「Instagramに診察の様子を載せているのに、新規の飼い主さんが増えない」。動物病院の院長から、こうした声をよく聞きます。

ペットを飼う人は、病院を決める前に、InstagramやYouTubeで院内の雰囲気や獣医師の人柄を確かめるようになりました。さらにChatGPTなどのAIに「近くのおすすめの動物病院は?」と聞く人も出てきています。投稿を続けるだけでは、選ばれる理由が伝わりません。

結論から言うと、動物病院で、YouTubeを軸にInstagram・TikTokまで事業成果から設計して任せたいなら株式会社ビーヘルシー、YouTubeチャンネル1本に集中して本格的に作り込みたいなら株式会社BIRDYが候補です。動物病院専門のWeb集患を、SNS運用も含めて頼みたいならスゴヨク、ブランドの世界観をInstagramで伝えたいならテテマーチ。大手企業で複数のSNSを広く運用するならコムニコが合います。

この記事で分かることは次の3つです。

  • 動物病院のSNS運用代行会社5社の特徴と費用の目安
  • 動物病院の発信で気をつけたい3つの違い
  • 費用相場と、効果が出るまでの期間の目安

動物病院のSNS運用代行会社おすすめ5社【比較表あり】

動物病院のSNS運用代行会社は、「軸にするSNS」と「発信ルールへの理解」で選ぶのが近道です。

本記事の選定基準

次の4つの基準で5社を選びました。

  • SNS運用代行・コンサルティングを、公式サイトでサービスとして明記している
  • 所在地などの会社情報を公式サイトで確認できる
  • 動物病院またはペット事業のSNS運用を任せられる(ペット向けの支援を明記している、またはSNS運用代行を幅広い業種に提供している)
  • 企画から投稿・分析まで、運用の中身を公開している

掲載企業のうち2社は、筆者の会社がWeb集客の支援で取引のある企業です。紹介文は各社の公式情報に基づいて書いています。

【比較表】動物病院のSNS運用代行会社5社

会社名所在地得意なSNS動物病院での強み費用の目安
株式会社ビーヘルシー東京都港区(全国対応)YouTube・Instagram・TikTok医療領域に強い。YouTubeから設計できる初期0〜100万円/月30〜100万円前後
株式会社BIRDY東京都新宿区(全国対応)YouTube企業チャンネル専門。歯科クリニックの事例あり月50万円〜(月4本)/初期30万円
株式会社スゴヨク福岡市中央区Instagram・X動物病院専門のWeb集患に、SNS運用代行をオプションで足したい病院月4.4万円〜(税込・集患プラン)
テテマーチ株式会社東京都目黒区(大阪オフィスあり)Instagram・X・TikTok業種特化ではないが、全国対応。ブランドの世界観づくりに要問い合わせ
株式会社コムニコ東京都港区(関西オフィスあり)Instagram・X・LINE・YouTube・TikTokなど9媒体複数SNSとキャンペーンを広く任せられる要問い合わせ

※費用は各社の公式サイトに書かれている目安です。税の扱いや本数で変わります。

1. 株式会社ビーヘルシー

株式会社ビーヘルシーの公式サイト
画像出典:株式会社ビーヘルシー公式サイト https://behealthy.co.jp/service/sns/industry/veterinary-clinic/

会社名/所在地
株式会社ビーヘルシー/東京都港区六本木4-8-5(代表取締役:柴田 章矢)。設立は2017年7月で、全国の企業に対応しています。

特徴
YouTubeを起点に「AI時代に指名される仕組み」を構築する戦略実装型SNSマーケティング会社です。売上や問い合わせの増加に直結する運用を、YouTubeを中心に設計します。BtoB企業や医療・美容・士業など、顧客との中長期的な信頼づくりが欠かせない領域に強みがあります。

