納品した動画から159本を選んで尺を並べると、30〜45秒に集中していました。60秒を超えるものは14本だけです。
ただ、テンポは媒体と商材でかなり違います。配信先ごとの作り分けを、実際の数字とあわせてまとめます。

この記事のポイント

Meta(Instagram・Facebook)

  • おすすめの尺:15〜30秒
  • テンポ:中くらい。きれいさ、分かりやすさが好まれる
  • ポイント:音を出さずに見ている人が多いので、テロップは必須

Instagramは、知人の投稿やおしゃれな写真と一緒に流れてきます。
いきなり強い売り込みよりも、「役に立つ情報」「共感できる話」から入るほうがなじみます。

TikTok

  • おすすめの尺:15〜45秒
  • テンポ:速め。2〜3秒に1回は画面を変える
  • ポイント:音ありで見る人が多い。話し言葉やBGMの選び方が大事

TikTokは「広告っぽさ」がいちばん嫌われやすい場所です。
一般の人が撮ったような雰囲気、本音っぽい話し方、流行の音楽に乗せたテンポが効果的です。

YouTubeショート

  • おすすめの尺:20〜60秒
  • テンポ:中くらい〜速め
  • ポイント:じっくり見る人もいるので、説明が多めでも最後まで見てもらいやすい

YouTubeは「調べもの」の流れで見ている人もいるため、比較や解説のような、情報量の多い動画とも相性が良いです。

納品動画159本のテンポ

尺とテンポには、はっきりした関係がありました。

  • 20秒以下の動画:10秒あたり約7回カットが変わる
  • 60秒を超える動画:10秒あたり約4回
  • 商材別では、ゲーム・物販は約1秒ごと、クリニック・サロンは約1.7秒ごと、ブランド・体験談は約3秒ごとが多い

媒体を変えるときは、尺を変えたらテンポも一緒に変える、と覚えておくと失敗しません。

作り分けのコツ:素材は共通、編集だけ変える

3媒体分を別々に撮影する必要はありません。
私たちは、1回の撮影で多めに素材を撮っておき、編集の段階で媒体ごとに次の部分を変えています。

  • 冒頭の一言とテロップ
  • カットの切り替えの速さ
  • BGMの有無と音量
  • 尺(長いものから短いものを切り出す)

これだけでも、同じ素材から媒体に合った動画を複数作れます。

「どの媒体から始めるか」の考え方

予算が限られている場合は、まず1つの媒体で当たりの動画を見つけてから広げるのがおすすめです。
商材のターゲットがどこにいるかで選びますが、迷ったら次を目安にしてください。

  • 30〜50代の女性、美容や暮らし系:Meta
  • 10〜30代、話題性のある商材:TikTok
  • 比較検討が長い商材、BtoB:YouTubeショート

まとめ

動画広告は「どこに出すか」で、正解の形が変わります。
BUZZ MEETでは、配信先に合わせた尺と構成で、1回の撮影から複数パターンの動画を制作しています。

この記事を書いた人

樋口 慧(株式会社BUZZ MEET)
ショート動画広告の企画・撮影・編集・運用を担当。納品した広告動画は1,000本以上・100社以上、提携演者は1,600名以上。

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