SNSで集客に取り組む工務店が増えてきました。

ただ、フォロワーが増えたからといって、見学会への来場が増えるとは限りません。

 

住宅は検討期間が長くなりやすい商材です。

SNSで工務店を知ったお客様がホームページで施工事例を見て、LINEで情報を受け取り、ようやく見学会に足を運びます。

こうした来場までの流れを設計できるかどうかで、SNSの成果には差が出やすくなります。

 

だからこそ、依頼先を選ぶときは「投稿をどれだけ作ってくれるか」よりも「来場までの導線をどこまで一緒に考えてくれるか」を重視して比べてみてください。

 

本記事では、SNSコンサル・運用代行・内製化支援の違いと、自社運用か外部依頼かの判断目安を整理したうえで、工務店におすすめのSNSコンサル5社を紹介します。

契約前に確認しておきたいポイントも3つに絞ってまとめました。

SNSコンサル・運用代行・内製化支援の違い

SNSを外部に頼むときは、「SNSコンサル」「運用代行」「内製化支援」のどの支援が必要なのかを先に整理しましょう。

3タイプは任せられる範囲が大きく異なるため、タイプを決めるだけで依頼先の候補も絞り込みやすくなります。

タイプおもな支援内容向いている工務店
SNSコンサルアカウントの方向性づくり、KPI設計、投稿内容や導線の改善提案投稿作業は社内で回せるが、成果が出る運用方針がわからない
運用代行投稿の企画・制作・投稿、コメント対応、運用レポート広報担当がいない、または兼務で投稿が続かない
内製化支援運用を代行しながら、ノウハウを社内に移していく将来的には自社でSNSを回せる体制をつくりたい

実際の対応範囲は会社によってさまざまで、複数のタイプを兼ねている会社も多くあります。

例えば戦略設計から投稿制作まで一貫して引き受ける会社もあれば、Instagramの投稿代行に特化している会社もあります。

 

依頼先は、会社名や「コンサル」「代行」といった呼び名ではなく、どこからどこまでを任せられるかで選んでください。

初回相談の段階で、戦略設計・投稿制作・撮影・広告運用・レポートのうち、どれが月額に含まれるかを確認しておきましょう。

自社運用と外部依頼、どちらが合うかの判断目安

自社運用なら外注費を抑えられますが、担当者の工数がかかるうえ、運用ノウハウも自力で蓄積しなければなりません。
一方、外部に依頼すると費用は発生するものの、社内の負担を抑えながら、SNS運用の専門的な知見を取り入れられます。

住宅業界に精通した会社を選べば、実務に沿った運用ノウハウを取り入れられるでしょう。

比較項目自社運用外部依頼
費用人件費以外はほぼかからない月額の支援費用がかかる
社内の工数企画・撮影・投稿・分析まですべて社内で担う素材提供や投稿内容の確認が中心になる
ノウハウ試行錯誤しながら少しずつ蓄積する他社の支援事例から得た知見を活かしやすい
継続性担当者の繁忙や退職で止まりやすい契約期間中は一定の頻度で投稿を続けやすい
自社の家づくりへの理解自社の家づくりを深く理解している初期のヒアリングで自社の強みを共有する必要がある

専任の広報担当がいて、施工写真やお客様の声が社内に十分そろっている工務店は、自社運用で投稿の型をつくりましょう。

反対に、担当者が兼務で投稿が途切れがちな場合や、しばらく運用しても来場や問合

せにつながらない場合は、外部への依頼を検討してください。

 

「すべて任せるか、すべて自社でやるか」の二択で考える必要はありません。

戦略だけプロに相談して投稿は社内で続ける、最初は代行を頼んで運用が安定したら内製化する、といった段階的な使い方も選択肢に入れておくと、予算に合わせた依頼がしやすくなります。

工務店におすすめのSNSコンサル5社

ここからは、工務店のSNS集客を支援しているおすすめの5社を紹介します。

YouTube中心の会社、Instagram運用代行の会社、広告やWeb全体まで相談できる会社など、得意な領域はそれぞれ異なります。

自社の課題に合う会社を2〜3社選び、比較しながら相談してみてください。

この記事の選定基準

本記事で紹介する5社は、エイチリンク株式会社が以下の基準で選定しました。

 

