スキルなしでフリーランスになれる?必要なスキル一覧とスキル不足の対処法!
- フリーランス名鑑編集部
- 記事制作日2021年06月29日
- 更新日2021年10月27日
会社員とは違う新しい働き方として、フリーランスに大きな注目が集まっています。フリーランスになると収入が増える、自由に働けるということを聞き、会社を辞めてフリーランスになりたいと考えている方もいるでしょう。
一方でフリーランスになりたいけれど、自分のスキル不足で不安を感じているという方も少なくありません。
「スキルなしでもフリーランスになれるの?」
「フリーランスにはどんなスキルが必要なの?」
フリーランスを目指す上でスキル不足が気になる方は、上記のような悩みを抱えているのではないでしょうか。
結論から述べると、フリーランスにはスキルなしの状態からでもなることはできます。ただし、フリーランスとして案件を受け続けたい、もしくは単価の高い案件を受けたいのであれば、やはりスキルがあるに越したことはありません。
そこで本記事では、フリーランスに必要なスキルに関して以下の流れで説明していきます。
・スキル不足でフリーランスになるのが厳しい理由
・フリーランスになるのに必要な能力・スキル一覧
・【職種別】フリーランスに必要なスキルセット
・フリーランスにおすすめのスキルアップ方法
また、これからスキルを磨いてフリーランスになりたいと考えている方は、StockSunサロンに入会することをおすすめします。StockSunサロンには以下のような特徴があります。
・ Webマーケティング等に関するさまざまな知識やスキルをつけられる
・独立するまでの流れや案件獲得の方法がわかる
・ オフライン交流でフリーランスの仲間ができる
現時点で自分のスキルに自信がない方は、まずはStockSunサロンに入会して実践力をつけておきましょう。
また、フリーランスになるにはどのような流れになるか、必要な手順が知りたい方は「フリーランスになるには?始め方や必要な手続き、事前準備など」をぜひ参考にしてください。
スキルなしでフリーランスになれる?
フリーランスは基本的に誰でもなることができます。フリーランスになるのに特別な資格などは必要なく、スキルなしでもフリーランスになること自体は可能です。
ただし、スキル不足でフリーランスになることにはデメリットがあります。スキルのない方が何も知らない状態で勢いでフリーランスになると、失敗して後悔する恐れがあるので注意しましょう。
一方で、勢いでフリーランスになることによるメリットもあります。スキル不足からフリーランスを目指したい方は、まずはどんなメリットやデメリットがあるのかを把握しておきましょう。
スキル不足でもフリーランスになるメリット
まずはスキル不足でもフリーランスになるメリットを紹介します。
まずは行動に移すことができる
何かを始めたい、何かに挑戦したいと考えたときには、まず一歩踏み出してみることが非常に大切です。スキル不足に悩んでいるという方も、まずは行動に移しフリーランスになることで第一歩をスタートさせることができます。
世の中にはフリーランスになりたい、会社員から独立したいと考えていても、なかなか行動する勇気が出ずにタイミングを逃している方が多いです。しかし迷っているだけでは何も始まらずに、ただ時間を無駄に過ごしてしまうことになります。
スキル不足で迷っている方も、まずはとりあえずフリーランスになることで、自分の殻を破り挑戦の道を開くことができるでしょう。何かしらの行動をしたというこで自信がつき、これからのモチベーションUPにも繋がります。
未経験・初心者向けの案件もある
エージェントサービスには未経験や初心者向けの案件もあります。つまりスキルがない方でも、エージェントサービスをうまく利用すればフリーランスとして活動を開始できます。
例えばライターとして活動したい場合、未経験でもできる簡単なライティング作業を探して引き受けることができます。そのほか、エージェントサービスには事務作業などの簡単な案件も登録されているので、特別なスキルがない方でも仕事をスタートさせることができます。
