「事前に擦り合わせはできていたのに、納品物のクオリティを後から指摘され、過度の修正が入った」
「契約書に記載の期限内に、報酬が振り込まれなかった」

フリーランスとして活動している中で、上記のようなトラブルに巻き込まれた経験がある方は多いのではないでしょうか。

企業に所属しないフリーランスは自由に働ける一方で、トラブルに巻き込まれやすいリスクもあります。そしてトラブルが発生した際、会社員の場合とは違い、誰に相談していいかわからず泣き寝入りしてしまう方も少なくありません。

そこで役に立つのが「フリーランスのトラブル・悩みを解決できる相談窓口」の存在です。困りごとが起きた際に相談できる場所がわかっていれば、安心してフリーランスの活動を進めることができるでしょう。

この記事では、フリーランスのトラブル相談について以下のポイントを解説しています。

・フリーランスのトラブル相談先はあるのかどうか
・悩み別のフリーランスのトラブル相談窓口について
・フリーランスが第三者にトラブルを相談するメリット

この記事を読めば、フリーランスの活動でトラブルが起きてしまった際に相談すべき場所がわかります。

なおフリーランスとしてトラブル・悩みを減らしながら活動したい方には、「StockSunサロン」への登録をおすすめします。StockSunサロンはフリーランスの育成・求人を目的とした会員制サロンであり、オンラインやリアルでフリーランス同士で繋がれます。

フリーランスの仲間ができれば、業務知識や最新の情報を共有をしたり仕事の進め方を相談して合ったりと、共に切磋琢磨する仲間を作ることも叶うので、ぜひ登録しておきましょう。

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フリーランスのトラブルの相談先はある?

フリーランスのトラブルの相談先はある?

フリーランスは特定の企業と雇用契約を結ばないため、トラブルに巻き込まれた際に相談に乗ってくれる上司や後ろ盾となってくれる存在はいません。しかしフリーランスにも、トラブル発生時に利用できる相談先はきちんとあります。

フリーランスのトラブル・困りごとにはさまざまな種類のものがあります。例えば報酬の未払いといった契約関連の内容や、労働環境に関する内容、税金関連の悩みなどが挙げられます。トラブルに巻き込まれた際には、泣き寝入りせずにきちんと専門知識のあるプロに相談することが大切です。

フリーランスが利用できる相談先の中には、無料で利用できるところも多く存在しています。もし何かしら悩んでいる方がいれば、一人で悩みすぎず気軽に相談してみることをおすすめします。

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【報酬未払い・契約周り】フリーランスのトラブルの相談窓口

フリーランスのトラブルの中でも、特に多いのが報酬や契約に関する内容です。なぜならフリーランスは自分で仕事を探し案件ごとに契約を結ばなければならないですが、その際にクライアントが必ずしも信頼できる相手であるとは限らないためです。

報酬未払い・契約周りに関するトラブルの際に相談できる窓口には、以下のようなものがあります。

フリーランス・トラブル110番|報酬未払いや契約内容に関する相談など
法テラス|国が設立した総合相談所
弁護士|損害賠償請求の裁判時などに
警察|詐欺や犯罪に巻き込まれてしまった方

フリーランス・トラブル110番|報酬未払いや契約内容に関する相談など

項目 内容
公式ホームページ フリーランス・トラブル110番
運営団体 第二東京弁護士会(二弁)
主な相談内容 ・あいまいな契約
・ハラスメント
・報酬の未払い
など
利用料金の相場 無料
相談の特徴 ・裁判にせず和解あっせんを目指す
・対面面談もWeb(ビデオ)面談にも対応
・完全匿名で秘密厳守の相談ができる

フリーランス・トラブル110番は、厚生労働省を中心とした各省庁と大規模弁護士会である「第二東京弁護士会」が協力し結成したフリーランス向けの相談窓口です。

フリーランスは労働基準法が適用されず、労災保険に加入できないことから弱い立場になりやすいです。フリーランス・トラブル110番は、労働者に当てはまらず不利になりやすい“フリーランス”という働き方の個人を守ること目的に結成された組織となります。