今回は、フォロワー数を伸ばすことよりも、来場や問合せにつなげることを重視している会社を中心に選んでいます。

重視したポイントは次の5つです。

 

  • 住宅・工務店の支援実績:住宅・工務店向けの支援事例やサービスを公式サイトで公開しているか
  • 来場・問合せを重視する姿勢:フォロワー数や再生数だけでなく、来場や問合せなど受注に近い成果を重視しているか
  • 戦略からの支援:投稿作業だけで終わらず、アカウントの方向性や導線づくりから相談できるか
  • 担当・報告の体制:担当者の体制やレポートの頻度が公式サイトで明示されているか
  • 相談のしやすさ:問合せ窓口や契約の流れが明確で、初めてでも相談しやすいか

 

いずれも、各社の公式サイトで公開されている情報をもとに確認しています。

まずは5社の特徴を比較表で確認してみてください。

会社名特徴・強みおもな実績費用目安
株式会社ビーヘルシー・YouTubeを主軸にしたコンサル型のSNS運用
・問合せや売上をKPIに置く運用
累計200社以上のSNS運用支援/動画制作1万本以上月額30〜100万円前後
StockSun株式会社・通過率1%の認定パートナーが担当
・SNS・SEO・広告を横断して相談できる
工務店のYouTube運用・出演の支援事例あり要問合せ
株式会社SHO-SAN・工務店・住宅会社専門のInstagram運用
・工務店特化の独自分析ツールで改善
Instagram経由の来場 平均+1〜10組/月要問合せ
FREEDOM X株式会社・住宅会社から独立したマーケティング室
・SNS広告やホームページ改善にも対応
セルコホームのInstagramで1年半に2,000人以上のフォロワー獲得要問合せ
日本ビルダーズ・写真素材の準備から任せられる運用代行
・専任スタッフによる週次レポート
支援先20社のフォロワー純増数を公開要問合せ(初期費用無料)

※2026年9月時点の情報です。最新の費用・対応範囲は各社公式サイトまたは直接お問合せにてご確認ください。

おすすめ1. 株式会社ビーヘルシー

株式会社ビーヘルシー 公式サイト

株式会社ビーヘルシーは、YouTubeを起点に売上や問合せの増加に直結する仕組みを構築する、戦略実装型のSNSマーケティング会社です。

BtoB・医療・士業・不動産・採用など、顧客や求職者との中長期的な信頼関係づくりが欠かせない領域に強みを持ちます。

 

累計200社以上・動画制作1万本以上の実績を背景に、各SNSのアルゴリズムとデータに基づく検証・改善を高速で回す体制を整えています。

再生回数やフォロワー数ではなく、問合せ・応募・売上といった成果をKPIに置いて運用する点も特徴です。

 

工務店の支援では、ルームツアーを中心としたYouTube運用で、1年以内に「YouTubeを見て来場しました」という問合せを獲得した事例があります。

地域に根ざしたキーワードでのVSEO(動画SEO)対策に加え、ショート動画をTikTokやInstagramに合わせて展開し、LINE登録や資料請求への導線も各SNSに合わせて設計しています。

項目内容
費用の目安・月額30〜100万円前後
・内容と本数により変動
おもな実績・累計200社以上のSNS運用支援
・累計動画1万本以上
・上場企業を含む大手10社以上の支援
・地域工務店でYouTube経由の来場問合せを獲得
・コンサルティング会社で問合せ数が半年で6倍
対応SNS・YouTube
・Instagram
・TikTok
得意領域・BtoB、医療、士業、不動産、人材、採用など高単価の領域
こんな工務店におすすめ・ルームツアーや施工の工程を動画で資産化し、来場につなげたい

おすすめ2. StockSun株式会社

StockSun株式会社 公式サイト

StockSun株式会社は、通過率1%の審査を突破した認定パートナーが担当につき、SNSを含むWebマーケティング全体を支援する会社です。

所属するコンサルタント約50名の情報を公式サイトで公開しているため、依頼する側は担当者を選んで指名できます。

 

