TikTokのフォロワーとは?

 TikTokは2019年2月時点で、国内の月間アクティブユーザー数が約950万人(※1)と言われており、その勢いは衰えることなく、今なお成長し続けています


 そんなTikTokにも他のSNS同様、「フォロー機能」が備わっており、気に入ったアカウントをフォローすることができます。TikTokで動画を拡散させるためにも、このフォロワー数を増やすことが一つのポイントとなります。


 TikTokで動画を視聴する際に、動画を直接検索して視聴する方法と、おすすめに表示されてくる動画を視聴する方法があります。


 そして更におすすめに表示される方法も「おすすめモード」「フォロー中モード」の2パターンがあります。

 1つ目の「おすすめモード」は、TikTok側がユーザーにおすすめしたい動画が連続的に流れてきます。視聴維持率が高かったり、ハート数やコメント数が多かったりといった動画をTikTok側が選び、おすすめに表示するという仕組みになっています。


 2つ目の「フォロー中モード」は、ユーザーがフォローしたアカウントの最新動画が連続的に流れる仕組みになっています。ここでは視聴維持率やハート数、コメント数に関わらず、動画が投稿されれば必ず表示されるようになっているのです。


 継続的に「おすすめモード」に表示させるためには、短時間で視聴維持率やハート数、コメント数を毎回多く獲得しなければならないため、非常に難しいと言えます。

 一方で「フォロー中モード」であれば、最新動画が自動的に表示されるようになっています。


 つまりフォロワー数を増やすことにより、動画が表示される回数が上がり、そこで得たハート数やコメント数に応じてTikTok側が良いコンテンツだと認識すれば、「おすすめモード」にも表示され、更に拡散されていく…という仕組みになっているのです。

 動画を広く拡散するためにも、この「フォロワー数」を増やすことが大変重要になってきます。


(※1)ガイマックスソーシャルメディアラボ:https://gaiax-socialmedialab.jp/post-30833/


国内企業のフォロワー数ランキング

 近年、TikTokを利用している企業アカウントが多く見られるようになってきました。その中でも、特に注目を浴びている国内の企業アカウントを、ランキング形式でご紹介していきます。



総フォロワー数ランキング


第1位 Pokémon/ポケモン【公式】  フォロワー数190万人


 ポケモンの公式TikTokアカウントでは、ゲーム情報の発信はもちろん、ポケモンキャラクターの着ぐるみも登場し、そのキャラクターたちがダンスを踊ったり、キャラクター同士で遊びあったりする姿が愛くるしく反響を呼んでいます。


 更にこのポケモン公式アカウントの特徴として、日本語と英語で発信している点が挙げられます。日本同様に海外でもTikTokの人気は高まっているため(※2)、海外を意識したコンテンツを発信することにより、より多くの国からフォロワーを獲得し、製品の売り上げに繋げていると言えるでしょう。


https://vt.tiktok.com/ZSep2hFuj/


(※2) 2020年8月時点で世界で約6億9000万人のユーザーがTikTokを利用しています。https://live.doneru.jp/tiktok-number-of-users/


第2位 DaikyoSecurityCompany/大京警備保障   フォロワー数160万人


 こちらのTikTokアカウントは「大京警備保障」という警備会社が行っているもので、「中年のおじさん×流行り物」というコンセプトの元で動画を投稿しています。中年のおじさんがぎこちなくダンスを踊っている姿が可愛らしく、そのギャップが視聴者の心を掴み話題を呼んでいます。


https://vt.tiktok.com/ZSepjerDf/


第3位 Tastemade Japan   フォロワー数150万人

 Tastemadeは2012年にロサンゼルスで設立された全世界の月間視聴者数2.5億人、再生回数が30億回を超えるライフスタイル動画メディアです。Tsatemade JapanのTikTokでは、ハイクオリティな映像とユニークな発想を組み合わせたコンテンツで、見ている人を楽しませてくれます。


