こんにちは、Webディレクターの山口です!


突然ですが、
「会社でランディングページを作りたいけど、ランディングページの作り方に不安がある」「どうすれば売れるランディングページが作れるの?」などとお悩みではありませんか?


そこで今回は、私が実際にランディングページ制作の際に行っている、売れるランディングページを作るための全手順を紹介していきます。


この記事は次のような方におすすめです!

  • 会社でランディングページを作成することになったが、どうすれば売れるランディングページが作れるか分からない人
  • 我流でランディングページを作ったが全然結果が出ないため困っている
  • どんなフリーランスに依頼すると売れるランディングページを作ってもらえるのか知りたい

記事の内容は、あなたがWeb担当者として結果を出すために有益な情報ばかりなので、ぜひ参考にしてください。


また、StockSunチャンネルの「必ず結果が出るLP制作」という動画でも詳しく解説していますので、こちらもあわせてご覧ください!


ランディングページ(LP)とは?

ランディングページとは、商品やサービスなどを紹介して、ユーザーにアクション(資料請求、お問い合わせ、販売等)を促すことを目的とした縦に長い1枚のページです。


訪問者が知りたい情報を1ページに集約しているため、通常のページに比べてコンバージョン率が高いという特徴があります。


そのため、ランディングページはWeb集客において重要なコンテンツのひとつです。


 

売れるLPの作り方5ステップ


それでは本記事のメインテーマ、売れるLPの作り方を以下の5ステップに分けて解説していきます!

  1. ヒアリング
  2. リサーチ
  3. ワイヤーフレーム(サイト設計図)作成
  4. デザイン作成
  5. コーディング実装


ステップ1:ヒアリング

ヒアリング時に大切にしているポイント

ヒアリング時には、「LP制作の目的」「ターゲットの属性」「商品の強み」「ビジネスモデル」など様々なことをお聞きするのですが、特に私が大切にしているポイントは「LPの流入元」です。


「LPの流入元」からは、訪問するユーザーのモチベーションを推測できるため、それによって訴求軸を決めることで、ユーザーが流入してすぐに離脱してしまう可能性を下げることができます。


つまり、ユーザーニーズを顕在層と潜在層に切り分けて訴求することで、「LPの訴求軸」と「流入したユーザーのモチベーション」にギャップが生まれるのを防げるので、結果的にユーザーの離脱防止に繋がるということです。


※顕在層・・・商品への興味が高く、比較検討している段階の層
※潜在層・・・商品に興味はあるものの、購入を検討していない段階の層


 では実際に、「顕在層」と「潜在層」で訴求軸を分けるとはどのようにするのでしょうか。以下でご説明します!


「顕在層向けLP」と「潜在層向けLP」の訴求軸の違い

例えば、マットレス紹介のLPにたどり着いたユーザーを、顕在層と潜在層に分けて訴求を考えるとします。


①顕在層のユーザーの場合

顕在層のユーザーニーズを具体的に特徴づけると、例えば下記などが考えられます。


「引っ越したばかりで今すぐマットレスが欲しいため、自ら検索をして様々な会社のマットレスを比較検討するなかで、自社のマットレス紹介LPにたどり着いた人」


この場合はLPの設計として、ユーザーが求めていて、他社との差別化もできているようなポイントをLP上部から訴求していき、すぐに行動を起こしてもらえるような構成のLPを作成することが効果的です。



②潜在層のユーザーの特徴例

対して、潜在層のユーザーニーズを具体的に特徴づけると、下記などが考えられます。


「インスタグラムを特に意味もなく見ていたら、たまたまマットレスの広告を見かけた。少し興味を持ったのでクリックし、自社のマットレス紹介LPにたどり着いた人」 


逆にこの場合は、すぐに購入させるような流れのLPだと、ユーザーはニーズが顕在化していないため買ってくれません。


まずはユーザーに、その商品を手に入れるとどのような未来が待っているのかを中心に伝え、ユーザーのニーズを顕在化させることからスタートする構成が効果的になります。


 

ステップ2:リサーチ

次にリサーチです。リサーチでは主に3C分析を行います。

 

3C分析とは?

3C分析とは、Customer(ターゲットニーズ)、Competitor(競合)、Company(自社)という3つの「C」について分析する方法で、事業計画やマーケティング戦略を決定する際などに用いられます。

 

3C分析の内容

例えば、「山口脱毛」という脱毛専門店の3C分析を行うとすると、以下のようなポイントを分析していきます。

 

①ターゲットニーズ調査

  • どのような人が顧客になりえるのか
  • 顧客の一番のニーズはどこにあるのか


②競合調査

  • 他者と比較した時に金額は高いのか安いのか
  • 他者と比較した時に実績はあるのか
  • 他者と比較した時に品質は良いのか

 

③自社調査

  • なぜ「山口脱毛」を選ぶのか
  • 「山口脱毛」の不満はないか
  • どういう条件であれば「山口脱毛」を選ぶのか

 

分析結果をまとめる

3C分析が完了したら、以下の3点の詳細をまとめてリサーチ完了です。

  • 競合と比較してどうなのか
  • 市場が望んでいるものは何なのか
  • この会社が出来ることは何なのか

 

リサーチの具体的な方法

では、具体的にどのようにしてリサーチを行っていくのか、一例をご紹介します。


リサーチの方法はいくつもあるのですが、私はサジェストを用いてリサーチしています。サジェストとは、検索窓に何か調べたいキーワードを入力したときに自動的に表示される検索候補のことです。


