オウンドメディア運用失敗! 原因はSEOだけじゃない!
- 大野 隼
- 記事制作日2022年10月22日
- 更新日2022年12月9日
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こんにちは!
株式会社エイト代表取締役の大野(@eight_ceo)です。
オウンドメディア運用において欠かせないコンテンツSEO。
そう聞くと「失敗の原因はSEOなのでは?」と思われがちですが、そうとも言い切れません。
実はオウンドメディア運用を成功させるためには、コンテンツSEO以外にも気を付けなければならないことが多々あります。
そこで今回は、オウンドメディアの運用を成功させるためのノウハウをお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。
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オウンドメディア運用を成功させるためには?
冒頭でもお話ししたとおり、オウンドメディア運用で失敗した場合、その原因はSEOだけではありません。
オウンドメディア運用の失敗要因として多いのは、ライティング・SEO技術だけではなく、組織に関する要素なのです。
ということは、運用の組織体制を整えて業務の設計がきちんとできていれば、成功確率がUPするといえます。
では、その点を踏まえて運用成功のためのポイントを順番に説明していきましょう。
成功するためのポイントをご紹介!
ここでご紹介したい成功のためのポイントは、
- 目的の明確化
- 達成指数はできるだけ数値として設定する
- 体制を整える
- 運用手順を可視化する
の4点となりますので、順番にお話ししていきます。
①目的の明確化
多くの企業はオウンドメディアを日記などのブログとして利用し、メディア事業として活用していません。
しかし、オウンドメディアを利用するためには多くの時間や専門知識が必要になるため、正しく活用できなければ大きな効果は出ず、せっかく立ち上げたのに無駄になってしまいます。
オウンドメディアを「自分で制作するのか」「制作会社にお願いするのか」どちらを選択するかによって差はありますが費用が発生するため、それに見合った効果を求めるべきです。
その効果は企業によって様々ですが、極論「事業の成果に繋がるもの」でなければ意味がないと考えられるでしょう。
つまり、オウンドメディア運用の本質的な目的とは「事業の成果を創り出す」ということなのです。
その目的を明確にした上で、達成するために進んでいくことが大切だといえるでしょう。
②達成指数はできるだけ数値として設定する
オウンドメディア運用の達成指数はできるだけ数値化して成果を測るようにすると良いです。
その設定がなければ、せっかく効果が出始めているにも関わらず気付かずに撤退・・といった経営判断の誤りを防ぐことができます。
また、数値化をするときは低いハードルから設定するようにしましょう。
たとえば最終目標が売上増大の場合、運用開始からすぐに売上が出るわけではないので最初のうちは苦戦してしまい、継続が難しくなってしまう場合があります。
そこで始めは低めの売上設定をしておき、段階的に上げていくようにすれば、成果としても分かりやすく、また運用の振り返り・改善がしやすくなります。
ですので、数値化は段階的に設定し、その都度振り返りや改善などを行うようにしましょう。
③体制を整える
よくあることとして、オウンドメディア運用の社内プロジェクトが立ち上がったものの、いつの間にか自然消滅していた、ということがあります。
このようになってしまう原因の1つは、社内での運用体制が定まっていなかったり曖昧になっていることが挙げられるのです。
少なくとも下記業務については明確にしておきましょう。
- オウンドメディアを運営する事業計画の策定
- 全体設計・運用管理
- キーワードのリサーチと選定
- 記事構成を作成する
- 記事ライティング
- ページから問い合わせなどCVへの導線を設計
- 画像を制作する
- アクセス解析をして改善に繋げる
オウンドメディア運用には多くの作業時間が掛かり、専門的な知識も必要になるため、特に複数人で運用する場合はしっかり業務分担をしていないと誰も取り組まないでしょう。
個人で運用する場合は責任を持って取り組める人に任せ、複数人の場合は責任者を任命するなどして、運用体制を整えることでオウンドメディアを長期的に活用できるのです。
④運用手順を可視化する
オウンドメディアの運営は業務が幅広く、単に記事を作成するだけではありません。
ですので、「記事作成フロー」「キーワード選定の方法」など、運営全体の手順は可視化をしておくと良いでしょう。
また、運用手順を可視化をした上で定期的な振り返りや改善を繰り返すことにより、運用ノウハウが磨かれます。
結果としてオウンドメディアの品質向上に繋がるだけでなく、社内での知識も高まりますので可視化をすることは重要だと言えるでしょう。
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まとめ
今回はオウンドメディアの運用の失敗はコンテンツSEOだけではないこと、そして成功させるためのポイントについてお伝えしました。
せっかく立ち上げたオウンドメディアが、運用体制や目標設定などで失敗となるのはもったいないと思います。
オウンドメディアを1つの事業として考え、現場・経営がまとまった上で責任者がきちんと運営できれば、次第に成果は出てくるはずです。
大変かもしれませんが、成果が出ることで各記事が資産となり、さらなる成果に繋がることもあるため、今回お伝えしたポイントを抑えて、オウンドメディアを運用していただけたらと思います。
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