株式会社プラマーケ代表の梅田です。


今回は、人材紹介会社さまでリスティング広告を活用し、売上を改善出来た事例をご紹介します。


本題に入る前に少し宣伝させていただきます。


  • 広告運用を社内で運用しているが、そろそろ頭打ちになってきたので外部の知見を取り入れたい
  • 広告運用を代理店に依頼しているが、成果がいまいちなので代理店を乗り換えたい


という方は、弊社までご連絡いただけたら無料相談に乗らせていただきます。

そこで広告アカウントの中身を拝見し、改善ポイントをご提示します。(不要の方は無料相談のみでも大歓迎です!)


今回は、かなりインパクトが大きかった3つの施策に絞ってご紹介していきます。

改善できた施策は他にも無数にあるので、気になる方はぜひお気軽にご相談ください。


■私の連絡先

Chatwork ID:hiromu_umeda

LINE ID:hirocket1192

メール:h.umeda@plumarke.co.jp


それでは、改善施策を4つご紹介します。


施策①:オフラインコンバージョンを使った機械学習

人材紹介会社さまでは、LP上の「問い合わせ完了」あるいは「面談申し込み」をコンバージョンとして計測し、機械学習の最適化対象としている会社が非常に多いです。


この状態から、「面談完了」というコンバージョンへ機械学習の最適化対象を変更しました。

すると、複数のお客さまで面談完了CPAが約30%下がりました。


人材紹介会社の場合、LP経由で問い合わせ・面談申し込みをしてくれた方のうち、下記の理由でそもそも面談に至らない方が一定数いると思います。

  • 求めている条件を満たせておらず、そもそも紹介できる求人が無い。
  • 転職に対するモチベーションが低く、その後のやり取りに繋がらない。


人材紹介事業では、「紹介先企業へ紹介できる人材」をいかに多く獲得できるかが重要です。

それにも関わらず、機械学習の最適化対象を「面談完了」ではなく「問い合わせ完了」「面談申し込み」などにしていると、その後の面談に繋がらない方のデータも機械学習に使われてしまいます。


そこで、クライアントから面談完了ユーザーデータをご共有いただき、オフラインコンバージョンを活用し「面談完了」への最適化を図ったことで、面談完了CPAの改善・面談完了数の増加に寄与しました。


施策②:直フォームLPの使用

もともと、サービス内容を5スクロール分ほどのスペースで豊富に説明するLPを使っていました。


そこで、サービス内容の説明をファーストビューの上半分に簡潔にまとめ、その直下にフォームを設置した下記のようなLPに変更した結果、面談申し込み率が約1.73倍まで上昇しました。

引用:type転職エージェント


そもそも転職希望者の中には、転職エージェントを複数利用する方が多いです。

また、日々の成果に忙しくそのエージェントに登録すべきかを慎重には考えない方もいます。

そのため、LPへ訪問した時点では「自分に合った求人が見つかるかも」と思えたら、とりあえず登録してくれる方が意外と多いです。


そのため、LPへ入った時点でサービスの特徴・魅力的な点がぱっと見でLP訪問者へ伝われば、すぐ登録してくれやすいです。


サービスの特徴・魅力などは、LPのファーストビューのみあれば十分伝えられます。

必要以上にページを読ませていろいろ考えさせる前に刈り取れるよう、LPのファーストビューにフォームが見えている状態にしましょう。


施策③:ステップ形式フォームへの変更

入力項目を1ページに全て並べたフォームを使用していました。

そこで、下記のようにステップ形式のフォームに変更した結果、フォーム通過率が約1.65倍まで上昇しました。

※引用:マイナビAGENT


人材紹介会社の場合、その後の営業活動に向けて電話番号、メールアドレス、お名前、現在の就業状況、年収、ご経験など聞くべき項目が多くなりがちです。

入力項目が多いほど、同一ページに並んでいると、どうしても入力に手間を感じてしまいます。


ただそれをステップ形式にすると、質問の多さを負担に感じにくくなります。

それがフォーム通過率が上昇した理由といえるでしょう。


施策④:フォーム項目の並び替え

上記のようなステップ形式のフォームの中で、もともと最初にお名前・電話番号・メールアドレスなど入力が必要な質問を並べていました。


そこで、最初に生まれ年や職種など、選択式で回答できかつ回答しやすい質問を1,2問目に並び替えました。

その結果、フォーム通過率が約1.23倍まで上昇しました。


こういった回答しやすい質問が表示されていると、入力の手間を全く感じず進められます。

また、その後名前や電話番号といった入力が必要な質問が表示されても、「せっかくここまで入力したし、あと少しだから入力しておこう」と入力してもらいやすくなります。


これがフォーム通過率の上昇に寄与したと考えられます。


施策⑤:インテントマッチを使った新クエリの発掘、KW追加

これまで完全一致・フレーズ一致を中心とした運用をしていた状態から、毎月5件以上獲得できているKWを中心にインテントマッチへ変更しました。

すると、面談完了CPAが約10%下がり、面談完了数が約30%ほど増加しました。


一般的にはインテントマッチが最もクリック単価が低くなる傾向にあります。

またGoogleは特に、機械学習の精度が高まっていることもあり、完全一致・フレーズ一致よりもCVRが高くなるケースが多くなっています。


さらにインテントマッチは、「お問い合わせ・面談申し込みに繋がりやすいものの、検索ボリュームが小さいためにツールでは見つけられない検索語句」が見つかるケースが多いです。

弊社のお客さまでは、「エンジニア 転職」というキーワードをインテントマッチで出稿した結果、「サーバーサイドエンジニア 年収UP 求人探し」といった検索語句が見つかりました。


このようにインテントマッチを活用することで、同一キーワードでもCPAが下がったり、お宝キーワードが発掘できたことで、獲得数増加に繋げることができました。


まとめ

以上となります!


弊社では、人材紹介会社さまのWEB集客をご支援させていただくケースが急速に増えており、

ここでは言えない業界特有のノウハウが着実に溜まりつつあります。


既存のお客さまと職種、年代などが被らなければぜひご一緒させていただきたいので、人材紹介会社さまで集客にお困りの方はお気軽にご連絡いただけると嬉しいです。


■私の連絡先

Chatwork ID:hiromu_umeda

LINE ID:hirocket1192

メール:h.umeda@plumarke.co.jp


引き続きよろしくお願いいたします!