例えば、「脱毛」というキーワードの場合だと、「脱毛 〇〇」の〇〇に当たる部分がサジェストとなります。


実際に調べてみますと「脱毛」のサジェストは、

「脱毛 痛い」

「脱毛 効果」

などが挙げられます。


この場合、「痛くない脱毛」「効果的な脱毛」といったコンテンツに需要があるのではないかと仮説が立てられるため、そこから逆算してLPの訴求軸やコンテンツを決めます。 


サジェストキーワードを取得するツールとして、オススメは「キーワードプランナー」や「ラッコキーワード」などがあります。

※いずれも無料です。


ラッコキーワードでは、調べたいメインキーワードを入力して検索すると、サジェストが一覧で表示されます。


表示されたサジェストをキーワードプランナーで検索することで、それぞれのキーワードの月間の検索回数が分かるので、ぜひ一度お試しください。

 


もし、あなたが「売れるLPが作れるフリーランス」をお探しの場合、さきに挙げたステップ1のヒアリングとステップ2のリサーチから徹底して対応できる人材を選定することをおすすめします。


もちろん、山口もご対応可能ですのでぜひ一度、下記のメールへお気軽にご相談ください!

▼お問い合わせはこちら

y.yamaguchi@stock-sun.com


 

ステップ3:ワイヤーフレーム(サイト設計図)作成

次は、ワイヤーフレームの作成です。

 

ワイヤーフレームとは?

ワイヤーフレームとはwebページの要素やレイアウトを定めるものです。デザインやコーディングに入る前に、完成イメージとしてワイヤーフレームを作成することで、双方がイメージする訴求軸やコンテンツの方向性の乖離を防ぐことが出来ます。

 

ワイヤーフレーム作成時に気をつけているポイント

私がワイヤーフレーム作成時に気をつけているポイントは、「ターゲットユーザーの立場になって考える」ということです。


これは、当たり前のように感じますが非常に重要で、意外とできていない制作者が多いです。

お客様もあなたと同じように、広告は広告と認識していますし、満足度◯%なんて文言は多分嘘だろうなと思っています。


そのため、ターゲットを人間と考えてない、不特定多数の"誰か"と捉えてしまうと本当に結果が出ません。

したがって、あなたの商品を必要としている人が感じている疑問を知ることが大切になります。


ターゲットの人間が、

  • 何を思って検索をしているか  
  • 何に悩んでいるのか  
  • どうなればいいと思っているのか  
  • それに対してあなたの商品はどう問題を解決できるのか  
  • なぜその問題が解決出来ると言い切れるのか

 を考えた上で制作することが重要です。


私はこのように、基本スタンスとして「ユーザーが本当に知りたい情報を吟味し、それを全て載せるようワイヤーフレームを作成する」ことを意識して取り組んでおります。

  

ステップ4:デザイン作成

次に、デザイン作成です。


デザインを進めるにあたって、まずは参考サイトを決めます。その後、参考サイトをもとに、デザイナーがデザイン作成を開始します。


デザイン作成時に気をつけているポイント

デザイン作成のフェーズで気をつけているポイントは参考サイトをお客様から貰うのではなく、必ず制作者側(ディレクター)から参考サイトを提案することです。


理由は、お客様から参考サイトをいただくとディレクターとお客様がお互いの共通認識を持てないからです。


お客様はプロではないため、デザインの方向性を決める判断軸を持つことができず、参考サイトを「デザインの好み」で選ぶことになりがちです。


「デザインの好み」は人によって様々なため、デザイン完成後に「あれ、なんかイメージと違うな」となってしまうことが往々にしてあります。すると、修正回数が膨大になり、双方が疲弊してしま有ことで、最終的に案件が炎上する可能性が非常に高くなります。


そこで、お客様ではなくディレクターから、「好み」ではなく「売れるための明確な判断軸」をもとにした参考サイトを提示することで、双方が納得のいく制作ができるのです。


もしあなたが、「デザインやマーケティングの知識がないので、LP制作のプロからの提案をもとにデザインを進めていきたい」とお考えの場合、参考サイトの選定も含めて提案ベースで進められるディレクターを選ぶことをオススメします。


もちろん、山口もご対応可能ですので、下記メールへお気軽にご連絡ください!

▼お問い合わせはこちらから

y.yamaguchi@stock-sun.com


 

ステップ5:コーディング実装

最後にコーディングです。LPのコーディングは基本的に難しい仕様などは特に無いため、下記の2点に注意しながらコーディングを進めます。

  • スマホでズレなく表示されているか
  • PCの画面幅を変えてもズレなく表示されているか


スマホ保有率は75%を越える中、LP制作においてもスマホからの流入を念頭に置いて最適化することが非常に重要です。


また、「売れるLP」を作るには、ユーザーに対して不快感を与えずに購入に繋げられるよう作り込まれたLPにしなければなりません。


したがって、スマホ・PCの各サイズともにデザインのズレなくコーディングすることが大切になるのです。


 

まとめ

本記事はいかがだったでしょうか?この記事では、「売れるLPの作り方」をご紹介しました。


ポイント

①LPの流入元から、潜在層向けか顕在層向けかを明確にして訴求軸を決める

②リサーチは3C分析にて、「キーワードプランナー」「ラッコキーワード」を用いて行う

③デザイン時の参考サイトは、必ずディレクターから提案する

 

売れるLPを作成する上では、実際に制作する段階よりも、事前のリサーチ・分析の方がはるかに大事です。

売れるLPを作りたい方はぜひ、この記事で紹介した内容をもとに作成してみてください。


お忙しい中、お目通しいただきありがとうございました!



また、LP制作についてお悩みの方、ご依頼のお見積もりが欲しい方など、無料でご対応させていただきますので、ぜひ一度山口へご相談ください!

▼お問い合わせはこちら

y.yamaguchi@stock-sun.com