「フリーランスモデルはどんな働き方なの?」
「フリーランスモデルになるメリットやデメリットは?」

モデルとして活躍したい方の中には、フリーランスモデルについて上記のような疑問を抱いている方も多いのではないでしょうか。

近年では働き方が多様化していて、会社や企業に所属せずにフリーランスとして活動する方が増えています。モデル業界も例外ではなく、事務所に所属せずにフリーランスの形態で仕事をされている方が増加しています。

なお、フリーランスモデルは事務所所属のモデルと比較して、仕事の獲得方法や収入などが変わってきます。そのため、もし目指すのであれば“どんな働き方なのか”、“メリットやデメリットはどんな点にあるか”をきちんと把握しておくことが重要です。

この記事ではフリーランスモデルについて、以下のポイントを解説していきます。

・フリーランスモデルの種類と特徴
・フリーランスモデルになる方法
・フリーランスモデルの収入やメリット・デメリット

この記事を読めば、フリーランスモデルの働き方について理解できます。そして自分はフリーランスに向いているのか、どのように仕事をもらえば良いのかを把握できます。

またフリーランスモデルとして案件獲得をしたい方は、「フリーランス名鑑」へ登録すると良いでしょう。フリーランス名鑑は国内最大級のフリーランス検索サイトであり、自分のスキルや経験にあった案件を探すことができます。

良質な案件も見つかりやすいので、フリーランスモデルを目指すのであればぜひ登録しておくことをおすすめします。

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また、フリーランスとして活躍できる仕事にはどのようなものがあるか知りたい方は「フリーランスの仕事の種類!おすすめの職種や仕事内容を一覧で紹介」をぜひ参考にしてください。

目次

フリーランスモデルとは?

フリーランスモデルとは?

フリーランスモデルとは、特定のモデル事務所に所属せずにフリーランスの形態で活動するモデルのことです。

事務所に所属しているモデルは、事務所から仕事をもらって働きます。そのため大手企業からのCM依頼やポスターの被写体など、大きな仕事を依頼されやすいという特徴があります。

一方でフリーランスのモデルは事務所には所属していないため、モデル本人が自由に好きな仕事を選べるという特徴があります。

かつては事務所に所属しているモデルの方が仕事が見つかりやすく有利だと言われていましたが、近年ではInstagramなどのSNSが普及により、フリーランスモデルでも仕事を探しやすくなり、活躍できる場面や環境が増えてきています。

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フリーランスモデルの種類|事務所に属さない働き方ができる6パターン

ひとことでフリーランスモデルと言っても、その働き方や活躍の場所はさまざまです。まずはフリーランスモデルが活躍できる働き方の例を6種類紹介します。

読者モデル、雑誌モデル
被写体モデル(撮影会)
ポートレートモデル
動画配信モデル(ライバー)
ファッションモデル
CMモデル

読者モデル、雑誌モデル

モデルの特徴 ・ファッション雑誌に一般読者として掲載される
・10〜20代など若いモデルも多い
撮影する写真の特徴 ・ファッションをメインに撮影
・全身写真などコーディネートのコンセプトがわかるようなもの
おすすめな人 ・知名度を上げたい高校生や大学生
・好きな雑誌、掲載されたい雑誌がある
有名モデル例 水原希子【掲載雑誌:Seventeen】
池田美優(みちょぱ)【掲載雑誌:Popteen】

読者モデル・雑誌モデルは、主にファッション誌で活躍するモデルのことです。流行のファッションを紹介するのが主な目的で、全身写真などのコーディネート全体がわかる写真を中心に撮影します。

なお読者モデルの場合は、プロのモデルとして掲載されるのではなくあくまでも「読者」の一人としてファッション誌に掲載されます。そのため高校生・大学生の方や、他の仕事と両立しながら活動している方も多く存在します。

ファッション誌側が実施する企画に応募し採用されると、読者モデルになることができます。読者モデル・雑誌モデルの中には絶大な人気を集める方も多く、読者モデルを経てからプロのモデルへ転向する方もいるほどです。ただし人気を集めない限りは、何度も雑誌に掲載されるのは難しいです。

なお、読者モデル・雑誌モデルとして人気を集めるためには、ただプロポーションが良いというよりも真似したくなるような親しみやすさが重要です。そのため、流行・トレンドに敏感であり、最新の流行をファッションに取り入れる必要があります。

