フリーランスコンサルタントとは?年収相場やマッチングして案件を受けられるおすすめのエージェントも紹介!
- フリーランス名鑑編集部
- 記事制作日2021年08月31日
- 更新日2021年10月12日
「フリーランスコンサルタントの仕事内容は?」
「フリーのコンサルタントが仕事を受ける方法が知りたい」
フリーランスのコンサルタントを目指している方には、上記のように考えている方も多いのではないでしょうか。
企業の在り方が多様化する昨今、時代の流れについていくために企業をサポートする“コンサルタント”の存在が重視されています。特に自由な発想で事業にアドバイスできるフリーランスのコンサルタントという職種に注目が集まっており、活躍の場が広がっています。
しかしフリーランスコンサルタントは、決して簡単になれる職業ではありません。もしコンサルタントとして独立を目指すのであれば、どのような業務内容になるのか、どのくらいの収入が見込めるか、どのようにして案件を受ければいいのか、といった内容をきちんと知っておく必要があります。
そこでこの記事では、フリーランスコンサルタントについて以下のポイントを解説していきます。
・フリーランスコンサルタントの年収相場
・フリーランスコンサルタントの種類
・フリーランスコンサルタントが案件を獲得する方法
この記事を読むと、フリーランスコンサルタントがどのように活動していくべきなのかがわかります。これから独立を目指しているコンサル業の方や、開業したてのコンサルタントの方は、ぜひ参考にしてください。
なお、フリーランスコンサルタントとしてすぐに案件を受けたい方には、「フリーランス名鑑」への登録をおすすめします。フリーランス名鑑は国内最大級のフリーランス検索サイトであり、自分の能力やスキルに合ったクライアントとマッチングができます。
そのため登録しておけば、自分の得意ジャンルや知識を活かしたコンサルタントの仕事案件を受けることが期待できます。案件を受けて収入アップしたい方は、まずは登録しておきましょう。
また、フリーランスとして活躍できる仕事にはどのようなものがあるか知りたい方は「フリーランスの仕事の種類!おすすめの職種や仕事内容を一覧で紹介」をぜひ参考にしてください。
フリーランスコンサルタントとは?仕事内容を紹介
フリーランスコンサルタントとは、フリーランスの形態でコンサルタント業を担う人のことを指します。コンサルタントとは、クライアント企業の経営上の課題発見・分析・改善・事業拡大などの支援を行う人・企業のことを言います。
会社員でコンサルタントとして働く方に比べ、自由度が高いのがフリーランスコンサルタントの特徴です。
会社に所属していないフリーランスコンサルタントは、上司からの指示を受けないので、自分の頭で考えながら依頼元の企業をサポートすることができます。そのため担当する仕事内容は多岐に渡り、どのような仕事をするのかは依頼主の状況や課題によって異なります。
大まかな仕事内容としては、依頼主の企業の「経営課題の洗い出し」と「問題解決のプラン策定」の2つがメインになります。
経営課題の洗い出し
フリーランスコンサルタントがクライアント企業をサポートするためには、まずは経営上の課題を洗い出す必要があります。なぜなら企業によって抱えている悩みや課題が異なり、正しい問題解決の方法も異なるためです。
経営課題の洗い出しの方法としては、クライアント企業の社員に対してヒアリングや業界の研究、競合他社との比較などがあります。実際に企業や仕事の現場へ訪れ、クライアント企業が抱える問題の詳しい内容および弱点を分析していきます。
そして、コンサルタントとしてクライアント企業の問題や課題をうまく把握するためには、何よりも分析力と洞察力が欠かせません。またクライアント企業の経営者や現場社員とうまくコミニュケーションをとる能力も必要となるでしょう。
課題解決のためのプラン策定
クライアント企業の経営課題を把握できたあとには、実際に課題を解決するためのプランを策定していきます。
例えばWEBコンサルタントの場合は、「動画コンテンツからの集客が競合他社に比べ弱いので、YouTubeをうまく活用し挽回をはかりましょう」といったように、課題を解消するための戦略を考えていきます。
その際には、チャンネル登録数や再生回数、YouTubeからの集客数など、具体的な数字の目標を設定して運用していきます。
ここで重要なのは、納得感・現実感のある目標を設定した上で、きちんと成果を上げるためのプランを策定することです。コンサルタントの思いつきや感覚で今後の方針を決めるのではなく、具体的な理由やデータに基づいた戦略を考えて、クライアントと擦り合わせることが大切です。
そのためには常に業界の動向を把握し、最先端の知識やトレンドについて学んでおく必要があります。
フリーランスコンサルタントの年収相場|平均年収はいくら?
