そもそも楽天広告にはどんな種類があるの?

「楽天広告で成果をあげたい!」と考えている企業は多いですが、そもそも楽天広告について知識が少ない場合が多くあります。

 

成果をあげるためには、広告について詳しく知った上での運用が必須となるため、本稿では、最初に楽天広告の種類について詳しく解説します。

 

楽天広告は大きく分けて以下の5つに分けられます。

 

  1. RPP広告
  2. クーポンアドバンス広告
  3. TDA広告
  4. 楽天CPA広告
  5. 楽天市場広告

 

それでは1つずつ解説していきます。

 

RPP広告

RPP広告とは、Rakuten Promotion Platform(楽天プロモーションプラットフォーム)の略称であり、楽天市場で商品を検索した際にキーワードに連動して表示される広告になります。

 

こちらがRPP広告になります。▼

デバイス別で広告枠数が異なり「PC:3枠・SP:5枠」商品が表示され、商品ごとに設定したCPCに基づいて商品が掲載されます。

 

 

また、キーワード指定を行うことができるので、ある特定のキーワードでの認知を強化することが可能です。

 

クーポンアドバンス広告

クーポンアドバンス広告とは、楽天に登録しているユーザーが楽天市場にログインするだけで、検索結果最上部に表示されるクーポン広告になります。

 

こちらがクーポンアドバンス広告になります。▼

クーポンアドバンス広告を利用することでユーザーに見てもらえる回数を増やすことはもちろんのこと、広告をクリックするとユーザーにクーポン(4%〜10%割引)が発行されるため、他広告と比べてCVRが高い傾向になります。

 

 

RPP広告よりも出稿している店舗数が少ないと言われており、コスパも良いので売上を伸ばしていきたい方は運用マストの広告です。

 

TDA広告

TDA広告とは、ターゲティングディスプレイ広告の略称で、商品ページのサイドバーや購入履歴画面の下部など、様々な箇所に表示されるバナー形式の広告です。

(※ディスプレイ広告に近いです。)

 

 

先ほど紹介したRPP広告とは違って、配信セグメントを設定できるため購買意欲が高いユーザーに表示させることが可能です。

 

楽天CPA広告

楽天CPA広告とは、広告に対するコンバージョンに対して費用が発生する成果報酬型の広告です。

 

 

コンバージョンが発生しない限り広告費はかからない広告となります。しかし、広告予算を設定することもできないためコンバージョンが大きくなればなるほど広告費も高くなってしまうため、出稿する商品を絞って運用するのがおすすめです。

 

楽天市場広告

楽天市場広告は、楽天市場内のさまざまな場所に表示される掲載方の広告になり、掲載期間をあらかじめ設定することができます。

 

基本、楽天のECCから提案される広告となりアクセス数を大きく稼ぐことができます。

 

 

楽天内広告でオススメの広告とは?

先ほど記載した広告の中には当然、費用対効果が高い広告もあれば低い広告もあります。そのため、予算に合わせて運用する広告を選定して結果を残す必要があります。

 

 

今回、約50社ほどコンサルティングをしてきた実績から、運用をおすすめする広告とおすすめできない広告を紹介します。

 

運用をオススメする広告

運用をおすすめする広告は以下の3つです。

 

  1. RPP広告
  2. クーポンアドバンス広告
  3. TDA広告

 

それでは1つずつ解説していきます。

 

1.RPP広告

RPP広告は、最も費用対効果高いと言われており、しっかりと運用できれば高いROASを維持しながら運用できる広告です。(商材にもよりますが、ROAS:400%〜2000%を狙えます。)

 

 

デフォルトの設定では、RMSに登録している全商品が広告の対象となってしまいますので、必ず商品の除外設定をしましょう。

 

 

また、検索連動型広告ならではのキーワードごとの配信設定ができますので、モール内SEO対策をする上でも重要な媒体です。

 

2.クーポンアドバンス広告

クーポンアドバンス広告は、クリック時にクーポンを配布するため、比較的CPAが低くなる傾向にある広告です。

 

 

商品選定や割引額の設定を行えます。また、配布したクーポンの原資は店舗負担になりますがクーポンを配布した分、ユーザーにお得感を与えられますので購買に繋がりやすいです。

 

 

売れている商品や売り出していきたい商品により多くの広告費をかけられるようテストと調整を常に行いましょう。

 

3.TDA広告

TDA広告は、これまで費用対効果が悪いと避けられきた広告ですが、最近セグメントを細かく切れるようになったことから費用対効果よく運用できるようになったディスプレイ広告です。

 

 

飛び先に設定したURL(TOPページ・カテゴリーページ・特集ページなど)とセグメントによりますが、ROAS:2000%を超える運用ができます。

 

※セグメントを誤ってしまうと、ROASが20%程度になってしまうなどリスクも伴う広告ですので注意が必要です。

 

運用をおすすめしない広告

 

1.楽天市場広告(枠広告など)

楽天市場広告は、特に店舗規模が小さい段階では絶対に出稿しないほうが良いと言える広告です。

 

 

これまで私も何度か試しましたが、ROAS:100%を越えられるような広告はほとんどありませんでした。

 

 

楽天市場のTOPページなどのアクセス数が集まりやすい箇所に掲載される広告のため、出稿後にはアクセス数がかなり伸びますが転換に繋がらないことが多いです。

 

 

弊社のお客様でも実際に500万円程度、楽天市場広告に出稿しましたが売上金額は20万円しか上がらなかったそうです。(汗)

(※弊社としてはあまりおすすめできない広告です。。)

 

 

舟瀬の実績公開

これまでの経験からいくつか運用させていただきました広告配信実績をご紹介します。

 

もちろん、広告運用のCPC改善だけでなくLPO(ランディングページの改善)などの商品別での施策も行いながら広告運用をしています。

 

RPP広告 実績

 商材:子供用バッグ(単価:20,000円程度)

 

 運用目的:ROAS:400%で広告売上を最大化させる。

 

 実績:【運用前】80万円/月 ROAS:400% 

【運用後】180万円/月 ROAS:400%

 

クーポンアドバンス広告 実績

 商材:インテリア雑貨(単価:6,000円程度)

 

 運用方法:ROAS改善

 

 実績公開:【運用前】50万円/月 ROAS:400% 

【運用後】80万円/月 ROAS:600%

 

TDA広告 実績

 概要:メンズ・レディース財布(単価:6,000円程度)

 

 運用方法:新規顧客の獲得(ROAS:500%以上)

 

 実績公開:【運用前】配信無し 

【運用後】20万円/月 ROAS:1000%

 

弊社の紹介

株式会社WacworksとしてECモールに特化したコンサルティング・運営代行を行う会社を2021年11月に創業。過去数十社以上のお客様にコンサルティングをした経験を元に、現在でも多くのお客様をご支援させていただいております。

(※月商0〜数億円規模まで)

 

 

楽天市場・Yahooショッピング・Amazonでの施策は基本的にすべて対応可能で

 

  • 戦略の策定
  • SEO対策
  • 広告運用
  • 商品登録
  • LP制作
  • セール対策

 

など、売り上げを伸ばすために尽力してまいります。

 

 

また、弊社ではフリーランスで案件に取り組むことが多く、ECモールのスペシャリストをアサインできる他、フリーランスならではのスピード感でご対応できるため施策のPDCAを早く回せます。

 

 

少しでも弊社にご興味いただけましたら、是非ご連絡いただけますと幸いです。

ここまでご一読いただき、ありがとうございました!

 

#問い合わせ先

メールアドレス:funase.haruka@wac-works.jp

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