独立後のフリーランスや起業後の仕事の取り方はさまざま

フリーランスや個人事業主の雇用保険への加入する手続きの流れ

独立後のフリーランスや起業後の仕事の取り方には、さまざまな方法があります。フリーランスとして独立や起業をしたものの、仕事がなく収入を得られない状態になってしまう方も少なくはありません。

そのような状態が続くと、会社員時代に当たり前のように仕事があったことに感謝するようになったり、その環境が楽だったことに気がつき、会社員に戻りたい気持ちも生まれるかもしれません。

しかし、独立後すぐに仕事がないのでは当然であり、どのように行動するかで今後フリーランスや個人事業主として生きていけるかが大きく左右されます。

そこでこの記事では、フリーランスとしての仕事を得るための方法について紹介します。フリーランスとして成功したいと考えている方は、ここで紹介する方法に積極的に取り組んでみてください。

あらゆる手を尽くして仕事を獲得し、そこできちんと実績を作ることで、次の仕事も獲得しやすくなります。

※独立後で仕事を獲得したいフリーランスや個人事業主の方は、フリーランス名鑑に登録しましょう。

フリーランス名鑑には、優秀なフリーランスや個人事業主に仕事を依頼したいと考えている企業の案件が集まっているので、個人のブログやSNSで集客をかけるよりも、効率的に案件を受注できる可能性を高められます。

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また、フリーランスの始め方やなり方が知りたい方は「フリーランスになるには?始め方や必要な手続き、事前準備などを解説」をぜひ参考にしてください。

フリーランスの仕事探しにおすすめの7つの方法

フリーランスや個人事業主の雇用保険への加入する手続きの流れ

フリーランスの仕事探しにおすすめの7つの方法について紹介します。フリーランスで仕事を求めている方は、自分にできそうな方法があればすべてやってみることをおすすめします。

エージェントサービスを活用する

フリーランスとしての仕事を探す方法としては、フリーランスを対象したエージェントサービスを活用するというものが挙げられます。エージェントサービスとは、フリーランスと企業との仲介を行うサービスのことです。

企業からエージェントサービスにさまざまな案件の発注が行われ、エージェントサービスはその案件に必要なスキルや条件を満たしたフリーランスに向けて案件を紹介します。自分の能力にマッチした案件を提案してもらえるので、効率良く仕事を探すことができます。

また、エージェントサービスでは契約などの事務手続きの代行や、フリーランス向けのキャリアサポートなども実施しています。面倒な手続きなどがなく、フリーランスの仕事に専念しやすくなります。

エージェントサービスの代表的なものとしては、Midworksとレバテッククリエイターの2つがあります。

Midworks|エンジニア向け

Midworksは、首都圏及び大阪エリアの案件を多数取り扱うエージェントサービスです。

案件数は常時3,000件以上と豊富に取り揃えており、主にエンジニア向けの案件となっているので、フリーランスでエンジニアとして働きたい方に向いているエージェントサービスと言えます。自分のスキルや希望する働き方に合った案件を紹介してもらえます。

また、給与保障や交通費の支給といったサポート制度が充実しているのが大きな特徴で、正社員並みの保障を受けながらフリーランスとして独立して働くことができます。

さらには、スキルを高めたい方向けにキャリアアップ支援費も支給されるので、フリーランスとして働きながらエンジニアとして成長することも可能です。

レバテッククリエイター|WEBデザイナー向け

レバテッククリエイターは、WEB及びゲーム業界のクリエイターを専門とするエージェントサービスです。業界や企業に精通したコーディネーターが、フリーランスの希望やスキルに合わせた案件を紹介してくれます。

案件は800種類以上取り扱っていて、中でもWEBデザイン系の案件は豊富にあります。そのため、フリーランスのWEBデザイナーとして活躍したい方におすすめのエージェントサービスです。

レバテッククリエイターはフリーランスの支援にも力を入れており、コーディネーターがキャリアやそれを実現するための方法まで提案してくれます。案件の受注から契約までサポートしてくれるので、仕事を獲得するまでの負担を軽減することができます。

その他にも、フリーランスにおすすめのエージェントサービスが知りたい方は「フリーランスにおすすめのエージェント11社比較一覧|エンジニアやデザイナー、未経験向けを紹介!」をぜひ参考にしてください。

クラウドソーシングを活用する

フリーランスとして仕事を探すためには、クラウドソーシングを活用するという方法もあります。

クラウドソーシングとは、企業や団体がインターネットを介して不特定多数の相手に案件を発注できる仕組みのことを指します。クラウドソーシングで発注される案件は幅広く、スキル不要のなものから高度なスキルを要するものまでさまざまです。