職種 | 平均年収相場(目安) |
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ITコンサルタント | 600〜2,000万円 |
経営戦略コンサルタント | 1,000〜3,000万円 |
フリーランスコンサルタントの年収は職種や活動内容によっても異なりますが、平均年収の相場は高めです。例えば、ITコンサルタントの場合は600万円〜2,000万円ほどが目安となっており、経営戦略コンサルタントになると1,000万円〜3,000万円ほどを稼ぐ方が多いです。
ここで経済産業省の調査結果を見てみると、会社勤めのITコンサルタントの平均年収は925.8万円であることがわかります。つまりフリーランスの場合は、活動内容によっては会社員よりも1,000万円以上も大きく稼ぐことも可能であるため、比較的フリーランスの方が高い年収を狙えると言えます。
経済産業省がまとめた調査結果によりますと(IT関連従事者5000名にアンケート)、ITコンサルタントの平均年収は928.5万円。ほかIT関連職種と比べてもトップの給与で、ITスキル標準のレベルが同じでも、ITアーキテクトやプロジェクトマネージャー職種より、ITコンサルタントの給与が高い結果となりました。
実際に年収アップを目指して、会社を辞めてフリーランスコンサルタントとして独立する方も多いです。1,000万円を超えるような高い年収を狙えることは、フリーランスコンサルタントの大きな強みだと言えるでしょう。
フリーランスコンサルタントの種類
ひとことでフリーランスコンサルタントといっても、その活躍の幅は非常に広いです。ここからはフリーランスコンサルタントの種類と特徴について解説していきます。
ITコンサルタント
特徴 | システム開発やソリューション導入を提案し、顧客の課題解決を行う |
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求められる能力 | ・IT関連の知識および実務経験 ・プロセス構築を行える論理的思考 |
ITコンサルタントとは、ITの知識を活用して顧客企業の問題や課題を解決したり、企業にとってのプラスの効果を提案したりする職業です。例えば、システム構築プロジェクトのサポートとして開発提案を行ったり、開発を請け負う企業との調整や進捗確認を行う業務を担当します。
なおIT関連の技術といってもあらゆるジャンルがあるため、ITコンサルタントの活躍の場もさまざまです。具体的には以下のような種類の仕事があります。
CRMコンサルタント
CRMは「Customer Relationship Management(顧客関係管理)」の略称です。CRMコンサルタントとは、IT関連の中でも特に顧客関係管理を担当するコンサルタントのことを指します。
CRMコンサルタントの仕事内容は、クライアント企業の顧客管理業務の効率化を図り、顧客がもたらす利益の最大化や競争力の向上を支援することがメインとなります。
具体的には、戦略立案の提案やソリューションの検討、導入プロジェクトの設計、さらには追加開発の要件定義や導入後のサポートを行い、クライアント企業の状況に合わせた支援を行います。
クライアント企業によって抱える顧客の種類や規模が異なるため、CRMコンサルタントはクライアントの経営状況の把握を行い、適切な課題解決法を導くことが求められます。
そのためには論理的思考能力に加え、クライアント企業からしっかりとヒアリングを行えるコミュニケーション能力も必要になります。特に“MBA”や“中小企業診断士”、CRMツールの認定資格があると、業務に役立てることできるでしょう。
SCMコンサルタント
SCMは「Suply Chain Management(サプライチェーン管理)」のことを指します。SCMコンサルタントは、購買調達・製造・物流・サービスといった、ものづくりから販売までの“サプライチェーン”全体の効率化に向けて管理や改革を行うコンサルタントのことです。
具体的には、SCM戦略立案、SCMプランニング、SCMプロセス改革、SCMシステムのIT構想化などを行います。また導入支援やコストの削減、SCMのアウトソーシング(BPO)などにおいて、課題解決や収益改善のための支援を行います。特に製造業や流通業が主なクライアントとなることが多いです。
