ハイパフォーマンスは気合ではなく“リズム”で作れる?

「最近どうも集中力が続かない」

「パフォーマンスにムラがある」

と感じていませんか?


フリーランスや自営業のように、自由度が高い働き方をしていると、つい生活リズムが乱れがちになります。しかし、仕事の成果を安定して出し続けるためには、“自分のリズム”を味方につけることが何よりも重要です。


そのカギを握るのが、「サーカディアンリズム(概日リズム)」です。
これは、あなたの脳と体が持っている生理的なリズムで、これをうまく使えるかどうかで、仕事の質も生産性も大きく変わります。

サーカディアンリズムとは?簡単に言うと“体内の1日スケジュール”

サーカディアンリズムとは、人間の体に備わっている「約24時間周期の生体リズム」のことです。

このリズムは、脳の視交叉上核(しこうさじょうかく)という部位が中心になってコントロールしており、以下のような機能に影響を与えています👇


  • 睡眠・覚醒のリズム
  • ホルモン分泌(例:メラトニン、コルチゾール)
  • 体温の上下
  • 集中力・注意力のピークと低下


つまり、どんなにやる気があっても、「今はパフォーマンスが下がる時間帯」には、生理的に集中しづらい仕組みになっているということです。

逆に、リズムを理解し、合わせた働き方をすれば、自然とハイパフォーマンスな時間帯に仕事ができるようになるのです。

朝型と夜型、それぞれのピークタイムを知ろう

サーカディアンリズムの特徴のひとつに、「人それぞれピークタイムが異なる」という点があります。

これはクロノタイプとも呼ばれ、遺伝やライフスタイルによって、

  • 朝に強い人
  • 夜に強い人

の2つに、自然と分かれます。

■ 朝型タイプ(モーニング型)

  • 早寝早起きが得意
  • 午前中に集中力のピークが来る
  • 夜は早めに眠くなりやすい

→ 午前中が、最もパフォーマンスが高い時間帯になります。そのため、午前中に重要な仕事やクリエイティブなタスクを入れると効果的です。

■ 夜型タイプ(イブニング型)

  • 夜になると頭が冴えてくる
  • 朝はスロースタートで調子が出にくい
  • 就寝・起床時間が遅め

→ 午後〜夜にかけてパフォーマンスが上がりやすくなります。そのため、朝はメール処理やルーチン作業など“軽め”の業務を行い、集中力が必要な作業は午後からにすると効果的です。


朝方・夜型のどちらが優れているという話ではなく、自分のクロノタイプを知り、それに合わせて重要な仕事を当てることがポイントです。

リズムを整える最重要習慣:朝に光を浴びよ

サーカディアンリズムを整えるために、最も効果的かつシンプルな方法が「朝に光を浴びること」です。


人間の体内時計は、自然の24時間よりも少しだけ長く設定されているため、放っておくとだんだん“後ろズレ”していきます。それをリセットし、毎日リズムをリスタートさせるスイッチが「太陽光」なんです。

そのため、朝起きたら、まずカーテンを開けて光を浴びましょう。可能であれば5〜15分ほど外に出て散歩できれば最高です。


  • スマホよりも先に、太陽光を浴びる
  • 曇りの日でも、屋外の光は室内照明の10倍以上の強さ
  • 光を浴びると、14〜16時間後に自然な眠気がくる
  • 朝の光は、夜の眠気もコントロールしてくれる万能スイッチ


「朝日を浴びる」をルーティンにするだけで、1日のリズムが驚くほど整います。

自分の“最強の時間帯”を味方につけよう

ハイパフォーマンスを出し続けるために、必要なのは「努力」や「長時間労働」ではありません。

大事なのは、自分のリズムに合わせて“いつ何をするか”を戦略的に選ぶことです。


サーカディアンリズムを理解し、整え、活用することで、集中力や判断力、創造性を最大限引き出すことができます。その結果、常にハイパフォーマンスで活動することが可能になります。


フリーランスや自営業という自由度の高い働き方だからこそ、体内リズムを味方につける戦略的な働き方を始めてみませんか?

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