こんにちは!


株式会社エイト代表取締役の大野(@eight_ceo)です。


E-A-Tという言葉をご存じですか?


昨今、Google検索のアルゴリズムが非常に高度化した影響で、検索結果の上位に表示させるためにはE-A-Tを満たすことも非常に重要になっています。


今回は、E-A-Tとは何か、SEO対策の関係性や、ユーザー満足度の高いコンテンツを提供するために必要なことを、順に説明していきます。


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【E-A-Tって何?】

Googleの「検索品質評価ガイドライン」に載っています。


Google「事実が分かりやすく、専門性の高いコンテンツ」を求めており、Google検索の上位に表示させるためには、高い評価を得られるWebサイトを作りましょう。


■検索品質評価ガイドラインについて

検索品質評価ガイドライン」は、Googleが公式に公開しているものです。


元々は社内のみに公開されていましたが、2015年の一般公開以降、常にアップデートされています。


本記事ではE-A-Tについて説明していきますが、より専門的に知りたい方は読んでみましょう。


それでは、ここからはE-A-Tの3要素、Expertise(専門性)、Authoritativeness(権威性)、 Trustworthiness(信頼性)について、詳しく紹介します。


■Expertise(専門性)

最初に意識すべきものです。何か専門的な内容で作られているWebサイトかどうか、という点が評価につながります。


例えば、資産運用について記事を公開するなら、銀行員が書いた記事だと紹介すると検索結果の高い位置に表示される可能性が高くなります。


なぜなら、専門家の記事だったり、その分野に特化したWebサイトが載せている情報なら記事の信憑性も高い、とGoogleが判断しているためです。


専門性の高いWebサイトはあとに続く残りの要素「権威性」「信頼性」にも紐づいてきますので、最も重要な要素なのです。


■Authoritativeness(権威性)

誰が見ても「このコンテンツの内容は正しい」と思えるかどうか、ということです。


権威性が分からないという方は、お医者さんを思い浮かべてみましょう。


体調が悪いときは医師の診断を仰ぐと思います。そして診断にしたがって行動する方が多いのではないでしょうか。これは医者という地位を持った人物である、という事実が信頼性を高めているためです。


専門性の高い分野で、世間的に信用を得ているかどうかが権威性に関連していきます。


しかし、権威性は信頼や実績を得なければいけませんが、一朝一夕で身につくものではありません、長期的に根気強く運営していきましょう。


■Trustworthiness(信頼性)

そのコンテンツは多くの人が信頼しているかどうか?です。


例えば名前の分からない、個人の発言と公共機関が発信している情報だと、後者の情報を信用すると思います。


あなたが調べ物をするとき、「誰が発信した情報なのか」をまず気にすると思います。


あなた自身のWebサイトも、見る人が安心するよう、運営者情報やプロフィールをしっかりと書きましょう。


【E-A-Tが重要視されるのはなぜ?】

そもそも、なぜE-A-Tが重要視されるようになったのでしょうか?


それはインターネットの普及により、悪質なWebサイトが増えたことと、Googleの検索システムの精度が非常に高くなったことが理由に考えられます。


SEO対策をしようとしたときに、以前は検索システムも精度が低かったため、Webサイト内に検索キーワードを入れるだけで結果として反映されやすかったです。


しかし、そのせいで間違った情報が載っているWebサイトでも検索上位に表示されてしまうことがありました。


そこで、Googleは検索システムに大幅なアップデートをかけて、Webサイトを構成するコンテンツの品質が検索結果に大きく響くようにしました。


Googleの基本方針は「ユーザーが有益な情報を得られること」「情報は正しいものであること」です。


これをかなえるため、検索システムはアップデートされ続けています。


【SEO対策だけではダメな理由】

SEO対策をしてGoogleの検索結果の上位に表示させようとするとき、Googleの品質評価ガイドラインを押さえることが大切です。


そして、その品質評価ガイドラインで重要視されているのがE-A-Tです。


品質評価ガイドラインは、Googleが正式に公開しているものですので、その内容に沿ったコンテンツを作成したら高く評価され、検索結果の上位に表示される可能性が高くなります。


