片山です。SEOディレクターとして複数メディア(コーヒー豆やワイン、日本酒、ウイスキーなど)を運営しながら、「被リンクをどう増やすか」という課題に向き合い続けてきました。

 

試行錯誤を重ねた結果、お問い合わせフォームからの営業メールがおすすめで、その中から現在は3つのパターンを使い分けて相互リンクメールを送っています。

 

実際に、私が運営しているサイトでもXのDMやお問い合わせフォームでの正しい相互リンクのおかげかわかりませんが、

 

コーヒー豆サイトが月間10万PVまで伸び、法人がひしめくキーワードでマイ◯ストの次ぐらいの順位キーワードもそこそこあります。(今後はこのコーヒー豆をECサイトにする予定)


そもそも被リンクとはなにか

被リンクとは、他のサイトから自分のサイトに向けて張られたリンクのことです。

 

Googleはこのリンクを「投票」のような信頼の指標として扱っています。

 

コーヒー豆屋を例にすると、誰かのブログに「このコーヒー豆屋さん、すごく美味しかった」と紹介リンクが張られれば、それが被リンクです。自分から頼まなくても誰かが紹介してくれた状態がSEO的に最も評価されます。

 

被リンクが増えると、次の4つの恩恵があります。

 

検索順位への影響、コンテンツの信頼性向上、インデックス速度の向上、ドメイン全体の評価アップ。これらはすべて、被リンクの質と量に比例します。


「被リンク」と「相互リンク」の違い

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よく混同されますが、この2つは別物です。

 

被リンクは一方的に紹介してもらうリンク。相互リンクはお互いに紹介し合う状態です。

 

Googleの評価では、自然な被リンクのほうが高く評価されます。相互リンクは「仲間内で評価を高め合っている」と見られるリスクがある分、やり方を間違えるとペナルティにつながることもあります。

 

では、なぜ相互リンクを行うのか。理由は1つで、ナチュラルな被リンクは狙って獲れないからです。(前提として、相互リンク集やジャンルが異なる、サイト内容が薄いリンクは避けた方が良いです

 

理想はナチュラルな被リンクですが、真っ当な相互リンクであればお互いにメリットがあるので返信率は高いです。

 

コンテンツをどれだけ良くしても、見られなければリンクは付きません。

 

まず相互リンクでサイトの認知を広げ、ドメイン評価を底上げすることで、自然な被リンクが増える土壌を作る。

 

この考え方で動いています。


安全な相互リンクの3原則

相互リンクにはルールがあります。これを外すと逆効果になるので、必ず守ってください。

 

① ジャンルの近いサイトと行う

コーヒー系サイトとコーヒー器具レビューサイト、この組み合わせはOKです。コーヒー系サイトと不動産サイト、これはアウトです。

 

関連性がないリンクはGoogleから「リンク操作」とみなされるリスクが高くなります。

 

② 文脈の中にリンクを置く

「こちらの記事も参考にどうぞ」という自然な文脈でリンクを設置します。「相互リンクページ」のようなリンク集にまとめるのは、過去の話で現在はあまりSEO効果はないと言って良いでしょう。

 

また、同じ記事同士の相互リンクは避けることも重要です。Googleに作為的と判断される可能性が高くなります。

 

③ 同一サイトよりも異なるドメインからのリンクを増やす

同じサイトから10本リンクをもらうより、10の異なるサイトから1本ずつもらう方が評価されます。

 

「参照ドメイン数」がSEOで最も重視される指標です。


相互リンク営業の3つのパターン

実際の営業では、次の3つのパターンを優先順位の高い順に使い分けています。

 

① 比較記事掲載型(最優先)

「〇〇 おすすめ」「〇〇 ランキング」などの比較記事に掲載されているサービス運営者に連絡し、相互掲載を提案する手法です。

 

流れはシンプルで、相手の比較記事に自社を掲載してもらう代わりに、自社の比較記事でも相手を紹介する、という等価交換の提案をします。

 

すでに比較記事に掲載されている事業者は、「紹介されること」への抵抗が低く、提案を受け入れてもらいやすいのが特徴です。

 

送る相手の基準は、同ジャンルで事業として運営されている、問い合わせ先が明確、サービスが継続中、この3つを満たしていればOKです。

 

② ニュースページ掲載型(次点)

企業の「お知らせ」「ニュース」「プレスリリース」ページを活用して、相互紹介を打診する手法です。

 

具体的には2つのパターンがあります。

 

一つ目は「自社の比較記事で相手を紹介し、相手のニュースページで掲載されましたという形で弊社記事を紹介してもらう」パターン。

 

二つ目は「相手の比較記事に自社を載せてもらう代わりに、自社のニュースページで相手を紹介する」パターンです。

 

相手の会社がブログ記事を投稿していない場合は、このパターンで

 

③ 参考記事掲載型(次点)

 

記事内の「参考」「補足情報」として、関連性の高い記事同士を相互リンクする手法です。

 

例えばSEOについての記事の末尾に「参考:コンテンツマーケティングの実践ガイド」という形でリンクを設置し合います。ジャンルの異なる記事への提案はお断りするのが基本です。

 

もちろん、文脈は自然に記載する必要があります。

 


営業メール送付前のチェックリスト

 

  • AIで作成した場合は、ChatGPTの「導入文」が混ざっていないか確認する(逆に入っている状態で営業メールが来ることもまれにあります)
  • 営業問い合わせ禁止の記載がないか確認した
  • 紹介してほしいページを明示している(負担なく設置できるようメール作成)
  • 宛名・送付先に誤りがない(株式会社〇〇 と 〇〇株式会社 で間違えていないかは確認しましょう。)

 

これを必ず通してから送ります。判断に迷ったら飛ばして次に進む。迷いながら送るより、確信のある送付先だけ動かした方が成果につながります。


相互リンク先の探し方

基本はGoogle検索です。コーヒー豆のサイトではXフォロワーにDMでもお願いしていました。「〇〇 おすすめ」で検索すると比較系サイトが上位に集まるので、掲載されているサービスの公式サイトに問い合わせます。

 

見込みの高い相手の特徴は、サイトが定期更新されている、ニュース欄が動いている、この2点です。更新が止まっているサイトは返信が来ない可能性が高く、優先度を落として構いません。

 

「〇〇に掲載されました」という記事を見つけたら、そのサイトから芋づる式に類似サービスを探せます。これが一番効率良く候補を増やせる方法です。


dofollowとnofollowの確認方法

相手がリンクを設置してくれた後、必ず確認しておきたいのがdofollowかnofollowかの違いです。

 

dofollowはGoogleがSEO評価を渡す通常のリンク。nofollowはGoogleが基本的に評価しないリンクです。

 

Chrome拡張機能「NoFollow」を入れておくと、nofollow設定のリンクが赤枠で表示されるので一目でわかります。

 

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というのも、

 

  1. 相手がnofollowの違いを分からずに掲載いただいたケース
  2. 意図的に相手がnofollowで掲載して、被リンク扱いにしようと目論んでいるケース

 

が考えられるからです。相互リンクの目的はSEO評価の向上なので、nofollowで設置されていた場合は相手に確認するのが望ましいです。


まとめ

相互リンク獲得は地道な作業の積み重ねですが、仕組みとして回るようになれば、継続的にドメイン評価を高められます。

 

ポイントを整理すると、同ジャンルのサイトと自然な文脈で相互リンクを行う、3つのパターン(比較記事型・ニュースページ型・参考記事型)を優先順位通りに使い分ける、参照ドメイン数を増やすことを意識する、この3つです。