SNS支援では、自身でSNSアカウントを立ち上げて運営・売却した経験を持つコンサルタントが中心となって担当します。

アカウントのコンセプトづくりから、売上を生むモデルづくりまでを一貫して支援しています。

SEOやWeb広告、LINE運用に強いコンサルタントも在籍しており、領域を横断した相談ができます。

 

住宅業界や工務店、不動産会社向けのWebマーケティング支援にも取り組んでいます。

工務店からYouTubeの運用と出演をすべて任せたいという相談を受け、支援した事例も公開されています。

SNSとホームページのどちらから手をつけるべきか迷っている段階でも、集客全体を見渡したうえで相談が可能です。

項目内容
費用の目安・コンサルのみ 月25万円〜(最低3か月〜)
・実行支援のみ 月30万円〜(最低3か月〜)
・実行+コンサル 月50万円〜(最低6か月〜)
・いずれも税抜の目安
おもな実績・通過率1%の審査を通った認定パートナー制度
・約50名のコンサルタント情報を公開
・工務店のYouTube運用・出演の支援事例
対応SNS・YouTube
・Instagram
・TikTok
・LINE
得意領域・SNSコンサル、SEO・MEO対策、Web広告などWebマーケティング全般
こんな工務店におすすめ・SNSに加えてSEOや広告まで横断して集客を見直したい

おすすめ3. 株式会社SHO-SAN

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株式会社SHO-SANは、住宅業界に特化したマーケティング×AI支援を掲げ、工務店・住宅会社のInstagram運用を代行する会社です。

マーケティングやブランディング、AI活用支援など、工務店向けのサービスを幅広く展開しています。

 

SNS運用では、1日1投稿からの運用代行に加え、運用レポートやInstagramのアカウントデザイン、リスティング・Facebook広告の代理運用まで対応しています。

工務店特化の独自分析ツールを使い、投稿の効果検証と改善を回している点も特徴です。

 

公式サイトでは、Instagram経由の来場が平均で月1〜10組増えた実績を掲載しています。

フォロワーも平均で月200人増えており、フォロワー数と来場の両面で成果を示しています。

ホームページ制作やロゴのリニューアルも手がけているため、Instagramを入口に、工務店としての見せ方全体を整える相談も可能です。

項目内容
費用の目安・要問合せ
おもな実績・Instagram経由の来場 平均+1〜10組/月
・フォロワー増加 平均200人/月
・工務店特化の独自分析ツールで運用を改善
対応SNS・Instagram
・Facebook(広告運用)
得意領域・工務店・住宅会社のInstagram運用代行、アカウントデザイン、インターネット広告の代理運用
こんな工務店におすすめ・Instagramを中心に、工務店特化の分析で来場を増やしたい

おすすめ4. FREEDOM X株式会社

FREEDOM X株式会社 公式サイト

FREEDOM X株式会社は、年間約400棟を手がける建築会社のマーケティング室が独立して生まれた、住宅業界特化のWebマーケティング支援会社です。

住宅会社の内側で集客に取り組んできた経験をもとに、工務店やハウスメーカーを支援しています。

 

Instagramの運用代行では、トレンドに合わせてハッシュタグを付けたり、ユーザー分析をもとに投稿を改善したりしています。

SNS広告の運用やホームページの導線改善も手がけており、SNSで会社を知ったお客様が問合せに至るまでの流れをまとめて見直す相談もできます。

 

セルコホーム株式会社のInstagram運用代行では、1年半でフォロワーが2,000人以上増えました。

SNS広告を中心に支援した工務店からは、施策開始前の1年間と比べて問合せ総数が700%増えたという声も寄せられています。

項目内容
費用の目安・要問合せ
おもな実績・セルコホームのInstagramで1年半に2,000人以上のフォロワー獲得
・SNS広告の運用で問合せ総数700%増の支援事例
・年間約400棟の建築会社から独立したマーケティング室
対応SNS・Instagram
・Facebook(広告運用)
得意領域・住宅業界特化のWebマーケティング、SNS広告運用、ホームページの導線改善
こんな工務店におすすめ・SNS広告やホームページの導線まで含めて集客を見直したい