例えば、報酬がはっきりしない状態で作業をさせられる「あいまいな契約」や、暴言・暴力および仕事を断るとセクハラ行為を要求されるような「ハラスメント」、さらには納品後に発注者と連絡が取れなくなるといった「報酬の未払い」が発生した際に、どのような行動を取ればいいのか相談ができます。

フリーランス・トラブル110番はあらゆるフリーランスの方が利用対象であり、具体的には以下のような職業の方が当てはまります。

スタイリスト/美容師/一人親方/トラック運転手/フードコーディネーター/ハンドメイド作家/ネイリスト/シェフ/料理研究家/エステティシャン/ハウスキーパー・ 整理収納アドバイザー/フラワーコーディネーター/スポーツトレーナー/コーチ/習い事講師/接客・販売/スポーツインストラクター/スタントマン/研修講師/アナウンサー/通訳/カウンセラー/スポットコンサル ・アドバイザー/データ入力/コンサルタント・顧問/広報・マーケター/人事・財務スペシャリスト/士業/観光ガイド・バスガイド/リサーチ・分析/クリエイティブディレクター/コピーライター/アートディレクター/俳優/編集者/映像ディレクター/ダンサー/音楽家/アーティスト/イラストレーター/イベントプロデューサー/フォトグラファー/クリエイター・ WEBデザイナー/エンジニア/ライター/翻訳家/アニメーター/文書入力/DTP/画像加工/設計・製図/プログラマー/システム設計/音声起こし 等

フリーランス・トラブル110番

また、フリーランス・トラブル110番最大のメリットは「弁護士」が相談に乗ってくれるという点です。フリーランスに関する法律に詳しい弁護士が相談から解決までワンストップで対応してくれるため、どのようなトラブルであっても解消しやすいです。

なお、相談は無料なうえ秘密はきちんと厳守してくれるので、誰でも気軽に安心して利用できます。

フリーランス・トラブル110番を利用する際は、まずは電話もしくはメールから相談をしましょう。ちなみに相談は匿名でも利用ができ、必要であれば対面もしくはWeb(ビデオ通話)での直接相談もできます。

相談後、トラブル解決したい場合は「和解あっせん手続」、もしくはそのほか適切である機関を紹介してくれます。

法テラス|国が設立した総合相談所

項目 内容
公式ホームページ 日本司法支援センター法テラス
運営団体 法務省
主な相談内容 ・契約や支払いに関するトラブル
・法的な対処方法
・適切な相談機関や団体について
など
利用料金の相場 無料
相談の特徴 ・問題解決のための法制度に関する情報を知れる
・トラブル解決できる相談機関・団体を紹介してくれる
・無料で法律相談可能、必要であれば弁護士費用の立替も可

法テラスは政府の全額出資により設立された公的な法人です。法務省の所轄法人であり、法的なトラブルを解決するために設けられた“総合相談所”となります。

法テラスは法律関連に詳しく、相談すれば問題解決に必要な法制度や関係機関を紹介してくれます。そのため「契約や支払いに関する大きなトラブルがあり、法的に対処したい」と考えているフリーランスにおすすめの相談先です。

法テラスでは、収入・資産が一定の方を対象として無料の法律相談を実施しているので、法的トラブルにあった場合に気軽に安心して利用できるのがメリットです。

法テラスの相談を利用したい場合は、まずは「法テラス・サポートダイヤル」に電話をかけてみましょう。電話するとオペレーターにつながり、悩みに対する法情報やそのほか利用できる法制度を紹介してくれます。

なお無料法律相談を利用する場合は、近くの法テラスもしくは法テラスと契約している弁護士・司法書士の事務所で受けることとなります。

弁護士|損害賠償請求の裁判時などに

項目 内容
公式ホームページ
運営団体 日本弁護士連合会
主な相談内容 ・損害賠償請求の裁判に関して
・契約書に盛り込むべき内容
・顧問弁護士契約の相談
など
利用料金の相場 相談料:30分あたり1万円程度
事件依頼の着手金・報酬金は内容による
相談の特徴 ・実際の裁判となった場合にフリーランスをサポート
・直接的な問題解決ができる
・不利な立場からも解決策を見出せる

