TikTokの企業アカウント

　ショート動画のプラットフォームとして人気のTikTok。

アクティブユーザー数は2023年4月現在、世界で10億、日本国内でも1,700万人（※１）で、最も多く利用しているのは、20代の男性と10代の女性です。

　しかし、親世代との情報共有などによりユーザーの年齢層は幅広く拡大しており、40代から60代にかけても10％を超えるユーザーがいるため、日本のTikTokユーザーの平均年齢は、ミドル層に近い約34歳です（※２）。

 

　そんなTikTokには、たくさんの企業アカウントが存在しています。

今回の記事では、実際に日本国内の企業が運用しているアカウントを、フォロワーが多い順にランキング形式でご紹介していきます。

 

（※１）ガイマックスソーシャルメディアラボ：2023年3月更新！性別・年齢別 SNSユーザー数（Twitter、Instagram、TikTokなど13媒体）

（※２）マーケドリブン：【2023年最新】TikTokユーザーの年齢層｜日本・世界を比較

 

国内企業のフォロワー数ランキング

　日本国内企業の、人気のアカウントをご紹介していきます。

 

総フォロワー数ランキング

１位　Pokémon/ポケモン【公式】（@pokemon）　フォロワー数：約470万人

 

　ポケモンの公式TikTokアカウントは、主にゲーム情報の発信のほか、ポケモンキャラクターの着ぐるみがダンスを踊る可愛い動画などで人気を集めています。

　ポケモンは日本国内だけにとどまらず海外のファンも多いコンテンツであるため、日本語と英語の両方で情報を発信している点も、フォロワー獲得に繋がっていると考えられます。

 

 

 

2位　テレ朝news【公式】（@tv_asahi_news）　フォロワー数：約380万人

 

　テレビ朝日による、2020年8月に開設された「テレ朝news【公式】」は、TVニュースの映像や情報を縦動画として再編集し、スマホでも手軽に見られる形で日々配信しているアカウントです。

　その利便性から、開設から2年の2022年4月にフォロワー数が100万人を突破し、その後、2022年12月にはフォロワー数300万人を突破しました。

 

 

 

3位　大京警備保障/Daikyo Security（@dkykeibi_tokyo）　フォロワー数：約290万人

 

　「大京警備保障」という警備会社のアカウントは、「中年のおじさん×流行り物」の動画を投稿しているアカウントです。

　中年のおじさんがぎこちなくダンスを踊っている可愛らしい姿や、視聴者からの「流行り物へのチャレンジ」のリクエストに応える動画で人気となっています。

 

 

 

4位　sanrio（@sanrio）　フォロワー数：約280万人

 

　サンリオのTikTokアカウントでは、商品紹介の動画やキャラクターの着ぐるみのダンス動画などが投稿されています。投稿文やハッシュタグは全て英語表記で、海外のファンも楽しめるような動画になっています。

 

 

 

5位　日テレニュース（@ntv.news）　フォロワー数：約230万人

 

　日本テレビによるTikTokのニュースアカウント「日テレNEWS」は、2020年8月に開設されました。

　TVでも全国的に大きく取り扱われるようなニュースから、ローカルなニュースまで幅広く投稿されており、2023年現在ではフォロワー数230万人超えの人気アカウントとなっています。

 

 

 

急上昇ランキング　

（※３）(　)内の数字は全て2023年4月28日時点の前日比です。

 

1位　SEGA Official（@SEGA Official）　フォロワー数：約130万人（前日比＋10万人）

 

　4月22日と24日に投稿された、セガの人気ゲーム・ソニックシリーズの主人公「ソニック」の動画がそれぞれ13万再生、15万再生されており、多くのいいねやコメントが寄せられていました。

　日本だけでなく海外にもファンの多い作品を扱った動画が伸びたことが、フォロワーの増加につながったと考えられます。

 

 

 

2位　Netflix Japan（@Netflix Japan）　フォロワー数：約28.4万人（前日比＋2,900人）

 

　配信登録制のストリーミングサービス「Netflix」の日本公式アカウントです。

　4月24日以降フォロワー数が増加しており、月10ドラマ「合理的にあり得ない 〜探偵・上水流涼子の解明〜」についての動画や、その前後の人気韓国ドラマ「愛の不時着」や、レオナルド・ディカプリオ主演の映画についての動画が伸びたことが、フォロワーの増加に繋がったと考えられます。

 

 

 

3位　九州朝日放送（@kbc_news）　フォロワー数：約42.3万人（前日比＋2,600人）

 

　福岡県にある九州朝日放送のニュース公式アカウントは、4月16日からの約2週間ほどで累計37,000人ほどのフォロワーが増加しました。

　4月16日の小学校の入学式の様子を映した微笑ましいニュースのほか、直近では同県内の事故についてのニュースも注目を集めました。

 

 

 

4位　ユニバーサルミュージック（@umusicjapan）　フォロワー数：約17.5万人（前日比＋2,200人）

 

　ユニバーサルミュージックジャパンの公式アカウントです。

　4月25日に投稿された、人気YouTuberグループ・コムドットのメンバーのメジャーデビュー曲についての動画に多くのいいねやコメントが寄せられ、フォロワーの増加にも繋がりました。

 

 

 

5位　【公式】GU (ジーユー)（@gu_official）　フォロワー数：約26.5万人（前日比＋1,900人）

 

　幅広い年代から人気のプチプラファッションブランド・GUの公式アカウントです。

　4月16日に投稿された、新作アイテム情報の動画からフォロワーが増え続けています。

　また、4月27日に投稿されたハリー・ポッターとのコラボアイテム情報の動画は20万再生されており、約2週間で1万人ほどのフォロワー増加となりました。

 

 

 

まとめ

　今回は国内企業のTikTokアカウントを、フォロワー数のランキング形式でご紹介しました。

　TikTokでアカウントを成長させるためには、まずは視聴者に楽しんでもらえる動画を投稿することが大切です。

　広告感・宣伝感の強すぎる動画はスキップされて最後まで見てもらえず、おすすめに載らなくなってしまいます。

　面白い動画や楽しい動画、役に立つ動画など、視聴者がいいねやコメントをしたくなるような動画作りを心がけましょう。

 

 

執筆者：升澤裕介

「マスザワ内閣」というYouTubeチャンネルで登録者5万人達成。令和の虎にも出演。

2020年からはYouTube・TikTokのマーケティング支援会社を立ち上げて企業をサポート。

上場企業他多数の実績あり。ぜひ一度下記よりご連絡ください。

📩y.masuzawa@goodfailure.co.jp

LINE登録はこちら👈