「フリーランスにはどんな仕事の種類があるの?」
「自分が個人で活躍できそうな職種が知りたい」

フリーランスを目指したいと考える方の中には、上記のように感じている方も多いのではないでしょうか。

もしフリーランスを目指したいのであれば、個人で活躍できる仕事にはどのような職種があるのか、その中で自分に向いている仕事はどれか、そしてどのようなスキルが求められるのかをきちんと把握しておきましょう。

この記事ではフリーランスの仕事について、以下のポイントをまとめています。

・フリーランスにおすすめの3職種
・フリーランスが仕事を選ぶ際のポイント
・フリーランスに向いている職種と仕事内容、必要なスキル

この記事を最後まで読むことで、自分がフリーランスとしてスキルや経験を活かして働ける職種がわかります。

なお、フリーランスとして安定して案件を獲得したいと考える方には、「フリーランス名鑑」の利用をおすすめします。フリーランス名鑑は国内最大級のフリーランス検索サイトであり、登録すれば自分のスキル・経験に合った案件を紹介してもらえます。

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そもそもフリーランスとは何か、意味や定義が知りたい方は「フリーランスとは?どういう意味?定義をわかりやすく解説」をぜひ参考にしてください。

フリーランスにおすすめの職種3選!

フリーランスにおすすめの職種3選!

まずはフリーランスにおすすめの職種と特徴を、大きく3つに分けて紹介します。

稼ぎたいなら「コンサルタント系」

コンサルタントとは、相談を受けたクライアント企業の課題を見つけ、具体的な解決策を提示する職業です。

コンサルタント職は、フリーランスの中でも案件ごとの単価が高く、稼ぎやすいことで知られています。なぜならコンサルは「クライアントの課題解決」という明確な答えの見えにくい仕事を担当するため、非常に高いスキルが求められるからです。

またコンサルタントは“コンサルティング業務そのもの”を商品とするため、ほぼ人件費しか発生せず、利益率が高いことも高収入の理由です。特に経営コンサルタントとして実績を挙げれば、年収1,000万円を超えることも可能だと言われています。

なお、フリーランスの平均年収が知りたい方は「【平均年収】フリーランスの給料や月収はいくら?年収1,000万を目指す方法!」をぜひ参考にしてください。

今後の需要の多さで選ぶなら「ITエンジニア、プログラマー系」

ITエンジニア・プログラマーは、IT・WEBの分野において設計や開発に携わる仕事のことを指します。例えばアプリの設計を行ったり、設計書に基づいて実際にプログラムを書いたりします。

ITは今もっとも成長を遂げている分野の1つで、今後もさらなる発展が見込めると言われています。今やITは人々の暮らしと切っても切れない関係にあり、さまざまなシーンでIT技術が採用さてています。実際に、従来はアナログで行っていた作業をIT化する企業が増えています。

このようにIT関連の分野は今後も需要が見込めることから、エンジニアやプログラマーは、フリーランスの中でも安定して案件が獲得しやすい職種です。ただし技術の進歩についていくために、常に勉強しスキルアップすることが求められる職種でもあります。

在宅なら「クリエイティブ、デザイン系」

クリエイティブ、デザイン系の仕事は、在宅でできる仕事が多いです。例えばイラストを制作するイラストレーターや、企業やブランドのロゴを制作するデザイナーは、自宅のパソコンで作業できます。

また働く場所のほか、勤務時間も自由に設定できることが多いです。そのため、クリエイティブ・デザイン系の職種は、主婦業の方や会社員の副業など、他の活動と両立させながら取り組みやすいと言えます。

在宅でできるフリーランスの仕事が知りたい方は「フリーランスが在宅ワークできる職種10選!自宅で仕事をしたい方は必見!」をぜひ参考にしてください。

フリーランスが仕事や職種を選ぶときのポイント

フリーランスの仕事や職業の選び方
フリーランスとして独立する場合、仕事や職種をどのように選べば良いのでしょうか。フリーランスになるためにはまず、どのような仕事をするか決めるところから始める必要があります。

また、仕事や職種によってさまざまなメリット・デメリットがあり、働き方も変わってきます。

そこで今回は、フリーランスとしての仕事や職種の選び方について紹介します。これからフリーランスになることを考えている方は、ぜひ参考にしてください。

※フリーランスの仕事の種類にはさまざまなものがありますが、フリーランス名鑑に登録すれば自分に合った仕事が受けられます。StockSunサロンに入会することでフリーランス名鑑が利用できるので、まずはその2つに登録しておきましょう。

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自分のスキルや資格を生かせるか

フリーランスとしての仕事や職種を選択する際には、自分のスキルや資格を生かせるかが重要となります。フリーランスとして仕事を請け負うためにはスキルや資格が求められることが多く、スキルや資格を取得していればそれを生かして活躍することができます。

逆にスキルや資格を持っていない職種では、そもそも仕事を請け負うことができないこともあります。自分が持っているスキルや資格を見直し、それらを生かせる仕事から絞り込んでみましょう。

業務内容に興味がありやりがいを感じるか

業務内容に興味を持っているかや、やりがいを感じるかもフリーランスとしての仕事を選ぶためのポイントとなります。まったく興味のない職種や、やりがいを感じられない仕事は意欲が長続きしないことが多く、働くことに苦痛を感じてしまうこともあります。

また、自分が希望する職種の仕事を請け負うことができるのがフリーランスのメリットでもあるため、興味のない仕事を請け負うのではフリーランスになる意味があまりありません。

生活できるだけの収入が得られるか

フリーランスとしての仕事選びでは、生活できるだけの収入が得られるかどうかについても確認する必要があります。当然のことですが、生活に必要な収入を得られる見込みがなければフリーランスとして働くことはできません。

最低でもどれくらいの収入が必要であるかを計算し、それを上回る収入を得られるような仕事を選択するようにしましょう。仕事によっては、業務をこなすために支出が必要となる場合もあるので注意してください。

長期的に続けられそうか

フリーランスの仕事や職種を選ぶにあたっては、その仕事や職種で長く続けられるかも考えてみることが大切です。フリーランスはすぐに大きく稼げるようになるわけではなく、収入を得ていくためには長期に渡って働き続ける必要があります。

そのため、すぐに飽きたり挫折してしまうような職種は避けた方が良いでしょう。長期的に続けられる仕事であればスキルや経験を積むことができ、請け負う仕事の数や収入を増やしていくことができます。