このように未経験向けの案件を選べば、スキルがなくてもフリーランスとして活動することは可能です。スキルがなくて不安を抱えている方は、まずエージェントサービスに登録して未経験や初心者でも受けられる案件にどのようなものがあるのかを把握しておくと良いでしょう。
独立してから学び続けることもできる
フリーランスとして活躍していきたいなら、まず独立してその後に活動しながら学ぶということも可能です。フリーランスになる時点で特別なスキルを所持していなくても、独立してから勉強することでスキルUPを目指すことができます。
例えば会社員の場合、やりたい仕事があっても人事面談や採用試験に合格しなければその仕事に就くことができません。アピールできるようなスキルや資格がない方は面接で不利になり、選考を通過できずに希望する職種やポジションにつけないこともあります。
しかしフリーランスなら自分のタイミングで挑戦を開始できます。まずは独立してその後学び続けるなど、自分の行動次第でフリーランスとしての成長を図ることができます。
スキル不足でフリーランスになるデメリット
ここからはスキル不足でフリーランスになるとどのようなデメリットがあるのか、3つの項目に分けて紹介していきます。
仕事・案件がもらえないことがある
スキルのないフリーランスにとって最大のデメリットは、仕事や案件を確保しづらいということです。特別なスキルのない方がフリーランスになっても、任せてもらえる仕事が少なく、時には案件を全く受注できないということもあります。
クライアントはフリーランスに仕事を発注する際、フリーランスのスキルや能力を確認します。そして同じ単価や納期などの条件であれば、スキルや能力があり実務経験の豊富なフリーランスに仕事を依頼したいと考えるのが普通です。
そのためスキルがなく経験が浅いフリーランスは、すでに実績やノウハウがあり活躍している方に比べて案件を受注しにくいというのが実情です。思うように案件を受注できずにいると、収入につながらずに生活にも支障をきたす恐れがあります。
特にフリーランスで生計を立てていきたいと考えている方や、貯金がなく2.3か月以内の家賃や生活費の支払いが危ぶまれている方は注意が必要です。事前に資金繰りがうまくいきそうか、綿密に計画を立てるようにしましょう。
わからないことを教えてくれる人がいない
フリーランスには、困った場合などにわからないことを教えてくれる人がいません。仕事する上で必要な知識やスキルを、自身の力で学び見につけていく必要があります。
会社員の場合は、もし仕事上でわからないことがあっても上司に質問できます。上司に教えてもらいながら仕事をこなしていくうちに、自然とスキルを身につけていくことも可能です。
一方で、フリーランスの場合は質問できる相手がいないため、自分で手探りで仕事をこなさなければなりません。一つの作業に時間がかかり、仕事効率が悪くなってしまうこともあるでしょう。その結果、時給換算するとむしろ会社員時代よりももらえる報酬が少なくなるというケースも多々あります。
最初は低単価の案件から受けることになる
スキル不足のフリーランスは、基本的に特別な能力がなくても取り組めるような簡単な案件しか受注できません。そしてそのような案件は、基本的に低単価であることがほとんどです。
低単価の案件しか受けられないスキル不足のフリーランスは、実績豊富で人脈や仕組みを持っているフリーランスのような大きな収入を得ることはまず不可能です。無計画のままスキル不足で独立してしまっては、収入を得られず生活面でも苦労することになるでしょう。
もしスキル不足の方がフリーランスを目指すのであれば、低単価の案件からスタートさせても困らない環境づくりをしておくことが大切です。しばらくは大きな収入が得られなくても生活できるよう、独立時までにお金を貯めておくなどの工夫が必要です。
フリーランスになるのに必要な能力・スキル一覧
ここまでスキル不足の方がフリーランスを目指すことのメリット・デメリットをお伝えしてきました。メリット・デメリットを比較してもわかるとおり、やはりフリーランスを目指すのであればある程度の能力やスキルを所持していることが理想です。
なおスキルと一言で言っても、業務上に必須な資格から、「あると仕事がうまくいく可能性が高い」というスキルまでさまざまです。フリーランスに必要な能力やスキルを知っておけば、自分の長所を活かせる仕事が見つかるかもしれません。
