Webディレクターの役割とは?営業系と技術系に見る「中流工程」の本質
- 駒野 陽平
- 記事制作日2025年7月19日
- 更新日2025年7月19日
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はじめに:Webディレクターの立ち位置を再確認する
Web制作の現場において、ディレクターは「中流工程」の担い手として重要な役割を果たしています。
上流工程(営業・提案)と下流工程(デザイン・コーディング)の中間に位置し、進行管理や要件定義・両者を橋渡しするのがディレクターです。
しかしその実態やスタイルは一様ではありません。本記事では、Webディレクターの類型と、自身の立ち位置の見極め方について整理します。
ディレクターは「営業系」と「技術系」に分かれる
Webディレクターのタイプは、大きく分けて以下の2つに分類しています。
営業系ディレクター:顧客とのコミュニケーションを軸に、プロジェクト全体を進行管理します。提案力や調整力に長け、ヒアリングからスケジュール管理までを担います。
技術系ディレクター:要件定義や情報設計に強みを持ち、下流工程の理解をもとにプロジェクトを設計・管理します。内部メンバーとの連携や品質担保に注力します。
このように、「どの方向から中流工程を見ているか」によってタイプが分かれるのです。
上流と下流、どちらから裾野を広げるか
上流(営業・企画)からディレクション領域を広げてきた人は「営業系」となりやすく、
逆に下流(実装・制作)からディレクションに昇華した人は「技術系」となりやすい傾向があります。
ここに優劣はありません。どちらのアプローチにも強みがあり、プロジェクトによって求められる特性も異なります。
自己分析と分業意識が成果を生む
大切なのは、自分がどちらの立ち位置にいるのかを正しく把握することです。
そして、自分の得意分野と不得意分野を明確に切り分けましょう。
不得意な分野については、信頼できるパートナーを探して任せる判断が重要です。
「自分でやりきる」よりも、「チームで仕上げる」視点が成果に直結します。
フリーランス名鑑は“補完”のためのプラットフォームでもある
SNSや勉強会、そしてこの「フリーランス名鑑」などのプラットフォームは、単なる営業ツールではありません。
むしろ、自分の苦手を補完してくれる仲間と出会うための“場”として活用する意義も大きいのです。
得意な人と組むことで、自分の強みがさらに活きる。そういう仕事の仕方をしていきたいものです。
最後に:ディレクターとして一言
「仕事ください」「仕事手伝ってください」
この言葉の裏にあるのは、“補完し合える関係を探しています”という前向きな意思表示です。
お互いの得意を持ち寄りながら、価値あるWeb制作をしていきましょう。
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稼働ステータス
◎現在対応可能
- 駒野 陽平
職種
マーケティング
Webディレクター
希望時給単価
1,000円~3,000円
----経歴・プロフィール---- 1985年生まれ 東京都在住。 後述の経歴を経て、2021年にweb・DTPの制作マネジメントとディレクションを行う「個人事務所|スタジオ・ラリー」を創業。 ---------------------------------- プロフィールをご覧頂きありがとうございます。 駒野と申します。 2010年よりモバイルコンテンツの運用から始め、通信や純広告の営業等を経て、直近2021年秋頃まではweb制作の営業とディレクターを5年程続けておりました。 2021年に脱サラして現在までフリーで活動しております。 ホームページ制作において、エンドクライアントの業態は多岐にわたり、「小~中規模」の制作案件で多数の経験を積み重ねてまいりました。 フリーランスのクリエイターのコネクションを使い、お客様のニーズに応えられる制作チームを以て、納品までの制作ディレクションを丁寧かつ迅速に進めてまいります。 「webデザインまで」「コーディングのみ」「サイト制作の営業」等、どのようなフェーズでも承りますので、ご連絡お待ちしております。
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Microsoft Excel
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・・・(登録スキル数:4)
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