フリーランスのトラブルが深刻な自体となり裁判に発展してしまった場合は、弁護士についてもらい法的なサポートを依頼しましょう。弁護士に依頼すれば、裁判時に必要な書類の準備や証拠の準備をスムーズに進めることができます。

フリーランスによくあるトラブルとして、損害賠償が挙げられます。損害賠償とは「債務不履行や不法行為によって、他人に損害を与えた人が、被害者に対してその損害を補償する」というものです。例えば仕事中に怪我を負わせてしまったり、財物の損壊が発生するケースなどが代表的です。

会社員の場合は賠償責任を会社側が負ってくれる場合が多いですが、フリーランスとなるとそうはいきません。フリーランスは仕事上のトラブルや賠償責任を、全て自分で負う必要があります。

そしてクライアントと結んだ契約内容があいまいなものであった場合、必要以上の責任を押し付けられるというケースも少なくありません。必要以上の責任を背負わされないためには、弁護士にきちんと相談しサポートしてもらうことが大切です。

弁護士への相談料の相場は30分あたり1万円程度であることが多いですが、中には無料相談を受け付けてくれる弁護士事務所なども存在するので調べてみると良いでしょう。

また損害賠償だけでなく、フリーランスが不利にならないための「契約書の内容」に関する相談や、日頃からトラブルに対処できるよう「顧問弁護士」になってもらう相談も可能です。

警察|詐欺や犯罪に巻き込まれてしまった方

項目 内容
公式ホームページ 警察庁
運営団体 国家公安委員会
主な相談内容 ・副業詐欺の被害について
・クレジットカード情報などの不正利用
・報酬の未払い
など
利用料金の相場 無料
相談の特徴 ・被害に関して泣き寝入りせずに対応できる
・被害者の増加や被害拡大を防止できる
・詐欺・犯罪に関して根本的な解決ができる

近年フリーランスの増加とともに増えているのが「副業詐欺」と呼ばれる犯罪行為です。これは「簡単に稼げる」といった謳い文句で副業を斡旋するふりをして、何らかの商品を買わせたり費用を請求したりする詐欺のことです。

このような悪質な犯罪行為に巻き込まれてしまった場合は、そのままにせず警察に相談・通報しましょう。

また詐欺や犯罪の恐れがあり不安を抱いている方は、通報する前に「#9110」の警察相談専用窓口も利用できます。窓口に電話をかけることで、「詐欺に遭った気がするがどのように行動すべきかわからない」といった不安も解消できます。

なお詐欺や犯罪の被害を報告することで、世の中にこれ以上犯罪が広がるのを防ぐことができます。

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また、契約関係のトラブルに巻き込まれないように、契約書の書き方が知りたい方は「フリーランスの契約書の作り方・書き方|個人事業主が契約する流れや注意点」をぜひ参考にしてください。

【労務・労働環境周り】フリーランスのトラブルの相談窓口

【労務・労働環境周り】フリーランスのトラブルの相談窓口

ハラスメントなどの労務・労働環境に関するトラブルが発生した場合は、社会保険労務士に相談しましょう。社会保険労務士の詳細は以下のとおりです。

社会保険労務士(社労士)|ハラスメントや労働の強要をされたときに

項目 内容
公式ホームページ 全国社会保険労務士会連合会
運営団体 厚生労働省
主な相談内容 ・労務や労働環境に関するトラブル
・ハラスメント
・助成金関連の手続き
など
利用料金の相場 相談料:1万円程度
相談の特徴 ・労働に関するトラブルを専門的に解決してくれる
・助成金関連など各種手続きをサポート
・弁護士と同様に国家資格保持者なので安心

労務士は社会保険労務士法に基づいた国家資格の保有者です。労働や社会保険問題の専門家であり、ハラスメントを受けた際や労務上トラブルが発生した際に相談に乗ってくれます。

労務士の最大のポイントは、弁護士と同様に国家資格であるという点です。いわゆる労務に関することの“プロ”であるため、例えばクライアントから労務を強要されてしまうような事態に陥りそうな場合にも「何が問題なのか」をはっきりさせてくれ、どのような行動を取るべきかアドバイスしてくれます。

