日本HP/HPEの障害者採用とは?

日本ヒューレット・パッカード(日本HP/HPE)は、創業以来「インクルージョン」を企業理念の中核に据え、障がいの有無・性別・国籍で差別されることなく、仕事の成果そのものを評価する文化を実践している世界的IT企業です。

2001年からシードサービスセンター(育成型雇用)を設立し、20年以上にわたり障害者の長期雇用を実現。その実績が評価され、令和5年度 障害者雇用エクセレントカンパニー賞 東京都知事賞を受賞しています。


日本HPの障害者採用プログラム3つの柱

1️⃣ シードサービスセンター(SEED)【育成型雇用・2年間】

対象: 新卒・既卒、就労経験の有無不問
期間: 2年間の契約社員
目的: 実務経験を積みながらビジネススキル・PCスキルを段階的に習得

時期内容
1年目・社会人マナー・ビジネスルール研修
・Microsoft Office(Word/Excel/PowerPoint)習得
・データ集計・資料作成などの基礎業務
・組織の中での仕事の進め方を学ぶ
2年目・より実践的な業務経験
・複数部署からの依頼業務を通じた実践力向上
・自分の適性・キャリア方向性の確認
・ISC/SSCへのステップアップ準備

特徴:

  • 少人数体制(約15名)で一人ひとりに目が届く
  • 人事部をはじめ全社からの依頼業務で幅広い経験
  • コミュニケーション研修・ビジネスマナー研修を並行実施
  • 2年間終了後は面接を経てISC/SSCへ契約更新可能

公式情報: https://www.hpe.com/jp/ja/about/hr/affirmative/seed.html


2️⃣ ISC採用【障がい者契約社員・長期キャリア形成】

対象: シードセンター修了者、または実務経験のある障害者
契約期間: 1年(更新あり・長期雇用前提)
職種: 一般事務職、専門職(データ入力、資料作成、サプライチェーン、営業・エンジニアサポート等)

ISCの3つの魅力:

✅ 適材適所の配属
人事スタッフが本人の希望・適性・個別事情を考慮し、最適な部署にマッチング

✅ 多彩なキャリア選択肢
一つの職場でじっくり経験を積むことも、複数部署で幅広く職務経験を重ねることも可能

✅ 継続的な評価とフィードバック
配属先マネージャが業務管理・評価・デベロプメント支援を実施、人事スタッフが就労環境を整備

公式情報: https://www.hpe.com/jp/ja/about/hr/affirmative/isc.html


3️⃣ 柔軟な勤務体制【ハイブリッドワーク・在宅勤務】

日本HPは2007年からテレワークを全社導入済み。現在は社員全員が活用しています。

働き方の選択肢:

  • 品川オフィス出社(週2〜3日)+ 在宅勤務
  • 完全在宅勤務(職種・業務内容による)
  • フレキシブルな勤務時間調整

メリット:

  • 通勤時間短縮による身体的・精神的負担軽減
  • 通院・リハビリとの両立がしやすい
  • 自分のペースで集中して業務に取り組める

合理的配慮とサポート体制

日本HPでは、障がいのある社員本人の意見を元に、本人とマネージャでサポート内容を決定する方針を採用しています。

施設・設備面のサポート

区分内容
標準設備・バリアフリー新法準拠の「職場環境ガイドライン」
・多目的トイレ(オストメイト設備)
・スロープ・自動ドア
・昇降式デスク
個別対応・拡大読書器などの支援機器
・支援ソフトウェア
・通勤・勤務時間への配慮

サポート体制

  • インクルージョン推進担当(人事)の設置
  • 定期アンケート・個別面談の実施
  • 配属先マネージャ向け「ハンドブック」・研修
  • 産業医との個別面談
  • 災害時の「要援護者避難要領」整備
  • 社員安否確認システム

採用実績と職域

障害種別: 上肢・下肢・体幹・内部・視覚・聴覚・心臓・精神 他
募集職種:

  • 一般事務(データ入力、資料作成、会議設定)
  • サプライチェーンサポート
  • 営業アシスタント
  • エンジニアサポート
  • 専門職(IT、経理、人事アシスタント等)

日本HPの障害者雇用の基本方針

日本HPは、Our Values / Diversity / Affirmative actionという3つの考え方に基づき、次の基本方針を掲げています。

『障がいをもつ社員の就業環境において、障がいによるハンディが見られ、健常者の就業環境と比べて相当大きな差がある場合は、その差を埋め、結果として機会を均等にし、就業環境を公正なものに近づける。』

重要な考え方:

  • 障がいの有無や性別で、期待される成果は変わらない
  • 社員全員に良い成果・高い貢献を求める
  • 本人の努力が不可欠だが、努力で埋められない障がいによるハンディは会社がサポート
  • 社員が主体的に動き、マネージャがそれをサポートするキャリア形成文化

キャリア形成支援

日本HPでは、障がいの有無に関わらず以下のキャリア支援制度を提供しています。

主なキャリア形成プログラム

  • 社内公募制度(全社員対象): 全オープンポジションを公開、未経験でも意欲とポテンシャル重視
  • Job Trialプログラム: 社内他部署の仕事を体験できる社員インターンシップ
  • メンタリングプログラム: 先輩社員によるキャリア相談
  • 四半期ごとの上司との対話: 成長やキャリアについて定期的に相談

応募の流れ

公式サイトで募集要項確認
https://www.hpe.com/jp/ja/about/hr/affirmative.html

応募書類準備
履歴書、職務経歴書(経験者)、障害者手帳のコピー

書類選考 → 面接
※面接時に合理的配慮が必要な場合は採用担当者に事前申告

内定 → 入社準備
人事スタッフと個別面談、必要なサポート内容の確認


アワード・受賞歴

日本HPのインクルージョンへの取り組みは、多数の外部評価を受けています。

  • 令和5年度 障害者雇用エクセレントカンパニー賞 東京都知事賞 受賞(2023年)
  • 2026年度「働きがいのある会社」ベスト20位(Great Place To Work© 中規模部門)
  • Disability IN「Best Places to Work for People with Disabilities」(2024/2025)

参考: 東京都知事賞受賞について


まとめ

日本HP/HPEの障害者採用は、2年間の育成型雇用(シードセンター)→ ISC契約社員 → 長期キャリア形成という明確なステップアップの道筋が用意されています。

日本HPを選ぶ5つの理由:

  1. ✅ 未経験OK・2年間の丁寧な育成プログラム(シードセンター)
  2. ✅ 柔軟な働き方(ハイブリッドワーク・在宅勤務)
  3. ✅ 一人ひとりのニーズに対応した合理的配慮
  4. ✅ 広範な職域と多彩なキャリア選択肢(一般事務〜専門職)
  5. ✅ 20年超の実績と東京都知事賞受賞の信頼性

仕事の成果そのもので評価される文化の中で、自分らしいキャリアを築きたい方に最適な企業です。


参考リンク: