英語のウェブサイトを作ったにもかかわらず商品が全然売れない。

ウェブサイトのアクセス数は伸びているものの売り上げが伸びない。

アニメーションなどを駆使してウェブサイトをかっこよくしても売り上げが変わらない。

そんな悩みを抱えてはいませんか?

 

日本語のウェブサイトを英語に翻訳するだけでは売り上げは伸びません。

日本語のウェブサイトも同じですが、見せるウェブサイトと売るウェブサイトでは盛り込む要素がまったく違います。

商品やサービスを販売するためのページはランディングページといいます。

英語で売り上げを伸ばすためにもランディングページの要素が必要です。

この記事ではランディングページに必要な要素を解説すると同時に盛り込むべき英単語を紹介します。

 

この記事を参考にしたからといって売り上げが確実に伸びるという保証はできませんが、最後まで読んでいただいたらヒントが見つかることでしょう。

ぜひ最後まで読んでみてください。

 

そもそもランディングページってなに?

ランディングページとは一枚の縦長のページで、商品の紹介をし、販売までつなげる機能を持つページのことです。

ページの上部から商品の概要、下部に進めば進むほど細かい情報が得られるようになっています。

また同じページから注文できるように申し込みフォームなどが組み込まれているのが一般的です。

一枚のページで作られている理由は他のページにお客様を飛さないことで、購買意欲や集中力を阻害することなく、販売にまでつなげられるからです。

それでは、ランディングページに必要な要素を確認していきましょう。

 

ランディングページに必要な要素

ランディングページに必要な要素は営業トークとなんら変わりはありません。

営業トークの内容をそのままウェブサイトに記載したといってもよいでしょう。

ランディングページに盛り込まれるべき要素を学ぶことで営業トークの方法も学ぶことができます。

 

魅力的な見出し

ランディングページにまず必要なのはお客様をひきつける見出しです。

まずは商品を扱うページにお客様に来ていただかないと意味がありません。

それにはSEOを意識した見出しが必要です。

たとえば時計であれば「時計」と一緒に「メンズ」「レディース」というキーワードと一緒に。

化粧品を販売するのであれば「スキンケア」「美白」「ニキビ」というキーワードを見出しに盛り込んでみましょう。

SEOを意識したタイトル作りにはある程度ホームページ作成の知識が必要です。

英語でタイトルを作成する場合はなおさらです。

専門家に相談することも一つの方法です。

 

アイキャッチ画像

ランディングページの見出しの下には大きめのアイキャッチ画像があると良いでしょう。

アニメーションや映像があっても良いかもしれません。

「百聞は一見にしかず」という言葉があるとおり、多くの文字よりも一つの画像は商品のエッセンスやイメージを伝えることができます。

アップルのページが良い例です。

商品販売ページの一番うえには商品のイメージに結びついた画像が必ず掲載されています。

英語のランディングページを作成する際に気をつけなければいけない点は文化的配慮です。

日本人が好むイメージと日本人以外の方のイメージは全く違います。

海外駐在経験が豊富で、英語圏文化に詳しい専門家に相談をするのが良いでしょう。

 

お客様の悩みの提示

ランディングページではお客様に「そうそう。そうなの」と感じてもらえる悩みを提示しなければいけません。

お客様の悩みを提示することで「私の悩みにはどんな解決方法があるのだろうか?」「いくら払えば解決できるのだろうか?」と読み進めてもらえます。

たとえば、通信販売で有名な化粧品「ドモホルンリンクル」のページにも以下のようなお客様の悩みが提示されています。

 

こんなことを感じていませんか?

  • 朝のお手入れでしっかり保湿をしても、夕方には乾燥を感じてしまう。
  • シワ・シミ・くすみ、どの悩みからケアすればいいか迷っている。
  • シワ・シミ用の対策で、スキンケアの点数がどんどん増えている。

引用元:https://www.saishunkan.co.jp/domohorn/promotion/lp22-2/index.html?&bcd=WW200&sid=dm00bn&utm_source=google&utm_medium=cpc&utm_campaign=dm00bn&gclid=Cj0KCQiA8t2eBhDeARIsAAVEga0f0Dr7-KsckvRR7rDZMFMv1Lt79k3tCLHIllP8f6MNOOFFGaqGMb4aApxiEALw_wcB

 

お客様の悩みやニーズがすでにわかっているのであれば、隠すことなくしっかりと明記するようにしましょう。

しかし、英語でランディングページを作成する際には、ここにも文化的配慮が必要なので注意してください。

 

お客様の悩みの解決方法を提示

お客様の悩みを提示したら、その悩みをいかに商品が解決してくれるのかを提示しなければ意味がありません。

悩みの解決方法を提示しなかった時点でお客様は違うページに移動してしまいます。

先ほど紹介した「ドモホルンリンクル」のページには以下の解決方法が書かれています。

 

  • うるおいで満たす
  • 透明感を引き出す
  • ハリを与える
  • うるおいを閉じ込める

 

商品の「肝」ともなるお客様の悩みの解決方法を悩みの提示直後にぜひ示してください。

 

悩みの解決方法を裏付ける根拠を提示

悩みの解決方法が提示されたあとには、なぜそれが可能なのか解決方法を裏付ける根拠をしめしましょう。

たとえば科学的なデータや使われている成分、技術の提示です。

世界的に有名なロレックスのウェブサイトには、なぜロレックスの時計が優れているのかが多岐に渡り記述されています。

 

