「ビフォーアフターの写真を毎週載せているのに、相談の問い合わせが増えない」。リフォーム会社の社長から、こうした声をよく聞きます。

リフォームを考える人は、相談する前に、InstagramやYouTubeで施工事例や担当者の雰囲気を確かめるようになりました。さらにChatGPTなどのAIに「近くのおすすめのリフォーム会社は?」と聞く人も出てきています。写真を並べるだけでは、選ばれる理由が伝わりません。

結論から言うと、リフォーム会社で、YouTubeを軸にInstagram・TikTokまで事業成果から設計して任せたいなら株式会社ビーヘルシー、YouTubeチャンネル1本に集中して本格的に作り込みたいなら株式会社BIRDYが候補です。InstagramとTikTokの使い分けを提案してほしいならCeeevが合います。料金プランを公開しているBUILDERS NETも候補です。大手企業で複数のSNSを広く運用するならコムニコが合います。

この記事で分かることは次の3つです。

  • リフォーム会社のSNS運用代行会社5社の特徴と費用の目安
  • リフォーム会社の発信で気をつけたい3つの違い
  • 費用相場と、効果が出るまでの期間の目安

リフォーム会社のSNS運用代行会社おすすめ5社【比較表あり】

リフォーム会社のSNS運用代行会社は、「軸にするSNS」と「発信ルールへの理解」で選ぶのが近道です。

本記事の選定基準

次の4つの基準で5社を選びました。

  • SNS運用代行・コンサルティングを、公式サイトでサービスとして明記している
  • 所在地などの会社情報を公式サイトで確認できる
  • リフォームを含む住宅・建築分野で、施工事例を見せるSNS運用を任せられる(工務店・リフォーム会社向けの支援を公開している)
  • 企画から投稿・分析まで、運用の中身を公開している

掲載企業のうち2社は、筆者の会社がWeb集客の支援で取引のある企業です。紹介文は各社の公式情報に基づいて書いています。

【比較表】リフォーム会社のSNS運用代行会社5社

会社名所在地得意なSNSリフォーム会社での強み費用の目安
株式会社ビーヘルシー東京都港区(全国対応)YouTube・Instagram・TikTok不動産・高単価領域に強い。YouTubeから設計初期0〜100万円/月30〜100万円前後
株式会社BIRDY東京都新宿区(全国対応)YouTube企業チャンネル専門。高単価サービスの受注の事例あり月50万円〜(月4本)/初期30万円
株式会社Ceeev大阪府大阪市Instagram・TikTok工務店・リフォーム向けの解説を公開。InstagramとTikTokの使い分け月30万円〜
BUILDERS NET(株式会社向上計画総合研究所)札幌市(東京・福岡にも拠点)Instagram工務店向けInstagram運用。月15〜30万円の3プラン月15〜30万円(税別)
株式会社コムニコ東京都港区(関西オフィスあり)Instagram・X・LINE・YouTube・TikTokなど9媒体複数SNSとキャンペーンを広く任せられる要問い合わせ

※費用は各社の公式サイトに書かれている目安です。税の扱いや本数で変わります。

1. 株式会社ビーヘルシー

株式会社ビーヘルシーの公式サイト
画像出典:株式会社ビーヘルシー公式サイト https://behealthy.co.jp/service/sns/industry/renovation-remodeling/

会社名/所在地
株式会社ビーヘルシー/東京都港区六本木4-8-5(代表取締役:柴田 章矢)。設立は2017年7月で、全国の企業に対応しています。

特徴
YouTubeを起点に「AI時代に指名される仕組み」を構築する戦略実装型SNSマーケティング会社です。売上や問い合わせの増加に直結する運用を、YouTubeを中心に設計します。BtoB企業や不動産・医療・士業など、顧客との中長期的な信頼づくりが欠かせない領域に強みがあります。

支援の進め方にも特徴があります。

  • 詳細なマニュアルと運用プロセスを整え、担当者の経験やセンスに頼らない標準化された運用
  • 運用チームとは別のカスタマーサクセス部署が定例に参加する、独立した改善の仕組み
  • 投稿後の初動データを見て、サムネイルやタイトルをすぐ直す高速改善
  • 企画・制作・VSEO(YouTube内の検索対策)・分析までの一気通貫

