初心者こそ知りたい 「meta description(メタディスクリプション) 」の考え方
- 大野 隼
- 記事制作日2022年11月19日
- 更新日2022年11月19日
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こんにちは!
株式会社エイト代表取締役の大野(@eight_ceo)です。
皆さんは、metadescription(メタディスクリプション) についてどれくらいご存知ですか?
「設定をしなくてもSEO効果は無い」「いや、設定した方が良い」など様々な意見があります。
初心者であれば、きっと「どちらなんだ」と迷ってしまうと思います。
そんな方向けにこの記事では、meta description(メタディスクリプション)について解説をしていきます。
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meta descriptionとは
「meta description」とは「webサイトの概要(説明)を表示するためのmetaタグ」の一種です。
meta descriptionを設定すれば、検索結果のページタイトル下にwebサイトの概要文を表示できます。
『図(Googleの検索結果のページ)』
ページタイトルやURLだけでは、ページ内容やコンテンツを推測することはできません。
表示される概要文は、ページをクリックするかどうかの判断材料になります。ユーザーにとって嬉しい機能であることは間違いありません。
注意事項ですが、設定した文章が反映されるとは限りません。
その際は、Googleがページ内容を精査したうえで適切なdescriptionを抜き出しています。
SEO対策としての効果はナシ
結論、meta descriptionはSEO対策として効果はありません。
理由は、meta descriptionは現在の検索エンジンのアルゴリズムに含まれていないからです。
つまり、meta descriptionは検索順位の決め手でないということです。
かつては、検索エンジン技術の乏しさから descriptionでページ内容を精査していた時期もありましたが、技術は進歩し、description以外でページ内容の精査する仕組みに変化しました。
よって、検索順位の変動に直接的な影響は及ぼすことはありません。
以上の解説から、meta descriptionを設定することはSEO対策としては効果が無いと考えられますよ。
しかし、meta descriptionは設定したほうが良いと私は考えています。
次章で解説します。
meta descriptionを設定するメリット
ここでは、meta descriptionを設定するメリット2点解説します。
ページクリック率を上げる
先にも述べましたが、meta descriptionは検索結果のページタイトル下に表示され、ページの概要をユーザーに端的に伝える役割があります。
皆さんもタイトル下のdescriptionを読み「どの記事をクリックしようか」と考えたことがありませんか?
meta descriptionは、検索順位へ直接的には影響を与えません。
しかし、設定さえしておけばページまでユーザーを誘導する可能性があります。
Googleが求める優良コンテンツとして認識される
Googleは、ユーザーにとって価値があり且つ読みやすいコンテンツを求めています。
また、meta descriputionはGoogleによって公式にサポートされているmetaタグの一種です。
適切に設定することで、検索エンジンに対し、Googleが求めている「有料なコンテンツ」として正確にページ内容を伝えることができます。
(先述のとおり、検索順位に直接的な効果はありません)
設定の際に注意したい3点
meta descriptionの設定における注意事項3点を解説します。
〈注意事項〉
- ユーザーに対してメリットを端的に伝える]
- 文字数の目安
- ページごとに内容を変える
- 絵文字は極力避ける
①ユーザーにメリットを端的に伝える
ユーザーは概要文(description)を読み、そのページが有益かどうかを判断します。
ページ内容がユーザーに提供する価値/有益な情報を端的に要約し、ユーザーに魅力を伝えましょう。
しかし、重要なキーワードばかりを詰め込みすぎるのはNGです。
②文字数の目安
検索結果で表示される文字数は、以下を参考にしてください。
2022年現在ではスマホの保有率が79.7%と言われており、スマホの利用を想定した文字数に設定する必要があるでしょう。
- PC画面を想定:70〜120文字程度
- スマホ画面を想定:70文字程度
目安を大きく超えると、検索結果画面に表示しきれずに省略されてしまいます。
重要な内容や伝えたい情報はdescriptionの前半部分に書いてください。
③ページごとに内容を変える
descriptionはページごとに内容を変えましょう。
また、webサイト内の全ページで、同じdescriptionを使い回すことは止めましょう。
ページの内容と乖離したdescriptionは、検索エンジンに不適切と見なされます。
それぞれのページに合ったオリジナルなdescriptionを表示しましょう。
④絵文字は極力避ける
記号や絵文字は使用できますが、極力避けましょう。
理由は、情報として無視される可能性があるからです。
- 記 号:◯、◆、→など
- 絵文字:😂、🌤、💢など
Googleスタッフで、SEOに関する情報発信を担当しているジョン・ミューラー氏のTwitterによれば「使うことは問題ないが、検索エンジンが無視をしたり、意図的に表示させない場合がある」と述べております。
つまり、しっかりとテキストで伝えきることが重要です。
設定方法と反映されない場合
まず、meta descriptionの設定方法を解説します。
設定方法は以下の2パターンがあります、お好みでお選びください。
- HTMLに記述する場合
- WordPressに記述する場合
1.HTMLに記述する場合
この場合は、HTMLドキュメント〈head〉要素内に記述します。
説明文を以下のように記述してください。
〈meta name=”description”content=説明文〜”/〉
2.WordPressに記述する場合
この場合は、方法aとb があります。
a.プラグインを使用し入力
「AII in One SEO」というプラグインを導入し、入力画面に従い記述する。
b.テーマ機能として設定可能
例えば、Cocoonというテーマであれば記事投稿画面の最下部に「メタディスクリプション」の入力欄があるので従って記述してください。
最後に、meta descriptionを設定しても反映されない場合を紹介します。
- Googleが不適切と判断した(内容を)場合
- HTML記述に誤りがある、正常に認識出来かねるmeta descriptionを設定した場合
- 更新後から時間が経っていないため、Googleが認識していない場合
まとめ
本記事では、meta descriptionについて解説しました。
以下に内容をまとめています。
- meta descriptionはSEO効果は無い
- ページ内容の魅力を端的に伝えることができる
- クリック率をあげ、集客力の向上につながる
- 設定方法は2通りある
上記ポイントを押さえて効果的なWEBサイトやコンテンツ制作にお役立てください。
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