起業・独立を目指す際、多くの方が直面するのが「初期費用の高さ」という課題です。オフィスを開設するためには、コピー機、パソコン、ビジネスホン、オフィス家具、インターネット回線など、多くの設備が必要になります。これらを一括で購入すると、数十万円〜数百万円の初期投資が必要となり、貴重な自己資金を大きく圧迫してしまいます。

そこで注目されているのが、「開業支援パック(リース)」です。これは、オフィスに必要なOA機器や家具をセットにして、初期費用0円、月々の定額払いで利用できるサービスです。

本記事では、開業支援パック(リース)を活用してお安く開業する方法を徹底解説します。

  • 開業支援パック(リース)とは何か
  • リース・レンタル・購入の違い
  • おすすめの開業支援パック業者5選
  • 月額料金シミュレーション
  • メリット・デメリット
  • 失敗しない選び方のポイント

この記事を読めば、初期費用を最小限に抑えながら、快適なオフィス環境を整える具体的な方法が分かります。


1. 開業支援パック(リース)とは?

開業支援パック(リース)の概要

開業支援パック(リース)とは、新規開業・独立開業時に必要なOA機器(コピー機・複合機・ビジネスホン・パソコン等)やオフィス家具、各種工事をセットにしたお得なプランです。

主な特徴:

  • 初期費用0円: 購入時の一括払い不要
  • 月々定額払い: リース料金として毎月一定額を支払う(例: 月14,800円〜)
  • 必要な設備がすべて揃う: コピー機、PC、ビジネスホン、デスク、チェア、回線工事などをカスタマイズ可能
  • リース審査あり: スタートアップ企業でもリース審査を通過しやすい業者が多数
  • セットアップ・工事込み: 面倒な設定や配線工事も業者が対応

開業支援パックに含まれる主な設備

分類具体的な設備
OA機器カラー複合機、ビジネスホン、デスクトップPC、ノートPC
オフィス家具両袖デスク、片袖デスク、事務用チェアー、ワゴン、書庫、ミーティングテーブル
回線・工事電話回線、インターネット回線、LAN配線工事、ビジネスホン工事
その他ホワイトボード、シュレッダー、ホームページ制作(オプション)

2. リース・レンタル・購入の違い

開業時にOA機器を導入する方法は主に3種類あります。それぞれのメリット・デメリットを理解して、自社に最適な方法を選びましょう。

項目リースレンタル購入
契約期間3年以上(通常5〜6年)短期可能(6ヶ月〜)なし
初期費用0円0円高額(一括払い)
月額費用中程度高めなし(購入後はメンテナンス費用のみ)
機種選択自由(新品・中古)指定(主に中古)自由
途中解約不可(原則)可能-
所有権リース会社レンタル会社自社
会計処理オフレンバランス経費計上固定資産計上

 

おすすめの選び方:

  • リース: 長期利用予定、新品機器を低コストで導入したい、初期費用を抑えたい
  • レンタル: 短期利用、いつでも解約したい
  • 購入: まとまった資金がある、所有権が欲しい

3. おすすめの開業支援パック業者5選

① アーチ・コミュニケーションズ「開業支援プラン」

  • 公式サイト: https://www.arch-c.com/start
  • 特徴:
    • 初期費用0円でコピー機・ビジネスホン・パソコン・オフィス家具がすべて揃う
    • リース・レンタル・現金契約から選択可能
    • スタートアップのリース審査通過に自信あり
    • 士業(税理士・司法書士・社労士・行政書士)と提携、ワンストップサポート
  • 導入例:
    • コピー機×1、PC×3、ビジネスホン×3 → 月14,800円
    • コピー機×1、PC×6、ビジネスホン×6、事務用机×6、椅子×6、回線手配 → 月25,800円
  • 無料見積もり: 対応
  • おすすめポイント: スタートアップ支援に特化、士業連携でワンストップ対応