任せられる範囲
戦略設計、企画、撮影、編集、投稿、分析、改善、VSEO対策まで任せられます。YouTubeを中心に、Instagram・TikTokの運用まで一体で支援します。運用ノウハウの共有や撮影指導などの内製化支援もあります。

費用目安
初期費用0〜100万円、月額30〜100万円前後です。内容・本数・体制によって変わります。

主な実績
2018年から企業のSNS運用を支援し、累計200社以上・動画1万本以上の実績があります。上場企業を含む大手企業の支援も10社以上です。美容クリニックでは、来院数が月12件から40件以上になりました。コンサル会社では問い合わせ数が半年で6倍、採用ではSNS経由の月間応募数が2倍になった事例を公開しています。

こんなリフォーム会社におすすめ
工事の提案力や、施工の考え方を、YouTubeで丁寧に伝えたいリフォーム会社に向いています。得意業種に不動産を挙げており、住まいに関わる高単価の相談に慣れた会社です。見積もりの相談から契約までの数字を見て、改善を続けたい会社とも相性がよい会社です。

公式サイト
リフォーム会社向けSNS運用代行(ビーヘルシー)/リフォーム会社向けYouTube運用代行(ビーヘルシー)

2. 株式会社BIRDY

株式会社BIRDYの公式サイト
画像出典:株式会社BIRDY公式サイト https://birdy-official.co.jp/solution/youtube/industry/remodeling-company/

会社名/所在地
株式会社BIRDY/東京都新宿区西新宿3-9-3(代表取締役:鳥屋直弘)。全国の企業のチャンネル運用に対応しています。

特徴
企業チャンネル専門のYouTubeコンサルティング・マーケティング会社です。動画を「作るだけ」で終わらせず、問い合わせ・採用・ブランディングにつながる運用を設計します。1チャンネルにつき約7名の自社チームが関わり、企画・制作・編集・分析をそれぞれの担当者が受け持ちます。代表の人脈を活かし、出演者や司会のキャスティングまで設計できる点も特徴です。

任せられる範囲
市場・競合の調査、チャンネル設計、企画・台本、撮影、編集・サムネイルを任せられます。ショート動画への展開、問い合わせまでの導線設計、分析・改善、定例ミーティングも含まれます。社内で回せる状態をめざす内製化支援もあります。

費用目安
月4本で月50万円〜、月8本で月100万円〜、月12本で月150万円〜(税別)です。初期構築費は30万円です。まず小さく試したい企業向けに、制作だけを1本5万円〜(初期15万円・最低4本)で頼めるプランもあります。

主な実績
上場企業を含む累計200社以上の法人YouTubeを支援しています。企画・制作した動画は20,000本以上、総再生回数は2.5億回です。公開事例には、歯科クリニックでYouTube経由の売上が0から年2,000万円になった例があります。介護職で年10名の採用、Webマーケティング会社で開設半年に1,000万円を受注した例もあります。

こんなリフォーム会社におすすめ
施工の流れや、担当者の提案の仕方を、YouTubeでじっくり見せたいリフォーム会社に向いています。Webマーケティング会社で、開設半年に1,000万円を受注した事例があり、高単価のサービスを動画で伝える参考になります。社長が出演しにくい場合は、出演者の手配から相談できます。

公式サイト
リフォーム会社向けYouTube運用代行・コンサル(BIRDY)/BIRDYの料金プラン

3. 株式会社Ceeev

株式会社Ceeevの公式サイト
画像出典:株式会社Ceeev公式サイト https://ceeev.co.jp/blog/koumuten-reform-sns-marketing-guide/

会社名/所在地
株式会社Ceeev/大阪府大阪市北区本庄東1丁目18-14 ASSIST-90 902(代表取締役:肥田 侑弥)。2023年の創業です。

特徴
SNS運用代行、インフルエンサーPR、SNSコンサルティング、SNS広告代行を行う会社です。「売上に直結する施策しかやらない」方針を掲げています。100社以上の支援実績があるとしています。自社ブログで、工務店・リフォーム会社向けにInstagramとTikTokで集客する方法を解説しています。施主の許可を得ることや、住所や表札を写り込ませないことにも触れています。