逆に、このガイドラインが満たされないWebサイトは検索結果から除外されてしまう場合があるのです。


ですが、E-A-Tが重要視されているからといって、E-A-Tだけ満たせばいいわけではありません。


SEO対策も品質評価の対象になりますので、SEO対策、E-A-Tそれぞれを意識しましょう。


【YMYLを知ろう】

TMYLとは「Your Money or Your Life」の略称で、直訳すると、「あなたのお金と人生」という意味になります。


Webサイトでは様々な情報が扱われますが、「TMYL」に該当するWebサイトはE-A-Tの中でも特に「信頼性」が重視されます。


検索品質評価ガイドラインの記載を見てみましょう。


We have very high Page Quality rating standards for YMYL pages because low quality YMYL pages could potentially negatively impact a person’s happiness, health, financial stability, or safety

(日本語訳)低品質のYMYLページは潜在的に人の幸福、健康、経済的安定、または安全に悪影響を与える可能性があるため、YMYL領域のページ品質評価基準は非常に高くなっています。


引用:「検索品質評価ガイドライン」より


ガイドラインに則り、「人の幸福、健康、経済的安定、または安全に悪影響を与える」可能性のあるページは、主に以下の分野になります。


  • 健康や病気・薬・メンタルなどの医療
  • 遺言書の作成や裁判など、法律
  • 年金や税金、投資などお金の情報
  • ニュース記事や国民が知るべき公式な情報
  • その他YMYLに関係するもの


上記のようなYMYLに該当する情報を扱うWebサイトで「信頼性」がないと判断されると、検索結果の順位に大きな影響が出る場合があります。


さらに、その中でも特に厳しいのは医療系です。


Medical search results should be high quality,authoritative, and trustworthy.

(日本語訳)医療に関する検索結果は、権威性、信頼性、高品質でなければなりません。

引用:「検索品質評価ガイドライン」より


上記引用に記載されているように、医療は間違った情報を載せてしまうと、見てしまった人の健康に害を及ぼす可能性があります。それを防ぐためにもE-A-Tを満たすことが重要なのです。


なぜYMYL分野でE-A-Tが重要視されるようになったのか?、それは「WELQ問題」が関連しています。


「WELQ」は医療や健康に関する情報をまとめたWebサイトで、他サイトの無断引用や、根拠のない素人が書いた情報が多く掲載されていました。


当時の検索システムでは精度が低く、「信頼性」を損なう内容でも検索結果が優先されてキーワードと関係のない情報が上位に表示されたため、見てしまったユーザーの生活や健康に悪影響を与える可能性がありました。


そこで、検索順位を決めるアルゴリズムが大幅に更新され、E-A-Tも重要視されるようになりました。


それにより、E-A-Tを満たしていないサイトは検索順位を大きく下げる結果となったのです。また、その影響で閉鎖せざるを得なくなったWebサイトも存在します。


E-A-Tを満たしたWebサイトの作り方12選

E-A-Tの重要性が分かったところで、実際にE-A-Tを満たしたWebサイトを作るためにはどうすればいいのか説明していきます。


できることからはじめてみて、高品質なコンテンツを発信できるようなサイトを目指しましょう。


その1.他にはないあなただけの情報を載せる

上記と紐づきますが、Googleは、ほかのWebサイトには載っていない情報を求めています。


一般的な内容を書く時も、あなた自身の経験を踏まえて、情報を補足しましょう。


そうすることでE-A-Tが高まります。


また、専門性が足りないと感じた場合は、その分野の専門家に「監修」してもらった記事を掲載しましょう。


例えば、医療関係を取り扱う際、お医者さんなどに依頼して記事を確認してもらいましょう。コメントを貰うのも良いです。


そうすることで信頼性が高まります。


その時、記事の中に監修者の情報を記載するのを忘れないようにしましょう。


その2.幅広いテーマを扱わない

幅広いテーマを取り扱ったWebサイトにすると、専門性が下がってしまいます。


自分の経験や実績を思い出しながら特定のテーマを決めて、Webサイトを作りましょう。


その3.誰がそのサイトを作ったのかは重要視されます

企業が運営するWebサイトや、個人の運営するWebサイトでも、運営者の情報をしっかりと掲載しましょう。


こがWebサイトを運営しているのか、誰が書いた記事なのかはユーザーを安心させる要素になります。


Every page belongs to a website, and it should be clear:

● Who (what individual, company, business, foundation, etc.) is responsible for the website.