支援の進め方にも特徴があります。

  • 詳細なマニュアルと運用プロセスを整え、担当者の経験やセンスに頼らない標準化された運用
  • 運用チームとは別のカスタマーサクセス部署が定例に参加する、独立した改善の仕組み
  • 投稿後の初動データを見て、サムネイルやタイトルをすぐ直す高速改善
  • 企画・制作・VSEO(YouTube内の検索対策)・分析までの一気通貫

任せられる範囲
戦略設計、企画、撮影、編集、投稿、分析、改善、VSEO対策まで任せられます。YouTubeを中心に、Instagram・TikTokの運用まで一体で支援します。運用ノウハウの共有や撮影指導などの内製化支援もあります。

費用目安
初期費用0〜100万円、月額30〜100万円前後です。内容・本数・体制によって変わります。

主な実績
2018年から企業のSNS運用を支援し、累計200社以上・動画1万本以上の実績があります。上場企業を含む大手企業の支援も10社以上です。美容クリニックでは、来院数が月12件から40件以上になりました。コンサル会社では問い合わせ数が半年で6倍、採用ではSNS経由の月間応募数が2倍になった事例を公開しています。

こんな動物病院におすすめ
獣医師の考え方や診療方針を、YouTubeで丁寧に伝えたい動物病院に向いています。得意業種に医療を挙げているため、院の発信に求められる慎重さを前提に相談できます。複数の院を展開し、採用にも力を入れたい動物病院とも相性がよい会社です。

公式サイト
動物病院向けSNS運用代行(ビーヘルシー)/動物病院向けYouTube運用代行(ビーヘルシー)

2. 株式会社BIRDY

株式会社BIRDYの公式サイト
画像出典:株式会社BIRDY公式サイト https://birdy-official.co.jp/solution/youtube/industry/animal-hospital/

会社名/所在地
株式会社BIRDY/東京都新宿区西新宿3-9-3(代表取締役:鳥屋直弘)。全国の企業のチャンネル運用に対応しています。

特徴
企業チャンネル専門のYouTubeコンサルティング・マーケティング会社です。動画を「作るだけ」で終わらせず、問い合わせ・採用・ブランディングにつながる運用を設計します。1チャンネルにつき約7名の自社チームが関わり、企画・制作・編集・分析をそれぞれの担当者が受け持ちます。代表の人脈を活かし、出演者や司会のキャスティングまで設計できる点も特徴です。

任せられる範囲
市場・競合の調査、チャンネル設計、企画・台本、撮影、編集・サムネイルを任せられます。ショート動画への展開、問い合わせまでの導線設計、分析・改善、定例ミーティングも含まれます。社内で回せる状態をめざす内製化支援もあります。

費用目安
月4本で月50万円〜、月8本で月100万円〜、月12本で月150万円〜(税別)です。初期構築費は30万円です。まず小さく試したい企業向けに、制作だけを1本5万円〜(初期15万円・最低4本)で頼めるプランもあります。

主な実績
上場企業を含む累計200社以上の法人YouTubeを支援しています。企画・制作した動画は20,000本以上、総再生回数は2.5億回です。公開事例には、歯科クリニックでYouTube経由の売上が0から年2,000万円になった例があります。介護職で年10名の採用、Webマーケティング会社で開設半年に1,000万円を受注した例もあります。

こんな動物病院におすすめ
診療の流れや院内の雰囲気を、YouTubeでじっくり見せたい動物病院に向いています。歯科クリニックでYouTube経由の売上が増えた事例があり、通院型の医療機関の参考になります。獣医師が出演しにくい場合は、出演者の手配から相談できます。

公式サイト
動物病院向けYouTube運用代行・コンサル(BIRDY)/BIRDYの料金プラン

3. 株式会社スゴヨク

株式会社スゴヨクの公式サイト
画像出典:株式会社スゴヨク公式サイト https://sugoyoku.com/business/animal-hospital/

会社名/所在地
株式会社スゴヨク/福岡県福岡市中央区舞鶴1-8-39 3階(代表取締役:重富 翼)。設立は2016年7月です。

特徴
Webサイトの制作やWebマーケティング、広告運用を行う会社です。公式サイトで「動物病院専門WEB集患サービス」を案内しています。SNS運用代行は、そのオプションとして用意されています。