フリーランスの方がクラウドソーシングを利用することで、自分に合った案件を選択し、好きなタイミングで働けるようになるというメリットがあります。簡単な案件も多く見られるので、フリーランスとして独立したばかりの方でも仕事を見つけやすいでしょう。

また、発注から納品まですべてインターネットを介して行われるため、在宅ワークにも向いています。クラウドソーシングの代表的なサービスとしては、ランサーズとクラウドワークスが挙げられます。

ランサーズ|イラストレーター向け

ランサーズは、210万件以上の幅広い案件を取り扱うクラウドソーシングサービスです。案件の種類はさまざまですが、中でもデザインやイラストの案件に強いサービスであるため、フリーランスとのイラストレーターしての仕事を探したい方におすすめです。

基準を満たすことで「認定ランサー」として認められ、実績を重ねることで高単価の案件や継続案件も受注しやすくなります。優れたスキルを持っていれば、クライアントから直接の依頼を受けられることもあります。

また、ランサーズではスキルを高めたい方に向けた教育制度や、税務サポートなどの制度も用意されています。そのため、フリーランスとしての経験が浅い方でも働きやすくなるというメリットがあります。

クラウドワークス|ライター向け

クラウドワークスは、300万件以上の多種多様な案件を取り扱う国内最大のクラウドソーシングサービスです。案件の数が非常に多いことから、初心者向けの簡単な案件や、専門的な知識や高いスキルがあまり必要とされないライティング案件なども多数あります。

そのため、フリーランスになったばかりの方や、フリーランスのライターとして実績を積みたい方におすすめのクラウドソーシングサービスとなっています。簡単な案件を受注して経験や実績を積んだ上で、高単価の案件に挑戦することが可能です。

他にも、オンラインでスキル学習ができるサービスや、現役エンジニアによるプログラミングスクールなど、フリーランスとして働くためのスキルを磨くための制度も充実しています。

昔の人脈を利用して紹介してもらう

フリーランスとしての仕事を探す方法としては、昔の人脈を利用して仕事を紹介してもらうという手もあります。

そもそも人脈がなければ使えない方法であり、実際に仕事を得られるかは以前勤めていた職種や人間関係によって変わってきます。ただし、他の方法で探す場合よりも好条件でフリーランスの仕事を獲得できることがあります。

昔の人脈を利用してフリーランスの仕事を探すには、以下の3つの方法があります。

友達に営業をかける

昔の人脈を利用して友達に営業をかけ、フリーランスの仕事をもらう方法です。友達であれば最初から一定の信頼を得ることができ、自分のスキルや経験についても知っているので仕事を紹介してもらいやすいです。

そのため、フリーランスとして独立した際には、そのことを友達に伝えておくと良いでしょう。何かフリーランスの案件があったときに、友達の方から紹介してくれることもあります。

また、友達同士なら案件の報酬や条件なども相談しやすく、自分が働きやすい条件で案件を受けられるというメリットもあります。ただし、あまりしつこく営業をかけたり、無理な条件を押し付けたりすると人間関係のトラブルとなるので注意が必要です。

前職の同僚や上司に掛け合う

フリーランスの仕事を紹介してもらう方法としては、前職の同僚や上司に掛け合うというものもあります。特にフリーランスとしての業種と同じ業界に勤めていた方であれば、かつての同僚や上司から案件を紹介してもらいやすいでしょう。

同僚や上司だった相手なら自分の能力を熟知しているので、自分に合った案件を紹介してもらえるというメリットがあります。また、案件についてわからないことがあっても、元同僚や上司であれば相談に乗ってもらえることもあるでしょう。

ただし、案件を必ず紹介してもらえるわけではなく、無理強いするとトラブルのもとになります。そのため、紹介してもらえればラッキーという気持ちで掛け合ってみるようにしましょう。

前職のクライアントに仕事をもらう

昔の人脈を生かしてフリーランスの仕事を紹介してもらうには、前職のクライアントに仕事をもらうという方法も考えられます。前職で実績を残し、クライアントから信頼を得ている方であれば、フリーランスとして独立した後も仕事を依頼されることがあります。

機会があれば、前職のクライアントにもフリーランスになったことを伝えておくと良いでしょう。案件の報酬や条件については自分で交渉ができるので、社員として働いていた時よりも好条件で仕事をもらえることもあります。

注意点として、必ず仕事を紹介してもらえるわけではないことと、クライアントとの間にトラブルが発生すると独立前の職場にも迷惑をかけてしまう場合があることは忘れないようにしましょう。

