フリーランス看護師とは?フリーランスナースの働き方や年収事情!
- フリーランス名鑑編集部
- 記事制作日2021年07月30日
- 更新日2021年10月12日
「フリーランスの看護師はどのような働き方なの?」
「フリーランスナースのメリットやデメリットが知りたい」
フリーランスの看護師を目指す方の中には、上記のように感じている方が多いのではないでしょうか。
働き方が多様化する現代では、看護師の中にもフリーランスとして活動する方が増えています。特定のクリニックや病院に属さないフリーランスの看護師は、「フリーランスナース」と呼ばれています。
なおフリーランスナースにはメリットもデメリットもあるので、もし目指すのであれば特徴をしっかりと知ることが大切です。
この記事ではフリーランスナースについて、以下のポイントを解説していきます。
・フリーランスナースになるメリット・デメリット
・フリーランスナースに必要なスキルと能力
この記事を読むと、フリーランスナースの特徴を把握でき、働き方が具体的にイメージできます。またフリーランスの看護師として活躍する上で必要な能力についても知ることができます。
なおフリーランスナースとして案件を獲得したい方には「フリーランス名鑑」への登録をおすすめします。
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このように、フリーランス名鑑では自分の能力に合った仕事を効率よく探せます。そのためフリーランスの看護師として活躍していきたい方は、ぜひ登録しておきましょう。
また、フリーランスとして活躍できる仕事にはどのようなものがあるか知りたい方は「フリーランスの仕事の種類!おすすめの職種や仕事内容を一覧で紹介」をぜひ参考にしてください。
フリーランス看護師とは?意味や定義を紹介
フリーランス看護師とは、病院やクリニックなどの特定の機関・法人などに属さずに、単発の仕事や短期の仕事をこなして活動する看護師のことを指します。
通常の看護師は病院と「雇用契約」を結びますが、フリーランス看護師の場合は「業務委託」の形式で契約を結ぶことになります。そのため、フリーランス看護師は特定の病院や決められた時間に働くのではなく、案件ごとに異なる場所・時間で働くことになるのが大きな特徴です。
近年は働き方改革が推進されたことで、会社に属さずにフリーランスとして活動する方が増えています。看護師業界も例外ではなく、時間や場所に縛られず自由に働ける「フリーランス看護師」への人気が高まっています。
さらに看護業界の慢性的な人手不足も相まって、即戦力として働けるフリーランスは業界内でのニーズも高いです。つまりフリーランス看護師は、これからますます活躍する場所が増えることが期待されています。
また、業務委託というのがどのような働き方を表すのか知りたい方は「業務委託とフリーランスの違いは?業務委託の契約の種類や働き方を紹介!」もご覧ください。
フリーランス看護師・フリーランスナースの働き方
フリーランス看護師・フリーランスナースの働き方には特徴があります。特定の病院で働く「常勤看護師」とは大きく異なる働き方になるため、もしフリーランス看護師を目指すのであれば、まず働き方の特徴を知っておくことが大切です。
ここではフリーランス看護師・フリーランスナースの主な活躍の場と働き方の例を4つご紹介します。
常勤看護師が休む日のヘルプとして働く
フリーランス看護師の主な活躍の場所の一つが、「常勤看護師の休日のヘルプ」です。例えば病院やクリニックなどで、常勤看護師が休んでいる日にだけ出勤するという働き方です。
常に人手不足と言われる看護業界では、看護師たちはギリギリの人数の中でシフトを回しています。そのため病院やクリニック等に勤務する常勤看護師が休みをとる場合、看護師の人数が足りなくなることがあります。
そこでフリーランス看護師は、人員不足となったシフトのヘルプ要員として働くことができます。
具体的には常勤の看護師が週に4.5日程度勤務しているのに対し、フリーランス看護師の場合は週に1日〜2日程度病院に出勤するケースも多いです。もちろん、曜日や勤務場所は受ける案件によって異なります。
なお夜勤をするかどうかは自分で選ぶことができ、もし自分が夜勤を希望しない場合は日勤だけでの勤務も可能です。
訪問看護ステーションに登録する
フリーランス看護師は病院勤務だけでなく、訪問看護ステーションに登録して働くという選択肢もあります。