SCMコンサルタントになるためには、製造業や流通業などでのSCM実務経験が必要です。またSCMは企業の根幹となる業務であるため、会計やCRM業務と連携をすることも欠かせません。SCMの知識はもちろん、幅広い業界知識や知見、そして経営的な視点も求められるでしょう。
ERP(SAP)コンサルタント
EAPとは、「Enterprise Resource Planning(経営資産計画)」のことを指します。
ERP(SAP)コンサルタントは、ITシステムを活用し、クライアント企業の社内業務効率化を図ることが仕事内容となります。ERPの内容は主に、顧客管理・財務会計管理・営業支援・マーケティング管理に分類されます。
クライアントの業種や事業内容により担当する業務は異なりまが、ERP(SAP)コンサルタントはまずは課題解決のためのITシステムを要件定義し、設計から開発までのプロジェクトをマネジメントしていくこととなります。
ERP(SAP)コンサルタントに求められるのは、クライアントの業界や業務に関する深い知識です。なぜなら業界の知識を理解していないと、経営課題の発見や解決ができないためです。なお業界の動向やトレンドは常に変化し続けるため、目まぐるしい変化を捉え、常に学んでいく姿勢も重要です。
なおERP市場では、SAP社・Oracle社の認定コンサルタント制度が設けられています。そのため認定コンサルタントの資格取得をしていると、活躍の場が広がりやすいです。
PMOコンサルタント
PMOは「Project Management Office」をの略称です。日本語では“プロジェクトマネジメントオフィス”もしくは“プログラムマネジメントオフィス”と呼ばれることもあります。
PMOコンサルタントは、クライアント企業内において、個々のプロジェクトマネジメントの品質向上や能率UPなどの支援をするのが主な仕事です。
具体的な仕事内容としては、複数のプロジェクトで発生する業務を代行するシェアードサービスを提案したり、プロジェクトの阻害要因を分析し、問題解決方法を提案するなどです。そのほか社内プロジェクトマネジメントの標準化や、研修を通じての普及も仕事内容に含まれます。
PMOコンサルタントとして活躍するためには、プロジェクトマネージメントの実務経験、多くの人をまとめられる統率力が必要になります。
経営戦略コンサルタント
特徴 | クライアント企業の経営層に対し、新規事業計画や業務改革の提案などを行う |
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求められる能力 | ・経営者の信頼を得られるネームバリュー ・論理的思考能力と情報収集、分析能力 |
経営戦略コンサルタントとは、クライアント企業の経営戦略の構築や実行に関わる支援を行うコンサルタントのことです。
具体的には企業の経営層に対し、業務改革やM&Aなどの提案を行い改革をもたらす仕事を担当します。担う範囲は非常に広く、経営方針そのものに関わるような内容から、会計関連、人事関連とさまざまです。
経営戦略コンサルタントは、クライアント企業がこれまでに行ったことのない新たな改革を指導・サポートします。そのため直接経営者層と関わる機会が多く、フリーランスコンサルタントの中でも最も報酬の高い職種となります。
なお、経営戦略コンサルタントとして活躍するためには、的確なアドバイスができるような判断力、思考力が必須です。さらに、クライアント企業に信用してもらえるようなネームバリューも欠かせません。
フリーランスの方が経営戦略コンサルタントになるためには、まずはセミナーの講師やSNS発信などで名前を売り込む必要があるでしょう。
人事戦略コンサルタント
特徴 | クライアント企業に対し人事システムの改革を指導する |
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求められる能力 | ・現状分析力および課題解決力、論理的思考力 ・幅広い立場の方と円滑に人間関係を築くためのコミュニケーション力 |
人事戦略コンサルタントは、クライアント企業の人事に関わる提案や支援を行うコンサルタントのことです。例えば人事評価制度を構築したり、組織診断、採用関連の計画立案、人材育成プログラムの提案及び実行、海外の人材活用の指導などを担当します。
