こんにちは、現役の大学生と一緒に新卒採用支援を行っている高村 一光です。

(他にも営業支援・マーケ支援を行なっています)
 

この投稿では採用コンサルティングで『何をやったらどうなったのか』をリアルタイムで発信したいと思います。新卒採用に関わる総務や人事の方、経営者の方に参考になれば嬉しいです。

 

※今回のクライアントは関東の老舗専門商社の企業様です。採用担当者もいない状態で、総務の方が兼任をしているだけで何も改善がなされていませんでした。手法はナビサイトだけです。


 

オンライン説明会では学生との距離の取り方が難しい

 

まず始めに想像していただきたいのは、オフラインの説明会と

オンラインの説明会の違いです。

 

対面(オフライン)の会社説明会では、目の前に座る人に少し話を振ることも容易にでき、

双方向性のコミュニケーションは取りやすいと思います。

 

しかし、最近の新卒採用活動ではコロナの影響でほとんどの企業が『オンライン説明会』になりました。

これがまた難しい。

 

なんといっても距離感が掴めないんです。てかほとんど画面OFF。

オフラインだったら顔の表情やリアクションで少し話の軌道修正もできますが、

画面OFFだとリアクションも分からないので、結構一方的な地獄のような時間が続いてしまいます。


リアクションがないからギャグも言えない。淡々と話すことしかできなくなる拷問です。
 

個人的には、画面OFFにする意味があまり分からないのですが(学生も印象に残した方が得だと思うので)、ここは時代と共に変化を強いられている部分だと割り切って対策をしていく方が良さそうです。

 

でも気になるので学生に聞いてみました。

 

学生は説明会は画面OFFでも良いと思う人が多い

 

実際の現役大学生に聞いてみると、「説明会のタイミングではまだ志望度も高くないし、『とりあえずエントリーしておこう』という熱量の学生が多いから画面OFFが多いかも知れません」とのこと。

 

なるほど、画面のON/OFFは即ち志望度の高さですか。


実際に選抜型のインターンシップや、優先案内があった会社説明会や自分の興味のある会社の説明会では画面をONにする学生も多いと思います」とのこと。

 

やはり、志望度ですね(泣)。

 

つまり上に書いた学生側の気持ちと、人事側の『会社説明会に来てもらってからウチに興味を持ってもらって選考に進んでもらいたい』という説明会に臨む気持ちとのギャップが激しいわけです。これはどうにかしたい。

 

ともあれ、会社説明会エントリー時の気持ちのコントロールは難しいので、やはり会社説明会の本番でどうにかするしかないと思っていました。

 

今回はそんなクライアントの悩みに対して行なった施策です。

 

 

私たちがやったことはこちら

 

・現役の大学生に「内定者」の設定で、当日の説明会参加のファシリテーションをしてもらい説明会を盛り上げる

…人事の方と掛け合いをしたり、参加者にチャットや画面ONの促しをしたり。
 

・説明会リマインドメールに当日のアジェンダを細かく記載して当日のイメージを持たせる

…「創業100周年を迎える当社の概要説明」→「100年間、安定経営を続けられた理由を説明します」や「100年続く顧客基盤をどう作ったのか、ビジネスモデルをお伝えします」など変更。
 

・会社説明会資料に『FAQ』と『選考期間や選考で聞く内容』を追加

…疑問を解消することと、応募しない理由を潰すため。

 

・既存のWEB媒体、ハローワーク、大学などと連携して露出を増やす

…ナビサイトだけでは厳しいため。

 

これかなり効果あります。特に1つ目。
 

まずファシリテーターを行う人がそもそも学生で、かつその学生が画面ONで参加するので『画面ONが当たり前』という雰囲気を作れますし、そこで学生からトドメに「画面ONでお願いします」という一言でほぼ100%の画面ONを実現できました。

 

また、説明会中も積極的に質問をすることで双方向性が担保されると思ったので、参加者に質問を振ってもらいました。そこに採用担当の方から「質問はチャットでいつでも受け付けています」との一言もあればよりチャットが加速します。

 

また、これもあるあるだと思うのですが「質問はございますか?」と聞いても「シーン・・・」となる光景。地獄です。

 

だからもうこっちで用意しておきます。
学生によく聞かれる質問はこちらです」と。


学生の多くは質問を言語化できていません、

なんとなくぼんやり不安があるだけで、『何が分からないか分からない』という状態なんです。


なので、こちらから用意しておいて回答する形を取れば満足度を高く得やすいですし、

付随する質問を誘発することにもつながります。

 

結果

 

そんな風に行った結果、双方向性のコミュニケーションは円滑に行われ、

選考に進んでみたくなった』ということで別の記事にもあげていますが、

高評価を獲得できています。

 

まだ始まったばかりなので数値改善率は高くでますが、

もっとデータ溜まってきたらまとめて報告したいと思います。

 

それでは。