜実行 ・インサイドセールス <実績> ○ケース①:人材マッチングアプリ(toB) ホワイトペーパー制作、ライティングのディレクション、ライティング、獲得したリードへの架電全てを一人で手を動かしてメディアを対応しました(一部ライターさんにも手伝ってもらいました)。 ▶️問題・課題 クライアントは元々、コンサル会社が入ってメディアを立ち上げたものの、1件もリード獲得ができていない状況。 ここから、課題としては下記の4点があると仮説を立てました。 1. コンテンツの質が著しく低い 2. 内部リンク設計が全くなされていない 3. スクラッチで構築されたサイトの構造がSEO最適化されていない 4. CVポイントが少なすぎる ▶️実行した施策 そこで下記のような施策を3ヶ月に渡り行いました。 ・競合サイトよりもビジュアルリッチなコンテンツになるようにリライト(30本) ・内部リンクの設計を見直して、必要な新規記事の投下(30本) ・ブロガーが使用する無料のSEO最適化されたテーマへ変更(オウンドメディアのデザインも自分でやったのでコストをめちゃくちゃ抑えられた) ・お役立ち資料の制作とCVポイントの設置 ・獲得したリードへの架電による商談獲得 ▶️結果 契約してから3ヶ月ほどで下記のような成果を出すことに成功しました。 ・人材系のリード獲得メディアを200アクセス数で昨対200%成長 ・メディア経由でのリード獲得を0件→30件に成長 ・ホワイトペーパー製作によるCVポイントの創出 ・架電により10件の商談獲得に成功 ▶️ポイント ・一人でライティングからホワイトペーパー、架電までこなす必要性がありメタディスクリプションの設定等の細かいSEO対策は完全に放棄して、内部リンクとコンテンツの品質に全振りして施策を実行しました。SEO対策は全部やりたがる担当者もいますが、正直後回しでいい施策も結構多いので、本質的な部分にリソースにのみ投下したことで短期間で成果を上げることができました。 ○実績②:通信キャリア事業(toC) ▶️問題・課題 契約者数を増やすためのチャネルが欲しいというニーズがあり。サイトの分析を行い、下記のような課題を抽出。 ・公式サイトがサブドメインで、ルートドメインに対してリダイレクトがかかっている状況がありサイトも評価が分散している ・集客チャネルが広告依存状態になっている状況が発生している ▶️実行した施策 ・サブドメインからルートドメインへのサイトの移行によりドメインへのサイト評価の集中 ・ドメイン配下に小学生の親御さんをターゲットにしたコラムメディアの立ち上げ ・経験者であるママさんライターを小学校の周りでチラシを配って募集 ▶️結果 ・ECサイト本体が移行に伴いアクセスを150%増。 ・オウンドメディアも1年で月次8万アクセスまで成長 ・年次で4000万円規模のインパクトを創出。 ▶️反省点 ・メディアを立ち上げて安定して集客できたものの、キッズ携帯自体が購入まで判断に時間がかかる商材だったため、メルマガ施策やLINE施策もあわせて実行すべきであったと反省。 実績③:個人でのメディア運用 ▶️概要 ・当初、経済学系のオウンドメディアを立ち上げ、中小企業診断士の講座へのアフィリエイト収益を狙って立ち上げ。1年間運用したところ企業メディア等からの被リンクが獲得できたため、仮想通貨系のキーワードのカテゴリを作ってコンテンツを投下したところ、ビッグキーワードで上位獲得を実現(現在は完全に死んだため、月1万円のアドセンス収益に甘んじています) ▶️施策 ・ビジュアルリッチな図解コンテンツを制作(1記事当たり10枚近くの図解を入れた記事もあり) ・内部リンク構造とトピッククラスターを意識 ▶️結果 ・個人でもメディアを運用して月次で10万アクセス集める ・月次10万円の収益、累計で100万円をあげる ・企業メディアやWikipediaからの被リンクの獲得を実現 ・仮想通貨領域でビッグキーワードの「Web3」や「dao」等で検索結果1ページ目達成
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