任せられる範囲
戦略設計から投稿企画・撮影・投稿代行・分析、広告運用までを任せられます。工務店・リフォーム会社向けの解説記事では、TikTokで認知を広げ、Instagramで信頼を築く使い分けを勧めています。

費用目安
Instagram運用代行は月30万円〜(月に企画14本・制作8本、投稿代行、月次レポート、定例ミーティングを含む)です。1再生あたり4円の完全成果報酬型もあります。いずれも自社ブログの記載です。

主な実績
商業施設、メーカー、自治体などの運用実績を掲載しています。リフォーム業界の事例は、公式サイトの掲載分にはありません。

こんなリフォーム会社におすすめ
TikTokで認知を広げ、Instagramで信頼を築く運用を任せたいリフォーム会社に向いています。ビフォーアフターや職人紹介など、複数の企画を月ごとにまとめて作りたい会社と相性がよい会社です。リフォームの運用実績は、相談時に確認してください。

公式サイト
Ceeevの工務店・リフォーム向けSNS解説

4. BUILDERS NET(株式会社向上計画総合研究所)

BUILDERS NETの公式サイト
画像出典:BUILDERS NET公式サイト https://buildersnet.jp/sns/

会社名/所在地
BUILDERS NET(運営:株式会社向上計画総合研究所)/札幌市中央区北三条西7丁目5番地1 道庁西ビル3階(東京・福岡にも拠点があります。代表:友村 太郎)。設立は2005年2月です。

特徴
工務店・住宅会社向けのInstagram運用サポートを提供しています。ペルソナ別の投稿戦略とハッシュタグ戦略を組み、サイトへの訪問から契約までの流れも追う設計です。公式サイトの対象は工務店・住宅会社で、リフォームへの言及は確認できませんでした。施工事例を見せるInstagram運用という点が近いため、掲載しています。

任せられる範囲
毎日のフィード投稿とストーリーズの更新、リール動画の制作を任せられます。リールの本数は、ライト・スタンダード・プレミアムの3プランで変わります。

費用目安
月15万円(ライト)/月20万円(スタンダード)/月30万円(プレミアム)。いずれも税別です。

主な実績
公式ページに数値の実績は載っていません。制作実績とお客様の声のページが別にあります。

こんなリフォーム会社におすすめ
予算の見通しを立てたうえで、Instagramの運用を任せたいリフォーム会社に向いています。ライト・スタンダード・プレミアムの3プランが公開されており、リール動画の本数でプランを選べます。リフォームに特化した実績は、相談時に確認してください。

公式サイト
工務店向けInstagram運用サポート(BUILDERS NET)/BUILDERS NETの公式サイト

5. 株式会社コムニコ

株式会社コムニコの公式サイト
画像出典:株式会社コムニコ公式サイト https://www.comnico.jp/

会社名/所在地
株式会社コムニコ/東京都港区虎ノ門4-1-13(代表取締役:長谷川 直紀)。関西オフィス(大阪市中央区)もあります。

特徴
2008年設立で、SNSの黎明期から企業のSNS活用を支えてきた会社です。SNSの運用管理ツールを自社で開発・提供していることも特徴です。

任せられる範囲
プランニング、アカウント運用代行、コンサルティング、インフルエンサー活用を任せられます。キャンペーンの企画・運用、リスクマネジメント、広告運用、レポート作成にも対応します。対応媒体は9つです。Instagram、X、Facebook、LINE、YouTube、TikTok、note、LinkedIn、Pinterestに対応しています。

費用目安
要問い合わせ。

主な実績
3,000件以上の運用実績があります(2026年3月末時点)。

こんなリフォーム会社におすすめ
全国に店舗や営業所を持つ大手のリフォーム・住宅関連の会社で、複数のSNSやキャンペーンを広く運用したい場合に向いています。キャンペーンの企画から広告運用まで、まとめて相談できます。

公式サイト
https://www.comnico.jp/

5社の住み分け

5社は優劣ではなく、得意なSNSと進め方が違います。

YouTubeを軸に、Instagram・TikTokまで含めて相談の依頼から設計したい会社は、ビーヘルシーが合います。施工の流れをYouTubeでじっくり見せたい会社は、BIRDYが合います。

