【2021年最新】SEO内部対策とは?対策方法を3ステップに分けて解説!
- フリーランス名鑑編集部
- 記事制作日2021年02月02日
- 更新日2021年10月17日
「内部SEO対策って施策の種類が多すぎて何をすればいいか分からない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
SEO対策には内部、外部対策があり、内部対策だけでも数多くの施策があります。それらをすべて網羅するのは非常に難しいため、まずは最低限押さえておきたい内部施策を施すことがポイントです。
また、間違えた施策をすると検索順位に悪影響を及ぼす可能性があるため注意が必要です。このような危険を避けるために、この記事では以下のポイントを解説します。
・SEO内部対策で押さえておきたい3ステップ
・SEO内部対策をする上での注意点
・SEO内部対策に役立つツール2選を紹介
この記事を読むと、最低限押さえておきたい内部SEO対策について理解できます。
なお、自社の内部SEO対策をさらに詳しく実施したいと考えている方は、外部にお願いすると効率よく行えます。さらに実績のあるフリーランスに依頼すると最低限の費用で上位表示を目指せる内部対策を施してもらえるでしょう。
SEO内部対策とは?
SEO内部対策とは、サイト内部の構造を最適化しクローラーの巡回頻度を高め、Googleから適正なサイトと認識してもらう施策です。
SEO内部対策を効果的に行うことで、検索結果上位表示をされる可能性が高まります。
SEO内部対策の具体例として、関連のあるページ同士でリンクを送りあったり、パーマリンクを設定するなどの方法があります。
また、SEO内部対策とは対照的にSEO外部対策もあります。SEO外部対策は質の高い被リンクを獲得してサイトの評価を上げる施策のことであり、施策の内容はSEO内部対策と異なるものです。
どちらの施策もSEO対策において重要な施策ですが、この記事では内部SEO対策について詳しく解説していきます。
SEO内部対策の方法を3ステップで解説
SEO内部対策の方法として、以下の3ステップあります。
2,Googleがコンテンツを適切に評価できるようにする施策
3,ユーザーの利便性を向上させる施策
上記の3ステップについて詳しく見ていきましょう。
①クローラーの巡回頻度と回遊を促す施策を行う
クローラーとは、検索エンジンにwebサイトの情報を登録するシステム上のロボットのことです。
クローラーの巡回頻度と回遊を促すことで、Googleの検索エンジンに最新の情報が反映される仕組みになっています。
クローラーの巡回頻度と回遊を促す施策一覧は下表の通りです。
項目 | 内容 |
---|---|
インデックス登録を行う | 検索エンジン上にページを表示させる |
XMLサイトマップを設置する | 通常のクローラーが行き届いていないページをGoogleに知らせることで、新しく追加したページをすぐにクローラーが認識できる |
内部リンクを整える | ユーザビリティが向上しリンク元とリンク先のページ品質向上につながる |
ディレクトリの階層を深くしすぎない | 階層が深くなりすぎるとクローラーが回りづらくなり、検索エンジンがページを判断するのが遅くなる |
パンくずリストを作成する | クローラーの巡回を促すだけでなくユーザーの回遊率が上がる |
ページネーションタグを設置する | 複数のページ評価がひとつにまとまりコンテンツの評価が高まる |
クロールさせる優先順位をつける | 優先度の高いページから検索エンジン上の情報が最新になる ※現在廃止 |
これらの施策について詳しく見ていきましょう。
インデックス登録を行う
インデックスの登録とは、Googleがページを認識して検索エンジンに登録することです。インデックス登録されることで、はじめてGoogleの検索エンジン上にページを表示できます。
インデックスの登録方法として、Googleサーチコンソールにログインし管理画面のURL検査を選択します。その後URL検査の結果が表示が「URLはGoogleに登録されています」と表示された場合、登録は完了です。
XMLサイトマップを設置する
XMLサイトマップとは、検索エンジンにサイト内のコンテンツを的確に知らせるためのファイルのことです。
XMLサイトマップを設置することで、通常のクローラーが行き届いていないページをGoogleに知らせることができます。つまり、新しく追加したページをすぐにクローラーが認識できよう促せます。