「ロレックスでは、時計技術者たちは時計のデザインから製造プロセスまで、あらゆる工程に関わる。時計に命を吹き込み、機能を確かめ、そしてメンテナンスを管理する。」

 

「ロレックスが使用する金属の中に、オイスタースチールというものがある。この特殊金属は、耐蝕性に優れ、磨くと美しい輝きをもたらす合金系統に属する。」

引用元:https://www.rolex.com/ja/about-rolex-watches/a-legacy-of-excellence.html

 

英語圏の人々は特に根拠(エビデンス)には厳しい傾向があります。

またその伝え方には論理的かつ高い英文作成能力が必要です。

 

商品を購入した際のお客様の未来像

ランディングページでは商品やサービスを購入したあとにお客様がどう変わるのか将来像を提供することが必要です。

今と何も変わらないのに商品を購入する人は基本的にはいないからです。

変化を視覚的に訴えることができれば効果的です。

わかりやすい例は、ダイエットを手助けするライザップのランディングページです。

(参考:https://www.googleadservices.com/pagead/aclk?sa=L&ai=DChcSEwiY8b6kzu_8AhWHY4sKHeTpCX4YABABGgJ0bQ&ae=2&ohost=www.google.com&cid=CAESauD21EJrJSt3KdQuvtRFcguC4mZf46JuF3v-95LvJD5XcfBOP-5FB42F2HsWPJqRDsplo-WM3HtO-O6NUn2hRPJD1_jcu68ZCjuzBNqZTpSL1jEwCno8ZEZt84Y_gS4OMtGVeoQu5ed2c3k&sig=AOD64_3F8Lhq7_KkvjYo73EvMu3Zm6K83w&q&adurl&ved=2ahUKEwiEgbakzu_8AhXLBN4KHe-FAekQ0Qx6BAgIEAE&nis=8&dct=1

 

ここにはダイエットに成功した6人の写真が掲載されています。

商品やサービスを購入した後のイメージを伝えることはお客様の購入意欲をあとおしすることでしょう。

しかしここでも文化的配慮が必要になります。

具体的にどの国のどういう人々をターゲットにしているのか、明確にしたほうがよいでしょう。

日本以外の文化的価値に詳しいコンサルタントに相談することも選択肢にいれてみてください。

 

購入者の評価

実際に商品やサービスを購入した人の評価をランディングページに掲載することも効果があります。

同じ悩みを持つ人の悩みが解決されたことを知れば、お客様の購入意欲はさらに高まることでしょう。

たとえば、ライザップのランディングページには以下のようなコメントが紹介されています。

 

私の性格や希望を理解してくれていて、励ましも程よく、無理なく続けられています。やる気も高まり、毎回のセッションが楽しいです!(恵比寿店/ゲストさま)

(引用元:前掲)

 

また、ドモホルンリンクルのランディングページでも以下のようなコメントが紹介されています。

 

T・U様 40代

優しく包み込むようにお手入れしています。ドモホルンリンクルの化粧品の香り、テクスチャー大好きです!これからも使いたい化粧品です。

(引用元:前掲)

 

購入者の評価を掲載することで購入を悩んでいるお客様は安心して購買行動に移行することができるでしょう。

 

よくある質問

お客様から頻繁に寄せられる問い合わせも記載しておきましょう。

購入を考えているお客様も安心して商品を購入することができます。

申し込みをする前にメールで問い合わせたり、電話で問い合わせたりする必要が生じてしまうと、購入意欲は低下するでしょう。

そもそも問い合わせをしない可能性が高く、そこで購買行動が止まってしまうこともあります。

お客様からよく寄せられる質問は必ず掲載するようにしておきましょう。

 

申し込みフォーム

ランディングページで一番大切なのは申し込みフォームです。

せっかくランディングページを見ているにもかかわらず最後の最後で「お電話ください」「はがきを送ってください」では購買行動が止まってしまいます。

また記載事項が多い申し込みフォームも避けるようにしましょう。

記載途中でお客様があきらめてしまうこともあります。

必要最低限の項目を設けたシンプルな申し込みフォームを掲載しておきましょう。

 

番外編 ランディングページに誘導するリンク

ランディングページ内ではありませんが、外部サイトからランディングページに誘導する仕組みを整えましょう。

せっかく作ったランディングページでもたどり着いてもらえなければ意味がありません。

SEOを意識して見出しを魅力的なものにするのはもちろんですが、SNSやメールマガジン、QRコードのついたチラシなどを活用してランディングページにたくさんの方にたどり着いてもらえる工夫をしておくと良いでしょう。

 

まとめ

英語でランディングページを作る場合、その要素は以下のとおり日本語でランディングページを作成するときに盛り込むべき要素となんら変わりはありません。

 

  • 魅力的な見出し
  • アイキャッチ画像
  • お客様の悩みの提示
  • お客様の悩みの解決方法
  • 悩みの解決方法を裏付ける根拠を提示
  • 商品を購入した際のお客様の未来像
  • 購入者の評価
  • よくある質問
  • 申し込みフォーム
  • ランディングページに誘導するリンク

 

以上の要素を盛り込んだうえで、人を惹きつける英単語、英語の文章をうまく活用しなければいけません。

以上を参考に独自に英語のランディングページを作成してみてください。

英語のランディングページ作成にお悩みを抱えているときはお気軽にご相談ください。

 

株式会社LA ORG 桝村(https://la-org.com/)