ここからは、フリーランスになるのに必要な能力やスキルについてお伝えします。
営業・交渉力
フリーランスにとっての営業・交渉力とは、案件を取れるよう自身を売り込んだり、案件の継続や単価UPをしてもらえるようにクライアントにアプローチする能力のことです。フリーランスは自身で仕事を確保する必要があるため、職種を問わず営業力や交渉力が欠かせません。
営業力や交渉力があれば、クライアントの状況や問題点を明らかにした上で、自分の強みを生かして事業を推進・改善できることを相手に伝えることができます。論理的に説明でき費用対効果があるとクライアントが判断すれば、仕事を依頼してもらえることになるでしょう。
一方で営業力や交渉力が不足していると、フリーランスとしてどんなに優秀な能力を持っていても、依頼するメリットを理解できずに仕事を依頼してもらえません。
またたとえ依頼してもらえたとしても、能力に合わない低単価で依頼されてしまったり、成果が出る前の短いタイミングで契約を切られてしまったりすることがあります。このような事態を防ぐためにも、フリーランスが営業力や交渉力を身につけておくことは非常に重要です。
対人コミュニケーション能力
フリーランスは会社というコミュニティに属していないので、仕事をする上で必ず外部の人と関わることになります。フリーランスがクライアントとのやりとりを円滑に進めるためには、対人コミュニケーション能力が必要です。
クライアントが企業ではなくフリーランスに仕事を依頼するときは、スピード感や柔軟性を求めているケースも多いです。そのためフリーランスは、クライアント側のニーズを瞬時に読み取る必要があります。
クライアントの話に耳を傾け、相手が伝えていることの背景にある真の問題を特定したり、それに応じた適切な意見や改善案を提示できるコミュニケーション能力を身につけておきましょう。
このような対人コミュニケーション能力がないと、やりとりの中に認識齟齬があり、仕事のやりとりがうまくいかない場合があります。そうなると「このフリーランスとはスムーズに仕事ができない」と判断され、案件を継続してもらえない恐れがあります。
自己管理能力
時間や場所などを自由に選んで働けるフリーランスには、自由であるぶん自分でしっかりとスケジュールを管理できる自己管理能力が必要です。どんなスケジュールでいつまでに案件をこなすのか、何時に起きていつから仕事を開始するのかなどを自分できちんと考えておかなければなりません。
自己管理能力が身についていない方がフリーランスになると、自由さに甘えて仕事をサボってしまったり、思うように仕事を進められずに仕事がパンクしてしまう恐れがあります。このような事態に陥ると、案件のスケジュールを守れずにクライアント側に迷惑をかけてしまうことがあるかもしれません。
フリーランスには会社員とは違い、確認・管理してくれる上司は存在しません。きちんと自身で自己管理し、スケジュール通りに仕事をする要があります。
自己成長意欲
フリーランスとして長く活躍したいのであれば、自己成長意欲があることが求められます。自己成長意欲とは、向上心を持って自ら常に新しい知識や技術を身につけようとする姿勢のことです。
フリーランスのデメリットとしてよく言われるのが、「フリーランスは自身のスキルを切り売りする働き方である」ということです。フリーランスは初めから高い能力が期待される一方で、提案したり指導してくれる上司や同僚がいないので、成長しにくいという特徴があります。
その結果、フリーランスは自身のスキルを切り売りしていく働き方をすることになり、そのままでは新しい技術や知識を身につけられず周囲に置いていかれてしまいます。このようま事態を避けるためには、常に新しい技術を学ぼうとする自己成長意欲が非常に重要になります。
情報収集能力
フリーランスとして長く働きたい、周囲よりも多くの案件を獲得し収入につなげたいという方は、最新の技術や業界の動向などを知るための情報収集能力を身につけておきましょう。
現代社会で使われている技術は、目まぐるしいスピードで進化しています。特にフリーランスが多いIT業界では、新しいと言われていた技術が数年で古いものになってしまうことがあります。