② コピホーダイ(スターティア)「開業支援パック」

  • 公式サイト: https://www.41copy.jp/pack/
  • 特徴:
    • 開業準備で忙しい方向けに一括サポート
    • 「まるなげパック」で全て任せられる
    • 「ふらっとプラン」で印刷し放題(定額カウンター料金)
    • 自社サポート実績約20年、取引社数20,000社以上
    • 複合機稼働台数14,300台以上(2019年3月末時点)
  • 導入までの流れ: 最短3営業日で納品可能
  • サポート体制:
    • トラブル時はエンジニアが駆けつけ
    • 定期点検あり
    • 導入後3ヶ月間は毎月1回訪問
    • スターティア訪問サポート(月額1,980円)
  • おすすめポイント: 手厚いサポート体制、印刷し放題プランあり

③ オフィスサポートドットコム「起業バリューパック」

  • 公式サイト: https://www.kigyo-office.com/value-pack/
  • 特徴:
    • 人数や必要なものでパックを選べる(5名用、3名用、ライトパックなど)
    • コピー機・パソコン・ビジネスホン・オフィス家具をカスタマイズ可能
    • インターネット回線・電話回線の手配、内装工事も対応
    • 日本全国対応(北海道〜沖縄)
    • 実際のご契約御見積書を公開中
  • パック例:
    • 5名用DXパック: カラー複合機×1、PC×5、ビジネスホン×5、両袖デスク×1、片袖デスク×4、チェア×5
    • 3名用パック: カラー複合機×1、ビジネスホン×3、両袖デスク×1、片袖デスク×2、チェア×3
    • お一人様ライトパック: カラー複合機×1、PC×1、一般電話機×1、両袖デスク×1、チェア×1
  • キャンペーン: 契約成立でシュレッダー、軽量ラックまたはホームページ作成初期費用(12万円相当)プレゼント
  • おすすめポイント: パック種類が豊富、全国対応、キャンペーンあり

④ コピー機ドットネット「独立起業・応援パック」

  • 公式サイト: https://www.kopi-ki.net/packages/simulation
  • 特徴:
    • 料金シミュレーションで即座に月額リース料金が分かる
    • すべて新品・最新モデルのOA機器
    • 必要なものだけ自由に選べる
    • 面倒な手続き・設定も丸ごとお任せ
  • 取扱商品:
    • 複合機: SHARP MX-2650FN(10.1インチ液晶、ウォームアップ10秒、無線LAN標準装備)
    • ビジネスホン: NEC Aspier UX(2〜4人用 / 4〜8人用)
    • パソコン: デスクトップ / ノートパソコン
    • オフィス家具: NAIKI製(平デスク、事務用チェアー、ワゴン、書庫、ミーティングテーブル等)
  • リース期間: 6年リース払い
  • おすすめポイント: オンライン料金シミュレーションで即座に見積もり可能

⑤ その他の開業支援パック業者

上記以外にも、以下のような業者があります:

  • オフィスバスターズ: 中古OA機器専門、コスパ重視
  • アスクル: オフィス用品通販大手、新品機器取り扱い
  • ダイワンテレコム: ビジネスホン専門、電話回線工事に強い

4. 月額料金シミュレーション

実際の開業支援パックの月額料金例をご紹介します。

パターン1: 1人起業(最小構成)

  • カラー複合機×1
  • パソコン×1
  • 一般電話機×1
  • 両袖デスク×1
  • チェアー×1
  • インターネット・電話回線手配

月額リース料金(6年リース): 約15,000〜20,000円


パターン2: 3人オフィス(標準構成)

  • カラー複合機×1
  • パソコン×3
  • ビジネスホン×3
  • 両袖デスク×1、片袖デスク×2
  • チェアー×3
  • ワゴン×3
  • 書庫×1
  • インターネット・電話回線手配

月額リース料金(6年リース): 約25,000〜35,000円


パターン3: 5人オフィス(DX構成)

  • カラー複合機×1
  • パソコン×5
  • ビジネスホン×5
  • 両袖デスク×1、片袖デスク×4
  • チェアー×5
  • ワゴン×5
  • 書庫×2
  • ミーティングテーブル+会議用チェアー×4
  • インターネット・電話回線手配
  • LAN配線工事