被写体モデル(撮影会)

モデルの特徴 ・カメラマンと一緒に作品を作っていくモデル
・主役、主導権は基本的にカメラマン側
撮影する写真の特徴 ・カメラマンが作りたい世界観や作品を表現
・趣味カメラマンで撮影する方や、練習用として撮影されることも多い
おすすめな人 ・カメラマンの要求に応えられる人
・自分が主役であることにこだわらない人
有名モデル例 雪見みと
岡本尚子

被写体モデルとは、カメラマンの作品の被写体となるモデルのことを指します。カメラマンとコミュニケーションをとりながら、一緒に作品を仕上げていくのが特徴です。

カメラマンの技術向上のための被写体となる場合が多く、有名カメラマンだけでなく、趣味カメラマンや駆け出しカメラマンが被写体モデルを雇うケースも多くあります。

基本的に被写体モデルとしての撮影は、カメラマン側が主導権を握ります。被写体モデルはカメラマンの指示に従いつつ、その場で相談しながらカメラマンの世界観や作りたい作品を表現していきます。

つまり、あくまでも主役はモデル本人ではなくカメラマンであり、カメラマンの技術やセンスを磨くことになります。被写体モデルとして活躍する上では、カメラマンの指示や要求にどこまで応えられるかが非常に重要です。

ただし、カメラマンからの注文に応える必要があるからといって、必要以上の肌の露出など無理な要求をのむ必要はありません。安全に活動するためには、あらかじめNGラインやルールを取り決めてから撮影に移ることが大切です。

ポートレートモデル

モデルの特徴 ・自身の美しさを引き出せるモデル
・いかに自分を理解し表現できるかが求められる
撮影する写真の特徴 ・人物(モデル)そのものが主役になる
・複数のカメラマンによる「撮影会」での撮影もあり
おすすめな人 ・自分の魅力を理解し表現できる人
・有名になりたい、自分をアピールしたいという願望がある
有名モデル例 じきまる。
めめ猫妖怪

ポートレートとは、直訳すると肖像画や肖像写真という意味を持ちます。ポートレートモデルとはモデル本人が主役となり、美しさを引き出すような写真を撮ってもらう役割を指します。

撮影されるのが人物という点では被写体モデルと似ていますが、被写体モデルがあくまでもカメラマンの技術やセンスが中心であるのに対し、ポートレートモデルの場合はモデル本人がメインとなります。そのためモデル側は自分の魅力をしっかりと理解し、うまく表現していくことが求められます。

なおポートレートモデルの仕事は、カメラマンが人物写真を撮るために募集することもあれば、モデル側が撮影練習したいカメラマンを募集するケースも少なくありません。中には「撮影会」を開き、複数のカメラマンに撮影してもらい収入を得るという働き方をしているモデルも存在しています。

動画配信モデル(ライバー)

モデルの特徴 ・YouTubeやツイキャス、SHOWROOM等で活躍
・写真ではなく動画コンテンツに映る必要あり
撮影する写真の特徴 ・動画に写り、特技の披露や自己アピールを行う
・見た目だけでなくコンテンツとして楽しませることが目的
おすすめな人 ・歌やダンス、トークなどの特技がある方
・さまざまな企画や案件に対応できる柔軟な方
有名モデル例 長谷美穂
石原彩香

動画配信モデルとは、その名の通り動画配信サービス上でモデルとして活動する人のことです。そのため写真のような静止画ではなく、動画に映り自分をアピールしていくことが求められます。

近年では動画配信コンテンツの発展により、動画配信モデルの活躍の場が広がってきています。特に制作費用を抑えて動画・番組を作りたいクライアントが、フリーランスの動画配信モデルを採用する機会が増えています。

なお動画配信モデルはただの被写体ではなく、動画コンテンツの“出演者”として動画の上で表現をしていく必要があります。そのためただ容姿が良いだけでは活躍できず、人に興味を守ってもらえるような特技や高いコミュニケーション能力を身につけていなければなりません。