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フリーランスの仕事一覧|職種・種類ごとに仕事内容を解説

フリーランスの仕事一覧|職種・種類ごとに仕事内容を解説
ここでは、フリーランスの仕事の種類について紹介します。

ITエンジニア、プログラマー系

プログラマー

フリーランスの仕事「プログラマー」

求められるスキル・資格 ・プログラミングスキル
・ロジカルシンキングスキル
・計算能力
・コミニュケーション能力
働き方 案件の内容によって在宅、もしくは企業常駐での勤務
企業常駐型だと時間拘束があるぶん、高単価となる傾向あり
年収 500〜600万円前後
案件の獲得方法 ・エージェント
・求人サイト
・Web制作会社や広告代理店の下請け
・クラウドソーシング
など
向いている人の特徴 論理的思考能力がある方
新しい知識の習得が好きな方

プログラマーは、依頼者から発注された仕様書に基づき、システムやソフトのプログラミングを行う仕事です。単独で作業をする案件や、複数のプログラマーで連携して作業する案件があります。

また、依頼者や他のプログラマーとコミュニケーションをとることも重要であり、音声通話ソフトなどでやり取りをしながら作業を進めることもあります。

プログラマーには、WEBサイトを手がける「Webプログラマー」やアプリのプログラムを作成する「アプリケーションプログラマー」など、さまざまな種類があります。担当する案件によって、求められるプログラミングのスキルや言語が異なる点に気をつけましょう。

なおプログラミングの技術は日々進化していくものでもあるため、常に新しい知識を取得しようとする向上心を持っておくことも非常に大切です。Javaプログラミング能力認定試験など、必要だと感じた認定試験は受けてみると良いでしょう。

フリーランスのプログラマーについてさらに詳しく知りたい方は「フリーランスプログラマーになるには?年収や案件の取り方、未経験からの始め方を紹介!」をぜひ参考にしてください。

システムエンジニア

フリーランスの仕事「システムエンジニア」

求められるスキル・資格 ・プロジェクト管理能力
・プログラミングの基礎知識
・マネジメント能力
・コミニュケーション能力
働き方 案件の内容によって在宅もしくは企業常駐の形で勤務
週1〜2日など、特定の日数だけ契約している会社に出向し作業することが多い
年収 600〜900万円
案件の獲得方法 ・エージェント
・求人サイト
・システム開発会社の下請け
・クラウドソーシング
など
向いている人の特徴 計画を立てるのが好きな方
地道な作業も苦に感じない方

システムエンジニアは、クライアントからの要望を聞き取り、それに応じてシステムを設計し、プログラマーに向けた仕様書を作成する仕事です。

フリーランスの場合は、クライアントとなる企業から直接要件を請け負うことがほとんどです。システム開発全体を見渡して管理することになるので、管理能力やコミュニケーション能力が必要となります。なお案件によっては、在宅だけではなく定期的に会社に出向する必要が出てきます。

システムエンジニアは、プログラマーとしばしば比較されることが多い職業ですが、プログラマーが建築業でいうところの「大工」のような役割をするのに対し、システムエンジニアは「建築士」のような役割を担います。

システムエンジニアとして経験を重ねてスキルを磨けば、ゆくゆくはPM(プロジェクトマネージャー)としてキャリアアップすることも可能です。

フロントエンドエンジニア

フリーランスの仕事「フロントエンドエンジニア」

求められるスキル・資格 ・プログラミングスキル
・HTML/CSS/JavaScript/PHPの知識
・MySQLやWordPressの知識
・PhotoshopやIllustraorの技術
働き方 案件によって在宅もしくは企業常駐の形式で勤務可能
企業常駐案件の方が大規模な内容となり、報酬も高くなる傾向あり
年収 400〜600万円前後
案件の獲得方法 ・エージェント
・求人サイト
・Web制作会社や広告代理店の下請け
・クラウドソーシング
など
向いている人の特徴 ITやWeb関連の知識がある方
デザインセンスに自信のある方

フロントエンドエンジニアは、Webデザイナーによるデザインに基づいてHTMLやJavaScriptといったプログラミング言語の設計を行い、Webサイトを実装する仕事です。

クライアントによってはデザイン段階からの依頼になることもあるので、デザインに関する知識や技術を持っておくと受注できる仕事が増やせます。また案件の内容によっては、HTML関連の知識だけでなくPhotoShopや Illustratorが扱えることも必須となる場合があります。

なおフロントエンドエンジニアは、ただコードが組めるだけでなく、ユーザーにとって理解・操作しやすいUIを実装することが非常に重要です。特に近年では、モバイル端末にも対応したスキルやWebマーケティングに対する理解など、求められる知識の幅が広がってきています。

サーバーサイドエンジニア

フリーランスの仕事「サーバーサイドエンジニア」

求められるスキル・資格 ・プログラミングスキル
・フレームワークの知識
・担当するサーバーやデータベースの知識
・OSに関する知識
働き方 企業常駐型、案件によっては必要な場合にのみ出社する在宅スタイルも可能
年収 500〜600万円前後
案件の獲得方法 ・エージェント
・求人サイト
・システム開発会社の下請け
・クラウドソーシング
など
向いている人の特徴 開発を通じ世の中の役に立つ仕事がしたい方
サーバーサイドエンジニアの実務経験がある方

フリーランスのサーバーサイドエンジニアは、クライアントからサーバーサイドの開発や管理を請け負って業務を行います。サーバーサイドはユーザーから見えない部分であり、主にサーバー処理の設計などをすることになります。セキュリティやネットワーク周りの実務にも精通している必要があります。

クライアントの依頼に応じた設計や実装を行うことに加えて、その後の実際の運用や点検を任せられることもあります。なお近年では在宅可能な案件も増えてきていて、自宅で作業をし、点検など必要なときのみ出社するという働き方が多いです。

サーバーサイドエンジニアが担当する業務は、クライアントの企業活動を支えるような根幹の仕事が多いです。そのため社会貢献につながる、やりがいのある仕事だと言えるでしょう。一方で開発したシステムに不具合があれば損害が発生する恐れもあるため、強い責任感が求められる仕事でもあります。

アプリ(ゲーム)エンジニア

フリーランスの仕事「アプリ(ゲーム)エンジニア」

求められるスキル・資格 ・プログラミングスキル
・ネットワークやデータベースに関する知識
・マネジメント能力
・スケジュール管理能力
働き方 在宅もしくは企業常駐の形式で勤務可能
契約内容によって、週に1〜3日程度企業に出向し、プロジェクトに取りかかる形式となる
年収 800〜900万円前後
案件の獲得方法 ・エージェント
・求人サイト
・アプリ(ゲーム)開発会社の下請け
・クラウドソーシング
など
向いている人の特徴 システムエンジニアとして実績がある方
新しいスキルを身につけることに意欲的な方