時代の流れにおいて行かれないようにするためには、最新の情報や技術を常に知っておく情報収集能力が必要になります。Googleのアルゴリズム変動に瞬時に対応したり、AIに関する知識を習得する必要に迫られることもあるかもしれません。
最新の情報を収集するには、イベントやセミナーに参加して最新技術を学んだり、ブログやオンラインサロンを活用して最新の情報を得るといった工夫が必要です。
フリーランスの場合は、会社員とは違い誰かが新しい情報を教えてくれるわけではないので、自らアンテナを張り情報を集められるようにしておきましょう。
経理・会計の知識
会社に属さないフリーランスは、収支管理や確定申告・保険の手続きなどの業務も自分で行う必要があります。そのため経理や会計の知識を有していることが求められます。
特に多くのフリーランスが大変だと感じる作業の一つに確定申告があります。年に1度の確定申告時では、収支に加え経費や各種控除などを計算した金額を税務署に提出する必要があります。
この確定申告の計算や手続きは、意外と複雑で面倒だと感じるものが多いです。手続きの期日ギリギリに慌てることのないよう、あらかじめ知識を身につけておきましょう。
もし確定申告についてわからないことがある場合は、税理士に手続きを依頼するという方法もあります。ただし、当然税理士への外注費用が発生することになるので、できるだけ費用を抑えたい方は自分で計算や手続きをするフローを学んでおきましょう。
業務上のITスキル
フリーランスの多くがWEB業界に属していることもあり、業務上でのITスキルを身につけておくことは必須です。どのようなスキルが必要であるかは、フリーランスの職種によって異なります。
例えばITエンジニアとして働く場合は開発スキルや言語の知識が必要であり、フリーライターとして働く場合にはタイピングスキルやSEOに関する知識などが求められます。そのほかWEBデザイナーならIllustratorやPhotoshopを使いこなせる必要があるでしょう。
職種 | 必要なスキルの例 |
---|---|
ITエンジニア | 開発スキル 言語の知識 など |
ライター | タイピングスキル SEOに関する知識 など |
WEBデザイナー | Illustrator Photoshop など |
実際にエージェントサービスに登録されているフリーランス向けの案件を見てみると、案件依頼の際に上記で述べたようなスキルを必須としているクライアントが多いです。
たとえ未経験からできるような簡単な案件に取り組むような場合でも、最低限Office系のソフトの使用方法や作業効率を上げるショートカットキーは理解しておく必要があります。
このように、職種によって求められる内容は異なるものの、フリーランスとして働くのであればITスキルを身につけておくことはほぼ必須と言えます。高いスキルがあればあるほど、より良い条件や内容の案件を依頼してもらえる可能性も高くなり、自分の働いた時間当たりの報酬額も上がるでしょう。
また、フリーランスで資格取得を検討している方は「フリーランスに資格は必要?エンジニアやデザイナーなど職種別におすすめの資格・検定一覧」もぜひ参考にしてください。
【職種別】フリーランスに必要なスキルセット|未経験・初心者が身につけるべき能力
フリーランスに求められるスキルの内容は、職種によって異なります。ここからは、未経験や初心者のフリーランスが身につけておくべき能力について、職種別に紹介していきます。
エンジニア
フリーランスのエンジニアは、活躍できる幅が広いです。なぜなら案件の種類が多く、自分の実力やスキルにあった仕事を見つけやすいためです。フリーランスエンジニアになるには、以下のようなスキルがあると良いでしょう。
・WEBサービスやデータベースに関するスキル、サーバーの運用など
・サーバーの導入及び設定、ネットワーク設計や構築、クラウドの知識など
上記はあくまでも一例になります。ひとえにフリーランスエンジニアといってもその種類は多く、フロントエンドエンジニア・サーバーサイドエンジニア・インフラ系エンジニアなど、取り組む内容によっても必要なスキルは変わってきます。
例えばアプリやWebサービスなどを設計する「フロントエンドエンジニア」の場合、画面上のデザインや動きに関するHTMLやCSS、JavaScriptなどの知識が必要です。