また企業からの案件依頼に応えられるような、臨機応変さや柔軟さも必要になってきます。

ファッションモデル

モデルの特徴 ・ブランドのモデルとしてファッションをアピール
・洋服を着こなせるようにスレンダー・高身長でることが求められる
撮影する写真の特徴 ・ブランドイメージを重要視したファッションが主役の写真
・静止画のほか、ランウェイなどで活躍するシーンもあり
おすすめな人 ・プロのモデルとしてファッション業界に携わりたい方
・プロポーションに自信があり、ウォーキング技術なども身についている方
有名モデル例 冨永愛
新木優子

ファッションモデルとは、ファッションブランドの“顔”となり、ブランドの魅力を表現していく仕事になります。ブランドの洋服やアクセサリーを身につけて広告や雑誌などの媒体に載るほか、ファッションショーのモデルとしてランウェイを歩くこともあります。

ファッションモデルの場合、あくまでも主役はファッションとなります。そのためモデル側にはファッションを格好良く着こなせる体型や振る舞い、そしてブランドのコンセプトに合わせた表現や活動が求められます。

ファッションモデルは数あるモデルの仕事の中でも花形と言われるものであり、容姿・能力共に優れた一握りの人物しか成功できない世界だと言われています。ブランドや企業側からの信頼を得る必要もあるため、個人ではなかなか成功するのが難しいのが現状です。

実際に個人のモデルとして成功を収めている方は、事務所に所属し実績を残した上で独立している方がほとんどです。

CMモデル

モデルの特徴 ・企業や商品のイメージキャラクターとなりCMに出演
・知名度や演技力が求められる
撮影する写真の特徴 ・特定の企業や製品のイメージをわかりやすく伝える写真
・TVコマーシャルのほか、Web広告や紙面と連動することもある
おすすめな人 ・将来女優になることを目指している方
・演技が好きでプロ意識の高い方
有名モデル例 清原果耶
八木莉可子

CMモデルは企業や商品のコマーシャルに出演するモデルのことを指します。テレビCMのほか、CMと連動した広告媒体などに掲載されることもあります。

CMモデルの場合は、企業のコンセプトや製品のイメージをわかりやすく伝えることが求められます。そのため清潔感やクリーンなイメージが重要であり、またある程度の知名度が求められることが多いです。

さらにCMモデルの場合、演技力も必要になってきます。そのため完全な素人からいきなり挑戦するというよりは、すでに有名モデルとして活動している方や、女優の卵として演技を勉強してきた方であるケースが多いです。

なお大手のCMでは事務所所属のモデルが起用されるケースがほとんどですが、中小企業や地方限定CM、WEB上のコマーシャルであれば、個人で活動するモデルでも仕事を得やすい傾向にあります。

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フリーランスモデルになるには?インスタは必須?

フリーランスモデルになるには?インスタは必須?

フリーランスモデルになるためには、どのようなステップで挑戦すれば良いのでしょうか。ここからはフリーランスモデルを目指すための5通りの方法について紹介していきます。

方法①オーディションに申し込む
方法②養成スクールや専門学校に通う
方法③自ら企業に営業をかける
方法④インスタなどSNSで依頼を待つ
方法⑤案件紹介サイトから仕事を受ける

方法①オーディションに申し込む

フリーランスモデルになるための代表的な方法の一つが、オーディションへの応募です。雑誌や番組の制作陣が開催するオーディションに応募し、合格者に選ばれるとモデルとして活動をスタートさせることができます。

フリーランスの場合は、自分で自由にどのオーディションを受けるのかを選ぶことができます。例えば「雑誌のモデルになりたい」「CMモデルに起用されたい」というような自分の希望をもとに、雑誌の募集欄や企業のサイトなどからオーディションを探し、応募するのが一般的な流れとなります。

また「Deview-デビュー」や「オーディションプラス」、「Audition &Debut」というようなオーディション情報サイトを使えば、条件や好みに合ったモデルオーディションを簡単に検索できます。

ただしオーディションを受けモデルになるためには、なんとしてでも“合格”を掴み取らなければなりません。そのためにはプロポーション維持やウォーキング・ポージングの技術など、モデルとしてのスキルを身につけておく必要があります。

またブランドや商品イメージ、雑誌のコンセプトを理解し、どんな振る舞いが求められているのかをきちんと理解しておくことも大切です。

方法②養成スクールや専門学校に通う

全くの素人の状態から、いきなりモデルとして活動できるのはほんの一握りです。確実にモデルとしてのスキルを身につけるためには、モデルのための養成スクールや専門学校に通うと良いでしょう。

