株式会社Winbook 代表取締役 勝本泰地 様|経営者通信
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- 記事制作日2024年01月24日
- 更新日2024年02月25日
■略歴
和歌山県出身、関西学院大学経済学部卒業後にリクルートへ入社。スポーツ系の媒体広告の法人営業を行う。社会人3年目より人材紹介会社のベンチャー企業にてダブルワークを行い、新卒4年目の11月にリクルート退職。ベンチャー企業にてフリーランスとして1年半の活動の後、2021年6月に株式会社Winbook設立。年間売上1億円を達成し、2023年12月M&Aにて法人売却。
■事業内容について
法人個人共に対象となる人材紹介事業です。
対個人様としては20代前半から30代半ばにて優秀な方とのキャリア相談やキャリアアップのための支援をさせていただいています。
対法人・企業様としては、顧客を開拓して求人を取ってくることで採用のご支援をさせていただいております。
■人材選定のポイント
顧客志向が強い人を弊社では求めており、見るポイントとして大きく2つあります。
一つ目に、定量観点を持ち数字ベースで自分の仕事を理解して、そこで語れるかどうかは重要視します。これは売上をあげるかや向上心があるかとは違い、現状を理解して自分の課題点を把握し、理想を現実的に追求できるかどうかという点です。
二つ目に顧客志向を確認します。人となりに近いのですが、例えば集まりがあった時には集まる側なのか幹事タイプなのか。また仕事のエピソードを話す時に、自分が達成した売上で語るのか、お客様の売上や後輩へのマネジメントなどで語るのかを聞きます。
自分の売上達成で語る人は多いのですが、相手側目線で語る人は少ないです。もし最初から相手側目線では答えられないとしても、ちゃんとそこを理解しているかや大事にしているかは聞くようにしています。
■人材活用を上手く行うために意識されていること
特別意識している点というのはなく、今いるメンバーは条件や環境にて納得しているが故に働き続けていただけているかと思います。
弊社では出社は必須ではなく、社員によっては大阪や札幌で仕事している人もいます。また年に2、3回ほど沖縄でワーケーションを行なったりしています。
もちろんフルリモートやフレックス勤務の場合はマネジメントにて難点が生じるため、週三回の定例会や、1on1の実施などによりコミュニケーションは常に取るようにしています。
おそらく同じ場所で働いていても相談しない人はしないと思われるため、コミュニケーションにおいてあまり不自由は感じていません。
■会社としての今後の見通し
実はつい先日(2023年12月)株式会社アドミックの子会社となりました。
こちらの会社は2020年より人材紹介事業へ注力しているのですが、近年ではお客様からの依頼も増えたことが背景となり、弊社がその傘下に入る形でM&Aの契約書を交わさせていただきました。
ですのでこれから一気に人材紹介事業を拡大していく段階です。かつ、現状は部長といった役職も特にまだなく、取締役も親会社の社長のみのため、ポジションも含めこれからどんどんスピード感を持ってご用意できるタイミングかなと思っています。
■どのような人と働きたいか
一言で言うと、自分の人生を切り替えたい人ですね。
今がどうであれ、過去に成功体験を大きく積んでいなくても世の中に誇れるものがなくても、今後自分自身のキャリアを変えていきたいという思いの強い人はいいと思います。
それと、仕事をもっと楽しくしたい人ですね。
それこそ部活動や受験勉強などでは本気になれたけれど、社会人になった瞬間にやらされ仕事ばかりで悩んでしまう人などです。見方を変えれば仕事も同じような考えであれば楽しくできるので、そのように自分の人生を変えたくて、かつそれを誰かや世の中のためにやりたい人と一緒に働きたいなと思っております。
■求職者へのメッセージ
まず前提として、明確にやりたいことが伝わっている若しくは夢がある人は、世の中の5%にも満たないと思います。
そのように見えないからこそ、新しいことへの挑戦や夢のために努力する様はすぐには想像できないかもしれません。ですが夢は人に誇れるようなものでなくても、例えばお金を稼ぎたい・家に住みたい・3年後にはこうなっていたい、といったもので問題ないです。
そのような自分自身のモチベーションをしっかりと目標に据えて、本気でその3年後の自分やキャリアを大きく変えるような選択をしてほしいです。自分自身の3年後にキャップをはめず大きく描いて、それを実現できる会社の選択やキャリア選択をしていただけたらと思います。その選択肢として弊社がもしあれば、ご要望いただけますと幸いです。