【EC構築ノウハウ】Shopify編
- Watanabe Kento
- 記事制作日2025年11月1日
- 更新日2025年11月1日
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売れる自社ECを作るための立ち上げ・設計・運用の全ステップ
1. はじめに:なぜ今、ShopifyでECを作るべきなのか
“自社EC=自分の顧客資産を持つこと”
Amazon・楽天の限界:顧客データが取れない、広告依存になる
Shopifyが選ばれる理由:拡張性・デザイン性・連携性の三拍子
小規模でも“仕組みで戦える”時代
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2. Shopifyの特徴と構築の全体像
月額39ドル〜で本格ECを構築可能
テーマ(テンプレート)を選ぶだけで最短1日で販売開始
ドメイン・決済・配送・税金設定までがガイド化されている
「ノーコードでここまでできる」はShopify最大の魅力
世界175カ国で利用されるグローバル基盤
3. STEP1:構築前の戦略設計
誰に何を売るかを明確に(ペルソナ×商品価値)
単品販売?シリーズ展開?リピート前提?
商品ごとにKPI(CPA・CVR・LTV)を設定
最初の目的は“売上”ではなく“データを集める仕組みを作ること”
4. STEP2:Shopifyテーマ選定とデザイン設計
無料テーマ「Dawn」でも十分高品質
有料テーマ($200〜)でブランド感を演出可能
スマホの“ファーストビュー”で何を伝えるかが命
デザインより「導線設計」:トップ→商品→購入を最短化
ページスピードとCVRの関係:画像軽量化とLP型構成が基本
5. STEP3:アプリ連携で“売上を伸ばす仕組み”を作る
Shopifyはアプリで無限に拡張可能。
特に立ち上げ期に入れるべきは以下👇
| 目的 | 推奨アプリ | 機能概要 |
|---|---|---|
| メール・LINE配信 | Klaviyo / CRM Plus / LINE公式連携 | カゴ落ちフォロー・ステップ配信・リピート導線 |
| レビュー | Judge.me / Loox | 購入後レビュー自動依頼+SNS連携 |
| 定期販売 | Bold Subscriptions / Appstle | 継続課金・回数指定など |
| 分析 | GA4 / Lucky Orange | ヒートマップ・離脱分析 |
| 広告 | Meta & TikTok Ads App | ピクセル連携でタグ自動挿入 |
→ コード知識がなくても「クリックだけで接続」できるのがShopifyの強み。
→ 広告・CRM・レビューをワンデータ化できる設計が理想。
6. STEP4:LINE・メール・SNSとの連携設計
Shopify Flowを使えば、購入→LINE配信→リピート導線を自動化
メール配信は「Klaviyo」が王道(顧客セグメントごとに最適化)
SNS広告(Instagram・TikTok・Facebook)は公式連携でタグ設置不要
広告からLINE登録→クーポン配布→再購入導線を一本化する流れを設計
“購入後の体験”を仕組み化できるのがShopifyの最大の武器
7. STEP5:広告運用で最速検証
Shopifyタグ+Meta広告でCPA・ROASがすぐ見える
1日1,000円〜でも効果検証可能
最初は「売るための広告」ではなく「データを取る広告」
CTR・CVRを計測してページ改善へ反映
Google広告・リターゲティングとの併用でLTV最大化
8. STEP6:分析と改善 ― データで売上を作る
Shopify分析+GA4でアクセス・離脱率・購入率を可視化
商品別CVR・デバイス別離脱・広告経由率を定期確認
月1回は「データレビュー日」を設けて改善サイクルを回す
売れ筋ページは“型化”して他商品にも展開
9. よくある失敗と改善策
| 失敗例 | 原因 | 改善策 |
|---|---|---|
| 見た目に時間をかけすぎてリリースが遅い | 構築完了=ゴールと思ってしまう | MVP思考:まず販売して改善データを取る |
| 広告タグを後回しにしてデータが取れない | ピクセル未設定 | 初期にMeta・GA4・LINEタグを全設置 |
| 売上が上がらないのに分析しない | データ理解不足 | CVR・CTR・LTVを毎週モニタリング |
| SNS連携していない | 広告集客ゼロ | Instagram連携+UGC投稿で流入増加 |
| 顧客リストが増えない | CRM設計なし | LINE登録・メルマガでリピート導線を作る |
10. STEP7:中長期戦略 ― “ファンを増やすEC”へ
Shopify FlowやZapierで業務を自動化(受注・発送・フォロー)
定期購入・会員限定ページ・ブログ発信でLTVを伸ばす
Shopify Collabsでインフルエンサー連携
Amazonや楽天と在庫を連携させ、販路を広げる
最終的には**“モールで知って、自社で買う”導線設計**が理想
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