フリーランスのアプリ(ゲーム)エンジニアは、クライアントの依頼を受けてさまざまなアプリやゲームの開発を行う職種です。依頼されるアプリの種類は幅広く、設計や実装以外にもデザインの段階から担当することもあります。

アプリの種類によって必要となるスキルは異なるので、仕事を受ける場合には募集要項をよく確認しておくことが大切です。

またアプリエンジニアの仕事は、案件によって動作テストまで行う必要があり、システム開発のプロジェクトに関する一連の作業を担当することになります。そのため、システムエンジニアとしての実務経験が豊富な方であるほど、案件が獲得しやすく仕事もスムーズにこなせるでしょう。

なお、アプリ関連の技術は日々進歩し続けているので、意欲的に新しいスキルを身につけようとする向上心のある方に適しています。

インフラエンジニア

フリーランスの仕事「インフラエンジニア」

求められるスキル・資格 ・プログラミングスキル
・ネットワークやサーバーに関する知識
・セキュリティの知識
・インフラ設計スキル
働き方 企業常駐型であることが多いが、案件内容や仕事の範囲によっては在宅でできることもある
多くのケースで1〜3日程度企業に出向し、プロジェクトに取りかかる形式となる
年収 700〜800万円前後
案件の獲得方法 ・エージェント
・求人サイト
・知人からの紹介
・クラウドソーシング
など
向いている人の特徴 IT機器が好きな方
論理的思考が得意で細かな管理にも自信がある方

フリーランスのインフラエンジニアは、企業や個人から依頼を受けて業務システムなどのインフラを整備することになります。IT関係の仕事の経験があれば、エージェントサービスなどを介して案件を受けることができます。

働き方としては、企業のサーバーやネットワークの保守を担当することもあるので、企業に常駐して勤務する形になることが多いです。

なおインフラエンジニアの担当する業務は、基本的に「非機能要件」であり、サービスには関わらない部分となります。そのため、クリエイティブな仕事がしたいというよりは、論理的思考で設計や開発・保守に携わりたいという方に適しています。

また業務にはIPアドレスの管理といった内容も含まれ、細かな作業に自信がある方もインフラエンジニアに向いていると言えます。

フリーランスエンジニアの実態が知りたい方は【フリーランスエンジニアの実態】会社員・正社員と比較したときの現実は?」をご覧ください。

他にも、フリーランスエンジニアやプログラマーの年収について詳しく知りたい方は「フリーランスエンジニア・プログラマーの平均年収はいくら?相場や将来性も解説!」をぜひ参考にしてください。

クリエイティブ、デザイン系

3Dデザイナー

フリーランスの仕事「3Dデザイナー」

求められるスキル・資格 ・デザイン力、デッサン力
・3DCG制作スキル
・観察力、表現力
・コミニュケーション能力
働き方 案件によって在宅、もしくは企業常駐型での勤務が可能
年収 500〜700万円前後
案件の獲得方法 ・エージェント
・求人サイト
・知人からの紹介
・企業に対し自ら営業活動を行う
・クラウドソーシング
など
向いている人の特徴 3Dデザインの実務経験がある方
美大・芸大・デザインの専門学校などで学んだ経験がある方

フリーランスの3Dデザイナーは、クライアントからの依頼でアプリやゲームなどの3Dモデルの製作を行う職種です。仕事を得るにはエージェントサービスを利用したり、自分から営業活動を行うことになります。

製作はチームで行うことも多く、他のデザイナーとコミュニケーションを取りながら仕事を進めていくことになります。

なお3Dデザイナーとなるためには、洗練されて優れたデザインが描けることが必要不可欠です。CG作品を作れる技術はもちろん、アーティスティックなセンスも求められる仕事です。そのため3Dデザイナーの案件は、大半が実務経験が必要となることが多いです。

WEBデザイナー

フリーランスの仕事「WEBデザイナー」

求められるスキル・資格 ・PhotoshopやIllustratorなどの操作
・HTMLやCSS、JavaScript、jQueryなどの知識
・デザインに関する知識
働き方 在宅で案件を受けられる
年収 300〜500万円前後
案件の獲得方法 ・エージェント
・求人サイト
・知人からの紹介
・制作会社や広告代理店の下請け
・クラウドソーシング
など
向いている人の特徴 ものづくりが好きな方
地道な作業も苦にならない方

フリーランスのWebデザイナーは、企業からWebサイトのデザイン製作や管理を請け負う職種です。Webデザイナーに特別な資格は必要ありませんが、デザインに用いるツールを使いこなす能力が求められます。

基本的にはデザインだけを依頼されることが多いですが、スキルによってはプログラミングまでまとめて依頼されることもあります。そのためHTMLやCSSなどの知識を身につけておくと役に立ちます。

また企業のWebサイトは、ターゲットとなるユーザーを惹きつけることが求められます。そのため配色やトーン、色のイメージといったデザインの基礎を身につけておくことが大切です。

なおWebデザイナーの作業は繰り返しの確認など地味な内容も多いです。したがって、コツコツと地道に努力できることが求められます。

イラストレーター

フリーランスの仕事「イラストレーター」

求められるスキル・資格 ・観察力、デッサン力
・ヒアリング能力、提案力
・PhotoshopやIllusutratorの知識など
働き方 在宅もしくは企業常駐で仕事ができる
特にリモート対応OKな案件が豊富な点がメリット
年収 200〜500万円前後
案件の獲得方法 ・エージェント
・求人サイト
・SNS経由のインバウンド
・クラウドソーシング
など
向いている人の特徴 絵を描くことが得意な方
創造力が豊かな方

フリーランスのイラストレーターは、企業や個人から依頼を受けて、要望に合わせたイラストを制作する職種です。クラウドソーシングサイトなどで依頼を受けるほか、SNSなどで依頼を募集するという方法もあります。

クライアントの希望通りのイラストを制作するためには、デザインや編集ソフトなどのスキルが必須となります。また何よりも“絵を描くこと自体が好き”であることが前提です。

イラストレーターの案件は、成果物をきっちりと提出することができればリモートでも作業できるものが多いです。ただしリモート案件は人気がありライバル数も多くなるため、他人と差別化できる個性や高いイラストスキルが必要となります。

フリーランスのイラストレーターについてさらに詳しく知りたい方は「フリーランスのイラストレーターになるには?仕事の取り方や絵で食べていくために登録すべき5つのサービス!」をぜひ参考にしてください。

