【波瀾万丈】元売上29億社長が行う経営コンサルティング 三原淳
- StockSunサロン運営事務局
- 記事制作日2026年07月13日
- 更新日2026年07月13日

今回は、コインランドリーフランチャイズ「mammaciao(マンマチャオ)」を創業し、事業を大きく成長させる一方で、数々の経営危機も経験したVIM株式会社代表・三原淳さんに、修羅場を乗り越えてきた経営者だからこそ語れる、資金繰りや組織づくり、経営判断の考え方についてお話を伺いました。(インタビュアー:StockSun株式会社 株本祐己)
略歴
2000年にコインランドリーフランチャイズ「mammaciao(マンマチャオ)」を創業し、株式会社エムアイエス代表取締役に就任。
24年間にわたり経営を行い、加盟店586店舗、年商29億円規模まで事業を拡大。
2025年にVIM株式会社を設立し、代表取締役に就任。現在は、自身の経営経験を基に、スタートアップ企業や事業承継企業、経営不振企業を対象とした経営コンサルティングに加え、経営者の想いを言語化する映像制作事業も手掛けている。
自己紹介
株本:
今回は三原さんにお話を伺いたいと思います。
まずは自己紹介をお願いしてもよろしいですか。
三原:
VIM株式会社代表の三原淳です。
前職では、コインランドリーのフランチャイズチェーンmammaciaoで社長を務めておりました。
株本:
mammaciaoは、FCチャンネルで林尚弘さんがずっと収支報告をしていたこともあり、コインランドリー業界ではご存じの方も多いのではないかと思います。
実は私も創業当初、mammaciaoさんから経理周りの仕事をご依頼いただいていました。
創業初期のお客様のお一人です。
そこから本当にさまざまなご苦労を経験されましたよね。
三原:
はい、そうですね。
株本:
三原さんは、普通の経営者以上に修羅場をくぐってきた経験があります。
ちなみにこの記事ですが、そんな三原さんの経営コンサルティングについてご紹介しています。
経営の相談やトラブル、資金繰りなどについて、対処法やなんでもご相談に乗っていただけますので、ぜひお気軽にご連絡いただければと思います。
三原:
はい、お待ちしております。
加盟金3億円を集めたコインランドリー経営者・三原さんが明かす急成長ビジネスが崩れた真相
株本:
私の印象では、「mammaciaoというコインランドリーを立ち上げ、加盟説明会で多くの人が集まり、加盟金も非常に多く集まったが、エリアが見つからないという理由でなかなか出店ができず、トラブルになった」という印象があったのですが。
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三原:
そのイメージに近いといえば近いですが、加盟説明会で「やりたい」と思った方から100万円をお支払いいただき、先着順に良い物件情報をメールでご案内していました。
100万円を払った方にはどんどんメールを配信しますが、お支払いいただいていない方には配信しません。
私は良い物件を数多く持っていたので、「ご自身でも物件を探してください」という形でした。
もちろん100万円を払わなくても出店は可能でした。
株本:
「良い物件が欲しかったら先に100万円を払ってください」というスタイルでしたね。
たしか、かなり集まりましたよね?
三原:
300件以上あったので、約3億円をお預かりしていました。
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株本:
それはすごいですね。その方々は出店待ちだったのですか。
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三原:
そうです。出店待ち、物件待ちの状態でした。
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株本:
そこから何があったのですか?
三原:
競合他社のマーケティングやWebの専門家が次々と入社してきました。
その方々が、私のWeb戦略やマーケティング戦略を徹底的に分析したようです。
当時は一人勝ちの状態でしたが、他社が本格的にWebマーケティングへ取り組み始めた結果、加盟説明会に100人以上来ていたのが、50人、30人、20人、最後には6〜8人まで減ってしまいました。
株本:
なるほど。
三原:
加盟希望者がいなくなると出店ができません。
私たちのビジネスはフランチャイズではありますが、ロイヤリティービジネスというより出店ビジネスです。
そのため、出店が止まると会社が潰れるような状態になってしまいます。
株本:
出店し続けないと成り立たない営業会社ですからね。
それは大変ですよね。
500社に風評メール、3億円返済、全株を手放す──経営者人生最大の試練
三原:
ただ、ロイヤリティーは月3,000万円ほど入っていました。
しかし、そのロイヤリティーを狙って、元・光通信で活躍されていた方が会社を乗っ取ろうと計画していたのです。
弊社の監査役と仲が良かったこともあり、その監査役が役員や部長・課長クラスを一人ずつ居酒屋に呼んで口説いていきました。
「次の役員会や部課長会議で、三原さんに逆らって、新しい案に賛成してくれ」と。
その結果、簡易分割という形で会社の3分の2を持っていかれてしまいました。
株本:
3分の2も持っていかれてしまったんですか。
三原:
私は反対して取り返そうとしましたが、その間に加盟店500社と加盟希望者300社へ一斉メールが送られました。
「もうmammaciaoは潰れそうだ」
「三原が社長では会社は良くならない」
「あんなやつに社長を任せて大丈夫なのか」
そのようなメールが毎日のように配信されたのです。
社員も次々と辞めて相手側へ移り、加盟希望者からはクレームの電話が殺到しました。
その結果、出店もピタッと止まってしまいました。
株本:
ひどい話ですね。
三原:
私は会社の社長を続けていましたが、風評被害がひどく、出店はほぼゼロになりました。
さらに加盟希望者から「お金を返せ」と言われました。
しかし、預かり金の3億円はすでに手元になく、返済できなかったのです。
株本:
それはなぜですか。
三原:
出店が止まり、資金繰りが悪化したためです。
銀行への返済もあり、支店も多く、社員も70〜80人いました。
人件費や固定費だけで毎月数千万円出ていきます。
そのため、3億円はなくなってしまいました。
返済期限が2か月後に迫り、どうしようかと悩んでいたところ、ある方が投資家を紹介してくれました。
その投資家がお金を貸してくれて、その資金で加盟希望者へ100万円ずつ返済することができました。
株本:
返済することはできたのですね。
三原:
ただ、その投資家から「株を85%よこせ」と言われ、譲渡しました。
その後、新しい社長が就任し、私は居場所を失いました。
さらに、うつ病を発症し、会社を辞めました。
株本:
残りの15%は株を持っていたのですか?