訪問看護ステーションとは、利用者が住み慣れた自宅で療養生活が送れるための「訪問看護サービス」を行う事業所のことです。近年では在宅医療が推進されており、訪問看護の需要が非常に高まっています。
そのため訪問看護ステーションの中には、人員を確保するために常勤のスタッフだけでなくフリーランス看護師を登録制で受け付けているところがあります。
訪問看護ステーションに登録したフリーランス看護師は、利用者の自宅に訪れ、かかりつけの医師の連携のもとに看護サービスを提供します。そのため働く場所や曜日は利用者によって異なります。なお勤務日数や夜勤の有無に関しては、週1日のみ、週3日、日勤のみなど自身の都合に合わせて出勤できます。
検診センターやイベントナースで短期で働く
フリーランス看護師として働く場合、病院や介護の仕事のほかにも単発もしくは短期で働けるような業務が多数あります。具体的には検診センターのスタッフの仕事や、学校・職場の定期検診、そしてイベントでの応急処置や搬送対応などがあります。
これらの仕事は1日のみ、もしくは短期間であるケースがほとんどです。そのため検診センターやイベントナースの仕事は、常勤看護師ではなくフリーランス看護師のアルバイト制をとっていることが多いです。
なお検診センターやイベントナースの勤務日数・曜日・勤務場所は、イベントの内容によってさまざまです。1日〜数日で終わるような仕事も多くあるので、スキマの時間を使って稼ぎたいフリーランス看護師にとっては狙い目の仕事とも言えるでしょう。
ただしイベントで働く看護師の場合、「どのような患者・利用者を相手にするのか」「どのような処置を行うのか」といった仕事内容が、イベントごとに大きく変わる点に注意が必要です。例えば検診で採血を担当することもあれば、旅行先での応急処置を行うこともあるでしょう。
求められるスキルが現場によって変わってくるため、フリーランス看護師は単発の仕事を始める前にどのような内容を担当するのかをしっかりと把握しておくことが重要です。
研修や学会で講師やスタッフを務める
フリーランス看護師の中には、研修や学会の講師もしくはスタッフとして働いている方もいます。特に勤務歴の長いベテラン看護師や特定の診療科で専門スキルを身に付けた看護師などの場合、このような専門性の高い仕事にもチャレンジできます。
研修や学会での講師・スタッフの仕事は、先ほど紹介したイベントナースのように単発もしくは短期間であることがほとんどです。そのため曜日や勤務日数などを調整しやすく、スキマ時間に仕事を増やしたいフリーランス看護師に適しています。
また研修や学会の講師・スタッフは、毎日のルーティーン的な働き方ではなく自分の技術やスキルを活かして働けるのも大きなポイントです。
フリーランス看護師・フリーランスナースの年収は高い?
フリーランス看護師・フリーランスナースの年収は、働く時間帯や働く量によって大きく差があります。そのため年収の平均値を出すことは難しいですが、人によって仕事量を減らし収入を抑えながら働くことも、仕事を増やし収入を多く得ることも可能だと言えます。
例えば病院や看護の勤務のほか、研修講師などの案件までこなしたフリーランス看護師の収入では「年収約500万円」というケースがあります。そのほか特別なスキルを持つ看護師や夜勤を多く担当したフリーランス看護師の場合では「年収800万円以上」というケースもあります。
ここで令和2年の厚生労働省『賃金構造基本統計調査』をみてみると、常勤の看護師の平均年収は約491万円であることがわかります。つまりフリーランス看護師は、働き方次第で常勤看護師を大きく上回る年収を得ることも可能だと言えます。
またフリーランス看護師の中には、「年収200万円程度」という方もいます。ただしこの場合、単純にお金を稼げていないというよりも、家庭との両立を考えあえて勤務時間を制限している可能性が考えられます。
なお、看護師の非常勤(アルバイト)の場合は時給1,800円〜2,000円程度に設定されていることが多く、短時間や限られた日数の勤務でもそれなりの報酬が得られます。
フリーランス看護師の働き方のメリット
フリーランス看護師として活動することには、どのようなメリットがあるのでしょうか。ここからは、フリーランス看護師の働き方のメリットを5つ紹介します。
働く場所を選べる
フリーランス看護師は、働く場所を自由に選べるというメリットがあります。
