最近流行りのLステップですが、あまり世の中に出ている情報もなく、体系的にまとめられているものも少ないと感じています。

Lステップの学習をしようと思っても、最低10万〜といったようにかなりお金をかけないと学ぶことができません。

そこでこのブログではLステップの初心者の方、Lステップをこれから導入したい経営者の方向けにLステップの全機能を説明していきます。


Lステップが効果的なのは

まずはLステップが効果的な商材やサービスについて解説していきます。

複数のサービスがある場合

複数のサービスがある場合というのは、例えば美容サロンなどで「脱毛」「美白」「脂肪吸引」などのサービスがある場合をさします。

顧客によって興味関心のあるサービスが異なるので、訴求するメッセージや、配信する内容も異なります。

その場合は、アンケートなどでどのサービスに関心があるかということを確認したうえで適切なメッセージを送ることができます。

複数のターゲットがいる場合

複数のターゲットというのは例えば、塾の集客で親と子供など「サービスを受ける人」「サービスにお金を払う人」が異なる場合です。

ターゲットが異なる場合には配信するコンテンツはもちろん、リッチメニューなども変更することが必要になります。

そのため、しっかり回答フォームなどで、どちらに属するのかということを把握した上で適切な運用が可能になります。

リッチコンテンツ

リッチコンテンツという名前は勝手につけましたが、Lステップの運用をより高度にできるような機能になっています。

リッチメニュー

まずはLINE公式アカウントでもあるリッチメニューですが、Lステップの場合は少し異なります。

具体的にLINE公式アカウントと異なるのは以下の部分です。

・タブ分け可能

まずはLステップのリッチメニューはタブ分けが可能です。

1つのLステップ内に複数のリッチメニューを入れておくことができるようになるので、より多くの情報量を入れることができます。

・タップ箇所の設定数

LINE公式アカウントではリッチメニューのタップ箇所は最大で6箇所しか設定することができません。

一方でLステップではタップ箇所を20箇所まで設定できるので、より自由なデザインのリッチメニューを作成することが可能になります。

・セグメント分けが可能

LINE公式アカウントでは全ての友だちに同じリッチメニューしか表示することができませんが、Lステップの場合は既存顧客と新規顧客といったようにセグメントに分けて表示することが可能です。

例えば新規顧客に対してはフロント商品を訴求するリッチメニューを配置して、既存顧客に対してはアップセル、クロスセルをできるようなリッチメニューを配置するという使い分けができます。

回答フォーム


回答フォームはアンケート機能のことです。

回答フォームを使うことで、顧客の情報を収集してタグ付けすることが可能になります。

特にLステップでは診断コンテンツといった、エンタメ要素の強いアンケートを作ることもでき、診断コンテンツを活用することでアンケートの回答率も向上します。


回答フォームの詳細はこちら>>


カルーセル

カルーセル機能は画像とテキストを合わせてパネルとして表示できる機能です。選択肢も3つ以上設定できるため、アンケートとしても活用することができます。

カルーセルはメンバーや商品の紹介など使い方はかなり多岐にわたります。

顧客管理機能

次に顧客管理機能に関して説明していきます。

顧客管理機能はユーザーを分類するために使うことができます。

タグ管理

タグ管理機能は友だちにタグ付けができる機能です。

セグメント配信を行う際に最も重要となる機能になります。

タグはアンケートなどを用いて設定していくことが一般的なので、適切なセグメント配信をしていくためにアンケートの内容は慎重に考えるようにしましょう。

スコアリング機能

スコアリング機能というのは顧客のLステップ内での行動に点数をつけることができる機能です。例えばリッチメニューをタップしたら1点、アンケートに答えてくれたら10点といったような感じです。