任せられる範囲
集患サービスの中で、SNS運用代行をオプションとして頼めます。専門チームがInstagramやXなどの主要SNSを代行運用すると、公式サイトに書かれています。

費用目安
集患サービスのプランは、月額4万4,000円(1回限り)〜33万円(税込)です。SNS運用代行のオプション料金は記載がないため、要問い合わせです。

主な実績
専門知識を患者さんに分かりやすく伝え、信頼関係が深まった例を紹介しています。数値の実績は公開されていません。

こんな動物病院におすすめ
ホームページや検索対策とあわせて、SNSの運用も相談したい動物病院に向いています。SNSだけを任せたい病院は、対応範囲を相談時に確かめてください。

公式サイト
動物病院専門WEB集患サービス(スゴヨク)

4. テテマーチ株式会社

会社名/所在地
テテマーチ株式会社/東京都目黒区目黒1-24-12(代表取締役:上田 大介)。大阪オフィス(大阪市中央区)もあります。業種特化ではありませんが、全国の企業に対応するSNS運用会社です。

特徴
2015年設立で、SNSを中心としたマーケティング活動を支援している会社です。「独創的な発想」と「科学的な根拠」を軸に課題の解決に取り組むとしています。SNSマーケティング支援のほか、プロダクト開発やブランドプロデュースも手がけます。

任せられる範囲
SNSマーケティング支援、プロモーション支援、ブランドプロデュースです。公式サイトにはInstagram、X、TikTokの事例が掲載されています。

費用目安
要問い合わせ(公式サイトに料金の記載はありません)。

主な実績
観光団体のInstagramでフォロワー増加の目標4,000人に対し8,837人を達成し、インプレッションが目標の約9.5倍になった事例があります。アパレル企業の店舗スタッフのInstagram支援では、URLクリック数が前年比169%になりました。

こんな動物病院におすすめ
ブランドの世界観や、スタッフの発信を通じて認知を広げたい動物病院に向いています。業種特化の会社ではないため、獣医療広告の制限への理解は、相談時に確認してください。

公式サイト
https://tetemarche.co.jp/

5. 株式会社コムニコ

株式会社コムニコの公式サイト
画像出典:株式会社コムニコ公式サイト https://www.comnico.jp/

会社名/所在地
株式会社コムニコ/東京都港区虎ノ門4-1-13(代表取締役:長谷川 直紀)。関西オフィス(大阪市中央区)もあります。

特徴
2008年設立で、SNSの黎明期から企業のSNS活用を支えてきた会社です。SNSの運用管理ツールを自社で開発・提供していることも特徴です。

任せられる範囲
プランニング、アカウント運用代行、コンサルティング、インフルエンサー活用を任せられます。キャンペーンの企画・運用、リスクマネジメント、広告運用、レポート作成にも対応します。対応媒体は9つです。Instagram、X、Facebook、LINE、YouTube、TikTok、note、LinkedIn、Pinterestに対応しています。

費用目安
要問い合わせ。

主な実績
3,000件以上の運用実績があります(2026年3月末時点)。

こんな動物病院におすすめ
複数の院を持つ大きな動物病院グループで、SNSやキャンペーンを広く運用したい場合に向いています。投稿前の確認など、リスクマネジメントの相談もできます。

公式サイト
https://www.comnico.jp/

5社の住み分け

5社は優劣ではなく、得意なSNSと進め方が違います。

YouTubeを軸に、Instagram・TikTokまで含めて来院の予約から設計したい院は、ビーヘルシーが合います。診療の流れをYouTubeでじっくり見せたい院は、BIRDYが合います。