おすすめ5. 日本ビルダーズ

日本ビルダーズ 公式サイト

日本ビルダーズは、地域の工務店・住宅会社を専門に、Instagramの運用を丸ごと代行するサービスを提供している会社です。

愛知県名古屋市を拠点に住宅建築業や企業コンサルティングなどを展開する、株式会社D'Zホールディングスのグループ企業です。

 

写真や間取り図、投稿コメントといった素材の準備から任せられる点が特徴です。

定期投稿やイベント告知、ユーザーからのコメント対応まで専任スタッフが代行します。

運用成果は専任スタッフとディレクターが週次でまとめて報告します。

 

公式サイトでは、支援先20社のフォロワー純増数を運用期間と併せて公開しています。

最低契約期間は3か月です。その後は3か月ごとに継続か休止かを選ぶ仕組みです。

なお、同じエリアですでにサービスを利用している会社がある場合は、依頼できないケースがあります。

項目内容
費用の目安・要問合せ
・初期費用無料
おもな実績・支援先20社のフォロワー純増数を公開(2024年7月時点)
・素材準備から投稿・コメント対応まで代行
・専任スタッフによる週次レポート
対応SNS・Instagram
得意領域・工務店・住宅会社専門のInstagram運用代行
こんな工務店におすすめ・施工写真や担当者が足りず、Instagramを丸ごと任せたい

初めて依頼する工務店が契約前に確認する3つのポイント

工務店が契約後に「思っていた支援内容と違った」と気付いても、最低契約期間によってはすぐに依頼先を切り替えられない場合があります。

初めて依頼する工務店が契約前の相談で確認しておきたいポイントを、3つに絞って紹介します。

ポイント1:住宅・工務店の支援実績と事例の中身

最初に、依頼先が住宅・工務店を支援した実績を確認します。

家づくりを検討するお客様は、飲食店や美容院のお客様と比べて検討期間が長く、SNSで知ってもらってから来場するまでに時間がかかります。

そのため、ほかの業種で成果を出している会社でも、住宅のお客様の動き方に合わせた運用ができるとは限りません。

 

実績を確認するときは「住宅業界の支援実績があるか」だけでなく、「どのような工務店で、何をして、どのような成果が出たのか」まで聞いてください。

自社と規模やエリアが近い事例があれば、依頼後のイメージがつかみやすくなります。

ポイント2:来場・問合せの数まで報告してもらえるか

次に、依頼先が成果を何で測るかを確認します。

フォロワー数やいいね数はわかりやすい指標ですが、来場につながっているかまでは読み取れません。

 

月次の打ち合わせで「SNS経由で何件の問合せや来場予約があったか」まで報告してもらえるかを、契約前に確認しておきましょう。

ポイント3:素材の用意と契約期間、終了後の扱い

最後に、契約の条件を確認します。

特に、写真や動画といった素材を誰が用意するかは見落としやすいため、忘れずに確認してください。

撮影まで依頼できる会社もあれば、素材は工務店側で用意する前提の会社もあります。

どちらになるかで、社内の負担は大きく変わります。

 

併せて、最低契約期間や解約の条件、契約が終わったあとのアカウントやノウハウの扱いも確認しておきましょう。

SNSのアカウントは、運用を続けるほど工務店の資産になります。

契約終了後も自社で運用を続けられるか、投稿の方針や分析のやり方を引き継げるかまで確認してください。

まとめ:来場までの導線で依頼先を選ぶ

工務店のSNS集客では、投稿の量よりも、SNSから来場までの導線をどう設計するかが成果を左右します。

 

依頼先が「SNSコンサル」「運用代行」「内製化支援」のどれに当たるかで、任せられる範囲は変わります。

まずは自社の課題が戦略づくりにあるのか、投稿の継続にあるのかを整理しましょう。

 

契約前には、住宅業界での事例の中身、来場や問合せの数まで報告してもらえるか、素材の用意と契約終了後の扱いの3点を確認してください。

気になる会社を2〜3社に絞り、無料相談で自社に合う支援の形を比べてみてください。

 

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エイチリンクがどんな会社なのか、もっと詳しく知りたい方はこちらも読んでみてください。

 

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