顧客の行動を点数化することで、より確度の高いアプローチをすることが可能になります。

Lステップのスコアリング機能には「直近スコアリング」「累積スコアリング」の2つの機能があります。


友だち情報欄


友だち情報欄ではタグ機能では管理できない、友だちによって異なる情報を管理できます。

例えば電話番号やメールアドレスなどです。

こちらもアンケートなどで情報を収集することができます。


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メッセージ機能

メッセージ機能はLステップの基本的な機能ですが、LINE公式アカウントにはないより高度な配信ができるようになっています。

セグメント配信

セグメント配信はその名の通り顧客をセグメント分けしてメッセージを配信することのできる機能です。

LINE公式アカウントでもセグメント配信の機能はありますが、LINE公式アカウントでセグメント分けできるのはみなし属性と言われる、性別や年齢などのみになります。

一方でLステップでのセグメント分けはタグ付けなどによって、より詳細なセグメントに分けることができます。

リマインダ配信

リマインダ配信は特定の日時から逆算してメッセージ配信を行うことができる機能で、セミナーの予約などに使うことができます。

予約の日時から逆算してリマインダ配信を行うことで、出席忘れやキャンセル忘れを防止でき、参加率を上げることができます。


リマインダ配信の詳細はこちら>>


シナリオ配信

Lステップの根幹となるのがシナリオ配信となります。

LINE公式アカウントでもステップ配信という機能ができましたが、LINE公式アカウントでは1日ごとの配信、1時間ごとの設定しかできません。

一方でLステップであれば分単位での設定が可能になります。

運用効率化

Lステップは配信だけでなく運用者の手間を減らしてくれるような機能も充実しています。

オペレータ機能

オペレーター機能は閲覧権限などを制限できる機能です。

例えば複数店舗ある場合など、店舗によって見ることのできる画面を変えたいといったようなニーズに対応できます。

またアルバイトには見せる画面を制限するなどして情報漏洩を防ぐことも可能です。

自動応答

自動応答機能は事前に設定したキーワードに対する返答を自動で返すことのできる機能です。

例えば定休日などのキーワードを設定しておくことで、自動で定休日の日程を返信することができます。


予約管理機能


予約管理機能には「カレンダー予約」「イベント予約」の2つの方法があります。

「カレンダー予約」は複数の日程の中からある日程を選んで予約することのできる機能です。

一方で「イベント予約」は特定の日程の予約をできる機能です。

人数制限などもできるので、セミナーなどで活用すると効果的です。

特にリマインダ配信と組み合わせると効果的なので、2つの機能を使ってイベント開催を自動化しましょう。


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分析機能

URLクリック測定

URLクリック測定とはその名の通りどのぐらいの人がURLをクリックしたかがわかるという機能です。

LINE公式アカウントでもURLのクリック測定は可能ですが、Lステップの場合は誰がURLをクリックしたのかということまでわかるため、URLクリック測定で興味のある人を特定して、セグメント配信することも可能です。

流入経路分析

流入経路分析というのは複数のQRコードを作成することで、どこからLINEに登録したのかがわかるという機能です。

例えばYouTubeからの流入が多ければ、YouTubeに力を入れるといった使い方が可能です。


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サイトスクリプト

サイトスクリプトはLINEから別のページに遷移した時にそのページでの滞在時間がわかるという機能です。

動画のあるページに遷移させた場合には、その動画がしっかりと見られたのか、すぐに離脱してしまったのかという点がわかります。

コンバージョン

コンバージョンは特定のページにタグを埋め込むことでアクセスしたユーザーを特定することができます。

例えばサンクスページにコンバージョンのタグを設置しておくことで、購入者を特定できるのでセグメント配信をすることができます。

クロス分析

クロス分析は2つ以上のデータを掛け合わせることでより詳細な分析ができるという機能です。

例えば流入経路と問い合わせの数値をかけ合わせて分析することで、どの媒体からの流入のコンバージョン率が高いのかということがわかります。


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まとめ

この記事ではLステップの機能を全て紹介しました。

機能を理解するのと使いこなすのでは全く異なりますが、機能を理解することはLステップを始める基礎になるので、しっかりと理解しておきましょう。

株式会社deltaではLステップの構築代行を行っています。

少しでも興味のある方はご連絡ください。