XMLサイトマップの登録方法として、WordPressのプラグインである「Google XML Sitemaps」を使用し自動的にXMLサイトマップを登録します。
その後Googleサーチコンソールにサイトマップを送信することにより登録を行えます。
内部リンクを整える
サイト立ち上げ後、SEOの内部リンクを整える作業を行います。内部リンクを整えるとは、関連性の高く高品質なサイト内の記事にリンクを貼ること、およびリンク先が分かりやすいアンカーテキストを記載することです。
内部リンクを整えるとユーザビリティが向上し、リンク元とリンク先のページ品質向上に繋がるため、非常に重要な作業になります。
また、クリック率を高めるためにアンカーテキストの記載も重要です。例として「札幌 ランチ」を狙う場合のアンカーテキスト設置例を紹介します。
良い例 | 悪い例 |
---|---|
札幌のおすすめランチ10選! 〇良い理由 ・リンク先の内容が分かりやすい ・狙ったKWが含まれている ・長すぎない |
出張や旅行をする人必見!札幌で美味しい昼食をお探しの方はこちらをクリック! 〇悪い理由 ・リンク先の記事内容がわからない ・狙ったKWが含まれていない ・長すぎる |
ディレクトリの階層を深くしすぎない
ウェブサイトを作成し、インターネット上で公開するために、サーバーに公開したいファイルをアップしなければなりません。アップロードする時にページの内容ごとにフォルダを分ける必要があります。
このフォルダの構造のことをディレクトリ構造とも呼び、サイト内のフォルダサイトの階層を表現しています。ディレクトリの階層が深くなりすぎるとクローラーが回りづらくなり検索エンジンがページを判断するのが遅くなる可能性があります。
2〜3クリックですべてのページにアクセス可能なシンプルなディレクトリを設計すると効果的です。
また、ディレクトリ名を設定する際にもページの内容がおおよそ把握できるようなURL名を設置することも、回遊率を上げる上で大切になります。
パンくずリストを作成する
クローラーの巡回頻度と回遊を促す施策の効果的なステップとして「パンくずリスト」の設置があります。パンくずリストとは、ユーザーが今どのページ(階層)を見ているかを把握するリンクのことです。
パンくずリストを作成することで、クローラーの巡回を促すだけでなくユーザーの回遊率が上がり、結果的にSEO効果が期待できます。
パンくずリストは下表のような形式にすることで作成可能です。
<li><a href=”http://www.hogehoge.com/”>第一階層</a></li>
<li><a href=”http://www.hogehoge.com/parentcategory/”>第二階層</a></li>
<li><a href=”http://www.hogehoge.com/parentcategory/childcategory/”>第三階層</a></li>
</ul>
ページネーションタグを設置する
次に行えるステップとして、ページネーションタグを設置する方法があります。ページネーションタグとは、コンテンツの量が多く1ページで表示できないときに分割して表示させるための設定です。
ページネーションタグを設定することで、複数のページ評価がひとつにまとまりコンテンツの評価が高まります。
しかし、ページネーションタグは2019年Googleのサポートを終了しています。
注: 本機能(rel=”next” と rel=”prev”)につきましては、Google 検索でのサポートを終了しました。
そのため、今後はSEO効果を得られる可能性が少ない可能性が高いため、ご注意ください。
ページネーションタグの設置方法は、HTMLのhead箇所に前ページであれば「rel=”next”」、次のページであれば「rel=”prev”」を設置すると設定可能です。
クロールさせる優先順位をつける
サイト内に複数のページがあるとすべてのページにクローラーが回れず、重要なページを見落としてしまう可能性があります。
そのためrobot.txtを使用して、収集されたくない記事やコンテンツをクロールしないように制御が必要です。その結果、優先度の高いページにクローラーが回りやすくなります。
robot.txtを使用する場合、User-agent:でクローラー名を指定します。具体的にクローラを設定する方法は検索エンジンの種類によって変わります。
Bingの場合:User-agent:bing
②Googleにコンテンツを適切に評価してもらう