モデルの養成スクールには、日本モデルエージェンシー協会認定校の「Venus Academy」などがあります。またそのほかにも、芸能事務所が運営するタレント養成スクールに通い、モデルを目指すという方法もあります。

スクールではウォーキングの方法やメイクのポイント、オーディションの受け方など具体的にモデルとして必要な技術について指導してもらえます。

スクールにて技術を身につけた後は、オーディションを受けたり人脈から仕事を紹介してもらったりと、実際にモデルとしての活動をスタートさせていくことになります。

方法③自ら企業に営業をかける

モデルの仕事を探す方法として、自分で直接企業に営業をかける方法もあります。例えば被写体を探しているカメラマンに対してアプローチをかけたり、読者モデルを探している雑誌に直接問い合わせたりなどです。

うまく企業側のニーズにマッチすれば、オーディションや選考の手間や時間を通さずにすぐにモデルとして活動ができます。

ただし自らアプローチをする場合は、モデルとしてある程度の実績がないと起用されるのは難しいでしょう。特に大手企業の場合は、実績のないモデルは全く相手にされないこともあるので、まずはコツコツと小さな案件や実績からこなしていくのがおすすめです。

なおモデルとして既にある程度活動してきた実績のある方や金銭的に余裕のある方は、マネージャーを雇い営業を手伝ってもらうという方法もありです。

方法④インスタなどSNSで依頼を待つ

モデルの仕事の探し方としてここ数年で一気に注目を集めているのが、インスタなどのSNSを使ったアプローチです。SNS上に写真をアップロードし自己アピールすることで、カメラマンからの依頼を待つ方法になります。

SNSは自己アピールがしやすい場であり、うまく活用すれば知名度や実績の低いモデルでも仕事を依頼してもらえます。「#被写体モデル」「#ファッションモデル」などのハッシュタグをうまく使えば、モデルを探している人から見つけてもらえるでしょう。

またインスタやツイッターのほか、YouTubeやSHOWROOMなどの動画配信サービスで自分をアピールしていく方法もあります。動画なら静止画よりも自分の魅力を伝えやすく、またファンを獲得しやすいという効果があります。

そして知名度を上げインフルエンサーのような存在になることができれば、それを見た企業やカメラマンから仕事を依頼してもらうことができます。

方法⑤案件紹介サイトから仕事を受ける

フリーランスモデルがモデルとしての仕事を探したいのであれば、案件紹介サイトに登録し探してみるという方法もあります。

芸能関係の案件紹介サイトや「カワコレ」、「モデルタウン」のようなモデル登録サイト、フリーランス向けのマッチングサイトなどに登録し、モデルの仕事を見つけるという流れになります。

案件紹介サイトの大きなメリットとしては、募集されているモデルのジャンルや案件の種類が幅広く、自分のスキルや能力に見合った仕事が見つかりやすいという点にあります。

例えばファッションが好きでプロポーションに自信がある方ならファッションモデルの案件を探したり、とにかく写真に撮られることが好きで実績を重ねたい方は駆け出しカメラマンの被写体モデルに応募したりしましょう。

ただし案件紹介サイトで扱われる案件の中には、悪質な内容やモデルにとって難しいお願いをしてくることもあるので注意しましょう。トラブルを避けるためにも、自分の中でしっかりと線引きを持ってクライアントを見極める能力が非常に大切です。

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フリーランスモデルの平均年収、収入事情|ギャラ相場はいくら?

フリーランスモデルの平均年収、収入事情|ギャラ相場はいくら?

