2025年も明けて、1月も半分が終わってしまいましたが、外国人、特にアメリカ人とお付き合いのある方々は「What is your this year’s resolution?」などと質問を投げかけられた方も多いのではないでしょうか?

慣れていない方は「え?」と思われるかもしれませんが、新年の新しい目標のことを「New Year’s Resolution」と言います。

 

職場や学校などで、新年の挨拶がわりに「今年のあなたの目標は何ですか?」と聞いたり、聞かれたりする場面は多いかと思います。

海外では多くが1月を年のはじまりとすることが多いので、新年がはじまったと同時に、今年はこんなことを頑張りますという会社も多いです。

 

日本の場合、年が明けると次年度の事業計画を作り出すところも多いでしょう。

ということで、今回は英語圏の小規模企業が頻繁に使う事業計画、またはNew Year’s Resolutionのフレーズについて紹介いたします。

 

Revisit Your Business Plan

「Revisit Your Business Plan」とは「ビジネスプランを見直す」ということです。

どのような企業にしたいのか、理想の企業となるためのロードマップでもあります。

そもそも、すべての企業にはビジネスプランがありますが、プランがずれてくることもあります。

一度決めたプランはなかなか修正しにくいものです。

ですので、新年はプランを見直す良い機会になります。

 

Continuously Gather Market Information

「Continuously Gather Market Information」とは「市場情報を常に収集し続ける」という意味です。

顧客の基盤がしっかりしていれば、企業の競争力は向上します。

そのために市場調査をすることは重要です。

ただ、する、すると言っても、実際にはなかなかはじめられないのも事実です。

そこで、新年を契機に「今年は市場調査を徹底的に行い、お客様を満足させます」と宣言することはプラスの効果があるかもしれません。

 

Manage Your Cash Flow More Effectively

「Manage Your Cash Flow More Effectively」とは「キャッシュフローをより効果的に管理する」という意味です。

キャッシュフローを管理することは、長期的にビジネスを成功させるためにたいへん、重要なことです。

年のはじまりにはしっかりとキャッシュフローを予測してキャッシュフローを管理するという宣言をしてみましょう。

 

Take Advantage of Technology

「Take Advantage of Technology」とは、積極的に新しい技術、特にITを活用するということです。

日本ではよくDXなどと言われます。

テクノロジーは、中小企業の効率を大幅に向上させることができるので、DXやデジタルトランスフォーメーションを事業計画として掲げることは良いことだと思います。

 

ただし、DXという言葉を使ってしまうと外国の方々が考えるDXと日本人が考えるDXの内容が異なる可能性があるので、DXという言葉を使う時には慎重になった方が良いでしょう。

 

Invest In Your Staff

「Invest In Your Staff」とは「スタッフに投資する」という意味です。

新年は、会社の人材が将来の課題を乗り越えるためのスキルを備えているかを評価する良い機会です。

特に常に変革し続けているIT分野においてスキル評価をすることは重要です。

また、日本国内においても各自治体の政策や、国の政策もゼロカーボンやネイチャーポシティブなど、何かと変化が著しいのも事実です。

 

それらの政策に合わせて事業に取り組めるスタッフがいるのかを評価し、いないのであれば事業計画にスタッフの研修プログラムなどを組み込んでおくことも必要でしょう。

それぞれのスタッフが自分なりの目標を設定する良い機会にもなりますし、同時に外部の方々からも、こういう部分に力を入れて企業の競争力を高めていくんだ、と認識してもらえる良い機会かと思います。

 

まとめ

海外の企業では年のはじまりが、新しいことをはじめる良い機会になります。

日本であれば、1月は次の年度の事業計画を建てる時期に当たります。

そこで、年が明けた今だからこそ、あなたの会社の事業計画を英語でも発信してみませんか?

 

特に海外進出を考えていたり、既に海外進出をしている企業であれば英語で事業計画やNew Year’s Resolutionをウェブサイトに記載しておけば、協力企業が現れたり、取引先が現れたりするかもしれません。

もしも、事業計画やNew Year’s Resolutionの翻訳が必要な場合はお気軽にご相談ください。

 

 

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