ロゴデザイナー

フリーランスの仕事「ロゴデザイナー」

求められるスキル・資格 ・デザイン経験
・IllustratorやPhotoshopなどの画像編集ソフト操作
・コミュニケーション能力、提案力
働き方 在宅での案件が多数
年収 300〜400万円前後
案件の獲得方法 ・エージェント
・求人サイト
・知人からの紹介
・クラウドソーシング
など
向いている人の特徴 広報の原理原則を理解している方
論理的な思考をデザイン上で表現できる方

ロゴデザイナーは、企業やブランドの象徴となるロゴをデザインする職種です。ロゴデザイナーとして働くためには、デザインや画像編集の技術だけでなく、クライアントの要望を上手くロゴに落とし込むセンスが求められます。

クラウドソーシングサイトなどでデザインコンペが行われていることがあるので、それに応募するという選択肢もあります。

なお企業ロゴやブランドロゴは、簡潔に見えることが多いぶん、いかにシンプルなデザインの中で個性を出せるかが重要です。広報の原理原則を理解した上で、企業やブランドに対し制作したロゴに込められた想いを説明できるプレゼン能力も必要となるでしょう。

グラフィックデザイナー

フリーランスの仕事「グラフィックデザイナー」

求められるスキル・資格 ・PhotoshopやIllustratorのスキル
・デザイン能力、提案力
・グラフィックデザイナーとしての実務経験
・色彩検定など
働き方 案件によって在宅または企業常駐で対応する
基本はクライアントの要望に合わせる形となるが、リモート可能な案件が多い
年収 400〜600万円前後
案件の獲得方法 ・エージェント
・求人サイト
・知人からの紹介
・広告代理店やWeb制作会社の下請け
・クラウドソーシング
など
向いている人の特徴 数年間の実務経験がある方
独立後に仕事をもらえる当てがある方

フリーランスのグラフィックデザイナーは、エージェントサイトなどでグラフィックデザインの仕事を請け負うことになります。クライアントの要望に合わせたデザインを行い、クライアントと相談しながら修正を行っていきます。

企業でグラフィックデザイナーとして働いていた方の場合、自分のデザインをまとめたポートフォリオを公開して営業をかけるという方法もあります。基本的には実務経験のある人材が求められるため、未経験の方は企業での勤務やアシスタントを通じて経験を積むようにしましょう。

なおグラフィックデザイナーは、プロジェクトのディレクターやコピーライター、カメラマンといった職種の方と連携をとりながらデザイン制作を行うことが多いです。そのため、自分の得意な範囲でのみデザインをするのではなく、きちんとコミュニケーションを取りながら作業を進めていくことが大切です。

フリーランスのデザイナーについてさらに詳しく知りたい方は「フリーランスwebデザイナーのリアルを紹介!未経験者に必要なスキルや仕事のもらい方」をぜひ参考にしてください。

カメラマン

フリーランスの仕事「カメラマン」

求められるスキル・資格 ・カメラ撮影の知識や技術
・ヒアリング能力および提案力
・コミュニケーション能力
働き方 クライアントから依頼を受け、現場に移動し撮影となるケースが多い
年収 200〜400万円前後
案件の獲得方法 ・エージェント
・求人サイト
・SNSやブログ経由でのインバウンド
・知人からの紹介
・自ら出版社やデザイン会社に対し営業
・クラウドソーシング
など
向いている人の特徴 モノや人に合わせた魅力を発見できる方
妥協せずにクオリティを追求し続けられる方

フリーランスのカメラマンは、クライアントの要望に合わせた写真撮影を行う職種です。クライアントからのさまざまな依頼に対応するため、撮影に関する知識や技術が求められます。

フリーランスでカメラマンとしての仕事を請け負うためには、他のカメラマンとの差別化を図りながら営業をする必要があります。被写体によって求められる技術や必要なセンスが変わってくるため、まずは自分の強みをはっきりと理解しておくことが大切です。

なおカメラマンの働き方としては、クライアントの要望に応える形で現場に向かい撮影に取り組むケースがほとんどです。撮影現場では、クライアントの担当者やモデルなど多くの人と関わることになるため、円滑に撮影が進むようなコミュニケーション能力も必須となります。

フリーランスカメラマンについてさらに詳しく知りたい方は「フリーランスカメラマン・フォトグラファーの仕事や働き方、年収相場を紹介!」をぜひ参考にしてください。

マーケティング、ライター系

WEBマーケター

フリーランスの仕事「WEBマーケター」

求められるスキル・資格 ・マーケティング知識
・顧客理解力やコミュニケーション力
・Web広告運用やSNS運用に関する知識
・SEO対策やWebディレクション、アクセス解析の知識
働き方 企業から依頼を受けたのち、依頼に合わせ在宅もしくは企業に出向し勤務
年収 400〜600万円前後
案件の獲得方法 ・エージェント
・求人サイト
・Web制作会社や広告代理店の下請け
・クラウドソーシング
など
向いている人の特徴 ロジカルシンキングが得意な方
ユーザー心理に興味があり好奇心旺盛な方

WEBマーケターは、WEBサイトやSNS、アプリなどを活用したWEBマーケティングを行う職種です。クライアントから集客アップや売り上げの拡大などを依頼され、WEBマーケティングによってそれを実現します。

企業から直接依頼を受ける以外にも、クラウドソーシングサイトなどを介して、仲介会社や広告代理店から依頼を請け負うこともあります。

WEBマーケターとしてもっとも重要な仕事となるのが、WEB上での“集客”です。そのため、顔の見えない相手を惹きつけるための顧客理解力や、数字を分析して論理的に物事を考える能力が必要不可欠です。

働き方としては、多くの案件でリモートワークが一般的となっていますが、月に数回クライアント企業に赴きミーティングすることがあります。

WEBライター

フリーランスの仕事「WEBライター」

求められるスキル・資格 ・ライティング技術
・タイピング能力
・OfficeソフトやWordPressの基礎知識
・SEO対策やアクセス解析の知識
働き方 依頼を受けて記事を作成、基本はリモートワークがメイン
年収 200〜600万円前後
案件の獲得方法 ・エージェント
・求人サイト
・Web制作会社やSEO会社の下請け
・SNS経由のインバウンド
・クラウドソーシング
など
向いている人の特徴 特定ジャンルの専門知識に長けている方
SEOに精通している方

フリーランスのWEBライターは、クライアントの依頼に応じた記事を作成することで収入を得る職種です。仕事を受注する方法として代表的なのがクラウドソーシングサービスで、さまざまな種類の案件が募集されています。