近年では、従来の年功序列システムを廃止し、成果主義をベースにした人事システムへの変更が求められています。また在宅ワークの普及に合わせて、今までとは違った組織形態や勤務方法をとる必要性が増しています。
しかし企業によっては、これらの変化にうまく対応できていないところが多く、コンサルタントの支援を必要としているところも見られます。
人事戦略コンサルタントは、上記のようなクライアント企業の悩みを解決する支援を行います。細かく分けると“人事組織コンサルティング”、“採用コンサルティング”、“人材育成・研修コンサルティング”、“グローバル人事コンサルティング”などがあり、それぞれの分野で専門家が活躍しています。
財務戦略コンサルタント
特徴 | 会計システムの更新、会計業務の改善、財務面でのアドバイスを行う |
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求められる能力 | ・IT関連の知識や会計業務に関する知識 ・現状を把握できる分析力 |
財務戦略コンサルタントとは、財務や会計分野に特化したコンサルタントのことを指します。例えばクライアントに対し、会計関連の業務プロセス改善、最適化の提案を行ったり、資金調達や投資戦略の立案、M&Aに関するアドバイスなどを行います。
企業のお金の流れを管理したり、資金を調達するといった“財務”の業務は、企業を円滑に経営する上で非常に重要な役割を担っています。しかしそこで古い会計システムを使っている企業は、お金の流れをうまく理解できずに経営判断が遅れてしまうリスクがあります。
財務戦略コンサルタントは、企業が財務関連で損をすることがないよう、新システムの導入を提案したり、業務改善に関するアドバイスを提供したりします。したがって財務戦略コンサルタントとして活躍するためには、会計・財務に関する知識が必要不可欠となります。
フリーランスコンサルタントが案件を受けるには?依頼者とマッチングするための5つの方法
フリーランスコンサルタントとして活躍するためには、クライアント企業を探し案件を受ける必要があります。ここからはフリーランスコンサルタントが依頼者とマッチングするための5つの方法について紹介していきます。
エージェントサービス
特徴 | フリーランスとクライアントをマッチングし、希望に合うコンサルティングの案件を提案 |
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メリット | エージェントを介するため、個人単位やフリーランスでも案件を獲得しやすい |
デメリット | 報酬の一部を手数料としてエージェントに支払う必要がある |
おすすめな人 | 営業工数をかけずに安定して仕事を獲得したい方 |
エージェントサービスは、フリーランスとクライアント企業のマッチングを支援するサービスのことです。ただ案件を掲載するだけのサイトではなく、専門知識を持ったエージェントが介入することで、フリーランサーとクライアント側が求めている条件をうまくマッチングできます。
エージェントサービスを利用すれば、個人で活動するフリーランスコンサルタントでも信頼を得やすく、企業からコンサルティングの依頼を受けることができます。そのため、自分に見合った案件を継続的に獲得したい方にとても適しています。
ただし、安定した依頼を受けやすい一方で、エージェントに対し報酬の一部を手数料として支払わなければなりません。またエージェントがうまく介入し成功すれば問題ありませんが、場合によってはコミュニケーションが円滑に進まずミスマッチが起きてしまうこともあります。
エージェントサービスからコンサルティング案件を受注したいのであれば、まずは信頼のおけるサービスをいくつか探し、どのエージェントが自分に合っているかを比較することが大切です。代表的なフリーランスコンサルタント向けのエージェントサービスには以下のようなものがあります。
High Performer Consultant(ハイパフォコンサル)
High Performer Consultant(ハイパフォコンサル)は、INTLOOP株式会社が運営するエージェントサービスです。コンサルタント専門のフリーランスエージェントであり、良質なクライアントを探しやすいのが特徴です。ハイパフォコンサルに登録すれば、最適な案件をタイムリーに紹介してくれます。