InstagramとTikTokの使い分けを提案してほしい会社は、Ceeevが候補です。予算の見通しを先に立てたい会社は、BUILDERS NETの3プランから選べます。ただし両社とも、リフォームに特化した実績は相談時に確認してください。全国規模で複数のSNSを運用する大手なら、コムニコが候補になります。

リフォーム会社がいまSNS運用に取り組むべき3つの理由

リフォーム会社がSNSに力を入れるべき理由は、「施主の探し方」「相見積もりでの比較」「職人・施工管理の採用」の3つです。

理由1. 施主が、相談の前にSNSで施工事例を確かめる

リフォームは、数十万円から数百万円かかる大きな買い物です。相談する前に、InstagramやYouTubeで、施工事例や担当者の人柄を見る人が増えました。

さらにChatGPTなどのAIに、近くのリフォーム会社を聞く人もいます。AIはネット上で多く語られている会社を、答えに選びやすい仕組みです。発信している会社ほど、名前が出る材料が増えます。

理由2. 相見積もりが前提で、提案力で比べられる

リフォームは、複数の会社から見積もりを取る人が多い買い物です。金額が近いと、担当者の提案の質や、話しやすさが決め手になります。

動画なら、提案の考え方や、施工後のフォローの姿勢が伝わります。「この会社なら安心して任せられる」と思ってもらえれば、相見積もりの中でも選ばれます。

理由3. 職人や施工管理の採用でもSNSが見られている

建築業界は、職人の高齢化と人手不足が続いています。若い求職者は、応募の前に会社のSNSを確かめます。

現場の雰囲気や、先輩職人の声が見えると、応募のハードルが下がります。実際に、SNS経由の月間応募数が2倍になった事例も公開されています。

リフォーム会社のSNS運用が一般的な運用と違う3つの点

リフォーム会社のSNS運用は、飲食店や小売店と同じ作り方ではうまくいきません。次の3つの違いを、依頼先と最初に共有しておきましょう。

1. 工事の種類が多いため、軸と企画を絞る

リフォームには、キッチンや浴室などの水回り、内装、外装、耐震など、多くの工事があります。すべてを同じアカウントで発信すると、何が得意な会社か分かりにくくなります。

まず、利益と実績が大きい工事を軸に決めます。そのうえで、工事の種類ごとに投稿の枠を分けると、見る人が自分の悩みに近い投稿を見つけやすくなります。

依頼先には、工事の種類を整理して企画を作れるかを最初に聞いてください。

2. 価格や割引の表示は、景品表示法の有利誤認に気をつける

リフォームの広告では、「工事費100万円から」「今月限定で割引」のような表現がよく使われます。実際の条件や期間と違う場合、景品表示法が定める有利誤認にあたるおそれがあります。

工事費の目安を示すときは、間取り、設備のグレード、工事の範囲など、前提の条件を添える必要があります。安さだけを強調すると、訪問販売への不安をかえって強めます。

価格の表示は、投稿前に社内で確認する流れを決めておくと安心です。

3. ビフォーアフターは、施主の許可と信頼づくりが前提

ビフォーアフターは、リフォームで最も強い素材です。一方で、施主の家を映すため、事前に許可を取る必要があります。住所、表札、家族の様子が映り込まないように、撮影の前に確認する項目を決めておきます。

リフォームも、訪問販売のトラブルへの不安を持たれやすい業種です。社長と担当者の顔、会社の所在地、保証の内容を、動画や投稿で繰り返し見せて、安心材料を積み上げます。

工事中の様子や、完成後のフォローまで見せると、さらに信頼が高まります。

リフォーム会社がSNS運用代行で任せられる6つの作業

SNS運用代行で任せられるのは、投稿だけではありません。成果を出す会社は、次の6つをまとめて担当します。

SNS運用代行で任せられる6つの作業(戦略設計・アカウント設計・企画・撮影と投稿・問い合わせ導線・分析と改善)

1. 戦略設計

相談の依頼を増やすのか、職人の応募を増やすのかを決めます。得意な工事(水回り、内装、外装など)と、対応エリアも絞ります。依頼数や応募数など、事業のゴールもここで決めます。