Googleがコンテンツを適切に評価できるようにする施策は全部で7つあります。
適切に評価してもらうことで質の良いサイトであれば狙ったKWで上位を目指せる可能性が高まります。
施策内容は、下表の通りです。
項目 | 内容 |
---|---|
1コンテンツ1検索意図を意識する | KWに複数の検索意図がある場合、1検索意図に絞って記事を作成する |
見出しタグを整える | 検索エンジンとユーザーにページ構成を正しく伝えられる |
meta descriptionを最適化する | 興味を引く内容であればクリック率が向上し結果的にSEOの効果が期待できる |
meta refreshタグを設置する | サイトに訪れたユーザーを指定した別のURLに飛ばす設定ができる |
画像にはalt属性とファイル名をつける | 画像検索の際に上位表示の可能性を高めることができる |
正規のURLを指定する | 同じ内容が書かれているページが複数ある際にひとつのURLにまとめ、評価を分散させないようできる |
noindexタグを設定する | インデックスが不要なページをnoindexにすることでサイトの価値を高めることができる |
それそれの施策内容について詳しく解説していきます。
1コンテンツ1検索意図を意識する
狙っているキーワードの検索意図を正確に把握し、1コンテンツ(記事)内に1検索意図を意識する必要があります。
キーワードに複数の検索意図がある場合は、最も検索意図に合う内容を選んで記載します。
例)「iPhone おすすめ」を狙う場合の検索意図
・最安値で買えるおすすめのショップを知りたい
・アプリメインで利用する場合、iPhoneのどのシリーズがおすすめか知りたい
1つのキーワードでも、これだけの検索意図が考えられます。しかしすべての内容を1コンテンツ(記事)に含めるのではなく、どれか一つに絞って1記事にまとめることが効果的です。
1コンテンツ(記事)にすべての検索意図を含めると方向性がバラバラになるだけではなく、ユーザーの利便性が悪くなります。そのため、ユーザーのニーズに合った方向性を一つに焦点を絞って選びます。
例外として、狙うキーワードでGoogle検索した際の競合記事がさまざまな検索意図を含む記事が多い場合は、いくつかのキーワードを含めても上位表示を目指せる可能性があります。
見出しタグを整える
見出しタグとは検索エンジンとユーザーにページ構成を正しく伝える働きがあります。
見出しの種類はH1~h6まであり、低い数字ほど重要度は高くなります。H1はタイトルタグであり1ページ1つにすると効果的です。このH1タグはSEOに最も影響力があるタグだということも覚えておく必要があります。
見出しタグの設定方法として、狙っているキーワードとページの構成と関連性のない言葉を選ばないようにすることが大切です。
また見出しを見ただけで、全体の内容が分かりやすいものにすることも効果的です。
meta descriptionを最適化する
meta descriptionとは、検索結果の画面に出てくるサイト名下にある説明文のことです。
検索者が検索画面で最初に目にする部分であるため、興味を引く内容であればクリック率が向上し結果的にSEO効果が期待できます。
このmeta descriptionの適切な方法として、短い表現で分かりやすいものにすることがあります。そのため、文字数を100文字程度に収まるようにします。
meta refreshタグを設置する
meta refreshタグとは、サイトに訪れたユーザーを指定した別のURLに飛ばす設定ができる機能のことです。
注意点としてSEO評価は飛ばした先に引き継がないため、SEO評価を引き継ぎたい場合は301リダイレクトを行うことをおすすめします。
meta refreshの設置方法は以下の通りです。
画像にはalt属性とファイル名をつける
alt属性とは、検索エンジンに画像の詳細を伝えるファイル名です。画像にalt属性とファイル名を設定することで画像検索の際に検索結果に表示される可能性が高まります。
alt属性とファイル名の記載例は以下の通りです。
例)犬がジャンプしている画像の場合
悪い例1 | <img src=”cat.jpg” alt=”犬”/>(情報が少ない) |
---|---|
悪い例2 | <img src=”cat.jpg” alt=”犬 dog ジャンプしている 小型犬 大型犬 ジャンプ Jump”/>(キーワードの盛り込みすぎ) |
良い例 | <img src=”cat.jpg” alt=”ジャンプしている犬”/>(適切な画像の説明) |
