京都でお店を営んでいると、外国からのお客様が年々増えていると感じる方も多いのではないでしょうか。そのお客様の多くは、スマートフォンのGoogleマップでお店を探し、写真と口コミを見て、行くお店を決めています。

 

この記事では、京都の飲食店・カフェ・和菓子店・旅館・体験教室・美容室などに向けて、なぜいまGoogleマップの対策(MEO対策)に力を入れるべきなのか、外国人のお客様に選ばれるためにマップをどう整えるか、依頼先の選び方をまとめました。

 

あわせて、京都府内に拠点があり、MEO対策を提供している会社を紹介します。

 

 

京都でMEO対策に力を入れるべき理由

訪日客と京都の外国人観光客の数字のまとめ

 

訪日客は過去最高。京都にも大きな波が来ている

 

日本を訪れる外国人旅行者は、2025年に約4,268万人となり、過去最高を更新しました(日本政府観光局の推計)。政府は、2030年に年間6,000万人という目標を掲げています(観光立国推進基本計画、2026年3月閣議決定)。

 

京都市の調査では、2025年に京都市を訪れた外国人観光客は約1,268万人で、過去最多でした。京都市に泊まった外国人も約809万人にのぼります(京都市「令和7(2025)年 京都観光総合調査」)。世界的な観光都市である京都には、これからも大きな波が押し寄せてきます。

 

外国人のお客様は、Googleマップでお店を選ぶ

 

訪日客を対象にした民間の調査では、回答者の99%が日本の旅行中にGoogleマップを使っていました(株式会社Paykeの調査。

 

2025年6月、英語・繁体字中国語・韓国語を話す1,827名が対象)。行き先までの道を調べるだけでなく、近くの飲食店や観光地を探すのにも使われています。

 

日本の方が予約サイトやグルメサイトでお店を探すのとは違い、外国人のお客様にとっては、Googleマップのプロフィールがお店の「顔」です。地図に出てきた写真、星の数、口コミの中身、営業時間を見て、そのまま歩いて来店します。

 

対策していないお店は、選ばれる前に候補から外れている

Googleマップのセルフチェックリスト

 

次のような状態だと、外国人のお客様には「よく分からないお店」に見えてしまい、近くの別のお店に流れます。

 

  • 写真が少ない、または古く、何のお店か伝わらない
  • 星の評価が低いまま、または口コミがほとんどない
  • 外国語で書かれた口コミに、返信していない
  • メニューや料金、予約の方法が日本語でしか分からない
  • 臨時休業や営業時間の変更がマップに反映されていない

 

祇園・四条河原町・嵐山のように、観光客が集まる場所ほど、同じ業種のお店が近くにたくさん並びます。外国語の情報が整っているかどうかは、そのまま来店数の差になります。

 

 

外国人のお客様に選ばれるGoogleマップの整え方

外国人のお客様に選ばれるマップの整え方5つ

外国人のお客様に向けたMEO対策でやることは、次のとおりです。どれも、Googleビジネスプロフィール(Googleマップに出るお店の情報を管理する、Googleの無料サービス)でできます。

 

  1. 外国語の口コミに、その言語で返信する:Googleマップには口コミを翻訳して表示する機能もありますが、英語の口コミには英語で、中国語の口コミには中国語で返すと、お店の丁寧さがそのまま伝わります。ほかの外国人のお客様も、その返信を読んで来店を決めます
  2. 投稿を、日本語と外国語の両方で出す:季節のメニュー、拝観時間に合わせた営業時間、予約の案内などを、日本語と英語(必要に応じて中国語・韓国語)で発信します
  3. メニューやサービスに外国語を添える:料理名や料金、コースの中身が分かるようにします。アレルギーや食べられない食材が気になる方も多いので、使っている食材を書いておくと安心してもらえます
  4. 写真で伝える:料理、店内、入口の外観、外国語のメニュー表など、言葉が分からなくても伝わる写真を増やします
  5. 店名は看板どおりに:Googleのガイドラインでは、店名は看板などで実際に使っている名前にする決まりがあります。英語の店名に書き換えるのではなく、説明やメニュー、投稿、返信を外国語でも整えるのが正しいやり方です