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SNSを活用する

SNSを活用する

フリーランスとしての仕事を探したいのであれば、SNSを活用するということも大切になります。

現在では個人・企業を問わず非常に多くの方がSNSを利用しており、SNSを上手く活用することでフリーランスの案件を獲得することができます。フリーランスとして成功するためにも、積極的にSNSを活用することをおすすめします。

ここでは、SNSを活用してフリーランスの仕事を得るためにはどのようにすれば良いのか、3つのステップをご紹介します。

FacebookやTwitterのアカウントを開設する

SNSを活用してフリーランスの仕事を得るには、FacebookTwitterのアカウントを開設することになります。最近では、FacebookやTwitterで自分のスキルや経験を発信することで、仕事の依頼を受けられることがあります。

特にFacebookはビジネス向けのSNSであり、企業や経営者が運営していることも多いです。そのため、まずはFacebookのアカウントを充実させると良いでしょう。アカウントを開設する上では、身分を証明するために実名や写真を使い、これまでの経歴や持っているスキルについて記載しておきます。

Twitterでも同様にプロフィールを充実させておき、自分の業種と関係する企業や経営者をフォローしておきましょう。人が離れるネガティブな投稿は避け、自分の能力についてこまめに発信することをおすすめします。

ポートフォリオを作成する

SNSを活用してフリーランスの仕事を得るためには、ポートフォリオを作成することが重要となります。ポートフォリオとは自分のスキルや実績を証明するためのもので、実際に参加したプロジェクトや作成したデザインなどをまとめたもののことです。

特にSNSでは見ず知らずの相手に仕事を発注することになるので、ポートフォリオの内容が重視される傾向にあります。そのため、SNSのアカウントを作成したら、ポートフォリオを作成して掲載しておきましょう。

お問い合わせフォームを設置する

SNSを活用してフリーランスの仕事を得るには、お問い合わせフォームを設置しておくという方法もあります。お問い合わせフォームという導線を用意しておくことで、SNSのプロフィールやスキルなどを見て興味を持った企業や経営者からの連絡が来やすくなります。

連絡が取りやすいように整備しておけば、それだけ仕事を得られる可能性が高まります。SNSを利用して情報を発信するだけではなく、どのようにして依頼を受けるかについても考えておくことが大切です。

同業種の交流会で名刺を配る

フリーランスとしての仕事を探すには、同業種の交流会に積極的に参加して名刺を配るという方法もおすすめです。

例えば、クリエイター交流会in東京ではITエンジニア交流会を実施しています。ITエンジニア交流会は定員15名程度で、東京都港区赤坂などで開催されているイベントです。

ITエンジニア交流会の目的はフリーランスのエンジニアやフリーランスを目指す方の交流となっていて、仕事やプライベートで関わるエンジニアの仲間を作ることができます。このような交流会に参加して名刺を配ることで、人脈を広げながら自分の名前を売り込むことが可能です。

それによって、エンジニア仲間や企業の経営者からフリーランスの案件の依頼を受けられることがあります。

また、既にフリーランスとして成功している方の意見を聞けることもあり、仕事を探すコツなども知ることができます。フリーランスの仕事を求めている方は、同業種の交流会に思い切って参加してみましょう。

オンラインサロンやブログで発信する

フリーランスとしての仕事を探すためには、オンラインサロンやブログで発信するという方法も挙げられます。オンラインサロンとは、代表者の元に同じ目的を持つ人々が集まり、オンラインで交流を行うというものです。

近年ではオンラインサロンがフリーランスとして働く方から注目を集めていて、オンラインサロンでの交流からフリーランスの仕事の受注や発注につながっていることもあります。そのため、スキルや実績を持っている方であれば、積極的にオンラインサロンで発信を行うと良いでしょう。

オンラインサロンで自分をアピールし、ファンを獲得することができれば、そこにアプローチして仕事を得られることがあります。

同じように、ブログを開設して自分の意見や能力について発信するというのも効果的です。ブログの内容を充実させることでファンを獲得することができ、コメントなどを通じて交流を深めていけば、そこから案件の紹介につながることもあります。

また、オンラインサロンをはじめとするフリーランスにおすすめのコミュニティが知りたい方は「【フリーランスのコミュニティ9選】交流会イベントや集まりに参加するメリットは?」をぜひご覧ください。

求人情報に問い合わせる

フリーランスとしての仕事を探すためには、求人情報に問い合わせることも重要となります。多くの企業では公式サイトなどで求人を行っているので、そこに問い合わせをすることで仕事を得られるケースがあります。

