【海外カンファレンス】Salesforce主催 Tableau Conference 2024 参加レポート
- 伊藤 潤平
- 記事制作日2024年5月25日
- 更新日2024年11月10日
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2024年4月にSalesforceがアメリカのサンディエゴで主催した「Tableau Conferencre2024」に参加してきたので、その様子と海外カンファレンスで気になることについてまとめました。
Tableauとは
Tableauは、PCのマウス操作だけで簡単にレポート作成ができ、素早くきれいなダッシュボードを作ることができるセルフサービス型のBIツールです。Excelなどの見づらいデータを一目で判断できる図表にし、短時間で共有できるようにします。弊社でも広告運用やGA4などのWEBマーケティングでデータ分析やレポート作成を行っており、Tableau社の担当者の方と定期的にやり取りさせて頂いています。
そして今回「Tableauカンファレンスに出てみませんか?」と声をかけて頂き、丁度何かしらの海外カンファレンスに出たいと思っていたタイミングだったこともあり、参加することにしました。
渡航前に準備すること
海外へ行く際の持ち物や手続きは、ネットや経験者の助言を参考にし、重要なポイントを押さえることが必要です。私も忙しく十分な準備ができませんでしたが、以下のことだけは忘れないようにしていました。
・飛行機は直行便か1回乗り継ぎが良く、早めのチケット予約が重要
・アメリカ入国には必ずESTAを申請する
・必要書類(航空会社、ホテル、イベント参加証)を印刷する
・滞在先のコンセント形状に合った充電変換機を持参する
・レンタルWi-Fiを事前に申し込み、配送してもらう
電子機器は途中でスマホが使えなくならないように、できるだけ2台用意してPCとともにフル充電の状態で出発するようにしています。
イベントの様子
約200ものセッションと、9000人以上の参加者で大賑わい
日本の大きなカンファレンスも素晴らしいですが、海外には多くの大規模イベントがあり、Tableauカンファレンスもその一つです。約200のセッションがあり、参加者は9000人以上です。
人気スピーカーのセッションでは行列ができ、立ち見やキャンセル待ちになることもあります。Salesforceのアプリで時間ごとの一覧を確認し、お気に入りボタンで受講セッションを選びました。
CEOから最新情報が聞けるメインセッション
どのカンファレンスでも目玉となるイベントはあります。
・最新のテクノロジーや近況をCEO、経営陣が話すキーセッション
・多くの人が普段から知っていて、注目しているイベント
今回もこの2つが注目されていて、事前に多くの人が移動するため着席に時間がかかるほどで、イベント中もすごい熱気でした。最新技術の説明や、新たな提携の話も出てきて、カンファレンスでしか聞けない話や、初めて発表されるトピックにはみんな聞き入っていました。
食事や飲み物の心配は要らない?
カンファレンスでは、朝食、昼食、間食が基本的に「無料」で食べられます。
食事や飲み物の大半が無料のため、会場内にいる間はそれで事足ります。これはありがたいことかと思います。
パーティーなど交流の機会も
期間の真ん中か最終日の前日の夕方からだいたいパーティーが行われるのですが、それも参加者が興味あるイベントです。
頭を使って疲れた後にみな存分に飲んで語り合っており、こういう時しか出ない話も多くあります。
もちろんセッション中にも交流できるスペースは数多くあり、ソファや休憩所などで参加メンバーとおしゃべりしたりPCで他のオンラインMTGに一時参加している人もいました。
海外カンファレンスに関して気になっていることはありますか?
以上がカンファレンスの様子でしたが、多くの人が海外のカンファレンスについて気になると思うことを3つにまとめました。
①たくさんお金がかかるのではないか
「お金がかかるのでは?」と思うかもしれませんが、飛行機代以外はそれほど負担になりません。カンファレンスでは食事や飲み物が提供されるため、費用はカンファレンス以外の活動に限られます。例えば、夜に行きたい場所やレストラン、サンディエゴではペトコパークでのメジャーリーグ観戦などがあります(今回は日程が合わず断念しましたが)。
②英語でうまく会話できないのではないか
「英語が不安」と思う人も多いでしょう。完璧に話せる日本人は少ないですし、うまく話せなくても相手がゆっくり話してくれたり親切に対応してくれることが多いです。そのため、そんなに恥ずかしい想いをすることはないはずです。
自分から話しかけることに慣れていないと難しいですが、「1日10人に話しかけることを目標にする」と良いです。最初は挨拶や会場の歩き方についてなど簡単な質問から始めてもいいですし、専門的なスキルアップを目指すなら「事務的なことで5人、専門的なことで5人」と細かく設定します。
そうしているうちに「パネリストに聞きたいことを、予めノートに図で書いてそれで説明して、あとは英語のコミュニケーションでがんばる」などの工夫も生まれてくるでしょう。
実際にやってみたら知りたかったことがちゃんと分かって(最悪YESかNOで確認するのもできる)自信がつきますので、次はもっと話せるようになります。
③パーティーで孤立してしまわないか
もちろん社交性や勇気も必要かもしれませんが、これも工夫やアイディア次第でどうにかなります。
集団で話に入り込んでいる人達はスルーして、1人で食事をしているシャイそうではない雰囲気の人に話しかけてみましょう。
「こんにちは。今日のイベントについて聞きたいのですが、少し話しても良いですか?」と切り出せば大抵聞いてくれます。次に「どんな仕事をしていますか?」や「そのバッジはどこで手に入れましたか?」と話をつなぎ、興味深い人ならLinkedInでつながりましょう。
この方法でパーティーで初対面の何十人と話して、食べる暇がなかったくらい忙しかったこともあります。
まとめ
以上、海外カンファレンスの体験談を書いてみました。
やはり後から振り返ると、日本にだけいた場合と比べての良い思い出と充実感が残るのは間違いないし、日本に帰った後の今後の日常や英語に触れることへのモチベーションもかなり上がりました。
これを読んで自身の専門分野で海外のカンファレンスへ参加することに興味を持ってもらえれば幸いです。
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