無理にキーワードを詰め込みすぎると、ペナルティの対象になる場合があるため注意しましょう。
正規のURLを指定する
正規のURLを指定するとは、同じ内容が書かれているページが複数ある際にひとつのURLにまとめることです。
もし同じ内容のページが同サイト内に複数あると、評価が分散されSEO評価的にマイナスになる可能性があります。そのような事態を防ぐためcanonical(カノニカル)タグを使ってひとつのURLにまとめると効果的です。
具体的な記載方法として、以下の記述を<head>内に記載します。
<link rel=”canonical” href=”https://sample.com/product.php”>
</head>
noindexタグを設定する
noindexタグとは、指定したページを検索結果に表示させない設定にするタグのことです。
低品質なページと、インデックスが不要なページをnoindexにすることでサイトの価値や評価が高まります。
noindexタグの設定方法として、以下の記述を<head>内に記載します。
<meta name=”robots” content=”noindex”>
</head>
③ユーザーの利便性を向上させる
SEO内部対策で重要なポイントには、ユーザーの利便性を向上させることも含まれます。
ユーザーの利便性を向上させることが結果的にSEOの評価を上げることになります。
「Googleが掲げる10の事実」というGoogleが公式で発表している指標にも「ユーザーの利便性を第一に考えています、と明確に言及されています。
Google は、当初からユーザーの利便性を第一に考えています。新しいウェブブラウザを開発するときも、トップページの外観に手を加えるときも、Google 内部の目標や収益ではなく、ユーザーを最も重視してきました。
利便性を向上させる具体的な施策内容は、下表の通りです。
項目 | 内容 |
---|---|
文字サイズを整える | 16px~18pxに設定しスマホユーザーでも読みやすくする |
サイト表示スピードを上げる | サイト表示速度を早めてユーザーにストレスなく利用してもらう |
AMPに対応する | スマホ表示速度を改善し、さらにユーザーのストレスを減らす |
MFI(モバイルファーストインデックス)に移行する | スマホで見た時、使いやすい表示にする |
上記の施策内容について詳しく説明していきます。
文字サイズを整える|16px~18pxに設定する
文字サイズを整えることで読みやすさが向上します。スマホユーザーに見やすい文字サイズは16px~18pxが一般的です。
また、WordPressで文字サイズを変更する際は「TinyMCE Advanced」プラグインの利用がおすすめです。
このプラグインを有効化すると、記事投稿画面に文字サイズを変更するボタンが増え、簡単に文字サイズの変更ができます。
サイト表示スピードを上げる
サイト表示スピードを上げるとユーザーの直帰率を減らせます。
2018年7月に「Speed Update」が実施され、表示速度はSEO対策において重要な指標の1つになりました。
Google は、ユーザーの貴重な時間を無駄にせず、必要とする情報をウェブ検索で瞬時に提供したいと考えています。
サイト表示スピードを上げるには、画像を最適化してファイルの容量を小さくすると効果的です。
また、HTMLやJavaScriptコードに含まれている必要のない改行やコメントアウトのような情報を消す方法もあります。
つまりリソースを圧縮するという対策を行うことにより、ファイルを軽くでき表示速度を改善できます。
AMPに対応する
AMPとはモバイルページを高速表示させ快適に利用できる仕組みのことです。注意点として、デザイン崩れが起きる可能性があるためすべてのサイトに一概に推奨はできません。
AMPの設定方法として以下の2つがあります。
・プラグインというインストールする方法(HTMLに関する知識は不要)
ご自身にあった方法でAMPの対応に取り組んでください。
MFI(モバイルファーストインデックス)に移行する
MFIとはGoogleの評価基準をPCサイトではなくスマホサイトに変更する施策のことです。PCユーザーよりもスマホユーザーの方が多くなったためMFIが始まったという経緯があります。
MFIに正しく移行できているかモバイルフレンドリーページで確認することをおすすめします。仮にモバイルフレンドリーでなければ、モバイルフレンドリーに対応しているレスポンシブテンプレートを利用しましょう。