 

そもそもMEO・Googleマップ対策とは

Googleマップの順位を決める3つの要素

MEO(Map Engine Optimization)は、Googleマップや「地域名+業種」の検索で、お店を見つけてもらいやすくする取り組みです。

 

Googleは、地図に出るお店の順番を、主に「関連性(検索された言葉とお店の情報が合っているか)」「距離(検索した人からお店までの距離)」「知名度(口コミの数や評価、お店に関するほかのサイトでの情報など)」の3つで決めていると公表しています。

 

距離はお店の側では変えられないため、プロフィールの情報を正しく詳しく整え、口コミを増やして丁寧に返信することが、対策の中心になります。なお、Googleビジネスプロフィールの作成と掲載は無料です。

 

口コミを集めるときの決まり

口コミを集めるときの3つのNG

外国人のお客様にも日本人のお客様にも、口コミのお願いの仕方には決まりがあります。

 

  • 口コミと引き換えに特典を出さない:「口コミを書いたら1品サービス」などは、Googleのポリシーで禁止されています。日本では、高評価の口コミを条件に割引などを伝えた医療機関に、消費者庁が景品表示法で措置命令を出した例もあります
  • 評価によってお願いの仕方を変えない:満足したお客様にだけお願いするのではなく、来店した方に同じ形で案内します
  • 口コミの文章をお店が用意しない:お客様が自分の言葉で書くのが前提です。外国語の口コミも同じです

 

店内に外国語も添えたQRコードやカードを置いておくと、声をかけなくても、来店した方全員に同じ形で案内できます。

 

 

依頼先を選ぶときのチェックリスト

MEO対策会社を選ぶときのチェックリスト
  • 外国語の口コミへの返信や、外国語での投稿に対応しているか
  • 外国語の対応が料金に含まれているか、別料金か
  • 「必ず1位にします」など、順位を保証していないか(Google自身が、上位表示を保証する業者に注意するよう呼びかけています)
  • 口コミの集め方が、Googleのポリシーと景品表示法に沿っているか
  • 投稿や返信の文章を、掲載前に確認させてもらえるか
  • どの数字を、どのくらいの頻度で報告してくれるか
  • 契約が終わったとき、プロフィールの管理権限がお店に残るか

 

京都のMEO対策会社おすすめ5選

ここからは、MEO対策を自社のサービスとして提供している会社を紹介します。2社目からは、京都府内に拠点がある会社です。所在地と料金は、各社の公式サイトに載っている内容です。

 

本記事は、株式会社LAYR代表が書いています。紹介する1社目の「マチコミ」は筆者の会社のサービスです。掲載順は評価の順位ではありません。

 

1. マチコミ(株式会社LAYR)

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向いているお店:外国人のお客様が多い、京都・関西の飲食店・カフェ・旅館・体験教室・美容室など。日本語と外国語のマップ対策をまとめて任せたいお店に。

 

マチコミは、株式会社LAYRのMEO対策(Googleマップ集客)サービスです。大阪府を拠点に、京都をはじめ関西のお店を支援しています。英語・中国語・韓国語など、多言語でのMEO対策に対応しています。

 

  • 外国語対応も日本語と同じ料金:外国語での口コミ返信・投稿代行も追加料金なし
  • プロフィール整備と投稿代行:Googleのガイドラインに沿って情報を整備し、日本語と外国語で定期投稿
  • 口コミ返信の下書き:口コミと同じ言語で下書きし、お店の確認後に掲載
  • 月次レポート:マップ上の順位に加え、閲覧数・電話・ルート検索の件数を毎月報告
拠点大阪府枚方市
料金無料相談でご案内(外国語の対応も同じ料金)
対応オンラインのほか、関西のお店には訪問も
公式サイトhttps://layr.co.jp/service/meo/

2. C&C株式会社(エースペック)

エースペック(a-spcc)のMEO対策ページ

向いているお店:ホームページの制作や更新とあわせて、MEO対策を相談したいお店

 

