スチール撮影・スタイリング・動画制作・イラスト・WEBデザインなど「画づくり」全般の仕事をしているELLEJOUR です。
 

 

今日は仕事に繋がる「プロフィール写真」について記事にします。

 

毎年人気女子アナランキングってありますよね。

 

女子アナウンサーっていわゆる美人の方が多くて、才色兼備、そもそも甲乙つけがたいのに、ランキングで差が発生してしまうのです。

 

これには露出している番組での印象、様々な要素があると思いますが、

 

よくこんな話をしませんか?

 

女性から見て○○だよね

 

男性から見て○○だよね。

 

もっと具体的に言うと、

 

「男性から見るとモテそうだけど、女性から見ると少し女っぽすぎて、女性から見ると媚びた印象に見える・・・」

 

 

 

 

プロフィール写真も一緒です。

 

お見合い写真用に使うのか、就活用で使うのかで写真が変わってきます。

 

就活写真でも金融系とアパレル系で使う就活用では服やメイク、写真のトンマナも異なります。

 

つまり、クライアントの属性から見てどうか?

 

という観点が大事になってきます。

 

具体的に意識するポイントは4つです!

 

①服装

 

②髪型・メイク

 

③アングルや表情

 

④背景

 

 

①服装について

服装は一番判断されやすい要素の1つです。

 

例えば、クライアントが金融系や官公庁など、堅い業界の場合、

ストライプの幅が太いシャツやラグジュアリーなスーツですと安心感や信頼感というキーワードとは違うイメージですよね。

 

逆にアパレルなど個性やクリエイティビティが求められる業界では、単なる白シャツだと個性が伝わりにくくなります。

 

また、色のある服は見る側の嗜好が分かれやすく、与える印象も様々です。

 

        良い印象     悪い印象

ピンク    :可愛い     ⇄   派手・わがままそう

ブルー :爽やか    ⇄    冷たい・薄情

イエロー:明朗     ⇄    派手・強そう

ブラック:オシャレ   ⇄    近寄り難い・怖そう

ベージュ:ソフト    ⇄    地味・曖昧

 

 

後述いたしますが、色のある服は背景とのコントラストによって、悪い方のイメージにとられる場合もあります。

 

 

 

もし、属性がわからず、迷ったら白一択!好みがわかれず、顔色も良く見えるのでオススメです。

 

 

いわゆるスティーブ・ジョブズのような、黒のハイネックにリーバイス501、ニューバランスのスニーカーというスタイルも清潔感があり、ジョブズのおかげなのか、

イッセイミヤケの黒ハイネックのせいか(笑)シンプルでスマートな印象を与えて、嗜好が割れにくいかもしれません。

 

 

 

 

 

 

②髪型・メイク

こちらもいわゆる好感度が重要で、クライアントさんの属性を意識した髪型やメイクがオススメです。

男性もメイクやレタッチ必須ですが、加工やレタッチで白くしすぎたり、肌表面を滑らかにしすぎるとドール感が出てしまい、不自然さが際立ち、逆に不信感に繋がります。

 

 

③アングルや表情

こちらも属性によりますが、正面を向いて、写真の中央にドーンとキメ顔、画面全体に対しての人物の割合によって、自己主張が強そうにみえて、俳優さんやモデル業ではありでも、クライアントによっては向かない場合もあります。

 

 

例えば、教室業においては

 

 「フレンドリーそうか?」

 

「丁寧に教えてもらえそうか?」

 

という視点で見たときに相応しいかが重要です。

 

 

 

④背景

背景と服の色との対比も重要です。

背景によってナチュラル、ゴージャス、エレガント、爽やか、都会的な印象を与えることができます。

 

そして、背景の色と服の色の対比によって、配色の嗜好が分かれます。

 

人は色の組み合わせで印象を判断するので好みが分かれてきます。

例えば、爽やかなグリーンの前で撮っても服がオレンジやピンクだと個性的な印象になります。

 

背景が黒で服が緑なのか、ピンクなのか、白なのかでは全然印象が違いますよね。

 

そういった意味では白い服はやはり万能です。

 

もっというと、ここにトレンドという要素が加わります。

 

髪型、服装、アングル、構図も流行りがあります。

 

プロフィール写真も経年で「古い」と感じてきますので、最低でも2年に1回程度でこまめに更新するのがオススメです。

  

複数枚をプロ目線でセレクトしてもらい、友人や家族、クライアントの属性と近い立場の人で

厳しめかつ、本音で意見を言ってくれる人に選んでもらうことをお勧めします。