月額リース料金(6年リース): 約40,000〜55,000円


5. メリット・デメリット

メリット

  1. 初期費用0円: 貴重な自己資金を温存できる
  2. 月々定額: キャッシュフローが安定、資金計画が立てやすい
  3. 設備一式が揃う: 個別に選ぶ手間が省ける
  4. 設置・工事込み: 面倒な設定や配線工事を業者が対応
  5. 審査が通りやすい: スタートアップ向けに柔軟な審査基準
  6. 最新機器が使える: リース契約で最新モデルを導入可能
  7. 経費計上可能: 毎月のリース料金を経費として計上できる
  8. 士業連携: 税理士・司法書士・社労士との橋渡しサポートあり

デメリット

  1. 途中解約不可: リース契約は原則として途中解約できない(違約金発生)
  2. 総額は割高: 購入と比較すると、トータルコストは高くなる
  3. 所有権なし: リース期間終了後も所有権は移転しない(再リースまたは返却)
  4. 審査あり: 信用情報に問題があると審査落ちの可能性
  5. 契約縛り: 長期契約(5〜6年)が基本

6. 失敗しない選び方のポイント

ポイント1: 必要なものだけ選ぶ

開業支援パックは便利ですが、不要なものまでセットになっていると無駄なコストが発生します。本当に必要な機器・家具だけを選びましょう。

チェックリスト:

  • □ コピー機・複合機は必要か? (外部サービスで代用可能か)
  • □ ビジネスホンは必要か? (携帯電話・IP電話で代用可能か)
  • □ パソコンは何台必要か?
  • □ オフィス家具は最低限で十分か?

ポイント2: 複数業者から見積もりを取る

開業支援パックの料金は業者によって大きく異なります。必ず3社以上から見積もりを取り、比較検討しましょう。

比較ポイント:

  • 月額リース料金
  • 契約期間
  • セット内容
  • サポート体制
  • 追加工事費用の有無

ポイント3: サポート体制を確認

リース契約は5〜6年と長期になるため、アフターサポートが充実している業者を選びましょう。

確認項目:

  • トラブル時の対応速度
  • 定期点検の有無
  • 修理費用(カウンター料金に含まれるか)
  • 電話サポート・訪問サポートの有無

ポイント4: 審査が通りやすい業者を選ぶ

スタートアップ企業の場合、リース審査が通りにくいケースがあります。スタートアップ支援に強い業者を選びましょう。

おすすめ業者:

  • アーチ・コミュニケーションズ(スタートアップのリース審査通過に自信あり)
  • コピホーダイ(スターティア)(20,000社以上の取引実績)

ポイント5: 士業連携サービスを活用

開業時には、会社登記、創業融資、社会保険手続きなど、専門家のサポートが必要です。士業と提携している業者を選ぶと、ワンストップで対応してもらえます。

連携士業:

  • 税理士(創業融資、会計)
  • 司法書士(会社登記)
  • 社労士(社会保険、労務)
  • 行政書士(許認可)

7. まとめ

開業支援パック(リース)は、初期費用0円で、オフィスに必要な設備を月々の定額払いで揃えられる非常に便利なサービスです。特に、自己資金を温存したい起業家・独立開業者にとって、大きなメリットがあります。

おすすめの開業支援パック業者:

  1. アーチ・コミュニケーションズ – スタートアップ支援、士業連携
  2. コピホーダイ(スターティア) – 手厚いサポート、印刷し放題プラン
  3. オフィスサポートドットコム – 豊富なパック種類、全国対応
  4. コピー機ドットネット – オンライン料金シミュレーション
  5. その他 – オフィスバスターズ、アスクル、ダイワンテレコム

成功のポイント:

  • 必要なものだけ選ぶ
  • 複数業者から見積もりを取る
  • サポート体制を確認
  • 審査が通りやすい業者を選ぶ
  • 士業連携サービスを活用

ぜひ、自分に合った開業支援パックを選び、スムーズな開業を実現してください!


参考リンク