平均年収

フリーランスモデルの年収は、ズバリ“ピンキリ”です。モデルの種類や働き方、そしてモデル本人の人気度や知名度で収入が大幅に変わってくるため、平均年収を算出することは難しいです。

例えば学生生活の傍らで無名カメラマンのちょっとした撮影に付き合うような場合は、月数千円程度の稼ぎという場合がほとんどです。しかしその一方で、有名モデルであれば年収1,000万円を超えるようなケースもあります。

そのためフリーランスモデルを目指すのであれば、自分の立ち位置や価値がどれほどであるのかを知っておくことが大切です。特にモデルとして生計を立てていきたいのであれば、自分の価値を高め、より良い条件の案件を受けられるようにすることが非常に重要です。

案件ごとのギャラ相場

案件例 報酬額イメージ
写真素材サイトに登録した画像のダウンロード 1〜10円など(ダウンロード1件あたり)
大手企業からのテレビCM 数百万円(オファー1件あたり)

フリーランスモデルが受けられる案件ごとのギャラの相場もピンキリです。フリーランスのモデルとして活躍していきたいのであれば、まずはギャラの相場や仕組みを理解しておきましょう。

例えば自分の写真を素材サイトに登録し報酬を得る方法について考えてみます。この場合、モデルはカメラマンに撮影してもらった写真をWEB上で売ることになります。

写真の販売価格はサイトや内容によっても変わりますが、ダウンロード1件あたり1〜10円など安価であることが多く、大量のダウンロードがあって初めてまとまったお金が手に入ります。

そのためモデルとして活動しているといっても、生計を立てられるような金額を稼ぐことは難しく、あくまでもアルバイトや小銭稼ぎ程度の規模であることがほとんどです。

一方で大手企業のテレビCMなど大型案件を担当する場合は、オファー1件にあたり数百万円というようなまとまった金額を受け取ることができます。このレベルのモデルになると知名度も非常に高くなってくるため、ただの被写体ではなく芸能人のような扱いを受けることになります。

このように、ひとことでモデル案件といっても、その規模やギャラの相場は大きく変わってくることを覚えておきましょう。

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フリーランスモデルになるメリット

フリーランスモデルになるメリット

フリーランスモデルになると、どのようなメリットが得られるのかを2つ紹介します。

事務所を介さないので報酬が高い

フリーランスモデルは、事務所を介さずに直接企業やカメラマンとやりとりができます。そのため仲介料を事務所に取られてしまうことがなく、1回の仕事で高い報酬を得やすい傾向にあります。

特に近年では、InstagramやTwitterなどのSNSが普及したことにより、事務所を通さず個人でも仕事を取りやすくなっています。そのためSNSでうまく自分を売り込むことができれば、フリーランスモデルでも十分売れっ子になり稼ぐことが可能です。

モデルの中にはもともと事務所に所属していたものの、より高い報酬を得るために独立しフリーランスに転向する方もいます。現状の事務所の待遇や報酬に不満があり、もっと稼ぎたいと考えている方にとっては、フリーランスは魅力的な働き方だと言えるでしょう。

自分を自由に表現できる

フリーランスモデルの2つ目のメリットとして、自由なスタイルが楽しめるという点が挙げられます。例えば洋服やネイル、髪型・髪型など、事務所に指定されずに自由に決定できます。

一般的に事務所に所属しているモデルの場合、髪型やファッションを制限されてしまうことも少なくありません。「仕事だから仕方ない」と割り切れれば良いですが、時には事務所からの制限が窮屈に感じることや、なりたかったモデル像とは違った方向性に違和感を感じてしまうことがあるでしょう。

しかしフリーランスとして活動する場合は、事務所側からのルールに問わられず、自分で自由表現ができます。売り込み方やモデルとしてのブランディングも、全て自分で行うことができます。

フリーランスモデルになるデメリット

フリーランスモデルになることには、メリットがある一方でデメリットもあることを忘れてはいけません。ここからはフリーランスモデルになるデメリットについて解説していきます。

仕事や案件をとってくるのが大変

フリーランスモデルの場合、事務所からの紹介やコネクションを利用することができません。そのため事務所所属のモデルに比べ、フリーランスモデルは仕事や案件を獲得するのが難しくなります。

モデル業界で活躍するためには、本人のスキルはもちろん人脈や知名度が求められます。しかし事務所に所属していないと、なかなかコネクションを広げていくことは難しいでしょう。そのため駆け出しのモデルの場合は大きな案件を受けられず、小さな案件からコツコツとこなしていくことが求められます。

スケジュール管理やギャラの交渉を自分で行う

事務所に所属しないフリーランスのモデルは、モデル業そのものだけでなくスケジュール管理やギャラ交渉まで全て自分で行わなければなりません。マネージャーを雇うという方法もありますが、その場合はマネージャーを探したり、雇うための費用を工面する必要があります。

