■略歴

1980年
香川県生まれ
2003年
広島大学工学部卒業
2006年
株式会社システムデバイステクノロジー設立
2016年
同社代表取締役就任

■事業内容について

元々、当社設立メンバーが半導体系企業の出身エンジニアでしたので、IC/LSIを設計開発するエンジニアを派遣する事業から始めました。現在は4事業部まで増えましたが、その1つ目が先ほど話をしたエンジニアをアウトソースする事業部(odoL事業部)です。
2つ目の事業はエンジニアとは真逆にある美容業界、特に化粧品業界にアウトソースする事業部(フィオレンテ事業部)です。この2つの事業は設立当初から運営しており、現在も当社の重要な事業として続いています。
3つ目の事業は私が代表になった2016年に立ち上げたJ-all事業部です。J-all事業部はIoTやAI、またそれに付随するようなシステム開発などを行う事業部です。
4つ目の事業は新規事業を試していくTOTB事業部です。
以上4つの事業部から成り立っています。

■貴社で活躍する人材の特徴は?

オフィス内とオフィス外で活躍する人材の特徴は異なりますね。
例えばオフィス内で働くスタッフで活躍する特徴は「思考の軸」が自分以外にある傾向があります。自分はこれができるからこれをやる、ではなくてそれをやることで誰が喜ぶのか。また自分の仕事によって誰に負担がかかり、その人にはどう補填すべきかなどをずっと考えている人がうまく行く印象です。
オフィスではなく派遣先など外で働く場合には、お客様が求める職種スキルも重要ですが、最近ではコミュニケーションスキルの重要度が増している印象です。

■人材選定のポイント

エンジニアか美容業界かにより変わります。
エンジニアの場合はやはりスキルセットが第一になってしまいます。リーマンショック時はハードウェア領域、コロナ流行時はソフトウェア領域と大きな出来事があり、その都度求められる人物像が変わりました。現在では、ニッチスキルを求める企業様が多くおり、そのスキルを持っているエンジニアの市場価値が高い傾向があります。そのためスキルセットが求められる第一になってきてしまいます。
次に重要視しているのがコミュニケーション力です。これは主に伝えるスキルを求められています。エンジニアは一般的に口下手な人材が多く、聞くことは得意なのですが、伝えることが苦手だったりします。そのため伝える能力のある人材は業界でも重宝されます。
美容業界の場合もスキルセットは重要視されますが、それ以外にブランドの思考を自分に落とし込むことができる柔軟性がある方ですね。化粧品業界は百貨店やバラエティショップ、GMSなど、様々なチャネルが存在し、さらに年代別、性別など対象となるお客様が異なっています。当社の業務はその様々なブランド様のお仕事をお請けしますので、そこで働くスタッフもブランドの意思をどれだけ体現できるかが重要となってきます。そのためブランドを理解し自分に落とし込める人材は業界で重宝されます。

■人材活用を上手く行うために意識されていること

会社の情報発信は意識しています。入社を検討している人が当社を検索した際に少しでも多くの情報を目にすることができる環境をつくりたいと思っています。
そのためにYoutube、Tiktok、X(旧Twitter)、noteなどいくつかのチャネルで情報を発信しています。
入社後は、活躍次第で権利をどんどん委譲したいと思っています。やはり会社が大きくなるためには、どれだけ会社の成長を考えているスタッフが増えることが重要と考えていますが、そのためには権利もセットだと思っています。そこで、自分でチャレンジしてみたいと思っているスタッフにはどんどん権利を委譲していきたいと考えています。そのためにもオフィス、客先どちらの人員も採用強化する見通しもあります。

■どのような人と働きたいか

当然ながら各事業部で必要なスキルセットも重要視していますが、それ以上に熱量というか想いがある人と一緒に働きたいと思っています。
これはあくまでも私の個人的な考えではありますが、経験やスキルは時間をかければ誰でもある程度まで成長できると思っています。この「成長するまでの時間」をどれだけ短縮できるのかが「熱量」次第で大きく変わると思っています。そのため熱量がある方、その熱量を周りに伝えようとしている方と一緒に働きたいと思っています。
ここで重要なのは「スキルゼロ」でも活躍できるのか?という問題です。結論から言えば「YES」となりますが、その道は険しく、しんどい思いをすることも多く起きる可能性があります。その覚悟がある方であればぜひお話を伺ってみたいですね。

■若者へのメッセージ

自分に自信がないけど何者かになりたいと思っている方に対してメッセージさせてください。私自身、仕事は熱量や想いがあれば何とでもなると思ってる人間なので、あなたの心の中にそういう想いがあればぜひお越しください。
特に過去、自分の人生を諦めたことがあるような方であれば、僕も何度かそう言う経験はあるので何か一緒にできることがあると思います。ぜひ応募してほしいです。