WEBライターに特別な資格は必要ないので、比較的始めやすい職種ですが、文章力や記事に関する知識は求められます。またSEOやWordPressの知識に精通している方だと、高単価な案件を獲得しやすくなります。

なおWEBライターは在宅フリーランスとの相性が非常に良く、主婦や他の仕事と両立させながら挑戦する方も多いです。ライバルが多い中で案件を獲得するためには、特定ジャンルに精通した深い知識があると有利です。

コピーライター

フリーランスの仕事「コピーライター」

求められるスキル・資格 ・コピーライターとしての経験
・ヒアリング能力
・インプットおよびアウトプット能力
働き方 クライアントから依頼を受け、成果物を提出
ほとんどのケースで在宅勤務が可能
年収 200〜300万円前後
案件の獲得方法 ・エージェント
・求人サイト
・広告代理店や出版社の下請け
・クラウドソーシング
など
向いている人の特徴 コピーライターとしての実務経験がある方
言葉での表現が好きな方

フリーランスのコピーライターは、企業などから依頼を受けてブランドや商品のコピーライティングを行う職種です。近年では、クラウドソーシングサイトでコピーライターが募集されていることもあります。

しかし、コピーライターとしての経験がないと仕事を受けることは難しいので、広告代理店などで働いていた方が独立してフリーランスになるケースがほとんどです。

なおコピーライターと聞くと、柔軟な発想力や言葉選びのセンスが必要だと感じる方が多いですが、実は求められる能力はそれだけではありません。商品のアピールポイントを分析したり、ユーザーの声をヒヤリングしたりと、“インプット”に関する能力も必要となります。

フリーランスのライターについてさらに詳しく知りたい方は「フリーライターになるには?フリーランスライターの年収・収入事情や仕事内容、なり方を紹介!」をぜひ参考にしてください。

編集者

フリーランスの仕事「編集者」

求められるスキル・資格 ・スケジュール管理能力
・コミュニケーション能力
・営業力および実務経験
働き方 編集や取材、発注などさまざまな業務を行う
フリーランスの場合は在宅でこなせる仕事が多く、オンライン会議やチャットツールで各方面とコミュニケーションを図ることが多い
年収 300〜500万円前後
案件の獲得方法 ・エージェント
・求人サイト
・知人や前職のクライアントからの紹介
・クラウドソーシング
など
向いている人の特徴 常にアンテナを張り続ける情報収集力がある方
編集に必要な日本語力がある方

フリーランスの編集者は、書籍を制作するための企画から出版までさまざまな業務を請け負う職種です。記事を編集する、自分で取材を行う、ライターに記事を発注するなど、仕事の内容は多岐にわたります。

出版社で正社員として勤務する場合よりも多忙になることもありますが、自分が思う通りの書籍を作れるという魅力があります。

ただしフリーランスの編集者は、誰でもなれるというわけではありません。未経験の方はコネクションが少なく、ライターやフォトグラファーなどの発注側から相手にしてもらえない可能性も高いです。

そのため、フリーランスの編集者として活躍していきたい場合、まずは出版社や編集プロダクションに所属しましょう。そして編集者としての実績やノウハウを身につけた上で、協力者とのコネクションを作っておくようにしましょう。

翻訳者

フリーランスの仕事「翻訳者」

求められるスキル・資格 ・専門性の高い言語知識
・読解力と表現力
・タイピングスキル
働き方 依頼を受けて翻訳を行う
基本的には在宅での勤務が可能
年収 200〜500万円前後
案件の獲得方法 ・エージェント
・求人サイト
・出版社からの下請け
・翻訳会社のトライアルに参加
・クラウドソーシング
など
向いている人の特徴 帰国子女など外国語が堪能な方
黙々とした作業にも耐えられる方

フリーランスの翻訳者は、外国語の知識や翻訳の技術を生かして働くことができます。

翻訳の仕事を請け負う方法としては、翻訳会社が行うトライアルに参加して能力を認めてもらい、案件を発注してもらうという方法があります。また、仲介サイトでも翻訳に関する案件が見つかるので、その中から受注することもできます。

翻訳者として活躍するためには、ただ外国語を理解できるだけでなく、それを他人にわかりやすく伝えられる日本語能力やセンスも重要です。そのため、文章を読むのが好きな方や、好奇心があり常に勉強をし続けられるタイプの方は、翻訳者に向いていると言えるでしょう。

なお翻訳の仕事は、在宅でできるものが多いです。黙々とした作業になるため、集中力や忍耐力も求められる仕事であることは理解しておきましょう。

フリーランスの翻訳者についてさらに詳しく知りたい方は「フリーランス翻訳者・翻訳家の年収や単価相場!在宅で通訳したい方が案件を受ける方法」をぜひ参考にしてください。

コンサルタント系

IT、WEB(SEO)コンサルタント

フリーランスの仕事「IT、WEB(SEO)コンサルタント」

求められるスキル・資格 ・WEBおよびITに関する知識
・マネジメントスキル
・コミュニケーションスキル
・分析的思考力、思考フレームワーク
働き方 企業などから案件を請け負う
案件によって在宅もしくは企業に出向し業務にあたる
年収 600〜800万円前後
案件の獲得方法 ・エージェント
・求人サイト
・知人や前職クライアントからの紹介
・クラウドソーシング
など
向いている人の特徴 数字を見て分析するのが好きな方
WEB集客を最大化するための知識やノウハウがある方

IT、WEB(SEO)コンサルタントは、企業やその商品の売り上げを高めるために、WEBを活用した施策を提案・実践する職種です。

クライアントの特徴を理解し、数字を分析した上で、どうすれば売り上げが向上するか戦略を立てていきます。特別な資格は必要ありませんが、WEB集客を最大化するための、あらゆる知識やノウハウが必要となります。

近年ではシステム投資を見直している企業が増えており、IT、WEB(SEO)コンサルタントの需要も伸びています。そのためITコンサルタントとして独立したい方にはチャンスと言えるでしょう。一方でコンサルタントとして実績がない方は、案件が得られずフリーランスで活躍するのは難しいでしょう。

SAP(ERP)コンサルタント

フリーランスの仕事「SAP(ERP)コンサルタント」

求められるスキル・資格 ・SAP認定コンサルタント資格
・業務分析スキル
・SAP製品やERP導入に関する知識
・マネージメント能力
働き方 企業から業務を請け負い、基本的にはクライアント企業に常駐して仕事を担当
年収 700〜1,000万円前後
案件の獲得方法 ・エージェント
・求人サイト
・前職からの紹介、クライアント企業からの指名
・クラウドソーシング
など
向いている人の特徴 ERP導入の実践的なスキルがある方
コンサルタントとしてグローバルな仕事に携わりたい方