また労務士はトラブル解決のほか、助成金関連の知識にも詳しいです。コロナ関連でフリーランスが受けられる助成金についても相談に乗ってくれます。

【税金・確定申告周り】フリーランスの相談窓口

税金や確定申告といった会計に関する内容の相談は、公益財団法人である日本財務研究センターや税理士に依頼できます。

公益財団法人日本税務研究センター|財務処理全般の相談ができる非営利団体

項目 内容
公式ホームページ 公益財団法人日本税務研究センター
運営団体 税理士会
主な相談内容 ・税に関する疑問・質問への回答
・確定申告の流れについて
など
利用料金の相場 無料
相談の特徴 ・無料で電話相談に応じてくれる
・非営利団体であり余計な営業トークがない
・プロの税理士による的確なアドバイス

日本税務研究センター相談窓口は、税理士が所属する業界団体「税理士会」が運営するサービスです。一般納税者からの税に関する疑問および質問に応えてくれるため、フリーランスも税金に関する悩みを相談できます。

フリーランスは確定申告や税金に関する手続きを、全て自分自身で行わなければなりません。しかし確定申告の流れはややこしい部分が多く、初めて行う方やイレギュラー発生時には戸惑ってしまうことが多いです。

もし確定申告や税の手続きで間違いをしてしまうと、税金未納の扱いを受けたり追加徴税を求められたりすることがあります。

このような税金に関するトラブルを起こしてしまう前に、財務処理について質問ができる場所があれば安心です。公益財団法人日本税務研究センターはプロの税理士が対応してくれるため、税金関連の手続きについて正しい情報を知ることができます。

公益財団法人日本税務研究センターのメリットは、国家機関ではないものの“非営利団体”であるという点です。営業目的のトークや余計な情報を聞かされる恐れがないため、自分にとって必要な正しい情報だけを知ることができます。相談は無料で可能なので、わからないことがあれば気軽に連絡してみましょう。

開室日
月曜日~金曜日

受付時間
午前10時から11時30分及び午後1時から3時30分まで

休室日
休日・祝日、夏期休暇期間(8月10日~20日)、年末年始(12月27日~1月6日)、そのほか当センターが特に定めた日

相談税目
法人税・所得税・消費税・資産税(相続税・贈与税及び譲渡所得)

JTRI公益財団法人日本税務研究センター『税務相談室のご利用案内』

ただし公益財団法人日本税務研究センターの相談窓口は、個別の案件には対応できないので注意です。あくまでも法律上の規定などの質問にだけ応えてくれるため、具体的なトラブルが発生してしまった場合は弁護士や税理士に直接相談しましょう。

税理士|税金や確定申告など会計のプロ

項目 内容
公式ホームページ 税理士会
運営団体 財務省
主な相談内容 ・確定申告の手続き代行
・月々の記帳について
・節税関連のアドバイス
など
利用料金の相場 確定申告:年額3万〜20万円程度
記帳代行:月額1万〜3万円程度
相談の特徴 ・ややこしい財務関連の作業を依頼可能
・顧問契約とスポット依頼を選べる
・相談から解決までワンストップで依頼

税理士は財務省が認める国家資格の一つです。税の専門家として、税務代理や税務書類の作成を担当してくれたり、税金について困った際に相談に応じてくれます。

公益財団法人日本税務研究センターは税に関する質問のみに対応しますが、税理士への直接依頼であれば実際にフリーランスに代わって確定申告書を作成してくれたり、税務調査の立ち合いに応じてくれたりします。

また各種代行業務のほか、節税のためのアドバイスや税務相談にも応じてくれるため、税金関連に詳しくない方でも安心してフリーランス活動ができます。税理士は顧問契約で就いてもらうほか、個々の内容ごとにスポット依頼をすることも可能です。

特にフリーランスとして収入が大きい方や法人化した方は、税理士をつけておくと安心できる場面が多いです。税理士に税務処理や確定申告を代理で行ってもらえれば、メインの業務に集中できるというメリットもあります。

