オウンドメディア運営のポイントとは?~結果を出すためのポイントを徹底解説!~
- 大野 隼
- 記事制作日2022年10月6日
- 更新日2022年10月6日
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こんにちは!
株式会社エイト代表取締役の大野(@eight_ceo)です。
オウンドメディアとは自社で運営するメディアの総称であり、主に企業課題を解決するためのブログやWebサイトのことを指します。
しかし、昨今オウンドメディアは情報を発信するだけのツールではなく、企業の収益増加や集客、事業への貢献度といった視点で運営することが重要です。
オウンドメディアと類似するツールとして「商業メディア」がありますが、商業メディアはユーザー数やデータ量などを重要視しますが、オウンドメディアは事業課題の解決などを目的としているため、ユーザー数などが多かったとしても成果が出るとは言い切れません。
ですので、オウンドメディアと商業メディアは異なるということを頭に入れておくと良いでしょう。
では、オウンドメディアで結果を出すためにできること、そして運用するにあたって重要なことを具体的に説明していこうと思います。
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オウンドメディアで結果を出すために<ポイントを5つご紹介!>
オウンドメディアを運用時に注意するポイントは下記の5つあるので、順番に解説していきます。
- 運用目的・ミッションの明確化
- 成果指数の設定
- 戦略設計
- .実行のための体制・プラン
- 正しい評価
1.運用目的・ミッションの明確化
冒頭でも説明したとおり、オウンドメディアの本質は事業課題を解決のためのWebサイトであることであり、そのことから運営で1番重要なのは「目的の明確化」です。
企業の課題は事業内容によって異なるので、まずはどのような課題を解決するのか<ミッション>を定義し、社内で共有をしましょう。
また、運用中も常に目的(ミッション)の達成に向かっているかの確認も忘れずに行います。
ミッションの明確化ができたらミッションを言語化して、経営陣や責任者などと共通認識しておくと、目的がブレずに全員で目的達成へと進むことができるのでオススメです。
2.成果指数の設定
運用目的が明確化されたら、達成に向けての度合いを具体的な指数として定義します。
このときに注意したいのが、その指数の達成で本当に課題解決に近付いているかということ。
例えば、商品購入数などは売上で数字化するので分かりやすいのですが、ブランド認知度やリピート率は売上などに直結しないので、利益拡大を課題としている場合はどのように紐付くかを明確にした上で設定することが必要です。
そのため、事業の成長段階などに応じて「中間目標」を設定し、いつ・どのような状態になっていたら(達成していたら)良い評価だと判断するかを定めると良いでしょう。
達成度合いを知るために成果指数を設定しますが、その先に必ず事業目的の達成があるということを忘れないことが大切です。
3.戦略設計
目的・成果指数が定まったところで、完遂するための戦略設計を行います。
この戦略設計次第で結果が変わるといっても大げさではないでしょう。
成果達成に繋げるためにはむやみに記事を作成することや「キーワードで1位になる」といった曖昧な戦略設計をするのではなく、どのような内容・文字数の記事が良いのか、どのキーワードで1位を獲得すべきかなどの具体的な戦略設計が必要です。
また、「やるべきこと」を決めるために戦略を立てますが、同時に「やらないこと」「諦めること」を決めることも重要です。
様々なことができるオウンドメディアだからこそやるべきこと・やらないことをしっかりと絞った上で実績を重ねていくことが、オウンドメディア運用の成功への近道となるでしょう。
4.実行のための体制・プラン
理想的な戦略設計ができたとしても、実行できなければ意味がありません。
ですので、具体的なプランニングをして運用体制を作った上で運用を進めます。
プランを立てるときのポイントは、最初から完璧な計画を立てようとしないこと。
場合によっては小さな目標達成を目指し、まずは目の前の成果達成を目指しましょう。
その後の成長度合いによって人材確保や社外パートナーなどの外部リソースを活用することも検討してみてください。
基本的に最初に立てたプランは予測できない事態が起こったりするため、完全に思い通りに進むことはありません。
そのため、まずは必要最低限の体制・プランを立てて実行していきましょう。
予測できない事態が起こった場合などのことも考え、その都度改善をしていくことがオウンドメディアの運営には欠かせないポイントなのです。
5.正しい評価
オウンドメディア運用の正しい評価ができることが、成果指標達成をいち早く遂げるための重要なポイント。
設定指標の達成・未達成の振り返りやその原因の分析をして次の行動を決めましょう。
そして評価するときは、たくさんの指標を見過ぎないように気を付けます。
指標が多すぎると混乱する原因にもなり、意味のない分析に時間を掛けてしまうだけでなく、必要な分析ができない可能性も出てくるでしょう。
戦略設計をして取るべき行動を決めたはずなのに、それがきちんと実行されなければ全て無駄になってしまいます。
見るべき指標がなるべくシンプルで明確になっているかを確認し、成果に繋がる行動をしましょう。
オウンドメディア運用において重要なこと
オウンドメディア運用で成果を出すための戦略の1つとして、ユーザーが必要とする情報、そして特定の企業が発信することに意味のあるコンテンツを運用すること、つまり質の良いコンテンツの運用が大切です。
そのため、戦略設計と併せてコンテンツマーケティングについて理解しておくことも必要不可欠となり、中でもオウンドメディア運用と相性の良い「コンテンツSEO」の運用が良いとされています。
ここからはコンテンツSEOについて解説しようと思います。
コンテンツSEOとは?
コンテンツSEOとは、ユーザーの課題や悩みなどに対して正確に応えるような良質なコンテンツで検索上位を獲得するための施策です。
コンテンツSEOを運用する上で重要なポイントとして、
・キーワード設計
・質の良いコンテンツ制作
・コンテンツの改善・改修
この3点が挙げられますが、1番重要なのが「キーワード設計」。
キーワード設計とは、高評価・上位を狙うためのキーワードを選定することであり、オウンドメディアで説明した「戦略設計」と同じようなものです。
このキーワード設計によってコンテンツSEOが成功するかが決まります。
しっかりとキーワード設計ができたらコンテンツの制作や改善・改修などを定期的に行い、良質なWebサイトを作り上げていきます。
コンテンツSEOは正しい手順で行うことが重要であり、初心者の方だと少々難しいかもしれません。
社内でコンテンツSEOを利用する場合はツールなどの活用を検討してみても良いでしょう。
まとめ
何度もお伝えしているとおり、オウンドメディアの目的は事業課題を解決することなので、「競合会社が始めたから」「よく耳にして気になっていたから」など、目的もなく始めることはやめましょう。
また、「オウンドメディアを運用すること」が目的になってしまうと、その後の発展は見込めません。
オウンドメディアを検討中の企業は、まずは「解決したい課題」と「解決手段としてオウンドメディアが本当に有効なのか」を1度考えてみてください。
「すでに運用しているけどなかなか成果が出ない・・・」という場合は今回お話しした5つのポイントを改めて見直し、より良い運用ができるようにしていきましょう。
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