一方データベースの管理などサーバー側の動きを開発する「サーバーサイドエンジニア」なら、データベースの知識やサーバー運用に関する知識を身につけておく必要があるでしょう。そのほかシステムを構築するインフラ系のエンジニアなら、ネットワーク設計や構築に関する知識が求められます。
なおエンジニアは、クライアントの希望に沿って要件定義をした上で、それに従って開発やテストを進めていくことになります。そのため、コミュニケーション能力やプロジェクトを進めるためのマネジメントなども求められます。
プログラマー
プログラマーの主な仕事内容は、仕様書や指示に従い実際にコードを書いてプログラムを組むことです。そのためクライアントの理想をきちんと実現できる、確かなプログラミング能力が求められます。
具体的には以下のようなスキルがあると良いでしょう。
・PHPやJavaなど開発に必要な言語の知識
・計算能力や数字に関する知識
・論理的思考
プログラマーとしてレベルの高いプログラムを組むためには、プログラミング言語に関する知識はもちろん計算能力や論理的思考ができることも欠かせません。また、自分だけがわかるようなプログラムではなく、他人が見てもわかりやすいようなプログラムを組めるように心がける必要があります。
webデザイナー
webデザイナーとは、主にクライアントから依頼されたWEBサイトのデザインを担当することです。どのようなサイトにするかの大まかな枠組みを決めたり、実際にどんなイメージのデザインにしていくかを考えたりします。
webデザイナーとして活躍するためには、グラフィックソフトを扱えることは必須となります。またコーディングをする際の知識についても求められます。具体的には以下のスキルがあると良いでしょう。
・HTML、CSS、Javascriptなどに関する知識
またwebデザイナーとして実績を残すためには、ただ単に技術に関する知識やスキルを身につけるだけでなく、クライアントのニーズに合わせて「かっこ良くて洗練されている」「親しみやすくて安心感がある」など、ユーザーに与えたいイメージ通りに作成するセンスも求められます。
そのため、トレンドの技術や手法を身につけられるように常に情報収集をしておくことも欠かせません。
イラストレーター
イラストレーターとはその名の通り、イラストを描く仕事のことです。例えば企業のホームページやメディアに掲載されるイラストなど、イラストレーターの活躍できる案件は多数あります。
近年では特にデジタルでイラストを描く技術が求められます。そのためフリーランスのイラストレーターとして活躍したいのであれば、以下のスキルが必要になってきます。
・SAIやPainterなどイラストに特化したソフトの知識
また、人気のイラストレーターとして活躍するためには高い画力やデザイン力が求められます。これは何よりも練習し技術を磨くことで身につくので、画力向上のために練習するという自己成長意欲を常に持っておくことが大切です。
ライター
ライターはフリーランスの業種の中でも、未経験から始めやすいことが特徴として挙げられます。なぜならエンジニアやプログラマーに比べ、専門知識があまり必要ではないためです。ただしライターにも求められるスキルはあるので覚えておきましょう。
具体的には以下のスキルや知識が求められます。
・Web系の知識
・Office系ソフトの知識
・SEOに関する知識
特にフリーランスの主な活躍の場であるWebライターは、SEOに関する知識などを身につけていると高単価な案件を依頼してもらいやすいです。なおSEOに関する知識やWebの専門知識などは常に新しい情報が更新されていくので、情報収集をこまめにしておくことが重要です。
フリーランスにおすすめのスキルアップ方法
ここまで述べたとおり、フリーランスにはできるだけスキルがある方が好ましいです。スキル不足でフリーランスとして働くことに不安を感じている方は、まずはスキルアップを目指していきましょう。
フリーランスにおすすめのスキルアップ方法はいくつかあります。ここからはおすすめのスキルアップ方法4パターンについて、具体的に紹介していきます。
スクールに通う