2. アカウント・チャンネルの設計

プロフィール、アカウント名、固定する投稿、担当者の見せ方を決めます。対応エリア、保証、相談から工事までの流れが、ひと目で分かるようにしておくと、問い合わせまでの迷いが減ります。

3. 企画・台本づくり

「キッチンのリフォームで後悔しやすい点」「浴室の工事にかかる期間」のように、施主の疑問に答えるテーマを並べます。ビフォーアフターは、条件を添えて紹介します。

4. 撮影・編集・投稿

撮影は、工事が進む現場に合わせて、同行しやすい日にまとめるのが現実的です。編集、字幕、サムネイル、投稿の予約までを代行する会社が多くあります。

5. 相談予約までの導線づくり

相談の予約へ迷わず進めるように整えます。プロフィールのリンク、相談フォーム、電話番号の見せ方を見直します。ここが弱いと、再生数が増えても依頼につながりません。

6. 分析・改善と定例ミーティング

再生数に加えて、相談の依頼数、成約数、問い合わせ時に聞く「何で知りましたか」の回答を見ます。月1回の定例で数字を振り返り、反応のよい企画を増やします。

リフォーム会社のSNS運用代行の費用相場

SNS運用代行の費用は、動画の本数と撮影の回数でほぼ決まります。今回の掲載社が公開している料金をまとめると、次のとおりです。

依頼の内容費用の目安公開している会社の例
YouTube・SNSの運用代行(企画〜分析まで)月30〜100万円前後ビーヘルシー
YouTubeの運用代行(月4本)月50万円〜(税別)BIRDY
YouTubeの運用代行(月8〜12本)月100〜150万円〜(税別)BIRDY
リフォーム・工務店向けのInstagram運用月30万円〜(企画14本・制作8本を含む)Ceeev
工務店・住宅会社向けのInstagram運用月15〜30万円(税別)BUILDERS NET(ライト〜プレミアムの3プラン)
初期の設計費0〜100万円ビーヘルシー(0〜100万円)、BIRDY(30万円)
動画の制作だけ1本5万円〜(税別)BIRDY

金額は各社が公開している料金の範囲です。撮影の回数、出演者の手配、広告の有無で変わります。

リフォーム会社は、現場の施工に合わせて撮影するため、スケジュール調整の手間が費用に響く場合があります。撮影の回数と、現場での撮影の進め方を、見積もりの段階で確認しておきましょう。

月額だけで比べると判断を誤ります。企画や改善まで含まれているか、撮影は何回か、レポートと定例はあるかを、同じ条件にそろえて見比べましょう。

リフォーム会社がSNS運用代行会社を選ぶ5つの基準

選ぶときは、次の5つを順番に確かめてください。

基準1. 高単価で、信頼が決め手の業種で実績があるか

リフォームは、施主が慎重に会社を選ぶ点が特徴です。高単価で、信頼が決め手になる業種の事例を持つ会社を選びましょう。

基準2. KPIを相談の依頼など事業の成果で置いているか

フォロワー数や再生数だけをゴールにする会社には注意が必要です。相談の依頼数、成約数、応募数など、売上に近い数字で振り返る会社のほうが判断しやすくなります。

基準3. 価格表示のルールと、施主の個人情報の扱いを理解しているか

割引や価格の見せ方と、施工写真の許可の取り方を聞いてください。投稿前の確認フローがある会社なら安心です。

基準4. 料金と対応範囲が明示されているか

料金表を公開している会社は、何にいくらかかるかが分かりやすいです。公開していない会社でも、本数・撮影回数・定例の有無を書面で出してもらいましょう。

基準5. 担当が替わっても品質が保たれるか

SNS運用は半年以上続く仕事です。マニュアルやチェックの仕組みがあるか、担当以外の人が品質を見ているかを聞いておくと安心です。

効果が出るまでの期間と測り方

SNS運用は、早くて3か月、成果が安定するまで半年から1年を見ておくのが現実的です。

時期起きること見るべき数字
1〜3か月アカウントの設計と投稿の型が固まる投稿本数、保存数、視聴維持率
4〜6か月伸びる企画が見え、最初の相談依頼が出るプロフィールのクリック数、依頼数
7〜12か月相談の依頼が毎月安定して入る依頼数、成約数、応募数