例えばフリーランスの方が正社員募集の求人に問い合わせをした場合であっても、自分のスキルやリソース、希望報酬額などの条件が合えば、売り込み次第では仕事を振ってもらえる可能性があります。

特にハローワークや転職サイトなどに求人を出していて、人材が不足していると考えられる企業であれば、仕事を獲得できる可能性が高まります。問い合わせをする際には、フリーランスでこのような仕事をしていると自分のスキルや経験をアピールしておくと良いでしょう。

もちろん毎回フリーランスとして仕事をもらえるわけではありませんが、求人情報を出している企業は数多くあるので、条件の合いそうなものがあれば積極的に問い合わせをしてみることをおすすめします。

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また、フリーランス一本で生活できるかどうか不安な方は「フリーランスは生活できない?仕事がない場合や大変・厳しいと感じるときの対処法」をぜひ参考にしてください。

フリーランスで仕事を取る、案件を受ける際に意識すべきこと

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ここまで、フリーランスとして仕事を得るための方法について紹介してきました。しかし、フリーランスとして仕事を獲得するためには、ただこれらの方法を試せばよいというわけではありません。案件を受注するにあたって、いくつか気をつけなければならないこともあります。

ここでは、フリーランスで仕事を取る、案件を受ける際に意識するべきことについて紹介します。これらを意識しながら、フリーランスとしての仕事を探してみましょう。

やれることは全てやる

フリーランスとしての仕事を取るために意識しておきたいのが、やれることは全てやるということです。フリーランスの仕事を探すための7つの方法について上で紹介してきましたが、どれかだけをやるのではなく、やれる方法については全てやるべきです。

エージェントやクラウドソーシング、SNSなど、ネットを活用した手法は誰でも気軽に始められるので、積極的に取り入れましょう。さらに、元同僚など昔の人脈を活用したり、同業種の交流会に参加するなど、リアルでの手法も並行して行ってください。

フリーランスでは仕事を獲得できないと、当然報酬も得ることができません。そのため、あらゆる方法を使って仕事を得るために取り組むことが必要となります。

ポートフォリオで自分の過去実績をアピールする

フリーランスとしての仕事を取るためには、ポートフォリオを作成して自分の過去の実績をアピールすることも意識しておきましょう。ポートフォリオとは、自分のプロフィールやこれまでの制作物、実績などをまとめたもののことです。

ポートフォリオを公開することで、自分がどのようなスキルを持っているか、どんな実績を残しているかのアピールをすることができます。

ポートフォリオを作成する際の注意点として、制作物のどこからどこまで自分が関わったのかをきちんと記載する必要があります。自分が制作した範囲を正確に伝えることができないと、依頼された仕事とのミスマッチが起きてしまう原因となります。

また、制作の過程で自分がどんなことを考えていたかも記載しておくと良いでしょう。

成果を出して案件を継続させることを心がける

フリーランスとしての案件を受けた際に意識しておきたいのが、成果を出して案件を継続させることを心がけるということです。

新規案件を獲得することももちろん重要ですが、それと同時に、もらった仕事についてはきちんとこなして成果を出し、案件を継続させることができるようにしましょう。

フリーランスの収入は案件を得られるかによって変わるため、不安定な面があります。しかし、継続案件を得ることができれば、安定した収入を得ることができるようになります。

また、毎回の仕事で成果を出していればクライアントからの評価も高くなり、より高単価の案件や新しい案件を依頼されることもあります。仕事をもらったことで満足せず、しっかりと成果を出せるようにしましょう。

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さらに、フリーランスで仕事がなくてお困りの方は「フリーランスで仕事がないときはどうする?7つの対処法とNG行動!」もぜひ参考にしてください。

フリーランスや個人事業主が仕事をもらうにはフリーランス名鑑に登録しよう

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独立後のフリーランスや個人事業主の方が仕事を獲得するためには、フリーランス名鑑への登録をおすすめします。フリーランス名鑑では企業からの依頼を多数取り扱っており、フリーランスの方が登録しておくことでスキルや条件にマッチした案件を紹介してもらえます。

特にWEB系のフリーランス案件を豊富に扱っているので、WEB系の仕事をしたい方にはおすすめです。クラウドソーシングサービスなどと比較すると、フリーランス名鑑では企業から直接依頼を受けることができ、手数料や仲介料などが掛からないことが大きなメリットとなります。

さらに、フリーランスを対象としたオンラインサロン「StockSunサロン」も開設されているので、フリーランスの先輩と交流したり、スキルを身につける機会もあります。

個人のブログやSNSで集客をかけるよりも、効率的に案件を受注できる可能性を高められるので、興味がある方はまずはフリーランス名鑑に登録しておきましょう。

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