台本を誰が書くかは、案件ごとに変わります。
実際に、台本は発注側の広告チームが書き、私たちは演者選び・撮影・編集を担当する、という分担で進めている案件もあります。
両方のやり方を経験して分かった、判断の目安を書きます。

この記事のポイント

発注側で台本を書くメリット

いちばん大きいのは、商品への理解の深さです。
お客様がどこで迷うのか、どんな言葉に反応するのかは、日々お客様と接している発注側がいちばんよく知っています。
また、薬機法や景品表示法など、業界のルールに沿った言い回しを社内で確認しながら書ける点も安心です。

制作会社に任せるメリット

一方で、制作会社は「広告として見られる構成」に慣れています。
冒頭の数秒で手を止めてもらう工夫、最後まで見てもらうテンポ、行動につなげる締め方など、たくさんの広告を見てきたからこそ分かる型があります。
商品の説明は正しいのに、広告としては見てもらえない、というズレを防げるのが強みです。

おすすめは「材料は発注側、組み立ては制作会社」

私たちがよくご提案しているのは、役割を分けるやり方です。

発注側にお願いしたいこと

  • お客様のよくある悩みや質問
  • 実際に喜ばれたポイント、口コミ
  • 使ってはいけない表現、必ず入れたい表記

制作会社がやること

  • 冒頭のつかみ方を複数パターン考える
  • 話す順番と尺を決める
  • 演者が自然に話せる言葉に直す

この形にすると、商品の中身はぶれず、広告としての見せ方もプロの型に乗せられます。

台本を発注側で書く場合のコツ

もし社内で台本を書く場合は、次の3点を意識すると仕上がりが安定します。

  • 1本で伝えることは1つに絞る
  • 冒頭は「商品名」ではなく「見る人の悩み」から入る
  • 書いたら声に出して読み、言いにくい言葉を直す

特に3つ目は大切です。文章として読むと自然でも、話し言葉にすると長すぎたり、硬すぎたりすることがよくあります。

分担して分かったこと

台本を発注側が書く案件で、いちばん大事だったのは「台本どおりに撮れなくても慌てない」ことでした。

  • 現場では、演者さんが言いやすい言い回しに自然に変わる
  • そのため編集では、台本の文字より、実際に話した言葉を優先して組み立てる
  • 追加で撮った分やカットした分は、その場で金額の調整を相談する

台本を書く側と撮る側で、どこまでの変更なら事前確認なしでよいかを決めておくと、進行が止まりません。

まとめ

台本は「誰が書くか」よりも、「商品の材料」と「広告の型」の両方がそろっているかが大事です。
BUZZ MEETでは、ヒアリングシートをもとに台本から一緒に作ることも、いただいた台本を広告向けに整えることもできます。

この記事を書いた人

樋口 慧(株式会社BUZZ MEET)
ショート動画広告の企画・撮影・編集・運用を担当。納品した広告動画は1,000本以上・100社以上、提携演者は1,600名以上。

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