特定の病院で働く「常勤看護師」の場合は、働く場所を簡単に変えることができません。そのため旦那の転勤や家庭の都合で勤務先を変えたい場合は、退職届けの申請をして新たな土地で再度就職活動をする必要があります。
一方でフリーランス看護師の場合は自分の自由に働く場所を選べるため、旦那の転勤に合わせて勤務先を変えることも簡単に叶います。また複数の勤務地を掛け持ちしたり、自宅近くで働ける看護師アルバイトを探したりなど、柔軟に仕事場所を決めることができます。
働く日数を選べる
フリーランス看護師は、勤務する日数を自分で自由に選ぶことができます。そのためしっかりと稼ぎたい場合は週5日のフルタイムで働き、収入を抑えながらゆっくりとしたペースで働きたい方は週2日程度で働くということが可能です。
一般的に病院やクリニックなどに勤める看護師の場合、病院のシフトに合わせて週4〜5日程度働く必要があります。中には夜勤をしなければならない日もあり、体力的にも非常にハードです。あまりのハードさに看護師を辞めてしまったという方もいるほどです。
一方でフリーランス看護師なら自由に勤務日数を決められるので、自身に合ったペースを守りながら働くことができます。例えば子育て中は週2日の勤務で子育てを優先し、子供が大きくなってきたら勤務日数を週2から週4日に増やす、といったような働き方もできます。
働く日時(曜日・時間)を選べる
フリーランス看護師は、働く曜日や時間を自由に選ぶことができます。これは長く看護師を続けたい方にとって、大きなメリットと言えるでしょう。
大型病院などで勤める常勤看護師は、病院全体のスケジュールに合わせたシフトで勤務する必要があります。そのため日勤・夜勤などさまざまなシフトが組み込まれていて、出勤時間や休みの曜日もバラバラであることが多いです。
常勤看護師の中には夜勤と子育ての兼ね合いが難しく、子育てを機に看護師を諦めてしまう方も少なくありません。
その反面フリーランス看護師なら自分の家庭の都合に合わせて勤務する曜日や時間を決められるので、育児や家庭の用事と両立しやすいです。例えば学校行事に合わせて祝日の休みを確保したり、夜勤を避けながら日勤だけで働くということも可能です。
そのため結婚や出産という人生の大きなターニングポイントがあっても、看護師を諦めずに続けることができます。
煩わしい人間関係やしがらみがない
看護師が転職・退職してしまう大きな理由の一つに「人間関係の悩み」があります。常勤の看護師はチームで働くことが多く、同じメンバーで長く顔を合わせながら仕事をすることになります。
そのため苦手な先輩や意見の合わない同僚がいると、常に人間関係のストレスを抱えながら過ごすことになります。特に先輩看護婦が相手だとどうしても意見を述べにくく、「常にモヤモヤを抱えて働く」ことにもなりかねません。
しかしフリーランス看護師であれば、決まった職場で働くわけではないので、常勤のフリーランスに比べて人間関係の悩みやしがらみを感じにくいです。職場の人といわゆる“ビジネスライク”な関係が築きやすく、ストレスが少ない環境で働くことができます。
もし勤務先に苦手な人がいても、勤務時間や日数を調整したり勤務先を変えたりすることで解決ができます。
収入が高めに設定されている
先ほども少し述べましたが、フリーランス看護師が活躍できる単発・短期の仕事は収入が高めに設定されていることが多いです。
フリーランス看護師の収入が高い理由は、いくつか考えられます。例えば単発の案件では即戦力となるようなスキルの高い看護師が求められていることや、病院側にとってフリーランス看護師は、雇用契約を結ばないため契約するリスクが少ないことなどが高収入の理由として挙げられます。
そして慢性的に人員不足だと言われている看護業界では、今後も急にフリーランス看護師の報酬が低くなるとは考えにくいです。そのため看護師として高収入を得たい方や、定められた時間内でできるだけ稼ぎたい方などは、フリーランスの看護師として働くことをおすすめします。
フリーランス看護師の働き方のデメリット
フリーランス看護師は自由度が高く収入UPも狙える反面、デメリットもあることを忘れてはなりません。ここからはフリーランス看護師の5つのデメリットについて、詳しく述べていきます。
即戦力が求められる
フリーランス看護師の場合、仕事をいきなり任されてもきちんとこなせるような「即戦力」が求められます。
フリーランス看護師の活躍の場は、どれも単発もしくは短期の案件・仕事であることが多いです。そしてこれらの仕事では基本的に新人を1から教育している暇はないので、ある程度経験・技術を身につけた即戦力の看護師が必要とされています。