京都市中京区のC&C株式会社(1999年設立)のインターネットコンテンツ事業部が運営する、ホームページ制作サービス「エースペック(a-spcc)」です。

 

企業・学校法人・寺院・商業施設など幅広い業種のホームページ制作を手がけ、SEO対策・MEO対策・ランディングページ制作・Web広告運用・運用サポートまで、まとめて対応しています。

 

  • ホームページとまとめて相談できる:制作・SEO対策とあわせて、Googleマップの対策も任せられます
  • 来店につながる検索を狙う:「地域+サービス名・業種名」で探しているお客様の集客を目指します
  • 要望に合わせて提案:料金は施策によって変わり、要望に合わせて提案・見積もりをすると案内されています
所在地京都府京都市中京区七観音町629-1
料金(公式サイトの記載)月額15,000円〜(施策により変動)
外国語の対応公式サイトに記載なし
公式サイトhttps://www.a-spcc.jp/meotaisaku/

3. 株式会社クロスウィッシュ

株式会社クロスウィッシュのMEO対策代行サービスのページ

向いているお店:初期費用をかけずに始めたいお店、複数の店舗をまとめて任せたいお店

 

京都市中京区のWeb制作・Webマーケティング会社です(2011年設立)。MEO対策の代行サービスでは、Googleビジネスプロフィールの最適化から、毎月の投稿・写真の更新、レポートまでを任せられます。自分で運用したい方向けに、初期設定だけを代行するプラン(55,000円・税込)もあります。

 

  • 毎月の更新を代行:投稿や写真の更新を代わりに行い、順位とユーザーの行動をレポートします
  • MEOツールつき:口コミの管理やAIによる返信のサポート、Instagramの投稿をGoogleビジネスプロフィールにも載せる連携機能があります
  • 多店舗は割安:店舗数が増えると、1店舗あたりの月額が下がる料金体系です
所在地京都府京都市中京区油小路三条上ル宗林町98 英守ビル211
料金(公式サイトの記載・税込)1店舗 月額22,000円、初期費用0円、契約期間12か月から(2〜10店舗は1店舗あたり月額16,500円)
外国語の対応公式サイトに記載なし
公式サイトhttps://www.crosswish.com/meo/

4. 株式会社イータイム

株式会社イータイムのMEO対策ページ

向いているお店:京都の街にくわしい会社に、ホームページとあわせて相談したいお店

京都市中京区の会社です(2011年設立)。

 

2007年から祇園・木屋町・先斗町のエリアマップ「e-timeMAP」を発行してきた会社で、ホームページ制作や販促物、IT・DXの支援を行っています。2023年9月にGoogleマップのMEO事業を始めました。

 

  • 順位と競合を見える化:ローカル順位のチェック、競合店舗との比較、検索キーワードの分析ができます
  • 投稿と更新の手間を減らす:投稿の予約・一括投稿、Instagram連携、多店舗の店舗情報の一括更新に対応しています
  • 口コミ向けのオプション:口コミの管理・返信を効率化する「e-time Review」(月額4,400円〜)などがあります
所在地京都府京都市中京区三条通高倉東入桝屋町57 京都三条ビル5F
料金(公式サイトの記載・税込)スタータープラン 月額6,600円〜(1マップあたり)、初期費用14,300円、6か月契約
外国語の対応公式サイトに記載なし
公式サイトhttps://e-time.jp/contents/meo/

5. 株式会社グッドランプ

株式会社グッドランプのUberall導入サポートのページ

向いているお店:多店舗の情報をツールでまとめて管理したいお店、海外でも使われているツールを使いたいお店

 

京都市下京区の会社です(2018年設立)。飲食店の経営・プロデュースから始まり、いまは空き家のマッチングサービスとMEO支援を手がけています。MEO支援では、店舗情報の管理ツール「Uberall」の導入をサポートしています。

 