 さらに注目すべきは、こちらのTikTokアカウントでは視聴者を巻き込んだ動画作りが行われています。視聴者から寄せられた「〇〇を作って」と言う要望に対し、動画で実際にその料理を作るというものです。視聴者とのコミュニケーションを活かした面白い取り組みになっています。


https://vt.tiktok.com/ZSepj1kyd/


第4位 CCHANNEL   フォロワー数140万人

 CCHANNELはライフスタイル提案メディアとして、女性向けにコスメ、ファッション、美容、料理などの情報を幅広く発信しているサービスです。TikTokのアカウントでは、そんな役に立つ情報を短尺で紹介している他、公式YouTubeチャンネルに投稿された動画のダイジェストを発信し、YouTubeでより詳しい内容を提供するといった方法で人気を集めています。


https://vt.tiktok.com/ZSep2GKun/


第5位 sanrio   フォロワー数120万人

 sanrioのTikTokアカウントでは、着ぐるみキャラクターが音楽に合わせて踊ったり、グッズの紹介をしたりと、sanrioならではのキャラクターの可愛さを活かしたコンテンツ作りになっています。投稿文やハッシュタグも全て英語表記になっており、海外のファンも楽しめるような動画になっています。


https://vt.tiktok.com/ZSepjespU/



急上昇フォロワー数ランキング


第1位 Pokémon/ポケモン【公式】  フォロワー数190万人(+10万人)(※3)


 総フォロワー数でも第1位だったPokémon/ポケモン【公式】ですが、急上昇フォロワー数ランキングでも第1位となり、国内で今最もアツい企業TikTokアカウントと言えるでしょう。


 急上昇となった背景として、櫻坂46の森田ひかるさんとのコラボや、新作ゲーム『Pokémon LEGENDS アルセウス』の発売を記念して作られた、TikTokオリジナルエフェクトの反響などもあり、ポケモンを知らない人でも楽しめるようなコンテンツを出すことにより、多くの人の目にとまるような工夫がされています。


https://vt.tiktok.com/ZSep2Dyk8/


(※3)( )内の数字は全て2022年2月1日時点の前日比になっています。


第2位 アニメ「進撃の巨人」公式   フォロワー数86万人(+2.3万人)


 こちらの「進撃の巨人」公式TikTokアカウントでは、アニメの放送とのコラボチャレンジ「#巨人チャレンジ」が1/31から開始されました。このキャンペーンでは、1/31〜2/13の期間中に「#巨人チャレンジ」とハッシュタグを付けて投稿をすることで豪華賞品が抽選で当たるといった企画になっています。


 プレゼント企画で多くの人の興味を引き付け、更にハッシュタグで広く拡散してもらうといったことが、フォロワー数の急上昇に繋がったと言えるでしょう。


https://vt.tiktok.com/ZSep27YTQ/


第3位 ibisPaintアイビスペイント【公式】   フォロワー数28.7万人(+1.3万人)


 ibisPaintアイビスペイントはお絵描きアプリを扱っており、急上昇の発端となった動画は「指でキャラクターの目を描く」というスゴ技動画でした。


 キャラクターのキラキラした目を描くには専用のペンやそれなりの技術を持っていないとなかなか描けない、という認識を覆すかのように、指を使ってスマホの画面上でキャラクターの目を描いていく様子に、コメント欄では驚きの声が寄せられていました。


https://vt.tiktok.com/ZSep2o6WS/


第4位 パルコホーム   フォロワー数13.8万人(+7500人)


 パルコホームは岩手県と八戸市に拠点を置く住宅会社で、こちらのTikTokでは様々な戸建て住宅のルームツアー動画を投稿しています。


 軽快な音楽と共に、まるで自分がその場に居るかのようなカメラワークになっており、見ている人を飽きさせないような作りになっています。


 さらに英語表記での説明もあるため、海外の視聴者も楽しめるような動画になっています。


https://vt.tiktok.com/ZSepjLBob/


第5位 THE FIRST TAKE   フォロワー数86.4万人(+7000人)


 THE FIRST TAKEは、様々なアーティストや著名人が「一発撮り」をコンセプトにシンプルな部屋に置かれたマイクに向かって歌を歌うといった、YouTubeが発端のミュージックアカウントです。


 TikTokフォロワー数急上昇の発端となった動画は、数人の実力派有名ラッパーたちが一つの曲を歌うというもので、一発撮りの緊張感の中、早口のラップを噛まずに歌い上げる様子が反響を呼び、フォロワー数の増加に繋がりました。


https://vt.tiktok.com/ZSepjht1J/



まとめ


 今回は国内の企業TikTokアカウントのフォロワー数をランキングにまとめてきました。


 企業TikTokのコンテンツは、宣伝感を出し過ぎてしまうと視聴者から避けられてしまい、結果的におすすめに表示されなくなってしまうということもあるため、いかに多くの人の興味を引けるかや、フォローしたくなるようなコンテンツを投稿するかといったことが重要になってきます。


 TikTokにはハッシュタグチャレンジオリジナルエフェクトを用いた拡散方法もあるため、それぞれの企業の目的にあったTikTokの使い方を試してみてはいかがでしょうか。


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