飲食店のLINE公式アカウント活用法とは?店舗集客の方法を解決
- 山田 尚弥
- 記事制作日2021年10月20日
- 更新日2021年11月24日
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こんにちは!フリーランスLINEマーケターのナオヤです!
今回は、飲食店経営者様のこんなお悩みを解消します!
「うちの店もLINE公式アカウントを導入したいけど、どうやって活用したらいいかわからない…。」
「LINE公式アカウントを使うと本当に集客力アップにつながるの?」
今の時代、美味しい飲食店ってたくさんありますよね。
飲食店が「味」だけで差別化するのは至難の業です。
つまり、、、
「美味しければお客様が来店する」という時代は終わりました。
これからの飲食店はマーケティング力が必須なのです。
これは実店舗の飲食店も無店舗(ゴーストレストランなど)の飲食店も同様です。
ということで、今回は
「飲食店がLINE公式アカウントを活用する具体的な方法」について解説していきます!
飲食店集客とLINEが相性バツグンである3つの理由
「ホントにLINEが飲食店集客に役立つの?」
こんな疑問を持たれている方のために、
まずは「飲食店集客とLINEが相性バツグンである理由」を説明します。
新規顧客の獲得につながる
LINE公式アカウントを上手く活用することで、
「新規顧客の獲得」が可能になります。
その方法を説明する前に、まず理解してほしいことがあります。
それは、
「LINE友だち数=見込み顧客数」
ということです。
上記を踏まえて、新規顧客を獲得するための具体的な方法を一部紹介します。
- LINE広告の活用
- タイムラインの活用
- 友だち追加特典の導入
まず、LINE広告の「友だち追加広告」を利用して1人150~200円程度で友だちを集めます。
広告費をかけたくない場合は、InstagramなどのSNSやタイムラインを活用して、友だちを集めます。
そして、
「友だち登録特典としてドリンク1杯無料クーポンをプレゼント!」
というような形で来店を促すのです。
LINEでリピーター獲得(リピート率アップ)
これはLINE公式アカウントが最も得意とする分野と言っても過言ではありません!
リピーターを獲得する具体的な方法には、下記のようなものがあります。
- 定期配信による新商品などの告知
- クーポンの発行
- ショップカードの導入
- 再来店促しメッセージ
LINE公式アカウントは【あるだけ】では意味がありません。
(たまに友だち登録してもほぼ配信がないアカウントがありますが、あれは論外です。笑)
月に1~4回は配信するようにしましょう。
理想は週1回の配信です。
その理由は、配信のたびに「お店を思い出してもらうキッカケ」にするためです。
人は、「同じ人・モノに接する回数が多いほど。その人・モノに好感を持ちやすくなる」いう性質を持っています。
これをザイオンス効果(単純接触効果)と言います。
あなたも
「同じCMを何回も見ていると、そのCMが流れるとなんとなく見てしまう。」という経験があるでしょう。
コレがまさにザイオンス効果によるものです。
そして、LINE公式アカウントはクーポンを発行することができます。
定期配信等で配ると、再来店のキッカケになってくれますね。
ショップカードに関しては、後述しますので、ここでは割愛します。
再来店促しメッセージに関しては、小規模店舗であれば、マスターが来店してくれたお客様に手動でお礼のメッセージや再来店促しメッセージを送ることも可能です。
ただし、ある程度の規模になってくると、すべて手動で全員にメッセージを送るのは無理があります。
「自動化」に関しては、LINE公式アカウントをbotモードにすることで実現可能になります。
…が、ここで落とし穴。
botモードにすると、
お客様と手動でLINEのやり取りができなくなります。
(時間帯によって)
ただし、これを解決する方法があるんです。
それが「ツール」の導入。
この「ツール」を導入することで、「ゲーミフィケーション」も実現可能になります。
詳細に関しては「LINE公式アカウントの集客効果を最大限に引き出す方法」を参照してください。
さて、上記3つの効果を実現するためには、LINE公式アカウントのどんな機能を活用するのでしょうか。
ということで、「飲食店集客で使えるLINE公式アカウントの機能」を紹介していきます。
飲食店集客で使えるLINE公式アカウントの機能
それでは、さっそく「飲食店集客に使える機能」をいくつか紹介していきます。
とりあえず、これらを活用すれば
LINE公式アカウントを導入している飲食店の上位50%以内には入れるでしょう。
メッセージ配信
これは基本中の基本です。
まず配信しないと読んでもらえませんからね。(笑)
理想の配信数などについては「LINEでリピーター獲得(リピート率アップ)」を参照してください。
クーポン機能
LINE公式アカウントはクーポンを発行することができます。
「クーポン内容」や、「有効期限」なども自由に設定できます。
そして、このクーポンは、もちろん全体に配布することができるのです。
ただLINEクーポンがスゴイのは、
「特定の条件を満たした人にだけ配布する」ということができるという点です!