  • 店舗情報をまとめて更新:Googleビジネスプロフィールを含む125以上のサービスの店舗情報を、一度の操作で更新
  • 口コミと投稿を一元管理:口コミの確認・返信や、SNSへの一括投稿(AIによる文章作成のサポートつき)ができます
  • インバウンド対策の記載あり:英語や中国語など、海外の旅行者にも店舗情報を届ける仕組みが紹介
所在地京都府京都市下京区傘鉾町54 光月堂ビル2F
料金公式サイトに料金の記載なし(問い合わせで確認)
外国語の対応公式サイトにインバウンド対策の記載あり
公式サイトhttps://uberall.goodrnp.jp/

5社のまとめ

会社拠点料金(公式サイトの記載)外国語の対応向いているお店
マチコミ(株式会社LAYR)大阪府(京都は訪問・オンライン)無料相談でご案内英語・中国語・韓国語など。日本語と同じ料金日本語と外国語のマップ対策をまとめて任せたい
C&C株式会社(エースペック)京都市中京区月額15,000円〜公式サイトに記載なしホームページとあわせて相談したい
株式会社クロスウィッシュ京都市中京区月額22,000円(税込)・初期費用0円公式サイトに記載なし初期費用をかけずに始めたい
株式会社イータイム京都市中京区月額6,600円〜(税込)・初期費用14,300円公式サイトに記載なし京都の会社にホームページとあわせて相談したい
株式会社グッドランプ京都市下京区公式サイトに記載なしインバウンド対策の記載ありツールで多店舗をまとめて管理したい

サービス内容の比較

各社の公式サイトに載っている内容をもとに、運用の進め方を比べました。

会社進め方投稿口コミレポート・分析
マチコミ(株式会社LAYR)運用を代行日本語と外国語で代行返信を下書き(確認後に掲載)月次レポート
C&C株式会社(エースペック)ホームページ制作とあわせて提案公式サイトに記載なし公式サイトに記載なし公式サイトに記載なし
株式会社クロスウィッシュ運用を代行毎月の投稿・写真更新を代行ツールで管理・AI返信サポート順位・ユーザーアクションのレポート
株式会社イータイムツールを使った支援予約投稿・一括投稿返信の効率化はオプションパフォーマンス分析・定期レポート
株式会社グッドランプツール(Uberall)の導入サポート各媒体へ一括投稿(代行はオプション)一元管理・返信(代行はオプション)管理画面で分析(解析代行はオプション)

よくある質問

Q. 外国語の口コミには、日本語で返信してもいいですか?

A. 返信しないよりは、日本語でも返信したほうが丁寧です。

 

ただ、口コミを書いた方の言語で返すと、気持ちがそのまま伝わり、同じ国のお客様がその返信を読んで来店を決めることもあります。翻訳ツールで作った文は、意味が正しく伝わるかを確かめてから載せてください。

 

Q. 店名を英語にしたほうが、外国人に見つけてもらえますか?

A. 看板で英語の店名を使っていない場合は、変えないでください。Googleのガイドラインでは、店名は実際に使っている名前にする決まりがあり、違反すると表示が止まるおそれがあります。

 

外国人のお客様向けには、説明やメニュー、投稿、口コミの返信を外国語でも整えるのがおすすめです。

 

Q. マップの順位は保証してもらえますか?

A. 保証はできないと考えてください。Googleは順位を上げるための依頼やお金を受け付けておらず、順位は検索する人の場所によっても変わります。

 

京都のように観光客が多い地域では、検索する人がいる場所によって、出てくるお店も大きく変わります。

 

京都でインバウンドに強いGoogleマップ集客を任せたい方

MEO対策「マチコミ」では、英語・中国語・韓国語など多言語に対応し、外国語での口コミ返信・投稿代行も、日本語と同じ料金でお引き受けします。「外国語の口コミに返信できていない」「外国人のお客様にお店の良さが伝わっていない」という段階からご相談いただけます。

 

  • 無料相談:30分から。オンラインのほか、京都・大阪など関西のお店には訪問でも伺います
  • 現状の診断:いまのプロフィールの状態と、外国人のお客様に向けてまず直すところをお伝えします
  • 料金:店舗数や業種、いまのプロフィールの状態をうかがってご案内します。外国語の対応も同じ料金に含みます

 

▶ 無料相談のお申し込みはこちら:https://layr.co.jp/contact/