● Who (what individual, company, business, foundation, etc.) created the content on the page you are evaluating


(日本語訳)

すべてのページはWebサイトに属しており、以下について明確である必要があります。

● Webサイトの責任者(個人、会社、ビジネス、財団など)。

● 評価対象のページのコンテンツを作成した人物(個人、会社、ビジネス、財団など)。

引用:「検索品質評価ガイドライン」2.5.2 Finding Who is Responsible for the Website and Who Created the Content on the Pageの箇所より


また、運営者の情報に加えて、ECサイトなど顧客とのやり取りが発生するサイトでは、お客様が運営に連絡が取れるように問い合わせフォームや電話番号などを記載するようにしましょう。


ユーザーにとって、運営が見える状態にすることが大切です。


以上をまとめると、下記項目を満たすことを意識しましょう。


  • 著者個人のプロフィールページには、実績や経歴を記載

  (加えて、SNSをやっているならそのリンクを、著者自身が記事などで紹介されている場合は、掲載情

   報も載せるとより信憑性が増します)

  • 著者情報はサイトTOPだけでなく、各コンテンツのページでも見れるようにする
  • もちろんSNSにもプロフィールはしっかりと載せる
  • ユーザーがWebサイトの運営者に問い合わせできるような窓口を用意する


その4.whois情報

Whois情報とは、Web上の戸籍標本のようなものです。


Webサイトのドメインを取得するときに取得した企業名などが公開されます。


個人のサイトは該当しない場合がありますが、特に企業運営のサイトはWhois情報を公開するようにしましょう。


その5.SSL対応はするべき

SSL対応することで、インターネット上での通信が暗号化されます。


特に個人情報のやり取りが行われるECサイトなどは、必ずSSL対応しましょう。


ユーザーとサーバー間のデータ通信が暗号化されますので、個人情報の流出などが防げます。


逆に、SSL対応されていないWebサイトは信頼性が損なわれますので、未対応の場合は早めに検討するべきです。


ちなみに、SSL対応はGoogleの検索順位を決めるシグナルとなっていますので、SEOの観点からもおすすめいたします。


その6.記事の公開日や更新日は忘れずに

情報は常に更新されていくものです。


昔は常識だったことも今は違う場合があります。


ユーザーにとって、掲載されている情報はいつのものなのか、ということは重要です。


そのためにも「公開日・更新日」をページ内に記載しましょう。


その7.ユーザーファーストのコンテンツに

いい評判の被リンクやサイテーションは、E-A-Tにとって良い影響となります。


ユーザーファーストを意識したコンテンツを用意することは、被リンクやいい評判のサイテーションが集まることにつながります。


PageRank または Google 検索結果でのサイトのランキングを操作することを目的としたリンクは、リンク プログラムの一部とみなされることがあり、Google のウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)への違反となる場合があります。

引用:Search Console ヘルプ「リンク プログラム」より


その8.引用・参照を掲載するときは公的機関に絞る

Webサイトにコンテンツを掲載するとき、参照元として公的機関の発表しているデータなどを紹介すると、説得力が出て信憑性が高まります。


しかし、この時に素人のブログや匿名掲示板の記事を引用してはいけません。


あくまで公的な情報である、と誰が見ても納得できるところから引用することが重要です。


また、引用するときは無断で掲載したり、コピペすることはやめましょう。


どこの発言なのか、ということが重要なので、引用タグなどを生かして引用元を正確に記載しましょう。



その9.掲載情報は定期的に更新する

You must also look for reputation information about the website. We need to find out what outside, independent sources say about the website. When there is disagreement between what the website says about itself and what reputable independent sources say about the website, we’ll trust the independent sources.


