TikTokの音源

 音楽配信サービス「AWA」との提携により、同サービス内の25,000曲以上の楽曲を自由に使用できるTikTok(※1)。

 JASRACとコンテンツに関するパートナーシップも締結済みなので、JASRAC管理楽曲を利用した動画のアップロードもできるようになっています(※2)。

 ただし、CD音源をそのままアップロードすることは禁止されているため、あくまでもTikTok側が公式に出している楽曲を使うということがルールとなっているので、その点は注意が必要です。


 そんなTikTokには、「動画自体のテーマ」におけるトレンドだけでなく、音源そのもののトレンドも存在します。

TikTokのおすすめ欄に載り、投稿をバズらせるには『トレンドの音源を選ぶ』ことも大切な要素です。

 今回の記事では、TikTokの日本国内で人気のある音源トップ30をご紹介していきます(※3)。

ぜひ、楽曲選びの参考にしてみてください!

(期間:2023年1〜3月)


(※1)CNET Japan記事参照:https://japan.cnet.com/article/35127196/

(※2)東京indie 記事参照:https://tokyo-indie-band.com/2018/08/tik-tok-copyright.html

(※3)TikTokクリエイティブセンター参照:https://ads.tiktok.com/business/creativecenter/inspiration/popular/music/pc/ja



 執筆者:升澤裕介

「マスザワ内閣」というYouTubeチャンネルで登録者5万人達成。令和の虎にも出演。

2020年からはYouTube・TikTokのマーケティング支援会社を立ち上げて企業をサポート。

上場企業他多数の実績あり。ぜひ一度下記よりご連絡ください。

📩 y.masuzawa@goodfailure.co.jp

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TikTokで人気の音源トップ30

トップ1〜10

1)可愛くてごめん (feat. かぴ) / HoneyWorks

「Chu!可愛くてごめん」の曲。

 ボーカロイドシーンの代表格クリエイターユニット・HoneyWorksによる「自己肯定感の高い女の子」の楽曲。メイク動画・ファッション動画、その他ペット動画など、「可愛いもの」によく使われる音源です。


2)1001 Arabian Nights / Chipz

「ワン・オー・オー・ワン・ナイト」の曲。

 オランダのバンド “Ch!pz” の2005 年のアルバム “The World of Ch!pz”の収録曲。

4人のメンバーによる、真似しやすいキャッチーなダンスがTikTokでトレンドになりました。


3)Melody / 8LOOM

「口ずさむメロディメロディ」の曲。

 2022年11月8日に放送されたドラマ『君の花になる』第4話に登場した楽曲。

ハッシュタグ「#メロディチャレンジ」がTikTokでトレンドになりました。


4)たぶん / YOASOBI

「僕らは何回だってきっと そう何年だってきっと」の曲。

 YOASOBIの楽曲の原作小説のうち、初の映画化(2021年11月公開)された作品の主題歌。

原作はしなの著『たぶん』。


5)Green Green Grass (Sped-Up) / George Ezra

「She said,green,green grass,blue,blue sky」の曲。

 イギリス出身のアーティスト・George Ezra(ジョージ・エズラ)が、カリブ海地域での『親戚や他人の死を祝う習慣』にカルチャーショックを受けて制作した楽曲。

TikTokでは、各人物の頭上に生まれ年を載せ、家族や友人など複数人でダンスをする動画がトレンドになりました。


6)TURN IT UP (feat. Candee & ZOT on the WAVE) / LANA

「昔バイク乗り 今マイク握り 世界一周旅行」の曲。

 LANAの伸びのある歌声、Candeeの軽快なラップ、ZOT on the WAVEの高揚感あふれるシンセ・ビートがマッチしたキラーチューン。

TikTok × Spotify共同応援プログラム『Buzz Tracker』のマンスリー・アーティスト第11弾に選出されました。


7)ちゅ、多様性。 / ano

「そしてGet-get-get on!Get-get-get on!Get on chu!」の曲。

 TVアニメ『チェンソーマン』第7話のEDテーマソング。

ポップな曲調とダークな歌詞の中毒性がバズり、トレンドになりました。


8)Baby you(Baby you ver.) / 有華

「ねえ わかるでしょ」の曲。

 明るい曲調とストレートな歌詞が特徴の恋愛ソング。

MV内のダンスがTikTokでも人気のダンスとなりました。


9)ぱ ぴ ぷ ぺ POP!(ミルクで乾杯~サビ ver.) / Appare!

「ミルクで乾杯~ 砂糖混ぜたらあんま~い」の曲。

 「原宿」のようなKAWAIIカルチャーを創造し発信していく、7人組女性アイドルグループ・Appare!(あっぱれ)の、独特な歌詞がクセになる楽曲。

サビ部分のダンス動画がトレンドになりました。


10)酔いどれ知らず / Kanaria

「屈する態度で 言葉さえなくて 体を染めて」の曲。

 中毒性の高いメロディーが人気を集めたボーカロイド曲。

推し、友人や恋人、自分自身など、動画や写真を組み合わせて人物を紹介する動画が多数投稿されました。



トップ11〜20

11)Baby you (Baby you Ver.) / Yuka

(8位の音源とは異なるバージョンの音源です。)


12)ブラウニー / 和ぬか


13)Boom Boom Back / BE:FIRST


14)Way Back Home (feat. Conor Maynard) [Sam Feldt Festival Mix] / SHAUN


15)Under the skin / &TEAM


16)第ゼロ感 / 10-FEET


17)Ditto / NewJeans


18)OMG / NewJeans


19)さくらんぼ (MP3用品番) / 大塚 愛


20)CASE 143 (Short Ver.) / Stray Kids



トップ21〜30

21)福沢諭吉 / Ninja We Made It.


22)kawaikute gomen / HoneyWorks Official

(1位の音源とはボーカルが異なる音源です。)


23)XOXO / Repezen Foxx & SPRITE


24)Athletic Meet "Heaven and Hell" (No Introduction) / Shinonome


25)オトナブルー / 新しい学校のリーダーズ


26)Boom-Pow-Wow! / SixTONES


27)Tokyo Shandy Rendez-vous / MAISONdes


28)Soudatta!! (feat. Hatsune Miku) / Takenoko boy


29)恋する - 10YEARS THANK YOU / SHISHAMO


30)Fuckin' Good / スーパー島田ブラザーズ & OTUY P



まとめ

 今回は2023年1月から3ヶ月の間で多く使用されたTikTokの音源をご紹介しました。


 ドラマや映画、アニメなど話題作のテーマソングのほか、原曲のダンスが真似しやすい楽曲や、歌詞のメッセージ性が強い楽曲が、多くのユーザーから使われたり視聴されていることがわかります。


 また、TikTokでは個性的で印象に残りやすい曲がトレンドになる傾向があることもわかります。

音源を選ぶ際は、「トレンド音源=多くのユーザーから受けが良い音源」の中から、動画の内容に合うものを選ぶということも大切です。


 ハッシュタグなどから、その音源がどのような系統の動画で多く使われているのか見ることもできるので、ぜひ動画作りの参考にしてみてください。



執筆者:升澤裕介

「マスザワ内閣」というYouTubeチャンネルで登録者5万人達成。令和の虎にも出演。

2020年からはYouTube・TikTokのマーケティング支援会社を立ち上げて企業をサポート。

上場企業他多数の実績あり。ぜひ一度下記よりご連絡ください。

📩 y.masuzawa@goodfailure.co.jp

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