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また、フリーランスの税金に関する知識をつけたい方は「フリーランスの税金の種類や計算法|所得税はいくらか、個人事業主の節税のコツも紹介!」をぜひ参考にしてください。

さらに、フリーランスの確定申告について詳しく知りたい方は「フリーランスの確定申告の書き方・やり方!個人事業主が自分で簡単に手続きできる会計ソフトは?」をぜひ参考にしてください。

【キャリアプラン・進路周り】フリーランスの相談窓口

【キャリアプラン・進路周り】フリーランスの相談窓口

フリーランスがキャリアプランや進路周りで悩んだ際は、転職アドバイザーに相談してみると良いでしょう。

転職アドバイザー|キャリアプランや進路の相談に乗ってくれる

項目 内容
公式ホームページ
運営団体
主な相談内容 ・自分の経験・スキルの市場価値が知りたい
・フリーランスとしてどのような案件が受けられるか知りたい
・フリーランスとして取るべき具体的行動
など
利用料金の相場 無料
相談の特徴 ・無料で利用できる相談会やエージェントサービスが多い
・独立の方法や手続きまでアドバイスしてくれる
・起業を考えている方にもおすすめ

フリーランスがキャリアプランや進路で悩むことがあれば、エージェントサービスに登録し「転職アドバイザー」に相談してみるのも一つの手です。エージェントサービスとしては、就活や転職に強いリクナビやマイナビが有名です。

転職アドバイザーはその名の通り転職についてのアドバイスをしてくれる存在のことで、フリーランスの独立や転職、起業についてプロ目線の客観的な意見を述べてくれます。

例えば「今の報酬に不満がありフリーランスになりたいけれど、業界で本当に稼げるのか」といった疑問や「ITエンジニアとしてキャリアアップを目指したいが、独立するべきなのか」といった悩みに応えてくれます。

転職アドバイザーを利用する最大のメリットは、業界動向に詳しいプロ目線での客観的な意見が聞けるという点です。無料で利用できる相談会やサービスも多いため、まずは相談だけの気軽な利用でも大丈夫です。

また、フリーランスと会社員で迷っているなど、キャリアプランについて考えている方は「フリーランスと会社員のメリット・デメリット比較表|個人事業主とサラリーマンの違いは?」もぜひ参考にしてください。

【業務知識・仕事の進め方周り】フリーランスの相談窓口

フリーランスが実際に仕事をする上で業務知識や進め方について悩んだ場合は、周りにいるフリーランス仲間に相談するのがベストです。お互いに悩みを共有できる仲間を作ることができれば、未然にトラブルを防げることもあります。

フリーランス仲間|お互いに支え合う関係構築ができる

項目 内容
公式ホームページ
運営団体
主な相談内容 ・仕事の進め方や業界知識について
・スキルUPの方法
・フリーランスが利用できるサービスについて
など
利用料金の相場 無料
相談の特徴 ・コミュニティやセミナーへの参加ができる
・コワーキングスペースの優待が受けられることも
・同じ悩みを共有することで孤独感を減らせる

組織に所属していないフリーランスは、仕事の内容や進め方について悩んだ場合に相談できる相手が少なく、孤独を感じやすいです。会社員のように頼れる存在が身近にいない方は、積極的にフリーランス仲間を作り、横のつながりを大切にしましょう。

フリーランスが仲間を作るためには、フリーランス向けに開催される勉強会や交流会に参加してみましょう。またフリーランス向けのコミュニティに所属すれば、イベントに参加できたりコワーキングスペースの優待が受けられるといった多くのメリットがあります。

フリーランス向けのコミュニティで一番有名なのは「フリーランス協会」です。フリーランス協会はフリーランスが活動しやすい基盤作りを目的とした団体で、入会すれば独自の保険に加入できたり、フリーランス仲間との交流会に参加したりできます。

フリーランスとしての不安を解消できるうえ、活躍の場所を増やせるチャンスも多くあります。

また、フリーランスにおすすめのコミュニティが知りたい方は「【フリーランスのコミュニティ9選】交流会イベントや集まりに参加するメリットは?」をぜひ参考にしてください。

