YouTubeチャンネルの運用、コンサルティングをしている高橋です。

今回はYouTube撮影に必要なものについてご紹介、解説していきます。


YouTubeに動画をアップロードしていくために必要ものに、撮影、動画編集、サムネイル制作、投稿設定があります。

それぞれの工程でどんな準備が必要なのか、注意点はどこなのかを徹底解説していきます!



撮影前に準備するもの


<機材>

・カメラ

・三脚

・SDカード

・マイク

・照明


<内容について>

・台本や構成の用意


構成について


テレビなどではよく起承転結が大事と言われますがYouTubu撮影でも起承転結を意識しましょう!


起(導入)

・OPに当たる部分になります。

・YouTubeの視聴者にはOPを飛ばしてみる人がとても多いです。

・短ければ15秒、長くても1分以内にOPを終わるようにしましょう。


承(本題)

・話の本題にすぐに入った方がいいです。

・そして、話の展開を初めに視聴者に提示し見やすくすることが大切です。

例)「本日お話ししたいのは〇〇についてです」

  「〇〇の▼▼について3つの視点から説明していきましょう」


転(話を膨らませる)

・実はYouTubeでは承と転が一緒になっていることも多いです。

・ここでは、先に提示した本動画の主旨の付属する話や内容を詰め込むといいと思います。


結(結論)

・エンディングに当たる部分になります。

・ OPと同様にエンディングが始まる前に動画の再生をやめてしまう人はとても多いです。

・なので、OPと同様、短く簡潔にすることが大事です。



YouTubeの撮影に必要な機材4つ


YouTubeの動画作成自体は、スマホひとつでもできます。

しかし、他のチャンネルよりも一つ上のクオリティーを見せるのであれば必要に応じた機材の準備が必要でしょう。

どんな分野でも、良いものを求めていけばキリがありません。撮影用機材にしても同じことです。基本さえ押さえておけば、自分に合った機材を見つけることも容易です。


1.撮影用カメラ

YouTubeの要は動画の映像です。数秒から1分~2分の短い動画などは、スマホのカメラでも十分が、画質が低いと、視聴者を引き付ける力が弱くなります。スマホを使う場合には、カメラ機能を確認してから購入することが重要です。iPhoneであれば、iPhone10以降を目安にするとよいでしょう。


より凝った動画や長めの動画を作成したいのであれば、一眼レフカメラ・ビデオカメラ・アクションカメラなどから、撮影内容に適した高画質のカメラを使用します。


2.三脚

カメラを固定して撮影する場合に必要なのが三脚です。三脚があれば、ブレを抑えられるだけでなく、傾きのない写真や動画を撮影できます。

三脚を使用するだけで一つ上の映像を目指すことができます。


3.マイク

カメラ内蔵のマイクもありますが、クリアで音質のいい動画を作成したいのでれば、外部マイクの利用をおすすめします。

内臓マイクで録音した音声は、さまざまなノイズが交じり、肝心の音がよく聞き取れないことも少なくありません。外部マイクは、聞きたい音をクリアに録音するための必須アイテムと言えるでしょう。

マイクが向いている方向の音をしっかりとキャッチするガンマイクは、人の声を収録するのに向いています。口紅サイズのワイヤレスマイクは、動きながらの撮影に最適です。


4.照明

映像のクオリティを上げるためには、照明も必要です。

カメラの設定で明るさを補正することはできるのですが、その分映像にノイズが乗ってしまい、画質が落ちてします。画質が落ちていくと見ている視聴者にも不快感を与えてしまうことになり必須なアイテムです。

肌の質感などもきれいになるため、多くの人気YouTuberが照明にこだわるのもうなずけます。


5.SDカード

SDカードはカメラで撮影し記録をしておくものになるます。なんでもいいように見えがちですが、実が最低限必要なスッペクのラインがあります。

撮影やカメラの機種によって変わってくるのですが、動画を撮影するためには必要な知識になってきます。

一生使えるものに思われがちですが、SDカードの賞味期限は2〜3年と言われています。使用頻度にも変わってきますが2年使用したら新しいものを購入することをおすすめします。



撮影時おける注意点3つ


①カメラの設定


まず、カメラ設定には以下の3大要素について説明します。

ここの設定さえ抑えれば撮影した後に素材がだめになっていたと言うリスクを減らすことができます!