SAP(ERP)コンサルタントとは、依頼された企業に、ドイツ企業SAP社が開発するシステムである「ERP」を導入することを職務としています。

ERPはグループ企業全体のシステムに導入されるなど大規模なプロジェクトになることが多く、システムの開発から導入までをマネージメントすることになります。その性質から、IT系の知識も必要となります。

SAPは業務処理や管理に必要な機能がパッケージされているため、そのままの機能を使えばシステムの導入自体は可能です。ただし実際の現場では、各クライアントの業務処理方法に合わせた追加開発が必要となります。

そのためSAP(ERP)コンサルタントには、クライアントに足りないものを把握できる業務分析スキルやマネジメント力が求められます。

販売コンサルタント

フリーランスの仕事「販売コンサルタント」

求められるスキル・資格 ・マーケティング知識
・販売現場や企画現場での経験および実績
・企画力および実行力
働き方 企業から業務を請け負い、クライアント企業や店舗に出向いてアドバイスを行う
年収 300〜500万円前後
案件の獲得方法 ・エージェント
・求人サイト
・知人や前職クライアントからの紹介
・クラウドソーシング
など
向いている人の特徴 物事を多角的な視点で捉えられる方
マーケティングの知識がある方

販売コンサルタントは、クライアントの商品やサービスの売り上げを向上させるため、プロモーションを企画・実行する職種です。

どうすれば売り上げが伸びすか考えてプロモーションを行うので、マーケティングに関する知識が求められます。企業や店舗から直接依頼を受けるほか、自分の人脈を生かして案件を得るという方法もあります。

なお販売コンサルタントの場合、直接現場に出向き商品やサービスを調査することも必要となります。そのためコンサルティング業に必要な論理的思考に加え、体力や行動力も求められます。

また近年ではWeb上での販売に関するコンサルティング業務も増えているので、Web関連の知識も身につけておくようにしましょう。

経営・新規事業コンサルタント

フリーランスの仕事「経営・新規事業コンサルタント」

求められるスキル・資格 ・中小企業診断士や公認会計士、MBAなど
・IT領域の経験や知識
・業界知識、経営学
・論理的思考、戦略立案スキル
働き方 企業から依頼を受け、クライアント企業に出向し業務を担当
年収 1,200〜1,800万円前後
案件の獲得方法 ・エージェント
・求人サイト
・知人や前職クライアントからの紹介
・クラウドソーシング
など
向いている人の特徴 限られた時間内で最適な提案が導ける方
時間や労力の配分を管理し状況に適応できる方

経営・新規事業コンサルタントは、依頼を受けた企業の経営状態を診断した上で、経営状態を改善するための方法や今後の経営方針などを指導する職種です。

実際にコンサルタントとして活躍している方の中には、中小企業診断士の国家資格を取得している方が見られます。また中小企業診断士以外にも、公認会計士やMBA資格があれば役に立ちます。

なお経営コンサルタントとして活躍するためには、経営戦略の立案および課題解決のための高い論理的思考能力が必要不可欠です。さらに知能を活かすだけでなく、スピーディーに対応できるような段取りの良さも重要です。

また、フリーランスのコンサルタントについて詳しく知りたい方は「フリーランスコンサルタントとは?年収相場やマッチングして案件を受けられるおすすめのエージェントも紹介!」をぜひ参考にしてください。

エンタメ系

モデル

フリーランスの仕事「モデル」

求められるスキル・資格 ・自己アピール力
・コミュニケーション能力
・自己管理能力
働き方 依頼を受け、内容に合わせて現場にて撮影
案件によって屋外撮影・スタジオ撮影など場所が異なる
年収 60〜100万円前後
案件の獲得方法 ・エージェント
・求人サイト
・モデル登録サイト
・SNS経由のインバウンド
・オーディション
・クラウドソーシング
など
向いている人の特徴 自信があり積極的に自己アピールができる方
自己管理能力がある方

フリーランスのモデルは、雑誌や撮影会などのモデルになって収入を得る職種です。事務所に所属して仕事を紹介してもらう場合とは異なり、SNSを活用するなどして、自分から積極的にアピールすることで案件を得るのが重要となります。

フリーランスのモデル登録サイトなどもあるので、それらを利用して仕事を探しましょう。他のモデルと差別化できる部分があれば、それだけ仕事が見つかりやすくなります。

なおモデルという職業は、スタイルを維持するための食事管理・健康管理が必須です。また見た目だけでなく、案件の内容に合わせてポージングスキルやランウェイを上手に歩くスキルを身につけることも重要となります。

フリーランスモデルについてさらに詳しく知りたい方は「フリーランスモデルで事務所から独立!ギャラ相場や仕事をもらえるおすすめのサイトは?」をぜひ参考にしてください。

声優

フリーランスの仕事「声優」

求められるスキル・資格 ・演技力、発声スキル
・理解力、読解力
・コミュニケーション能力
・歌唱力
働き方 案件に合わせ現場に出向し業務を担当する
案件によっては自宅または事務所での録音も可能
年収 100〜1,000万円前後
案件の獲得方法 ・エージェント
・求人サイト
・オーディション
・声優のコミュニティサイト
・クラウドソーシング
など
向いている人の特徴 向上心やプロ意識を持って活動できる方
体調管理ができる方

フリーランスの声優は、事務所に所属せず個人で声優としての仕事を請け負い収入を得ることになります。エージェントサービスでは声優の案件の募集が行われていることがあるので、そこで仕事を探すことができます。

報酬は声優としてのランクや案件によって大きな差があり、有名声優になると1,000万円以上の年収になることもあります。

なお声優は“声”を売りにする仕事です。そのため常に良い声を出せるための、徹底した体調管理が欠かせません。また作品作りに携わることになるので、現場の監督やスタッフと上手にコミュニケーションを取れることや、作品を読解し表現できることが非常に重要だと覚えておきましょう。

YouTuber

フリーランスの仕事「YouTuber」

求められるスキル・資格 ・動画編集スキル
・撮影スキル
・アイディア力、企画力
・YouTubeアルゴリズムの知識
働き方 YouTubeに動画を投稿する
基本的に自由な時間・場所での撮影や作業が可能
年収 100〜500万円前後
案件の獲得方法 ・エージェント
・求人サイト
・SNS経由のインバウンド
・クラウドソーシング
など
向いている人の特徴 アイディアを具現化する企画力や行動力がある方
世の中のニーズをキャッチする分析力がある方