そのため全くの未経験の看護師などは、フリーランスの案件に応募しても採用してもらえない可能性が高いです。
常勤看護師のように先輩スタッフが手取り足取り教えてくれたり、病院側が研修や勉強会を設けてくれたりすることはありません。そのためフリーランス看護師は常に自らスキルや知識を身に付け、それを成長させる向上心を持つことが非常に重要です。
収入が安定しにくい
これは看護師に限らずフリーランス全般に言えることですが、フリーランスは特定の企業や病院に所属している方に比べ収入が安定しにくいというデメリットがあります。
もちろん働き方によっては、フリーランス看護師が常勤看護師よりも高い収入を得ることも可能です。しかしその一方で、案件や仕事の量が少ない時期は大幅に収入が下がることもあります。
時には先月に比べガクッと収入が減るということもあるため、フリーランス看護師として活動するのであれば、収入が不安定になりやすいことを考慮した上で、計画的な金銭管理が非常に重要となります。
「この時期は検診などのイベントが多いから案件を増やそう」など、あらかじめ計画性を持って仕事を入れるようにしましょう。
医療ミスは個人の責任になることも
フリーランス看護師は、病院などと雇用契約を結んでいません。そのため病院から保護される立場になく、医療ミスが起こってしまった場合などに病院側が守ってくれない可能性が高いです。
例えば医療ミスが原因で患者から訴えられた場合、病院に「フリーランス看護師が独断でやった」と言われてしまえば、ほぼ勝ち目はありません。このようにフリーランス看護師には守ってくれる存在がおらず、自身の行う看護業務に関する全ての責任を自分で負う必要があることを覚えておきましょう。
自分で確定申告や税金処理を行う
フリーランス看護師を目指す場合、忘れてはならないのが確定申告・税金処理といった事務作業の存在です。フリーランス看護師は特定の病院や企業に属していないため、自分で確定申告や税金処理などの手続きを進めなければなりません。
そして確定申告や税金処理の手続きを行うためには、看護師に関するスキルだけでなく税金関連の知識も正しく身につけておく必要があります。慣れない税金関連の手続きは覚えることが多く、ややこしいため注意しましょう。
また確定申告の書類作成や税金処理などの事務関連は、看護師の勤務時間内には作業できない点にも注意です。事務作業のためにプライベートの時間を削る必要も出てくることを覚えておいてください。
フリーランスの確定申告について知りたい方は「フリーランスの確定申告の書き方・やり方!個人事業主が自分で簡単に手続きできる会計ソフトは?」をご覧ください。
勤務地や勤務時間が定まっていないストレスがある
フリーランス看護師は、勤務地や勤務時間が決められていません。自由に働けるのがフリーランス看護師の良いところではありますが、その都度自分で仕事を探さなければならないというストレスもあります。
特に高い収入を得たいフリーランスナースの場合は、いくつかの病院や看護の案件を複数請け負うことになるでしょう。その際、勤務地や勤務時間はどれもバラバラなので、間違えないようにしっかりと自分で管理する必要があります。
フリーランス看護師に求められるスキルや能力
基本的な看護業務全般
フリーランス看護師は、即戦力として働けるように基本的な看護業務はすべて一人でできるようにしておく必要があります。なぜなら短期で働くことの多いフリーランスには、誰も看護業務を教えてくれないためです。
例えば採血や薬の管理、点滴のルート確保、健康状態のチェックなどの基本は、どんな看護仕事を請け負う場合にも必要となります。そのほか訪問看護なら介護スキル、整形外科ならリハビリ用マシンの使い方、そしてカルテの読み方などまで身につけておく必要があるでしょう。
なお、これらの看護業務に関するスキルは一朝一夕で身につくものではありません。そのためまずは現場で経験を積み、一通りの看護業務をできるようにしておきましょう。
常に新しいことを学ぶ継続力
医療業界や看護業界は、常に新しい知識や技術が生まれていきます。そのため看護師として長く活躍するためには、常に新しいことを継続して学ぶ姿勢が求められます。フリーランスの場合は常勤看護師と違い教えてくれる人がいないので、自ら向上心を持って知識や看護手技を学んでいかなければなりません。