例えば、下記のような条件を満たした人にだけプレゼントするといったことも可能です。
- 5回来店した人にだけクーポンを配布する。
- 抽選で当たった人(1~99%まで設定可能)にだけクーポンを配布する
ショップカード
ショップカードとは、スタンプカード機能のことです。
紙媒体でスタンプカードを配布してる店舗がありますよね。
あれのLINE版と思っていただければOKです。
このショップカード機能を使うことで、
「5回来店した人にクーポンを配布する」といったことが可能になります。
LINEコール
LINEコールとは、
お客様がお店に無料で電話できる機能です。
お客様からしたら、
お店に電話する通話料金がかからないなんて最高ですよね!
しかも、このLINEコール。
お店の固定電話に転送できるんです!(ライトプラン/スタンダードプランのみ)
ですので、「お店の固定電話とLINE両方見てないといけない」なんて事態には陥りません。
LINE広告
認証済みのLINE公式アカウントであれば、LINEを使った広告を打つことができます。
具体的には下記の箇所に広告が掲載されます。
- トークリスト
- LINE NEWS
- タイムライン
- ウォレット
- LINEマンガ
- LINEポイント
- LINEブログ
- LINEチラシ
- LINEクーポン
- LINEマイカード
- LINEショッピング
- LINE広告ネットワーク
そして、LINE広告には「友だち追加広告」というものがあります。
この「友だち追加広告」は、
フリーランスのLINEマーケターとして活動している僕が最もオススメしている広告です。
その理由は下記の通りです。
- CPF(Cost Per Friends)方式の広告である
- 友だち獲得単価が安い
- 細かなセグメンテーションができる
CPFとは、カンタンに言えば「友だち追加1人ごとに広告費を払う」という仕組みです。
言うならば、成果報酬制のようなものですね。
しかも、なんといってもこの友だち獲得単価が安い!
その単価は、ジャンルにもよりますが、
平均すると
友だち1人追加⇒約150~200円
になります。
控えめに言って、「コスパ神」ですね。
しかも、ユーザーの性別や年齢・住んでいる地域などセグメント分けできるので、
しっかり見込み顧客にリーチできるのです!!
ぶっちゃけ、LINE公式アカウントを導入している飲食店で、これらの機能をフル活用してる運用しているお店は、全体の50%もありません。
つまり、
これらの機能を活用してLINEを運用するだけで、上位50%以上の飲食店になれるのです。
それでは、実際に上記の機能を使って成果の出ているお店を紹介します。
【事例】LINE公式アカウントを活用してる飲食店
実際にLINE公式アカウントをフル活用し、成功している飲食店があります。
それが、埼玉県入間市にあるイタリア料理店「Luce(ルーチェ)」です。
Luceは、コロナ禍真っ只中の2021年3月にオープンしました。
立地もお世辞にも良いとは言えません(西武池袋線 入間市駅から徒歩15分)。
ただ、これだけ飲食店にとっての悪条件が重なっているにも拘らず、
赤字になった月が1度ないのです。
その理由は、もちろん料理が美味しいということが1番ですが、
LINEで行っている運用による「リピーター獲得戦略」による効果も大きいです。
今回は特別に、
実際にLuceのLINE公式アカウントで行っている集客施策を3つだけご紹介しますね。(店主の許可はとっています笑)
定期配信
Luceのアカウントでは、週1で定期配信を行っています。
その理由は、お客様に定期的にお店のことを思い出してもらうためです。
配信内容も、単にお店のキャンペーン情報を流しているだけじゃありません。
なぜなら、お客様に
「また宣伝かよ。」
と思われてしまったら、即ブロックされてしまうからです。
そのため、Luceでは新メニューの紹介や、ユーザーに役立つコンテンツなど内容を変えながら配信できるように月間の配信内容とスケジュールを決めて配信しているのです。
再来店促しメッセージの自動配信
Luceでは、来店してくれたお客様にメッセージを送っています。
具体的な内容は言えませんが、
「来店当日の夜にサンキューメッセージ」
「来店から○○日後に再来店促しメッセージ」
というような形です。
実はこれ、
すべて自動で配信しているのです。
その方法は後述します。
ガチャガチャ機能の実装
LuceのLINE公式アカウントでは、
月に1回チャレンジできる「クーポン券付きガチャ機能」を実装しています。
