ちょっと待った! そのAI画像大丈夫!? AI画像の意外な落とし穴
- 舘野 亜実
- 記事制作日2026年10月23日
- 更新日2026年10月23日
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はじめに
AIで作った画像を、そのまま資料やWebに使っている方は多いと思います。
しかし、その画像が「意図した通りの色で相手に届いているか」を意識したことはあるでしょうか。
基本的に生成AIが出力する画像には、カラープロファイルが埋め込まれていません。
この記事では、そのことで何が起きるのかを、Webと印刷に分けて整理します。
カラープロファイルが埋め込まれていないと、どうなるのか
RGBの数値は、それだけでは絶対的な色を示しません。
「R255 G0 B0」でも、sRGBとして解釈するか、Adobe RGBやDisplay P3として解釈するかで、色が変わります。
プロファイルがない画像は、宛先の記載がない郵便物のようなものです。
どのような色として表示・出力されるかは、受け取る側の環境に委ねられます。
Webで起きる問題
もしかしたら、見ている人には、色が違って見えているかもしれません。
- プロファイルがない画像は、他の環境で正しく開けるかどうかが「運次第」の状態です。
- 以前は、プロファイルがなくてもsRGBとして扱われるものと考えられていました。しかし、Apple製品を中心にDisplay P3の広色域デバイスが普及し、sRGBだけを前提にした運用は成り立ちにくくなっています。
- RGBの色空間の違いによる見え方の変化は、CMYKより大きいことが多いと言われています。どの色空間かを示せない画像は、この変化に無防備です。
- 怖いのは、制作した本人が気づけないことです。自分の環境で問題なく見えていても、ほかの人の環境では違って見えているかもしれません。
印刷で起きる問題
レイアウトで見ている色と、刷る色が違うかもしれません。
- IllustratorやInDesignは、プロファイルのないRGB画像を、カラー設定の「作業用RGB」として扱います。プリプレス向けの設定では、作業用RGBがAdobe RGBのことが多く、実際はsRGBの画像が、彩度の高い状態で表示・レイアウトされます。
- CMYK変換のためにPhotoshopで開くと、sRGBとして開かれて、元の色から変化します。そこからさらにCMYKに変換されるため、色の差が非常に大きくなります。
まとめ
プロファイルがない画像は、Webでは見る人の環境に、印刷では使うソフトの設定に、色の解釈が委ねられます。
なお、プロファイルの扱いを見直すだけで、色にまつわる問題のすべてが解決するとは限りません。
写真データの質、用紙の特性、印刷会社との相性など、要因は複数重なっていることが多いためです。
永遠写工房は、冊子・パンフレット・書籍・ZINEといった「ページ物」の制作を専門とし、企画・構成から取材、DTP・デザイン、印刷入稿までを一貫して担当しています。
- AI画像を使った印刷物の、色の出方に不安がある
- 印刷会社とのやり取りで、色に関するトラブルが続いている
- 冊子・パンフレットなど、ページ物をまとめて任せたい
いずれの段階のご相談であっても、まずはお気軽にお問い合わせください。
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この記事を書いた人

稼働ステータス
◎現在対応可能
- 舘野 亜実
職種
デザイナー
エディトリアルデザイナー
希望時給単価
1,000円~3,000円
プロフィールをご覧いただきありがとうございます。 舘野亜実と申します。 栃木県を拠点に、フリーランスとして活動中です。 政党職員として市議会議員秘書を務めていた約5年間にわたり、通常の秘書業務と合わせて広報誌・議会報告など各種印刷物の制作をインハウスデザイナーとして担当してまいりました。 原稿の執筆から構成、校正、写真の選定・加工まで一貫して手掛け、読み手にとって分かりやすく、かつ美しく仕上がった印刷物を作ることにこだわってきました。 現在は、その経験を活かし、冊子やパンフレット、本などのページ数が多い印刷物を中心に制作しております。 徹底して読みやすい構成と、写真の美しさにこだわった高品質な印刷物データ制作を得意としており、インタビューライターとしての実績もあることから、 「冊子を作りたい」 というご相談一つで、取材・執筆、構成・校正、素材(写真)、入稿まで、一気通貫で対応することができます。 お客様のご要望に丁寧に向き合い、最後まで責任を持って仕上げることを心掛けております。 どうぞよろしくお願いいたします。
スキル
Adobe InDesign
Adobe Photoshop
Microsoft Word
・・・(登録スキル数:4)
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