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株式会社サンポーグッドの近藤です!


運営している施設でなかなか予約が入らないとお困りのお客様は多いのではないでしょうか。

最近は特に貸別荘・民泊が乱立してきています。

施設のコンセプトをしっかり作っていかないと市場から淘汰されてしまいます。


私は軽井沢、那須、湯河原、熱海で11棟の民泊において、各施設で旅館業法の申請からお客様のチェックアウト対応まで担当してきました。

本記事では、OTAにおいて宿泊候補に選ばれるための戦略をご説明していきます。


OTAの目的を把握する

こちらの記事【自社予約率80%の実績を持つ担当者が教える民泊の自社予約率の高め方】でもご紹介した通り、まずはカスタマージャーニーをしっかりと把握することが大事です。


①一緒に旅行するメンバーを決める

②一緒に行くメンバーの中で日程を決める

③旅行先を決める

④各旅行サイトにてホテル候補を決める

⑤候補のホテルをブランド名で検索(HP、SNSなどを見る)

⑥予約(OTAもしくは自社サイト)


OTAの役割は③④のフローの中で自分の施設をお客様に宿泊先候補として残してもらうことです。

自分の施設を宿泊先候補として残してもらうために注力するべきリスティングのポイントを以下より解説していきます。


お客様の想い

リスティングを編集する前にお客様の立場をまず考えましょう。

自分がお客様だった場合、どのような順番でリスティングを見るでしょうか。

多くの人は①写真②クチコミ③施設詳細④プラン内容の順番でみていくと思います。


写真

写真はプロに高い金額を支払いましょう。

最低でも10万円~支払った方が品質は担保されると思います。


建築系の雑誌(新建築、カーサブルータスなど)やおしゃれ系の雑誌(Ozmall、Figaroなど)に掲載されている写真にはカメラマンの名前が載っていることがあります。


そこから建物の写真が上手なカメラマンを探しコンタクトをとるとよいでしょう。


写真を撮り終えたらOTAに掲載していきますが、

OTAに掲載する最初の1~9枚目がミソです。


ここに映える写真を載せてください。

(期間を設けてABテストを行うのも良いと思います。)


クチコミ

クチコミのない施設は予約が入りづらいことは間違いないです。


リニューアルオープンからまだ間もない時期であれば影響は少ないです。

しかしオープンから半年経ってなお、クチコミの件数が少ない施設はクチコミの収集に力を注ぎましょう。


OTAによってクチコミ収集の難易度は変わってきます。

AirbnbやBookingは比較的クチコミを収集しやすいです。

一方で一休やじゃらんは取得難易度が高いのでお客様にお声がけを積極的にしていく必要があります。


各OTAに応じてクチコミ収集で取り組むべき施策については弊社までお問い合わせくださいませ。


施設詳細

施設詳細はスマホ画面で見た時に見やすい文章構成にしましょう。


お客様の大半はスマホからご予約を取ると思います。

画面の端から端まで文字で埋まっており、10行20行と冗長に施設詳細を書いている施設が散見されます。


・20文字以内で改行

・ひらがな7割、漢字3割


この2つを徹底すれば比較的読みやすいリスティングになると思います。


プラン

担当している施設では予約全体の半数が食事付きのプランです。


一休やじゃらんなどのOTAでは食事付きプランでそもそもソートをしている場合があるので、食事つきプランは必須で用意をしましょう。


貸別荘でも手軽に食事つきプランを提供できるノウハウもございますので、気になる方はお問い合わせ下さい。



以上、OTAのハック戦略について参考になりましたら幸いです。