周囲にアピールできるようなスキルがない方は、スクールに通うことで専門知識やスキルを身につけることができます。スクールに通えば専門家からさまざまな知識や技術を学べるので、効率良くスキルアップを図れます。
例えばイラストレーターを目指したい方は、イラストの描き方や専用ソフトの扱い方を教えてくれる専門学校に通うと良いでしょう。エンジニアやプログラマーとして活躍したい方は、情報系の技術やプログラムを教えてくれるスクールに通うのがおすすめです。
なおスクールにはさまざまな種類や形態があります。実際に教室へ通い専門的な講師から直接指導を受け実践を学べるスクールのほか、オンラインで完結できるスクールもあります。
スクールを探す際は、何を専門とするフリーランスになりたいのかを考え、ライフスタイルに合わせて選ぶようにしましょう。
スキルアップセミナーに参加する
スキルアップセミナーでは、最新の技術やフリーランスに必要な知識などを学ぶことができます。
例えばIT技術に関するセミナーなら、エンジニアとして必要な知識を身につけながら周囲との交流も深められます。セミナーには多数の種類があり、「女性向け」「エンジニア向け」「イラストレーター向け」などさまざまな条件で探すことができます。
スキルアップセミナーは全国各地で開催されているので、自身の学びたいスキルや住んでいる場所に合わせて参加できるものを探してみましょう。なお、セミナーやイベント検索サイトを利用すれば、自分に合ったセミナー・イベントが見つけられます。
独学でwebサイトや教科書、オンラインサロンで勉強する
フリーランスとして活躍できるスキルを身につけたい場合、webサイトや本を使い独学で学ぶという方法もあります。特にプログラミングやWeb関連の知識などは、書籍やwebサイトが充実しているため学びやすいです。
webサイトや本を使って勉強する際のメリットは、自分のレベルに合わせて学びやすいところです。全くの未経験の方が一から学ぶ際はもちろんですが、今ある技術をさらに高めたいという方も、webや本から新たな情報を収集することが可能です。
ただし独学の場合、わからないことがあっても教えてくれる人がいない点に注意しましょう。自分で理解できるレベルを見極め、少しずつ技術や知識を身につけていくことが大切です。
また独学の中でもオンラインサロンで勉強すれば、動画なので取り組むハードルが低く、楽しみながら学べるでしょう。
オンラインサロンを含むフリーランス向けのコミュニティについて詳しく知りたい方は「【フリーランスのコミュニティ9選】交流会イベントや集まりに参加するメリットは?」をぜひ参考にしてください。
実践で学ぶ
フリーランスが技術やスキルを身につけたい場合、実践で学ぶという方法もあります。自身の能力でギリギリ対応できるレベルの案件を受け続けることで、実際に取り組みながら技術を身につけていけます。
なお、クラウドソーシングサービス上でフリーランスが受けられる案件の中には、研修が付いたものもあります。研修付きの案件をこなしていけば、自然と実力が身についていくでしょう。
また実践方式で学ぶという手法は、ほかのスキルアップ方法と平行して行うこともできます。例えばスキルを学べるスクールに通いながら、覚えた内容でできる案件を次々取り組んでいくことも可能です。
実践で学び実力をつけたいフリーランスの方は、未経験でも引き受けられる案件の多いサービスに登録しておくのがおすすめです。とにかく数をこなしていくことで、経験が増え実力もついていくでしょう。
スキルがなくて案件がとれなくて困っているフリーランスの方は?
スキルがなくて案件がとれないと悩んでいるフリーランスの方は、「StockSunサロン」に入会してみると良いでしょう。StockSunサロンでは、Webマーケティングを中心としたフリーランスに必須のIT知識やノウハウを身につけるためのコンテンツを、定期的に発信しています。
現時点で知識やスキル不足だと感じている方も、StockSunサロンで1段ずつステップアップしていきましょう。また、オフライン交流でフリーランスの仲間ができるので、心強い味方になります。
また、フリーランスで仕事が取れなくて困っている方は「フリーランスで仕事がないときはどうする?7つの対処法とNG行動!」もぜひ参考にしてください。