さらに月末締翌月15日支払いという業界最速水準の支払いを徹底しており、とにかくスピーディーに仕事を進めていくことが可能です。また13年以上の業界実績があり、上場企業案件なども豊富で高単価な依頼が多いことも魅力の一つです。
案件内容は比較的レベルの高いものや規模の大きいものが多く、案件元の企業に常駐しコンサルティング支援を行う案件がほとんどです。そのため案件を獲得するには、高いスキルと実務経験が求められます。
参考:High Performer Consultant(ハイパフォコンサル)
FREECONSULTANT
FREECONSULTANTは、プロフェッショナルのコンサルタントに向けたエージェントサービスです。1万人を超えるプロフェッショナル人材が登録しているサービスで、大手優良企業からベンチャーまで480社以上という非常に豊富な取引実績を持っています。
FREECONSULTANTに登録すると、コーディネーターがフリーランスの経験や希望に沿った案件情報を提案してくれます。そのため案件探しの手間が削減でき、またコンスタントに案件を獲得できるというメリットがあります。
ちなみに、FREECONSULTANTを運営しているのは「みらいワークス」という企業であり、この企業は東証マザーズにも上場しています。そのため各方面からの信頼も厚く、さまざまな面で安心してサービスを利用できるのが魅力です。
さらに案件に関しては、ただ提案してくれるだけでなく、稼働中のサポートや稼働後のフィードバックなども行ってくれます。そのため、働きながらコンサルタントとしてステップアップしていきたい方におすすめできるエージェントサービスの一つです。
PMO NAVI
PMO NAVIは、エッジコンサルティング株式会社が運営するフリーランス案件紹介サービスです。主にPM/PMO、ITコンサルティング、業務コンサルティングの案件を中心に扱っています。
PMO NAVIで扱う案件は、専門性が高く高単価であることが特徴として挙げられます。2012年以降は契約継続率90%という実績を誇り、安定性があることも魅力です。
経営者や事業主に近い上流案件も多く、フリーランスのコンサルタントを経て今後ステップアップしていきたい方におすすめのエージェントサービスです。
フリーランスコンサルタントの場合、全て無料でサービスを受けることができます。後に法人化した場合や法人を持っている方でも、契約ができるので安心です。
参考:PMO NAVI
クラウドソーシングサービス
特徴 | 個人や企業がクライアントとなり、不特定多数の人に仕事を発注するサービス |
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メリット | 自分で好きな条件の案件を探し応募ができる |
デメリット | 良質なコンサルティング案件をしっかりと見極める必要がある |
おすすめな人 | 手軽にできるコンサルティング業務を探している方 |
クラウドソーシングとは、企業がインターネット上で不特定多数の人に仕事を依頼・発注するサービスのことを指します。フリーランスコンサルタントはクラウドソーシングに登録することで、コンサルタント案件を検索し受注することができます。
クラウドソーシングの魅力は、誰でも簡単に登録し利用できるという点です。例えば駆け出しのフリーランスコンサルタントで人脈がないという方でも、自分のスキルや経験をアピールすることで案件を受けることができます。
また報酬や期間などの条件でも案件を探せるため、手が空いた時間に手軽にできるコンサルティング案件を探したい方にぴったりです。
ただしクラウドソーシングの場合、誰でも利用できるという点から悪質な案件が混ざっている可能性があるため注意しましょう。極端に報酬が低くないか、条件に不利な部分はないかなど、案件を受ける際にきちんと確認しておく必要があります。
リファラル(知人紹介)
特徴 | 元ファームの業界関係者・知人からコンサルティング案件を紹介してもらう |
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メリット | 今まで培った人脈を活かし、既知のクライアントから安定した案件を受注できる |
デメリット | かつて所属していたファームと契約違反をしていないかなど、契約内容を精査する必要がある |
おすすめな人 | すでにコンサルタントとして活躍してきた経験があり、従来の実績を活かして働きたい方 |
