WEBマーケで成果が出るかはこの思考を持っているかに尽きる
- 梅田 浩夢
- 記事制作日2024年1月3日
- 更新日2024年11月10日
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WEBマーケで時間や予算を多く投下しているにも関わらず、成果が思うように伸びず困っている方。
もしかしたら本記事で紹介する「ある思考法」が出来ていない可能性が高いです。
どれだけ数字を伸ばすための知見やノウハウがあったところで、この思考法が出来ていないと、黒字転換するまでの時間がかかってしまうなどの事態に陥ります。
逆に言えば、WEBマーケ施策を実施する上でこの思考法を取り入れるだけで、成果の伸びるスピードが一気に増す可能性すらあります。
※知り合いの同業者や社内WEB担当者とお話ししていると、成果が出ていない方に限ってこの思考法が出来ていない方が非常に多いです。
WEB集客で成果が思うように出ていない方には必見です。
WEBマーケで成果を出すための最重要思考法
WEBマーケで成果を出す上で最も重要な思考法とは、「施策実施の優先順位をかかる費用・成果へのインパクト観点で決めること」です。
これは「『最短・最小限の予算で目標を達成するには』という視点を持つこと」とも言い換えられます。
施策候補が複数ある際、それぞれの施策にどれくらいの費用がかかり、実施することでどれくらいの成果向上が見込めるのかを算出してみてください。
それをもとに、より早くより大きな成果を上げるために、どの順番で実施していくのが最適なのかを常に考え、施策の実施順位に落とし込んでいきましょう。
一般的なWEBマーケ施策の優先順位
上記優先順位を決めるにあたって、どの指標から改善していくのが適切なのかを参考までに解説します。
売上を算出する数式
まず売上は、WEBマーケ関連指標を用いて売上は以下のような式で表すことができます。
売上=サイトへの流入数 × CVR × LTV
なので、売上の構成要素「流入数」「CVR」「LTV」のいずれかが改善されれば、売上が上がることになります。
優先施策①.CVR,LTV改善施策
もちろん状況に応じて例外はありますが、基本的にはまずCVR・LTVを最大限に引き上げるというのが、WEBマーケのセオリーとなります。
なぜなら、CVR・LTV改善施策は流入数増加施策より投資対効果が高いことが多いからです。
CVR・LTV改善施策は、かかる予算はさておき、一度施策を実施さえすればそれ以降そのパフォーマンスが永続的に維持されることが多いです。
それに対し流入数増加施策は、一般的に投資対効果が比較的悪い傾向にあります。
※広告の場合:流入数を2倍に増やすためには基本広告費が2倍かかり、かつそれを毎月維持するためには2倍の広告費を投下し続ける必要があります。
※SEOの場合:流入数を増やすには記事執筆・リライト等の工数が大きくかかりますし、Googleのアップデートにより急減するリスクすらあります。
当然、状況に応じて最適な施策の優先順位は全く異なり得ますが、多くの状況において上記が当てはまります。
優先施策②.流入数増加施策
上記の通り、CVR・LTVを最大限引き上げた上で流入数増加施策を実施しましょう。
ただし当然ですが、CVR・LTVを最大限引き上げるにはPDCAを細かく回すことが必要です。
そしてPDCAを一定のスピード感を持って回すには、流入数を一定量確保することが必要となります。
なので、流入数が極端に少ない場合は、CVR・LTV改善のために必要な投資として流入数増加施策を最低限実施することが、成果を最短で最大化するために重要となります。
その場合は、最低限必要な流入数を算出した上で、それを確保するために必要な額のみ投資するようにしましょう。
まとめ
まとめると、以下のようになります。
- WEBマーケで成果が上がるためには「成果へのインパクトがより大きい施策から優先づけて実施していく」ことが超重要。
- 一般的には「流入数増加施策」より「CVR・LTV改善施策」の方がコスパが良くなる傾向にある。
今回お話しした内容は、出来て当たり前なことのように聞こえる方がいるかもしれません。
ただWEBマーケターを名乗る方の中には、自分の興味がある施策・得意な施策をやりたがる方、やったほうがいい施策を手当たり次第実施していく方が一定数存在します。。。
※私の経験上の話です笑
WEBマーケは当たり前のことを突き詰めるだけで一定の成果が出せる領域です。
WEBマーケ担当者の方は、ぜひ今日からご自身の業務に活かしていただけたらと思います。
成果が伸びることを祈っています。
また、もしWEBマーケを外注される場合は、上記の視点が抜けたマーケターに捕まらないように注意しましょう。
今後の投稿予定記事
今後、下記内容の記事を投稿予定です。
- BtoBマーケにおける具体的なリード獲得方法
- BtoBマーケのリスティング広告で成果を伸ばす5つのポイント
- リスティング広告でCPAを改善する具体的な方法
- YouTubeチャンネルを活用したリード獲得方法
- SEOでリードを安定して獲得する方法
- ウェビナーで獲得リード数を最大化するポイント
- メルマガを活用して見込みの高いリード数を増やす方法
ぜひ楽しみに待っていただけたらと思います!
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この記事を書いた人
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稼働ステータス
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- 梅田 浩夢
職種
マーケティング
マーケティングプランナー
希望時給単価
3,000円~5,000円
プロフィールをご覧いただきありがとうございます。 『BtoBマーケ(法人集客)』でお困りの方は、まずはご相談からでもOKなので、お気軽にご相談ください。 『WEB施策における最適解』をご提案させていただきます。 ■私ならではの強み ①WEB広告、SEO、YouTube、メルマガ等、BtoBマーケ(法人集客)のあらゆる施策を自ら手を動かして伸ばした経験があります。 これらの経験により全チャネルのリアルを理解しているため、BtoBマーケにおけるWEB施策の最適解を導き出し、成果を伸ばすことが出来ます。 ②「事業の売上・利益を伸ばす」をモットーにお取り組みさせていただいております。 事業理解をしっかりと行った上で、目先のPV数や広告管理画面上のCPAにとらわれない「売上・利益を伸ばすWEBマーケ」をご提供いたします。 ■経歴・職歴 2020年6月〜 Webマーケ支援会社(当時社員7名)にインターンとして参画し、自社のマーケティング(SEO・Web広告運用・LP制作・YouTubeチャンネル運用・メールマーケティング等)をほぼ一人で担当。 2022年4月 名古屋大学理学部数学科を卒業後、インターン先へ新卒入社。 2022年11月 東京の広告代理店へ転職し、BtoBを中心に広告運用・顧客折衝を担当。 2024年11月 独立し、BtoBマーケ支援会社・株式会社プラマーケを創業。 ■実績(※一部抜粋) ・SEO:インターン先にて自社サイトのSEO対策を1人で担当し、月間アクセス数を約7倍(3,000→約22,000)、月間問い合わせ件数を1件から4〜5件まで成長。 ・YouTube:法人向けYouTubeチャンネル運営に立ち上げ時から携わり、チャンネル登録者数2,700人、月間商談獲得10〜15件達成。 →企画、台本作成、撮影、編集、分析全て担当。 ・広告運用:ベンチャー企業や中小企業のWebマーケティング支援に携わり、Web広告運用、LP制作で費用対効果を1.5〜2倍に改善するなど多数。
スキル
WEB戦略設計
SEO
リスティング広告
・・・(登録スキル数:8)
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