もし新しいことを学ぶ気持ちがなければ、どんなに優れた看護師でもゆくゆくは業界の流れに置いていかれることになります。時には勤務時間外にも勉強しなければならないので、覚えておきましょう。
なおフリーランス看護師が常に新しいことを学ぶためには、積極的に業界紙やニュースを読んだり、講習会やセミナーなどに参加するといったことが有効です。ただしフリーランスが講習会などに参加する場合は、自腹で参加しなければならない点に気をつけましょう。
周囲との協調性や柔軟性
フリーランス看護師が単発もしくは短期で看護の現場に入る場合、新しい職場にすぐ適応できる「協調性」や「柔軟性」が求められます。
常勤看護師は毎日同じ職場で働くことになるため、細かいことを伝えなくても周囲のスタッフとコミュニケーションが取りやすいです。しかしフリーランスの場合は職場が変わるたびに新しい出会いをすることになるので、協調性や柔軟性を持って周囲とうまくやる必要があります。
例えば道具のしまう場所ひとつをとっても、病院やクリニックによって異なります。確認をしないまま勝手に作業を進めてしまうと、周囲のスタッフにとって働きにくくストレスを与えてしまうことになります。
このような事態を避けるためにも、協調性や柔軟性を持って働くことが非常に重要です。周囲とのコミュニケーションに自信のない方には、フリーランス看護師として働くことはあまりおすすめできません。
スケジュール管理力や自己管理能力
フリーランス看護師は、自分自身で仕事を確保し、収支の管理まで全て自分で行う必要があります。そのため働く上でスケジュール管理能力や自己管理能力が欠かせません。
例えば複数の病院を掛け持ちする場合は、仕事のスケジュールが被らないようにうまく調整する必要があります。もしスケジュール管理力や自己管理力が乏しければ、仕事を入れすぎてキャパオーバーとなってしまったり、反対に仕事が思うように受けられず収入が低くなってしまう可能性があります。
フリーランスの場合は常勤看護師と違い病院側が管理してくれないので、しっかりと自分で判断しながら活動するようにしましょう。
強い精神力
フリーランス看護師は、常勤看護師とはやや異なった条件で働くことになります。そのことが時にはデメリットとして働く可能性があるので、耐えうる強い精神力を持っておくことが大切です。
例えばフリーランス看護師は、同じ職場の常勤看護師よりも給与・報酬が高くなるケースがあります。もしかしたら常勤看護師がその事実を知り、待遇の差を恨み、妬んでくるという可能性も否定できません。
もし周囲の看護師に妬まれてしまっても、周りからの視線や態度を気にせずに働けるような強い気持ちを持つことが大切です。
いざそのようなことを思われてしまWっても「その分常勤看護師よりもテキパキ仕事をこなし、報酬に見合った働きをしよう」などと前向きに考えることも必要です。
フリーランスとして活動したい看護師が登録すべきサービスは?
フリーランス看護師として活動したいなら、仕事依頼を待っているだけでなく自ら仕事を探しに行く姿勢が重要です。求人サイトなどのサービスを利用し、フリーランス看護師の案件獲得に努めましょう。
フリーランス看護師が登録すべきサービスには、以下のようなものがあります。
看護師専門の求人サイト
看護師専門の求人サイトとは、その名の通り看護師に向けた案件・仕事に特化したサイトのことです。例えばナースパワーなどがあります。
ナースパワーでは通常の看護求人のほか、フリーランスナースとして受けられる単発の求人やパートでの仕事なども豊富に用意されています。そのため勤務日数や時間などを自由に選びながら、フリーランス看護師として活動するのに適しています。
またナースパワーは実求人数が業界最多なので、自分の能力をうまく活かせるナースの仕事を探したい方にぴったりです。無料会員登録すれば、電話やメールで就職相談をすることも可能です。
フリーランス向けの求人サイト
フリーランス看護師が仕事を探すなら、看護師専門の求人サイトのほか、フリーランス向けの求人サイトに登録するのも一つの手です。フリーランス向けの求人サイトなら「フリーランス名鑑」がおすすめです。
フリーランス向けの求人サイトなら、看護師の資格や経験を活かしてライティング業務やコンサルティングに携わったりと、いわゆる「看護師」としての働き方以外の方法でも働くことができます。
中でもフリーランス名鑑は、国内最大級のフリーランスマッチングサイトなので、案件の数も非常に多いです。フリーランス看護師にとってぴったりの業務も見つかるので、まずは登録してみることをおすすめします。