動物病院専門のWeb集患に、SNS運用をあわせて頼みたいなら、スゴヨクが候補です。ブランドの世界観を発信したい院は、テテマーチがあります。複数の院を持つグループなら、コムニコが候補になります。

動物病院がいまSNS運用に取り組むべき3つの理由

動物病院がSNSに力を入れるべき理由は、「飼い主の探し方」「院の雰囲気での比較」「採用」の3つです。

理由1. 飼い主が、病院を決める前にSNSで院を確かめる

かかりつけの動物病院は、大切な家族を預ける場所です。飼い主は、行く前にInstagramやYouTubeで、院内の雰囲気や獣医師の人柄を見るようになりました。

さらにChatGPTなどのAIに、近くの病院を聞く人もいます。AIはネット上で多く語られている病院を、答えに選びやすい仕組みです。発信している院ほど、名前が出る材料が増えます。

理由2. 同じ地域に病院が多く、雰囲気や考え方で選ばれる

動物病院は、診療科目や設備が似ている院が並びます。診察の腕前は、外からは見えにくいものです。

動画なら、獣医師の説明の仕方や、動物への接し方が伝わります。「ここなら安心して任せられる」と思ってもらえれば、来院につながります。

理由3. 獣医師や動物看護師の採用でもSNSが見られている

求職者は、応募の前に病院のSNSを確かめます。職場の雰囲気や、働くスタッフの声が見えると、応募のハードルが下がります。

実際に、SNS経由の月間応募数が2倍になった事例も公開されています。人材の確保に悩む院ほど、SNSを採用の窓口として育てる価値があります。

動物病院のSNS運用が一般的な運用と違う3つの点

動物病院のSNS運用は、飲食店や小売店と同じ作り方ではうまくいきません。次の3つの違いを、依頼先と最初に共有しておきましょう。

1. 獣医療に関する広告の制限を、前提に投稿を作る

動物病院の発信には、獣医療に関する広告の制限があります。誇大な表現や、他の院と比べて優れていると示す表現は、避けるのが基本です。

たとえば「どんな病気も治せる」のような言い方や、治療の成績を飾る言い方は控えます。SNSの投稿も、広く見られる内容は広告にあたると考えて作ります。

依頼先には、この制限を知っているかを最初に聞いてください。投稿前に院長が確認する流れも、決めておきましょう。

2. 症例や動物の写真は、飼い主の同意を取る

症例の写真は、見る人に役立つ素材です。一方で、飼い主の許可なく載せるとトラブルのもとになります。動物の写真でも、飼い主の顔や自宅が映り込む場合があります。

公開する前に、使い道と公開期間を伝えて、同意を残しておきます。治療中の様子は、飼い主の気持ちにも配慮して扱います。

亡くなった動物の投稿は、とくに慎重に判断しましょう。

3. 診察中は撮影しにくいため、撮影の段取りを先に決める

動物病院は、診察や手術の最中に撮影するのが難しい現場です。動物が緊張して、落ち着かなくなることもあります。

そのため、休診時間にまとめ撮りする、スタッフの紹介や院内の案内を中心にするなど、段取りを先に決めます。診察の様子は、動物の負担が少ない範囲にとどめます。

撮影の頻度や担当者を決めておくと、投稿が途切れません。

動物病院がSNS運用代行で任せられる6つの作業

SNS運用代行で任せられるのは、投稿だけではありません。成果を出す会社は、次の6つをまとめて担当します。

SNS運用代行で任せられる6つの作業(戦略設計・アカウント設計・企画・撮影と投稿・問い合わせ導線・分析と改善)

1. 戦略設計

新規の飼い主を増やすのか、予防や検診の来院を増やすのかを決めます。犬、猫、小動物など、診る動物の中心も絞ります。診療の予約数や応募数など、事業のゴールもここで決めます。