特にモデルの案件は、安全性が保証されていない仕事や詐欺まがいの仕事、そして極端にギャラの低い悪質な案件が混ざっていることがあります。トラブルを防ぎつつきちんと収入を得るためには、悪質な案件を見抜き、安全性のある仕事をしっかりとこなしていく判断力や計画力が求められます。

このようにフリーランスモデルの場合は、単純にモデルの仕事だけを行なっていれば良いわけではないことを把握しておきましょう。

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フリーランスモデルを募集しているサイトは?仕事や案件を受けたい方必見

フリーランスモデルを募集しているサイトは?仕事や案件を受けたい方必見

フリーランスモデルが仕事や案件を探すなら、モデルマッチングサイトや案件獲得サイトの利用がおすすめです。ここからはフリーランスモデルが仕事を探せるサイトをいくつかピックアップして紹介します。

FreeMo|モデルとしての実績を作りたい方

FreeMo(フリーモ)は、フリーモデルとクライアントを繋げるマッチングサイトです。

サイト内の掲示板にクライアントからの案件依頼が掲載されていて、フリーランスモデルは自分の挑戦したい仕事に“提案”という形で応募することになります。また企業側がキーワードを入力してモデルを検索することもできます。

例えば場所を指定してのポートレート撮影や、パンフレットや広告掲載用のモデル募集などの案件があります。登録しやすいモデルマッチングサイトであり、とにかくモデルとして活動実績を作りたいという方におすすめのサイトです。

週末モデル|学校や別の仕事とモデル業を兼任したい方

週末モデルは「平日、OL。週末、モデル」をコンセプトとしたモデルキャスティングサービスです。本業の隙間にモデルとして活動したい方に向け、短期間で取り組めるようなモデルの案件を取り揃えています。

週末モデルにはスマホアプリがあり、スマホさえあれば仕事の依頼を受けられる手軽さが魅力です。ウェブCMやブライダルモデルなど比較的高単価な案件も多く、自分の能力やスタイルを活かしながら隙間の時間にモデル活動したい方におすすめです。

TOKYO MODEL AGENCY|東京都内でフリーランスモデルとして活動する方

TOKYO MODEL AGENCYは、東京都内でフリーランスモデルをする方の“モデル図鑑サイト”です。案件獲得サイトではないので直接仕事の依頼を検索はできませんが、カタログのように自分の写真を載せておけるので、登録しておけば直接依頼がもらえる可能性があります。

都内を中心にモデル活動をしているフリーランスの方であれば、とりあえず登録しておいて損はありません。ポートレートモデルや広告モデルとしてカメラマンの目に留まりたい方は、ぜひチェックしてみてください。

写真AC|自分の映った写真を販売し利益を得たい方

写真ACはモデル用のサイトではなく、フリーの写真素材を集めたサイトになります。フリーランスモデルが利用する場合は、自身の映った写真を素材として登録・販売することになります。

投稿した画像がダウンロードされるごとに、ダウンロード数に応じた報酬を受け取ることができます。さらに写真AC側や企業から指定の写真を依頼されることがあり、依頼に答えると報酬を受け取ることができます。

フリーランス名鑑|仲介手数料なしで信頼できるモデルの案件を獲得したい方

フリーランスは国内最大級のフリーランス検索サイトです。モデルだけに特化したサイトではなく、幅広いジャンルの案件を取り扱っているの大きな特徴です。

フリーランスモデルはサイトに登録して、モデルの経験やスキルなどを記載しておけばOKです。登録すると、自分の能力や希望に合った仕事をマッチングしてもらえます。

また、マッチング後はクライアントと直接交渉ができるので、撮影のNGラインをしっかりと伝えることができ安心できます。仲介手数料が発生しない点も魅力的なので、まずは気軽に登録しておくことをおすすめします。

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フリーランス名鑑では、編集チームが専門家と提携しながらコラムを作成し、正しい情報を提供しています。社外の宣伝用コンテンツは含まれておらず、情報の客観性を担保しています。 フリーランスに仕事を依頼・外注したい企業様や、フリーランスとして案件を受けたい個人事業主の方などに向けて、悩みや疑問を解消する情報を発信しています。