リファラルは直訳すると「紹介」という意味を持ちます。フリーランスコンサルタントにおけるリファラルとは、元クライアントもしくは元ファームの業界関係者および知人から、直接案件を紹介してもらう方法のことを指します。
例えば、企業から独立しフリーランスコンサルタントを目指す場合、独立前から人脈を使って営業活動を行っておくと良いでしょう。市場調査や下準備を済ませてから独立することで、独立後もスムーズに案件を獲得することができます。
なお独立しフリーランスコンサルタントとなり、リファラルを使って案件獲得するとなると、基本的には既知のクライアントから案件を受けることになります。
その際、過去に所属していたファームとの契約違反にならないかどうか確認しておく必要があります。例えば機密情報の管理に問題がないか、契約内容の中に損害補償を求めるような条件が含まれていないかなど、きちんと確認しておきましょう。
ビジネス系SNS
特徴 | ビジネス系SNSに登録して情報を発信し、クライアント企業を探す |
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メリット | 自身の能力や実績をアピールしやすく、知名度の向上に繋がる |
デメリット | ある程度のネームバリューや実績がないとクライアントからの依頼を期待できない |
おすすめな人 | ネームバリューや過去の実績を活かし、新規案件の獲得を目指したい方 |
ビジネス系SNSとは、通常のFacebookやTwitterなどではなく、ビジネスのために特化したSNSのことを指します。例えばWantedlyやLinked inが例に挙げられます。
ビジネスSNSに登録しておくと、プロフィールがそのまま履歴書や職務経歴書の代わりとなります。そのためフリーランスコンサルタントとして登録しておけば、企業側からコンサルティング案件を依頼してもらえることがあります。
現状では海外の方が普及率が高く、日本国内では登録者数はさほど多くはありません。しかし現在徐々に伸びてきているサービスの一つであり、今後発展が見込めるため登録しておいて損はありません。
特にすでにコンサルタントとしての実績がありネームバリューのある方は、登録しておくだけで案件がもらえる可能性もあるのでおすすめです。
フリーランス検索サイト
特徴 | スキルや経験をもとにフリーランスと企業をマッチングする |
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メリット | フリーランス専門のサイトであるため個人で獲得できる案件数が多い |
デメリット | アピールできるような実績や技術が求められる |
おすすめな人 | 自分の専門分野がはっきりしていて、能力に見合った案件を獲得したい方 |
フリーランス検索サイトとは、企業が優良フリーランスを条件に合わせて検索できるサイトのことです。代表的な例として、フリーランス名鑑が挙げられます。
フリーランスは自分のスキルや経験などの情報を登録しておくことで、条件に見合ったクライアントから依頼をもらうことができます。
例えば、ITスキルの高いコンサルタントには大規模なITコンサルの案件、実績の多い経営戦略コンサルタントには大手企業からの案件といったように、優良でレベルの高い案件をもらいやすいのが特徴として挙げられます。
企業側からスキルを見た上で案件を依頼してもらえるため、案件内容とフリーランスのミスマッチが起こりにくいのがメリットです。自分のスキル・経験を活かしてフリーランスコンサルタントとして活躍したい方に非常におすすめのサービスです。
フリーランスコンサルタントで仕事を受けて収入を増やしたい方は?
フリーランスコンサルタントとしていますぐ案件を受けたい、収入UPを目指したい方は、フリーランス名鑑への登録をおすすめします。フリーランス名鑑は国内最大級のフリーランス検索サイトであり、コンサルティングに関する案件が非常に充実しています。
フリーランスの方なら誰でも登録でき、依頼を待つだけで自分のスキルや能力に合った案件依頼を受けることができます。
実際にフリーランス名鑑に登録している方の中には、ITコンサルタントや経営戦略コンサルタントとして活躍されている方も多いです。フリーランスコンサルタントとして受けられる案件数を増やしたい方は、ぜひ登録しておきましょう。