2. アカウント・チャンネルの設計

プロフィール、アカウント名、固定する投稿、獣医師とスタッフの見せ方を決めます。診療時間、場所、夜間や救急の対応が、ひと目で分かるようにしておくと、飼い主が安心します。

3. 企画・台本づくり

「子犬を迎えたら最初にやること」「猫の健康診断で見ること」のように、飼い主の疑問に答えるテーマを並べます。診療内容は、広告の制限に触れない範囲の一般的な情報にとどめます。

4. 撮影・編集・投稿

撮影は、休診時間などに、まとめ撮りするのが現実的です。編集、字幕、サムネイル、投稿の予約までを代行する会社が多くあります。

5. 来院予約までの導線づくり

診察の予約へ迷わず進めるように整えます。プロフィールのリンク、予約フォーム、電話番号の見せ方を見直します。ここが弱いと、再生数が増えても来院につながりません。

6. 分析・改善と定例ミーティング

再生数に加えて、予約数や、受付で聞く「何で知りましたか」の回答を見ます。月1回の定例で数字を振り返り、反応のよい企画を増やします。

動物病院のSNS運用代行の費用相場

SNS運用代行の費用は、動画の本数と撮影の回数でほぼ決まります。今回の掲載社が公開している料金をまとめると、次のとおりです。

依頼の内容費用の目安公開している会社の例
YouTube・SNSの運用代行(企画〜分析まで)月30〜100万円前後ビーヘルシー
YouTubeの運用代行(月4本)月50万円〜(税別)BIRDY
YouTubeの運用代行(月8〜12本)月100〜150万円〜(税別)BIRDY
初期の設計費0〜100万円ビーヘルシー(0〜100万円)、BIRDY(30万円)
動画の制作だけ1本5万円〜(税別)BIRDY

金額は各社が公開している料金の範囲です。撮影の回数、出演者の手配、広告の有無で変わります。

動物病院は、休診時間の撮影になることが多く、スケジュール調整の手間が費用に響く場合があります。撮影の回数と、院内での撮影の進め方を、見積もりの段階で確認しておきましょう。

月額だけで比べると判断を誤ります。企画や改善まで含まれているか、撮影は何回か、レポートと定例はあるかを、同じ条件にそろえて見比べましょう。

動物病院がSNS運用代行会社を選ぶ5つの基準

選ぶときは、次の5つを順番に確かめてください。

基準1. 医療・通院型のビジネスで、成果を出した実績があるか

動物病院は、飼い主が慎重に病院を選ぶ点が特徴です。医療や、通院型のビジネスの事例を持つ会社を選びましょう。

基準2. KPIを来院予約など事業の成果で置いているか

フォロワー数や再生数だけをゴールにする会社には注意が必要です。予約数、新規の来院数、応募数など、売上に近い数字で振り返る会社のほうが判断しやすくなります。

基準3. 広告の制限と、飼い主の個人情報の扱いを理解しているか

獣医療に関する広告の制限と、症例写真の同意の取り方を聞いてください。投稿前の確認フローがある会社なら安心です。

基準4. 料金と対応範囲が明示されているか

料金表を公開している会社は、何にいくらかかるかが分かりやすいです。公開していない会社でも、本数・撮影回数・定例の有無を書面で出してもらいましょう。

基準5. 担当が替わっても品質が保たれるか

SNS運用は半年以上続く仕事です。マニュアルやチェックの仕組みがあるか、担当以外の人が品質を見ているかを聞いておくと安心です。

効果が出るまでの期間と測り方

SNS運用は、早くて3か月、成果が安定するまで半年から1年を見ておくのが現実的です。

時期起きること見るべき数字
1〜3か月アカウントの設計と投稿の型が固まる投稿本数、保存数、視聴維持率
4〜6か月伸びる企画が見え、最初の来院予約が出るプロフィールのクリック数、予約数
7〜12か月新規の来院や応募が毎月安定して入る新規来院数、応募数、指名検索の数

公開されている事例でも、運用開始3か月で初めての問い合わせが入り、1年後に月100件を超えたケースがあります。最初の3か月で判断せず、半年は同じ条件で続けて比べてください。

測るときは、次の3つを毎月記録すると効果が見えます。

  • SNSから予約・来院・応募につながった件数
  • 受付で聞く「何で知りましたか」の回答
  • 病院名で検索された回数(指名検索の数)

動物病院のSNS運用代行に関するよくある質問

小規模な動物病院でもSNS運用代行は頼めますか?