なお、モバイルフレンドリーに対応している無料テンプレートの例は以下の通りです。
・simplicity
SEO内部対策をする上での注意点
SEO内部対策のためにあらゆる手段がありますが、中にはやってはいけないSEO対策があります。
知らずにやってしまうと、SEOの評価を下げてしまう可能性があるので十分な注意が必要です。
控えておきたい具体的なSEO対策は、下表の通りです。
・クローキングをしない
・キーワードを過剰に詰め込まない
・重複コンテンツは避ける
・権威性の低い外部サイトへのリンクは控える
それぞれの施策について詳しく解説していきます。
隠しテキストや隠しリンクをしない
隠しテキスト、隠しリンクとはユーザーに見えないようにして、検索エンジンに認識させ順位を操作する手法のことです。
具体例としてフォントサイズを0にする、文字の色を背景と同化させるといった方法があります。
Googleのアップデートにより現在は隠しテキスト、隠しリンクをしているサイトはペナルティを受ける可能性が高いため、使用しないのが賢明です。
クローキングをしない
クローキングとは、ユーザーと検索エンジンで異なるコンテンツを表示させ評価を操作することです。
クローキングは、Google ユーザーに予想外の結果をもたらすため、Google のウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)に違反していると見なされます。
引用:クローキング
具体例としてユーザーには違法な漫画サイトを表示させ、検索エンジンには合法なサイトである認識をさせているようなケースがあります。
基本的にクローキングはNGですが、例外としてユーザーのデバイスや地域ごとにコンテンツを使い分けて表示させることは問題ないとされています。
キーワードを過剰に詰め込まない
キーワードを詰め込むとは、検索順位を上げるために記事タイトルや本文などに狙ったキーワードを過剰に詰め込む方法のことです。
ついSEO対策のためと考えキーワードを詰め込めば順位も向上する思ってしまいますが、結果的にペナルティを受け順位を落とされる可能性が高いです。
キーワードを詰め込む具体例は以下のとおりです。
最新のiPhoneを購入するなら、最新のiPhoneを販売している最新のiPhone専門店がおすすめです。最新のiPhoneは店舗で買うと高いので最新のiPhoneを専門で販売しているオンラインサイトがおすすめです。
キーワードの詰め込みはユーザーの利便性を下げ、結果的にSEOの評価を下げることになってしまうため注意しなければなりません。
重複コンテンツは避ける
重複コンテンツとは、同じサイト内または複数サイトにまたがって同様のコンテンツが存在する状態のことです。
重複コンテンツとしてGoogleから認識されるとSEO評価が下がり、検索結果の順位が落ちてしまいます。
具体例として、コンテンツの語尾を少し変えたり表現を少し変えるなど極端に内容が似ている状態の場合、重複コンテンツとして認識されます。
このような場合は、301リダイレクトやカノニカルタグで重複コンテンツを作らないように対処しましょう。
権威性の低い外部サイトへのリンクは控える
外部リンクとは、他サイトURLを自分のサイト内で貼ることです。
スパムサイトのような権威性の低いサイトへ発リンクを送るとSEO上マイナスになる可能性があるため、そのようなリンクを貼ることは控えてください。
権威性の高いサイト(公的機関、社会的信用のあるサイト)やリンク切れのないサイトに外部リンクを送ることが重要です。
おすすめの内部SEO対策ツール2選
以下の2種類のツールを使うと、最低限の内部SEO対策できます。
・Screaming Frog SEO Spider
それぞれの内部SEO対策ツールを詳しく解説していきます。
Googleサーチコンソール
Googleサーチコンソールは、内部SEO対策するうえで必要な機能が揃っているため非常に便利です。
具体的には以下のようなことを分析できる機能があります。
・外部リンク状況
・クローラー促進
また、Googleサーチコンソールを利用するメリットは下表の通りです。
・どのキーワードでクリックされたか調査できる
・インデックスのリクエスト機能がある
これらを活用することにより、行った内部SEO対策の結果からさらなる改善点を分析できます。
Screaming Frog SEO Spider
Screaming Frog SEO SpideとはサイトのURLを入力するだけで、サイト内の情報を洗い出すツールのことです。