三原:
それも100万円で買い取ってもらいました。
当時、会社は3億円の赤字でしたから。
銀行交渉と数々の修羅場から会社を守り続けた三原さんの生存戦略
三原:
クーデターが起きて退任するまでの間は、銀行を回って頭を下げ続けました。
支店長室を全部回って「返せません」とお願いし、書類に判子を押して回りました。
借入は約5億円ありましたが、「元本は据え置き、毎月金利だけ返済する」という契約に変更してもらいました。
株本:
それでも自己破産にはならなかったのですね。
三原:
銀行も会社を潰したくないのです。
支店長として在任中は、会社を潰したくない。だから延命させるんです。
「金利だけ払ってください。元本は待ちます」という契約を半年ごとに更新していくのです。
そうすれば、10年でも20年でも継続することができます。
株本:
とはいえ、ロイヤリティーが月3,000万円あるのであれば、会社をスリム化すれば十分利益は出ますよね。
三原:
その通りです。
支店を全部閉め、倉庫も縮小し、高給取りの社員にも退職していただき、私自身の給料も下げました。
そのように会社をスリム化した結果、クーデターが起きた2019年から2024年8月31日まで、何とか会社を維持することができました。
その間は借入もできず、年間5店舗程度しか出店できませんでしたが、一応会社は回っていました。
株本:
なるほど。
三原:
裁判もたくさん経験しました。
新卒採用も数多く行い、面談した学生に辞退されたこともありましたし、社員や加盟店から裁判を起こされたこともあります。
監査法人によるショートレビューで怒られたり叱られたり、本当にさまざまな経験をしました。
株本:
修羅場を通ってこられたのですね。
三原:
はい。そのため、これまでの裁判、資金繰り、支店閉鎖、上場準備などの経験を活かして、皆さんの会社で困りごとがあった際に、「こうすれば会社を潰さずに済む」というお話ができればと思っています。
1,000万〜2,000万円払えないからといって、人生を諦めてしまうようなことがないよう、お力になれればと思っています。
銀行交渉、資金繰り、裁判…修羅場を経験した経営者だからこそできる経営コンサルティング
株本:
たしか、コインランドリーの年間流通額は29億円でしたよね。
三原:
加盟金を除いた流通額ですね。
株本:
加盟金なしで、年間で100円玉が29億円投入されたということですね。
そのような会社にまで成長させ、破産寸前まで経験し、裁判も経験した。
その知見のすべてを顧問やコンサルティングという形で提供していただけるわけですね。
三原:
そうですね。
世の中に経営コンサルタントはたくさんいますが、実際に社長を経験した方は少ないです。
資金繰りで苦しんだこともなければ、銀行へ頭を下げたこともない。
借入の仕方も分からないし、保証協会の書類に判子を押したこともない。
私もコンサルタントに依頼したことがありますが、そのような方ばかりです。
株本:
そうですよね。
三原:
しかし私は、家を担保に入れたり、銀行との交渉もすべて経験しています。
「銀行からどうやったら上手く借入ができるか」
「返済できない時にどのように対応したらいいか」
など銀行融資や資金調達の実務も理解しています。
その経験値は、一般的なコンサルよりかなり高いと自負しています。
株本:
今度、年収チャンネルにも出演していただきたいですね。
「しくじり先生」のようにホワイトボードを使って解説していただく企画も面白そうです。
このような経験者からアドバイスを求めている方はきっといらっしゃると思います。
ただ、そのようなご相談をされる会社は、資金に余裕がないケースも多いと思いますが。
三原:
ご相談は随時受け付けています。
株本:
mammaciaoという有名コインランドリーチェーンを立ち上げ、数々の修羅場を経験し、現在は映像制作もできる三原さんにご相談されたい方は、ぜひお問い合わせください。
ありがとうございました。
三原:
ありがとうございました。
▼三原さんの連絡先はこちら
https://my.prairie.cards/u/junmihara