頼めます。獣医師が1〜2名の小さな院でも、運用代行を使っている例があります。月額の予算が限られる場合は、まず動画の制作だけを頼み、運用は院で回す方法もあります。BIRDYは制作のみを1本5万円〜で受けています。ビーヘルシーとBIRDYには、院で運用できるようにする内製化支援もあります。

動物病院はInstagramとYouTube、どちらから始めるべきですか?

新規の来院を増やしたいなら、まずInstagramで院の雰囲気を見せるのが基本です。獣医師の考え方を深く伝え、かかりつけに選ばれる理由を作るなら、YouTubeが向いています。YouTubeで作った動画をショート動画に切り出せば、Instagram・TikTokにも展開できます。複数のSNSをまとめて設計したい場合は、一気通貫で支援する会社を選びましょう。

獣医師が顔を出さなくても運用できますか?

できます。院内の案内や、スタッフの声、動物の写真を中心にする方法もあります。ただし、獣医師の人柄が伝わるほど、かかりつけに選ばれやすいのは事実です。BIRDYは出演者のキャスティングに対応しており、ビーヘルシーも演者を外注するプランを公開しています。

動物病院の広告の制限に違反しないか心配です。

心配なのは自然なことです。依頼先には、獣医療に関する広告の制限を知っているかと、投稿前に院長が確認する流れを最初に聞いてください。誇大な表現や、他院と比べる言い方を避けるルールを共有しておけば、修正の手間も減ります。最終的な判断は、管轄の窓口や獣医師会の案内に沿って行ってください。

契約期間はどれくらいが一般的ですか?

6か月以上の契約が一般的です。SNSは投稿を重ねて伸びる企画を見つける仕事なので、3か月では判断が難しいためです。契約前に、途中で方針を変えるときの進め方と、解約の条件を確かめておきましょう。

まとめ:動物病院のSNS運用代行会社は「軸のSNS」と「発信ルールへの理解」で選ぶ

動物病院のSNS運用代行会社は、軸にするSNSと、発信ルールへの理解で選ぶのが近道です。

  • 株式会社ビーヘルシー:YouTubeを起点にInstagram・TikTokまで一気通貫。医療領域に強い
  • 株式会社BIRDY:企業チャンネル専門のYouTubeコンサル。動画20,000本以上、出演者の手配まで対応
  • 株式会社スゴヨク:動物病院専門のWeb集患。SNS運用代行はオプションで対応
  • テテマーチ株式会社:業種特化ではない全国対応。ブランドの世界観づくりに
  • 株式会社コムニコ:9媒体に対応。中堅〜大手の複数SNS運用に

動物病院のSNSを、来院予約につなげたい方は、ビーヘルシーの動物病院向けSNS運用代行か、BIRDYの動物病院向けYouTube運用代行から相談してみてください。自社に合う進め方が見えてきます。

ほかの地域・業種の記事と、SNS運用代行会社の選び方の全体はSNS運用代行会社の選び方とおすすめ5社にまとめています。

著者プロフィール

本郷 輝(ほんごう ひかる)/エイチリンク株式会社 代表取締役

マーケティング・Webディレクター。7年間で100サイト以上の制作、30社以上のSEO・LLMO支援を担当。従業員10名以下の中小企業を専門に、戦略設計から実行まで伴走している。元プロフットサル選手という異色の経歴を持つ。