【効果検証済み】フォーム入力率が高まった施策まとめ
- 梅田 浩夢
- 記事制作日2022年2月28日
- 更新日2022年2月28日
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「広告費を使っているのに売上が全然上がらない」
こういった相談をいただくことが多いです。
その原因がLP(ランディングページ)にあることもあれば広告文・バナーにあることもあります。今回はその中でも問い合わせフォーム部分の入力率が低いことに原因があった事例で効果が改善された施策を4つに絞ってご紹介していきます。
問い合わせフォームは見落とされがちな部分ではありますが、改善が比較的簡単でかつ修正した時に売上アップへのインパクトが大きい部分でもあります。
ググったら出てくるような施策も書いてありますが、本記事で紹介している4つの施策ができているか、今一度ご自身のページを見直していただければと思います。
フォームの入力項目を必要最低限に絞る
まず1つ目として、フォームの入力項目を必要最低限に絞ったことでフォーム入力率が高まった事例がありました。
どれだけ商品・サービスを購入したい気持ちが強くても、フォームの入力項目が多いとそれだけの理由で離脱する人も多くいます。ひどいとフォームに行き着いた人の半分以上がフォーム入力途中で離脱していた事例もありました。ですので、
- フォームは本当に必要な情報のみに絞ったシンプルなものにする
- 「できれば入力して欲しい」という項目でも極力削除し、表示させるにしても任意であることがパッと見て分かるように明記する
これら2つは最低限必ず守るようにしましょう。
現在フォームで用意している項目1つ1つについて「この項目ってこの段階で本当に必要か?」と考えていくと、意外と「あ、この項目いらないな」と見つかることもあります。
フォームの入力率が低い原因の見つけ方
フォームにおける各項目の入力率を調べることで、フォームの入力率が低い原因がどの項目にあるのか分析できるようになります。
例えば過去の事例ですと、連絡先として電話番号を入力する箇所で一気に入力率が下がっているということがありました。このデータから「電話がかかってくることが嫌がられている」という仮説を立て、電話番号ではなくアドレス入力に変更したところ、フォームの入力率が改善されたということもありました。
コンバージョンしたらどうなるのか明確に記載する
次に2つ目として、コンバージョンした後どうなるのかについて明確に記載したことで上手くいった事例がありました。
業種・業態によりますが、主に掲載すべき情報として下記3つが挙げられます。
- 商品や資料の梱包状態を掲載する
- 問い合わせ後の連絡方法を記載する
- 商品のお届け日を記載する
1つずつ解説していきます。
商品・資料の梱包状態を掲載する
例えば婚活系・育毛などコンプレックスに関する商品・サービスの資料請求をしたい場合、家族住まいだと「自宅に届く時に家族に見られたくない」という方もいます。そういった方に離脱されないよう、中身がバレないような包装で届くことが伝わる画像を載せることで「外から見て中身が何か分からない状態でお届けするので安心してください」というメッセージが伝えられると効果的です。
問い合わせ後の連絡方法を記載する
「フォーム送信後◯日以内にメールにてご連絡いたします」と書くことも有効です。どういった流れで今後進んでいくのか把握できることが安心に繋がり、結果的にフォームの入力率が上がる傾向にあります。
商品のお届け日を記載する
ECサイトを運営している場合、商品のお届け日を記載することも重要です。
他社と比較してどのサイトで買おうか悩んでいる際、安さではなくお届け日が早いサイトを選ぶ方も一定数います。また、急遽必要になった商品を購入する場合だと、その商品を使いたい日までに届くかどうか気になりますよね。お届け日を記載する理由はこれだけに限りませんが、購入しようと検討している人にとってお届け日は意外と重要です。
楽天やAmazonの注文確定ページを見ると「◯月◯日にお届け予定」と記載されていますよね。楽天やAmazonも、購入までの一歩手前という段階で離脱が増えないように気をつけることから、こういった施策が重要であることが分かるかと思います。
このように、コンバージョンした後の流れが明確に分かると、人って安心します。何となく不安が解消しきれなくて「また今度でいいや」「他のサイトで買おっかな」と離脱する人を最小限に減らす対策を打つことも大切です。
フォーム全体の量が分かるようにする
次に3つ目の事例として、フォームを入力し始める段階で入力項目数が把握できるような工夫をしたことでフォーム入力率が高まった事例がありました。
例えば
- フォームを縦に短くすることで、送信ボタンが見える状態にする
- フォーム内における残りの入力項目数を表示させる
などの施策が有効です。
部活でランニングをしていた時、顧問から終了と言われるまでランニングをし続けないといけないあの時間、辛いですよね。それはゴールが見えないことによってストレスを感じているためです。どこまで続くか分からないフォームを入力する際の心理状態もそれと同じです。
自動入力機能を実装する
最後に4つ目の事例として、フォームに自動入力機能を実装したことでフォーム入力率が高まった事例がありました。
例えば氏名を漢字で入力するとそのひらがなも自動で入力されるようにしたり、郵便番号を入力すると住所の一部が同時に入力されるような機能のことを言います。信用金庫や銀行の申し込みフォームなどのように、そもそも氏名の漢字・ひらがなの両方が必ずしも必要でない限りは入力項目から削除することが最善ではありますが、必要最低限の工数で入力が完了するような仕様にすることが大切です。
まとめ
以上、フォーム部分の入力率が高まった施策を4つ紹介してきました。
他にもこういった施策がありますが、最低限取り組んでほしいことを厳選してまとめました。ぜひお役に立てたら幸いです。
また、Webマーケティングについてのご相談もお待ちしております。
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・・・(登録スキル数:8)
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