フリーランスのYouTuberは、YouTubeに動画を投稿することで広告収入を得る職種です。フリーランスの場合は事務所によるサポートが受けられないので、動画の撮影や編集などをすべて自分でこなすことになります。

広告収入以外の収入源としては、グッズを販売したり、企業からの商品紹介などの案件を受けるというものもあります。

なおYouTube界は2019年以降、競争が激化しています。そのためただ動画をアップロードするだけでは、視聴者や再生回数は伸びず利益には繋がりません。再生回数が伸びない限りは、報酬はほとんど発生しないと考えて良いでしょう。

YouTuberとして成功するためには、注目してもらえるコンテンツを作成する企画力や提案力、そしてそれを具現化する行動力が重要です。

インフルエンサー

フリーランスの仕事「インフルエンサー」

求められるスキル・資格 ・マーケティング知識
・SNSや各種ツールに関する知識
・周囲が憧れるようなルックスやスタイル
働き方 企業から依頼を受け、YouTube、TikTok、Instagram、TwitterどいったSNS上で発信を行う
年収 100〜1,000万円前後
案件の獲得方法 ・エージェント
・求人サイト
・SNS経由のインバウンド
・クラウドソーシング
など
向いている人の特徴 自己アピールやブランディングが得意な方
物事を長く続けられる方

インフルエンサーとは、TwitterやInstagramといったSNSで情報発信を行い、企業や商品の宣伝を行う職種です。企業から依頼を受けて、その企業についてSNSに投稿することで、売り上げや広報に貢献することになります。

フリーランスとして効果的な宣伝を行うためには、広告やマーケティングに関しての知識が必要となります。

ちなみにインフルエンサーとしてもっとも重要なのは、“多くの人から憧れられる存在となること”です。なぜならただ淡々と商品を紹介するだけでは、なかなか宣伝効果に繋がらないためです。自己をブランディングしアピールしていくことで、視聴者やフォロワーの共感を生み出すことが大切です。

なお、美容系やファッション系の商材の場合、誰もが羨むようなルックスやスタイルを持ち合わせていることが前提です。

漫画家

フリーランスの仕事「漫画家」

求められるスキル・資格 ・画力・構成力
・デジタルツールの知識
・コミュニケーション能力
・忍耐力
働き方 クライアントの依頼を受けて漫画を描く
年収 100〜600万円前後
案件の獲得方法 ・エージェント
・求人サイト
・SNS経由のインバウンド
・投稿サイトへの応募
・クラウドソーシング
など
向いている人の特徴 絵を描くことが好きな方
体力・忍耐力があり細かな作業もできる方

フリーランスの漫画家は、企業や個人から依頼を受けてその要望通りの漫画を描くという職種です。依頼に合わせた漫画を描くことになるので、画力だけでなく構成力も求められます。

仕事の探し方としては、クラウドソーシングサイトで漫画に関する案件が掲載されていることがあるので、それらを請け負うという方法があります。

なおフリーランスの漫画家が受けられる案件は、主にデジタルを使った作業であることが多いです。そのため漫画家に必要な画力や構成力のほか、デジタルツールを扱う知識も求められます。また継続的に細かい作業を行う必要があるため、体力や忍耐力がある方に向いている仕事だと言えます。

資格系

医師

フリーランスの仕事「医師」

求められるスキル・資格 ・医師免許
・スケジュール管理能力
・柔軟性
働き方 非常勤の医師として働く、もしくはスポット(アルバイト)での勤務
年収 2,000〜2,400万円前後
案件の獲得方法 ・エージェント
・求人サイト
・クラウドソーシング
など
向いている人の特徴 医療業界特有のしがらみから解放されたい方
複数の医院で活躍したい方

フリーランスの医師は、特定の医療機関に属さず、定期非常勤の医師として働くことになります。

定期非常勤では週に何日といった勤務日数がある程度決まっており、半年から数年単位の契約となるので、フリーランスでも安定した収入を得やすいです。また、空き時間を利用すれば1日単位の単発の仕事を請け負うこともできます。

フリーランスの医師として働くメリットとして、特定の組織に所属しないことから人間関係や時間の縛りを受けにくいことが挙げられます。例えば育児や介護など家庭の事情で常勤勤務が難しい方でも、フリーランスならば自分の生活スタイルに合わせた働き方が可能です。

ただし非常勤もしくはスポットの医師は、高いスキルや、その医療機関でのやり方に合わせる柔軟性が求められることが多いです。医師として十分な経験のない方は、思ったように案件が受けられないことがあるので注意しましょう。

フリーランスの医師についてさらに詳しく知りたい方は「フリーランス医師の働き方の特徴!個人事業主のドクターは勤務医より年収が高い?」をぜひ参考にしてください。

薬剤師

フリーランスの仕事「薬剤師」

求められるスキル・資格 ・薬剤師資格
・スケジュール管理能力
・提案力や発信力
働き方 薬剤師の知識を生かし、メディカルライターやインフルエンサーとして情報発信を行う
そのほか薬局やドラッグストアで、調剤業務に従事する
年収 500〜600万円前後
案件の獲得方法 ・エージェント
・求人サイト
・SNS経由のインバウンド
・クラウドソーシング
など
向いている人の特徴 調剤や服薬指導以外の仕事をやってみたい方
資格を活かして自由な働き方にチャレンジしたい方

フリーランスの薬剤師は、病院や薬局に勤務するのではなく、薬剤師としての知識を活用してライティングを行うという働き方があります。専門性の高い記事は価値が高く、自宅に居ながら収入を得ることができます。

また、薬局などのクライアントと個人契約を結ぶことができれば、そこで薬剤師としての業務を行うという方法もあります。

このように、フリーランスの薬剤師は働き方の自由度が高いことがメリットとしてあげられます。例えば、かつて薬局で薬剤師として勤務していて現在子育て中の方も、資格を活かしながら自分の時間内で働くことが可能です。

ただしフリーランス薬剤師は、スケジュール管理能力が必須です。特に複数の調剤薬局と業務委託を結んでいる場合や副業をしている場合、仕事がバッティングしないよう気を付けましょう。

看護師

フリーランスの仕事「看護師」

求められるスキル・資格 ・看護師資格
・スケジュール管理能力
・向上心、自立心
働き方 好きな時間帯に医療施設や介護施設で働く
案件によっては健診スタッフやイベントナースなど単発の仕事もある
年収 300〜600万円前後
案件の獲得方法 ・エージェント
・求人サイト
・看護師用の登録サイト
・クラウドソーシング
など
向いている人の特徴 時間や休みを調整しながら働きたい方
人間関係のしがらみから解放されたい方