(日本語訳)

ウェブサイトの評判も探しておく必要があります。外部の独立した情報源がウェブサイトに対して何を言っているかを知っておく必要があります。ウェブサイトの中で言及していることと、信頼できる独立した情報源が言及していることに不一致がある場合、私たちは独立した情報源を信頼します。


引用:「検索品質評価ガイドライン」2.5 Understanding the Websiteの箇所より



Webコンテンツは先も述べた通り、常に最新の情報が載っていることを意識しましょう。


新しい情報を掲載するだけで満足するのではなく、掲載済みの情報も古くなっていないか、常にアップデートしましょう。


SEO対策で作った情報も、月日が経つと常識が変わり、それまではOKだったのにNG行為と判断される場合もあります。


古い情報を載せ続けることはリスクがあることを意識し、定期的に確認して正確な情報を掲載するようにしましょう。


特にYMYL領域では注意しないとサイト全体のSEOに悪影響となる場合があります。


例えば、医療系の情報を取り扱うサイトで、今は異なる古い見解の記事が掲載され続けると。対象のページがインデックスされなくなる場合があります。


その10.Googleマイビジネスに登録しよう

Googleは、Googleマイビジネスをレビュテーション(評判)の情報源にすることがあります。


Googleマイビジネスとは、一般のユーザーによる口コミが投稿されているものです。


Googleマイビジネスを運用し、口コミの返信やユーザーとの積極的なコミュニケーションツールとして生かしてみましょう。


その11.意識した検索キーワードを設定しよう

E-A-Tを高めるために、引用元や情報の正確性などに意識が向いてしまいますが、そこに集中しすぎると、SEOにとって逆効果となる場合があります。


いくら専門性の高い情報を載せても、難しい用語ばかり並んだり、ユーザーが求めている情報でなければ、誰も検索してくれ無かったり、そもそも検索に引っ掛かりません。



記事を作成する際に気を付けてほしいのは、ユーザーの疑問に答えるような内容になっているかどうか、です。検索キーワードを調査して、その内容を取り入れながら記事を用意しましょう。


専門性の高い内容であることも重要ですが、専門用語ばかり使うとターゲットが限定されすぎて、ごく一部のユーザーしか理解できない内容になってしまいます。


大半のユーザーは途中離脱する可能性が高いです。検索キーワードを意識して、誰が読んでも読みやすい表現を意識しましょう。


その12.一次情報を記事にする

監修記事は評価されやすいですが、ジャンル次第では必ずしも監修記事が良いわけではありません。


ユーザーが体験した一時情報を記事化したものは、匿名の場合でも専門性が高いと評価される場合があります。


誰かから聞いた話ではなく、自らが体験した一次情報を記事にすることは、E-A-T対策につながります。



【E-A-TについてのQ&A】

なぜE-A-Tは重要?

Google検索アルゴリズムが高度化したことで、情報源の正確さや信憑性が重要視されるようになったからです。


ユーザーファーストのコンテンツ作りが高い評価へとつながります。


E-A-Tを重視したコンテンツ作りとSEO対策の関係は?

E-A-Tは、Googleが定めた品質評価ガイドラインで重要視されているものです。


SEO対策するだけではなく、E-A-Tを意識したWebサイト作りが高評価へとつながります。


YMYL分野とは?

「Your Money or Your Life」の略で、直訳すると、「あなたのお金と人生」という意味です。


医療や金融関係など、ユーザーの生活に直結する分野で、特に高品質なWebサイトつくりが求められます。


E-A-Tを重視したコンテンツとは、どういうもの?

E-A-Tは専門性(Expertise)・権威性(Authoritativeness)・信頼性(Trustworthiness)の略称です。


この3つを満たしたコンテンツが求められます。


【さいごに】

今回紹介したE-A-Tは、SEO対策として有効的なだけでなく、そもそものWebサイトつくりにおいて、ユーザーの満足度を高めるために必要な基本的な内容ばかりのはずです。


Webサイトをこれから作ろうと思った時、第一目標とするのは「高い売り上げを出す」「資料請求を増やす」「多くのユーザーに見てもらう」などだと思います。


必ずしも「検索結果で1位に表示される」ことが最終目標ではないはずです。


その観点からみても、E-A-Tを満たしたコンテンツを用意することはユーザーの満足度を高めることにつながります。


ユーザーに有益な情報を提供できるようになれば、結果として運営側であるあなたにとっても大きな利益をもたらすでしょう。


今後もインターネットは生活に根付いたものです。


「Webサイトの品質」は常に重要視されていくでしょう。


SEO対策だけでなく、E-A-Tを意識したコンテンツを用意して検索順位向上と、ユーザーへ高品質なコンテンツを提供するWebサイトを目指しましょう。


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