1.  シャッタースピード(SS)

2. F値(絞り)

3. ISO感度








1. シャッタースピードとは


「どれだけの時間、シャッターを開いているか」という設定項目で、被写体の速さに合わせることでブレを調整できます。

撮影する地域によっても気にしないといけないことがあります。

具体的には、東日本と西日本で最適なシャッタースピードの設定が異なるのです。蛍光灯の光は肉眼に見えない速度で秒間に数十回以上もの速さで点滅をしています。

その点滅回数は、僕たちの身の周りにあるコンセントに流れている交流電源の周波数によって決まります。その影響を受けたノイズをフリッカーと呼びます。

フリッカーを防ぐためにシャッタースピードは

東日本なら100、西日本ならば1秒間に120にすることがおすすめです。



2. F値・絞りとは


「光を取り込む量」を調整する項目ですが、同時にピントが合う範囲の広さを調整できます。一眼ならではのボケみに深く関わる要素ですね。

【理想の数値】

基本的に一番数字が小さい状態にしておけば問題ありません



3. ISO感度とは

「カメラに取り入れた光の信号をどのくらい増幅させるのか」を設定する数値で、ISO感度を上げることによって多少の暗い場所でも明るい映像を撮影できます。

【理想の数値】

まずは基本の100少し上げた400、800かなり上げた 1600、3200

どんなに高くても6400あたりで抑えましょう。

それ以上になると映像にノイズが入ります。

それでも暗い場合は照明をしっかりと当てましょう 



②構図について


構図を作る上で注意する点

①顔をど真ん中に持ってきてはいけない

初心者がやりがちで、良くない構図の1つに「日の丸構図」というものがあります。

これは画面の真ん中に人物の顔の中心を持ってくる構図です。

日の丸と同じような構図なので、日の丸構図と呼ばれています。


人の頭の上に無駄な空間があり、あまり収まりのいい構図ではありません。コツは人物の頭を少し上に持ってくることです。こうする事でバランスの取れた見やすい構図になります。

グリッド線を活用するといい構図を作れます

上のイラストにも出ている縦横2本ずつの線をグリット線といいます。

これは構図を作る上でとても大きな役割を持ちます。

<いい例>

このように、上の横線に人の目線が重なるように撮影するといい構図になります。


②三分割法

写真や映像を上手に撮る為の方法として「三分割法」というものがあります。

先ほど説明したグリッド線を使用し、縦横を3分割にして、その線が交わる部分に人物の顔や、注目させたい被写体を持っていく手法です。

中央から被写体をずらすだけで、簡単に、おしゃれな構図を作成することができます。

グリッド昨日は最近のカメラには大体ついていますので、設定から「グリッドを表示」を選び表示させてみましょう




③目線を気をつける

引用:パパラピーズ

次に、YouTube撮影で気を付けたいポイントは「目線」です。

撮影する時は被写体の目線とカメラが平行、もしくはカメラが少し上になるようにセットしましょう。

被写体がカメラを見下ろす状態にならないように意識することが大切です。

上からカメラを見下ろすようにして撮影された動画は視聴者に威圧感を与えやすく、印象もよくありません。

カメラを三脚や一脚で設置する場合は被写体との距離も大事ですが、目線の高さにも気をつけてください。



④ジャンルの雰囲気と明るさを揃える

引用:あるごめとりい

撮影する時は動画のジャンルの雰囲気に合わせ、場所の明るさを調整しましょう。

怖い話をしているのに明るかったり、爽やかな話を暗いところでしても話が入ってこないですよね?

ですので、不気味さを演出するのであれば、部屋は全体的に暗くして顔周りだけライトで照らすといいでしょう。

反対に、清々しさや爽やかさを演出するのであれば、明るい部屋や晴れた日に屋外で撮影するのがおすすめです。



③尺について

撮影時の尺によって編集の手間が変わってきます。

手間がかかり過ぎてしまう動画はクオリティーもその分落ちてきます。

YouTubeでは適切な尺があるのでそちらを意識して撮影に挑みましょう!


ベストな動画の時間

YouTubeの動画では8分〜15分程度

それは視聴者も飽きずに見ていられる時間となっています。

この間の時間を目指して撮影してきましょう

※バズらせる目的であれば3分以内の動画が良いとされています。


撮影時の尺から編集後の尺の目安

撮影時の尺:20分から30分→編集後:8分

撮影時の尺:25分から40分→編集後10分くらい 

撮影時の尺:35分から40分編集後に15分~20分

必要もないのに長回しをするとその分、編集に時間がかかってしまうので、あらかた話す内容をしっかりと決めて撮影に挑むことが大切です。



【まとめ】


まずは撮影をしてみて改善していくことを習慣化させましょう!


機材を買う前でもスマートフォンで撮影してみたりして、一度撮影をしてみると、足りない物や、改善点が見えてくると思います。


YouTubeでは動画をアップするタイミングは自由ですので、試しにやってみてトライアンドエラーを繰り返すことが大事です!

ぜひ、この記事を参考に撮影に挑戦してみてください!



また、自分の方でも動画編集1本から〜チャンネル運用まで比較的安くご依頼を承っていますので、何か質問・相談などあればプロフィールのメールアドレス、もしくは電話番号よりぜひお問い合わせください。


最後までご覧いただきありがとうございます。