フリーランスの看護師は、空き時間など好きな時間帯を選んで医療施設や介護施設で働くことができます。特に介護施設は人手不足であることが多く、フリーランスであっても仕事を請け負いやすいです。

また、1週間など期間を決めて集中的に働くということも可能です。特定の勤務先を作らないなので、人間関係のしがらみを感じにくい働き方だと言えます。

ただしフリーランス看護師として働く場合、自分できちんとスケジュール管理をして仕事を入れることが大切です。短期の職場の場合は、こまめに新しい仕事を探す必要があります。

また基本的にフリーランス看護師は、即戦力としてのスキルを求められることが多いです。正社員とは違い教えてくれる先輩看護師や上司がいないので、成長するためには自分で勉強する必要があります。

フリーランス看護師についてさらに詳しく知りたい方は「フリーランス看護師とは?フリーランスナースの働き方や年収事情!」をぜひ参考にしてください。

歯科衛生士

フリーランスの仕事「歯科衛生士」

求められるスキル・資格 ・歯科衛生士資格
・歯科衛生士としての実務経験
・医院ごとの業務に対応する柔軟性
働き方 スポットで歯科衛生士の業務を行う
案件によっては講演活動やライター業務もあり
年収 300〜400万円前後
案件の獲得方法 ・エージェント
・求人サイト
・知人や前職からの紹介
・クラウドソーシング
など
向いている人の特徴 歯科衛生士の実務経験がある方
スキマ時間を活かして働きたい方

フリーランスの歯科衛生士は、特定の歯科医院で勤務するのではなく、依頼を受けてさまざまな歯科医院で業務を行うことになります。ただ歯科衛生士として働くだけでなく、多くの歯科医院のスタッフと交流し、人脈を広げることができます。

また、歯科衛生士としての知識や経験を生かして他の歯科衛生士に指導を行ったり、講演を行うこともあります。

ただしフリーランスの歯科衛生士として活躍できるのは、ほとんどの場合で実務経験のある方のみです。なぜならフリーランスの歯科衛生士を必要としている職場は、基本的に即戦力を求めているためです。

また複数の歯科医院を掛け持ちする場合は、それぞれの院で求められる業務が異なるケースもあることを覚えておきましょう。

弁護士

フリーランスの仕事「弁護士」

求められるスキル・資格 ・弁護士資格
・知名度や営業力、マーケティング力
・向上心
働き方 弁護士として独立開業し、案件を受ける
年収 400〜700万円前後
案件の獲得方法 ・エージェント
・求人サイト
・知人からの紹介
・クラウドソーシング
など
向いている人の特徴 営業力やマーケティング力を活かしたい方
弁護士として独立したい方

弁護士としてフリーランスになる場合は、他人の弁護士事務所に所属するのを辞めて独立し、自分の弁護士事務所を開業することになります。

仕事が安定している大手事務所とは異なり、依頼を受けられるかどうかは自分の評判によって変わってきます。そのため仕事を得るためには、自分から積極的に営業を行わなければならないこともあります。独立前から積極的にコネクションを作っておくと、フリーランスになった後も案件を受けやすいです。

なおフリーランス弁護士は自分で仕事を選んで受けられるぶん、成功すれば事務所所属時代よりも稼げるようになります。多くの案件を受けるには、得意な分野を増やしアピールしていくことが大切です。

行政書士

フリーランスの仕事「行政書士」

求められるスキル・資格 ・行政書士資格
・コミュニケーション能力、営業力
・自己管理能力
働き方 行政書士として独立開業し、案件を受ける
年収 500〜600万円前後
案件の獲得方法 ・エージェント
・求人サイト
・知人からの紹介や前職からのコネクション
・クラウドソーシング
など
向いている人の特徴 経験やスキルを活かし独立を考えている方
自己アピールや営業が得意な方

フリーランスの行政書士になった場合は、自分の事務所を開いて独立開業することになります。最初は依頼を受けるのが難しいことが多く、行政書士としての業務に加えて営業を行ったり人脈を広げることが重要となります。

他人の事務所に勤務する場合と異なり、仕事を得ることができれば自分のペースで働けるようになるというメリットがあります。

なお行政書士は他の業種に比べ、初期費用が少なく開業しやすいです。ただし安定して稼げるようになるまでには時間がかかります。また自分で開業した後は、行政書士の仕事以外にも雑務や作業が多いため、将来のビジョンをしっかりと描いた上で開業するようにしましょう。

保育士

フリーランスの仕事「保育士」

求められるスキル・資格 ・保育士資格
・保育士としての実務経験
・責任感と自己管理能力
働き方 特定の施設に属さず働くフリー保育士のほか、在宅保育を行うベビーシッター、保育知識を活かしたライター業務もあり
年収 200〜300万円前後
案件の獲得方法 ・エージェント
・求人サイト
・クラウドソーシング
など
向いている人の特徴 時間に縛られず好きなタイミングで働きたい方
知り合いなどすでに仕事をもらう当てがある方

フリーランスの保育士としての働き方は、特定の保育園や幼稚園に属して働くのではなく、依頼を受けた施設で保育士としての業務を行います。

また、ベビーシッターとして働いたり、人材派遣会社に登録してパートとして働くこともできます。ほかにも、子育てに関する知識を生かして、講師やライターを務めるという方法もあります。

フリーランス保育士の最大のメリットは、働く日数や曜日、時間を自分で自由に決められるという点です。例えば育児や介護を理由に正社員の保育士として働くことが難しい方でも、資格を活かして仕事ができます。

ただしフリーランスの保育士は、保育施設勤務の保育士に比べ仕事の責任が重くなるケースが多いため注意しましょう。業務内容を一人でこなす必要があるため、保育士としての実務経験やスキルの有無が非常に重要です。

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まとめ

今回は、フリーランスの仕事の種類や、おすすめの職種や仕事内容を紹介してきました。ご自身に合った職種は見つかりましたか?

また、フリーランスの求人案件や仕事探しを効率的に行いたい場合は、「フリーランス名鑑」にぜひご登録ください。フリーランス名鑑にスキルや経験を登録しておけば、企業から直接案件を請け負うことができます。

さらに、フリーランス名鑑では仲介手数料がかからないので、一般的なクラウドソーシングサイトより好条件で仕事が受けられるというメリットがあります。登録はわずか3分で完了するので、フリーランスとしての仕事を受注したい方は、まずはフリーランス名鑑に登録してみましょう。

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