機能を付けて約6ヵ月以上が経過し、
いまやこの機能はお客様にとって「月1回の楽しみ」になっています。
つまり、
最低でも月に1回はお店のことを思い出してもらえるのです。
機能の仕組みとしては、
リッチメニューの「クーポン」をタップすると、
1~3等のクーポン券が自動で配布されるという仕組みです。(確率は自由に設定できます)
「せっかく〇等のクーポンが当たったから行こう!」
と思ってもらう効果も見込めます。
ただ、
LINE公式アカウントの機能だけではこれらを実装することができません。
そこで、下記のツールを導入して機能を拡張させているのです。
LINE公式アカウントの集客効果を最大限に引き出す方法
LINE公式アカウントの集客効果を最大限に発揮させるためには、
外部ツールを使う必要があります。
その代表的なツールは、下記の通りです。
- Lステップ
- エルメ(エルメッセージ)
他にもツールは存在しますが、
LINEマーケターとして活動している私のオススメはこの2つです。
その理由は、圧倒的なコストパフォーマンスの良さ。
Lステップは月額2,980円~利用でき、
エルメはなんと月額0円~利用できます。
ちなみに、上記で紹介したLuceのLINE公式アカウントは
Lステップを使用しています(今後エルメに移行予定)。
Lステップやエルメを利用することで、
LINEで顧客情報を登録&活用することができます。
実際の管理画面
上記画像のように、
Lステップ(エルメ)内に顧客情報が自動で登録される
という仕組みも作ることができます。
さらに、
この登録情報に応じてLINEの配信内容を変更することができるのです!
例えば、
「アイスが好きな顧客には、当店自慢のアイスの配信」
「パンケーキが好きな顧客には、当店自慢のパンケーキの配信」
などです。
このようにユーザーに適した配信を行うことで、
- ブロック率の低減
- 配信に対する反応率アップ
といった効果を見込むことができます。
「うちの場合はLステップとエルメどっちがいいの?」
「もう少し詳しく知りたい!」
という方は、
僕に連絡いただければすぐに対応させていただきます(ヒアリングのお時間の調整をお願いします)。
【まとめ】飲食店集客ではLINEを最大限に活用しよう
今回は、「飲食店集客にLINEを活用する方法」をご紹介しました。
下記、今回の結論です。
- 現代の飲食店集客にLINE公式アカウントは必須
- Lステップやエルメといったツールを使うことで、LINE公式アカウントの効果を最大限に引き出せる
さあ、まずはさっそくLINE公式アカウントを開設してみましょう!
わからないことがあったら僕に連絡ください。
迅速に対応させていただきます!
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この記事を書いた人
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稼働ステータス
△仕事内容による
- 山田 尚弥
職種
コンサルタント
ITコンサルタント
希望時給単価
5,000円~10,000円
プロフィールをご覧いただき、誠にありがとうございます。 株式会社エスプリット 代表取締役 山田尚弥と申します。 主な事業内容としては、LINE公式アカウントを活用したマーケティングの支援を行っております。 【職歴】 4年制大学を卒業 ↓ ITベンチャー企業に入社 主にネットワーク関係の構築・運用・保守業務を経験する(約3年) ↓ 社会福祉法人に転職 高齢者介護・障がい者の生活支援を行う(約3年) ↓ フリーランスのLINE公式アカウント専門コンサルタントとして活動する 【経歴】 副業で、約2年間Webライター・アフィリエイターとして活動する ↓ 実店舗や某YouTuber(登録者数約2,500人)のLINE公式アカウントの構築・運用代行をし、売上を大幅にアップさせたことをキッカケにフリーランスのLINEコンサルタントとして活動する。 2023年 株式会社エスプリット 代表取締役に就任。 【主な実績】 ・LINE公式アカウントの構築、運用、コンサル件数は100件以上 ・L Message 認定講座の講師(2023年~) ・バンタンクリエイターズアカデミー SNS戦略 講師(2022年)
スキル
WEB戦略設計
Adobe Premiere pro
Adobe Photoshop
・・・(登録スキル数:4)
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