公開されている事例でも、運用開始3か月で初めての問い合わせが入り、1年後に月100件を超えたケースがあります。最初の3か月で判断せず、半年は同じ条件で続けて比べてください。

測るときは、次の3つを毎月記録すると効果が見えます。

  • SNSから相談・見積もり依頼につながった件数
  • 問い合わせのときに聞く「何で知りましたか」の回答
  • 会社名で検索された回数(指名検索の数)

リフォーム会社のSNS運用代行に関するよくある質問

小規模なリフォーム会社でもSNS運用代行は頼めますか?

頼めます。社員が数名のリフォーム会社でも、運用代行を使っている例があります。月額の予算が限られる場合は、まず動画の制作だけを頼み、運用は社内で回す方法もあります。BIRDYは制作のみを1本5万円〜で受けています。ビーヘルシーとBIRDYには、社内で運用できるようにする内製化支援もあります。BUILDERS NETのように、月15万円からのプランを公開している会社もあります。

リフォーム会社はInstagramとYouTube、どちらから始めるべきですか?

相談の依頼を増やしたいなら、まずInstagramで施工事例を見せるのが基本です。会社の考え方や提案の中身を深く伝え、依頼の決め手を作るなら、YouTubeが向いています。YouTubeで作った動画をショート動画に切り出せば、Instagram・TikTokにも展開できます。複数のSNSをまとめて設計したい場合は、一気通貫で支援する会社を選びましょう。

社長や職人が顔を出さないとダメですか?

顔を出したほうが、訪問販売への不安は下がります。ただし、全員が話すのが得意とは限りません。手元の作業や、完成後の空間だけでも発信はできます。BIRDYは出演者のキャスティングに対応しており、ビーヘルシーも演者を外注するプランを公開しています。

施主の家を映してもよいですか?

事前に施主の許可を取れば、映せます。住所、表札、家族の様子は映り込まないようにします。許可を取るときは、使い道と公開期間を文書で伝えておきましょう。運用代行を頼むときは、この確認を投稿前に行う流れを決めておくと安心です。

契約期間はどれくらいが一般的ですか?

6か月以上の契約が一般的です。SNSは投稿を重ねて伸びる企画を見つける仕事なので、3か月では判断が難しいためです。契約前に、途中で方針を変えるときの進め方と、解約の条件を確かめておきましょう。

まとめ:リフォーム会社のSNS運用代行会社は「軸のSNS」と「発信ルールへの理解」で選ぶ

リフォーム会社のSNS運用代行会社は、軸にするSNSと、発信ルールへの理解で選ぶのが近道です。

  • 株式会社ビーヘルシー:YouTubeを起点にInstagram・TikTokまで一気通貫。不動産・高単価の領域に強い
  • 株式会社BIRDY:企業チャンネル専門のYouTubeコンサル。動画20,000本以上、出演者の手配まで対応
  • 株式会社Ceeev:工務店・リフォーム向けの解説を公開。InstagramとTikTokの使い分けを提案
  • BUILDERS NET(株式会社向上計画総合研究所):工務店向けInstagram運用。月15〜30万円の3プラン公開
  • 株式会社コムニコ:9媒体に対応。中堅〜大手の複数SNS運用に

リフォーム会社のSNSを、相談予約につなげたい方は、まず次の2社に相談してみてください。ビーヘルシーのリフォーム会社向けSNS運用代行か、BIRDYのリフォーム会社向けYouTube運用代行が窓口です。自社に合う進め方が見えてきます。

ほかの地域・業種の記事と、SNS運用代行会社の選び方の全体はSNS運用代行会社の選び方とおすすめ5社にまとめています。

著者プロフィール

本郷 輝(ほんごう ひかる)/エイチリンク株式会社 代表取締役

マーケティング・Webディレクター。7年間で100サイト以上の制作、30社以上のSEO・LLMO支援を担当。従業員10名以下の中小企業を専門に、戦略設計から実行まで伴走している。元プロフットサル選手という異色の経歴を持つ。