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フリーランスが第三者に相談するメリット

フリーランスが第三者に相談するメリット

フリーランスが活動する上で悩みやトラブルに巻き込まれた場合は、できるだけ第三者に相談することを心がけましょう。フリーランスが第三者に相談するメリットには以下のような内容が挙げられます。

法的知識や知恵を借りられる
金銭的・時間的に損をせずに済む
気持ち的に楽になる

法的知識や知恵を借りられる

フリーランスはトラブルの際に第三者に相談することで、法的知識や知恵を借りられます。例えば税務関連であれば税理士に相談し、法律関連であれば弁護士を頼れば、トラブルに巻き込まれても安心できるでしょう。

基本的にフリーランスは契約から税務関連の手続きまで、本業務以外の内容も全て自分で行う必要があります。しかし全ての分野の専門知識を深く身につけることは難しく、時にはクライアントとの意見の食い違いやトラブルが発生してしまうことも少なくありません。

後ろ盾のないフリーランスはトラブルを自分で解決しようとしても、不利な立場に追いやられてしまうことが多いです。無理に自分一人で解決しようとするよりも、専門家に頼ってしまった方がスムーズに問題解決できることが多いです。

もちろんトラブルが発生した場合だけでなく、些細な疑問や質問を第三者にしても大丈夫です。第三者を頼れば、トラブルが起きるのを未然に防ぐこともできます。

金銭的・時間的に損をせずに済む

フリーランスは知識のないまま契約をして、知らず知らずのうちに金銭的・時間的に損をしていることがあります。この場合も第三者に相談すれば、客観的な立場からアドバイスをもらえるため損をするリスクを減らせます。

例えば支払う必要のない損害賠償や、かける必要のない修正工数に悩まされ、そのまま泣き寝入りしてしまうような事態も防げるでしょう。周囲にいるフリーランスや専門家の意見を聞くことで、自分の担当している仕事が本当に適切なものであるかどうかの判断が下せます。

もしフリーランスとして働く上で金銭的や時間的に不安なことがある場合は、まずは無料相談窓口を利用してみることをおすすめします。

気持ち的に楽になる

フリーランスは何をするにも一人であり責任が伴うため、孤独な気持ちになることが多いです。そこで相談できる第三者がいれば、気持ち的に楽になります。

フリーランスの仲間を作れば、例えば業務上での不安な点であったり、今後の仕事に関することを相談できます。理不尽なクレームやハラスメントについても誰かに相談すれば、一人で抱え込まずに済みます。

また、フリーランスはトラブルや悩みごとが多くて大変で後悔している方は「フリーランスになって後悔?会社員から独立して個人事業で失敗する7つのパターン」もぜひ参考にしてください。

フリーランスの相談仲間が欲しい方はオンラインサロン「StockSunサロン」がおすすめ

フリーランスの相談仲間が欲しい方はオンラインサロン「StockSunサロン」がおすすめ

フリーランスの相談仲間がほしい方には、オンラインサロン「StockSunサロン」をおすすめします。

StockSunサロンはフリーランスの育成や求人を目的とした、フリーランスのための会員制サロンです。申し込めば、オンラインから業務知識や業務に関する最新の情報をフリーランス同士で共有したり、仕事の進め方をお互いに相談し合うことができます。

同じフリーランス同士で交流しながら切磋琢磨する仲間が作れるほか、フリーランスの悩み解決に役立つ相談受付が利用できるため、安心して活動ができます。またStockSunサロンの会員となれば「フリーランス名鑑」にも登録ができ、案件獲得にも役立ちます。

このように、StockSunサロンにはフリーランスとして活動する上で最適な環境が揃っています。気になった方はぜひ登録してみてください。

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フリーランス名鑑では、編集チームが専門家と提携しながらコラムを作成し、正しい情報を提供しています。社外の宣伝用コンテンツは含まれておらず、情報の客観性を担保しています。 フリーランスに仕事を依頼・外注したい企業様や、フリーランスとして案件を受けたい個人事業主の方などに向けて、悩みや疑問を解消する情報を発信しています。