Screaming Frog SEO Spiderで洗い出せる具体的な機能は下表の通りです。
情報 | 内容 |
---|---|
Internal | 対象サイトの内部リンク状況を把握できる |
External | 対象サイトの外部リンク状況を把握できる |
Protocol | データ通信の際に必要な情報を把握できる |
Response Codes | サイトの表示速度やページエラーがないかを把握できる |
URI | 対象サイトに存在するすべてのURLを把握できる |
Page Titles | 対象サイトに存在するすべてのPage Titles(記事タイトル)と文字数を把握できる |
Meta Description | 対象サイトに存在するすべてのMeta Description(説明文)を把握できる |
Meta Keyword | 対象サイトに存在するすべてのMeta Keyword(狙っているKW)を把握できる |
上記のScreaming Frog SEO Spideの機能を利用するための準備手順として、Screaming Frog SEO Spide toolをダウンロードしインストールする必要があります。
インストールの際は500ページまで検索可能な無料版と、500ページよりも多くのページを検索可能な有料版を選べます。
他にも、SEO対策に使えるツールについて知りたい方は「【SEO対策ツール49選】おすすめの無料・有料SEOチェックツール|対策内容ごとに紹介」をご覧ください。
SEO内部対策が難しいと感じるときは?
これらのSEO内部対策が自社では難しいと感じる方は、外部に依頼する方法もあります。
主な依頼方法は以下の2つです。
・フリーランスに依頼する
それぞれの特徴を詳しく解説していきます。
企業に外注する
SEO対策専門の企業に依頼する方法があります。
企業に依頼する場合のメリットデメリットは下表の通りです
メリット | デメリット |
---|---|
・ある程度の品質が担保されている ・専門性の高いSEO対策をしてもらえる |
・依頼費用が高い ・担当者が変わる場合がある ・担当者が新人の場合、十分な成果が得られない場合がある ・質の低い業者も存在している場合がある ・必ずしも狙ったKWで上位表示ができるわけではない |
上記の通り、企業に外注する際は担当者によって十分な成果が得られない可能性があります。
また、依頼費用が高額であったり、質の低い業者に依頼するリスクもあるため事前に依頼したい企業は徹底して調査することをおすすめします。
SEO対策を外注する際の一般的な費用について詳しく知りたい方は「SEO対策の費用・料金相場はいくら?外注するなら企業委託より個人の方が安い!」も参考にしてください。
フリーランスに発注する
SEO対策をフリーランスに依頼する方法もあります。
フリーランスに依頼する場合のメリットデメリットは下表の通りです
メリット | デメリット |
---|---|
・依頼費用が企業に比べて安い ・柔軟に対応してもらえる ・対応が早い ・気軽にコミュニケーションが取れる |
・継続的に依頼できるか分からない ・依頼する人によってスキルが異なる ・依頼者個人の実績など信頼性を調べる必要がある |
依頼費用が企業に比べて安価なため、依頼費を抑えてSEO対策を依頼したいという方におすすめです。
ただし、フリーランスの場合スキルの差が激しいため、良い人材を見つけるのは非常に大変です。
しかし、そのデメリットを補えるサービスが、SEO対策のプロフェッショナルも在籍している「フリーランス名鑑」です。
フリーランス名鑑に登録されているフリーランスはスキルが高いため、納得の成果物に期待できます。
内部SEO対策まとめ
内部SEO対策は、検索結果上位を目指すために行うべき3ステップがあります。
1,クローラーの巡回頻度と回遊を促す施策
2,Googleがコンテンツを適切に評価できるようにする施策
3,ユーザーの利便性を向上させる施策
また中には控えておきたい施策もあるため、施策を行う際は注意して取り組む必要があります。
もし、ご自身でSEO対策が難しい場合は、先述の通り外部に依頼する方法もあります。
フリーランスに依頼する場合は、コストを抑えて依頼できるため、まずはフリーランスに依頼するところから始めることをおすすめします。
当サイトで紹介しているフリーランス名鑑は、手数料、相談料も無料です。ご自身で悩み続けるよりも一度プロに相談した方がより良い結果に期待できるでしょう。