修正が少なく済む、動画広告のオリエンシートの書き方
- 樋口 慧
- 記事制作日2026年10月28日
- 更新日2026年10月29日
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修正が何度も続いた案件を振り返ると、原因はたいてい最初のオリエン(依頼内容の共有)にあります。
実際の修正の中身を数えてみると、映像そのものより「文字」の直しが多いことも分かりました。修正を減らすために、オリエンシートに書いておきたい項目を紹介します。

1. 誰に向けた広告か
年齢や性別だけでなく、「どんな場面で、どんな悩みを持っている人か」まで書いてください。
例:「子どもを寝かしつけたあと、スマホで自分のスキンケアを調べている30代の母親」
ここが具体的だと、演者選びや冒頭の一言が一気に決まります。
2. 見たあとにしてほしい行動
購入、資料請求、無料体験、LINE登録など、ゴールは1つに絞って書きます。
ゴールが複数あると、動画の締め方がぼやけてしまいます。
3. 伝えたいこと(優先順位つき)
伝えたいことが5つあっても、15〜30秒の動画で伝えられるのは1〜2個です。
「いちばん伝えたいこと」「できれば入れたいこと」と順番をつけておくと、構成を決めるときに迷いません。
4. 使ってはいけない表現・必ず入れる表記
業界によっては、言ってはいけない言葉や、必ず入れる注釈があります。
「効果を断定しない」「価格は税込で表示」など、分かっている範囲で最初に共有していただけると、修正の大部分がなくなります。
実際の修正を数えてみた
過去の修正を見返すと、直された箇所には偏りがありました。
- 映像と音声はそのままで、サービス名の表記(正式名称)と改行の位置だけを直した修正
- 7本すべての冒頭に、ブランドロゴを約1.2秒足した修正
どちらも、オリエンの段階で「正しい表記」と「ロゴの出し方」が書いてあれば防げたものです。4番の項目は、特に丁寧に書いておくのがおすすめです。
5. 参考にしたい動画と、避けたい動画
言葉で「明るい雰囲気で」と書くよりも、参考動画を1本見せていただくほうが確実です。
あわせて「これは違う」という例もあると、方向性のずれがほとんどなくなります。
6. 配信先と尺
Meta、TikTok、YouTubeショートなど、配信先によって合う長さやテンポが変わります。
決まっていれば配信先と希望の尺を、未定ならその旨を書いておいてください。
7. 確認する人と期限
意外と見落とされがちなのが、社内の確認フローです。
担当者さんはOKでも、最後に上長の確認で大きく方向転換、ということは少なくありません。
誰が最終確認をするのか、何日で戻せるのかを最初に決めておくと、スケジュールが崩れにくくなります。
まとめ
オリエンシートは、うまく書くことより「抜けがないこと」が大切です。
BUZZ MEETでは、ご依頼時にヒアリング項目をお渡しして、一緒に埋めながら企画を進めています。
「何から書けばいいか分からない」という段階でも大丈夫です。
この記事を書いた人
樋口 慧(株式会社BUZZ MEET)
ショート動画広告の企画・撮影・編集・運用を担当。納品した広告動画は1,000本以上・100社以上、提携演者は1,600名以上。
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