【2022年】建設業界の動画活用事例~メリット/デメリットまで徹底解説
- 加地 勇大
- 記事制作日2022年6月8日
- 更新日2023年12月15日
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はじめに
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新型コロナウイルスの感染拡大に翻弄される中、
堅調に市場が成長し続けている産業が「動画市場」です。
本記事では建設業界で働く皆様に向けて、
時流に乗って成長している動画を活用した事例をご紹介いたします。
これから動画を活用して事業を活性化させていきたい、
など考えている方は是非参考にしてみてください。
【本記事を書いた人物】
建物専門 Web・動画制作組織「MAKEs07」
動画活用のトレンド
動画は情報量が多く記憶に残りやすい媒体です。
実際に研究結果にも出ており、
視聴覚による記憶の定着率は講義の4倍、読書の2倍の効果が見込めております。
そのためWEBサイトや媒体、SNS以上に動画に期待できることは多く
下記を目的とした動画活用が主流となっています。
1,商品プロモーション
2,採用プロモーション
3,ブランディング
4,会議/セミナー/研修
5,営業/商談
5,その他
特に近年のトレンドとしては
「YouTube運用」とウェブとセミナーを掛け合わせた「ウェビナー」が流行っています。
業界や事業内容によって活用事例が異なってきます。
続いては建設業界における動画活用のトレンドをご紹介します。
建設業 動画活用のトレンド
建設業は作業ボリュームの殆どが現場主体となっていることから、
動画活用が遅れている業界の一つとなっています。
大手を除いた中小企業では動画活用に割くリソースや専門知識が無いことが要因の一つとして
挙げられます。
しかし建設業界では、建設中の建物や工事のやりがいなど視覚的に訴求できることが多いため、
動画活用におけるメリットは大きく、
徐々に動画活用が建設業界でもトレンドとなりつつあります。
建設業 動画活用のメリット
多くの情報を短時間で効率的に伝えることができる。
動画とテキストの大きな違いは情報量の伝達効率です。
動画が1分間で伝達できる情報量は、WEBページの3,600ページ分に相当すると言われています。
これはおよそ180万語分の文字情報に相当します。
こうしたデータから動画による情報発信が圧倒的にテキストで伝えることよりも効率的なことが分かります。
自社/商品の魅力を伝えやすい
静止画に比べ映像は「聴覚」を刺激します。
「視覚」だけでなく「聴覚」からも情報を伝えられるため魅力を充分に伝えたり、記憶の定着率もテキストのおよそ2倍程度の効果があるため、伝えた後にずっと記憶に残り続けさせることができます。
そのため
案件獲得
人材獲得
企業のブランディング etc..
に対し、より効果的なアプローチが可能になります。
SEOにも効果的である
自社のWebサイトに動画を掲載する場合においては
動画が再生される度にGoogleからの評価が高くなります。
理由はサイトへの滞在時間が向上することや、
検索エンジンとYouTubeに相関が見られているためです。
多くの企業は自社サイトを持っていると思いますので
自社サイト内に動画を上げることで、サイトのPV数が上がるため
間接的に得られるメリットも多いといえます。
建設業 動画活用のデメリット
内製化が難しい
動画を作るためには動画の企画から撮影、編集まで行う必要があります。
それぞれのプロセスにおいて専門的な知識や技術、機材が必要となるため
自社内で完結することが非常に難しいです。
工数と時間がかかる
上述の通り、準備から実行まで多くの時間と労力を必要とするため非常に工数がかかります。
また、社内で行う場合は
本業の合間中に行う必要があるため、1本の動画を完成させるのに
1ヵ月から2ヶ月程度の時間がかかります。
建設業 動画活用事例の紹介
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続いて、建設業界の代表的な動画活用シーンをご紹介します。
建設業界の方で
・動画活用のイメージが湧かない
・成功事例を知りたい
と考えている方はぜひ参考にしてみてください。
また、MAKEs07は建物に特化した動画制作を行なっております。
無料相談から、プロが御社様の課題をご一緒に解決しております。
建築プロジェクトの情報共有
建設業界ならではの事例です。
主にクライアントやプロジェクトメンバーとの認識のズレを無くすための動画活用となります。
視覚的に訴えることができる「色合い」や「立体感」、「雰囲気」などは従来の紙面での訴求とは大きく印象が違うはずです。
また、動画は拡散することもできるので作成した動画をYouTubeや自社サイトなどにUPすることで、新規顧客の興味関心を獲得することも可能となりますので一石二鳥のメリットがある事例となります。
建設業界動画活用事例:公益財団法人日本財団|THE TOKYO TOILET
研修動画
建設業界の仕事は非常に難易度が高く
熟練の職人の細かい所作は若手には再現することが難しいです。
長年修行をし続けることでようやく一人前になっていくのです。
その理由は
建設中の複雑な作業を口頭や文字で人に説明することが難しいためです。
また、近年は働き手不足に伴い、
外国人労働者などの「言語が通じづらい」働き手も増えています。
こうした課題の中で動画を通じた研修が注目を浴びております。
今回紹介させていただく動画は
労働安全衛生総合研究所の外国人労働者向け安全教育動画です。
実際に事故が起こりやすい場合を再現したシーンや
イラストで外国人労働者にも伝わりやすい動画となっています。
建設業界動画活用事例:労働安全衛生総合研究所|研修動画
外国人労働者安全教育用“非言語”視聴覚教材(低層住宅建築工事対象)
求人動画
求人動画は建設業界に限らず多くの企業で取り入れられています。
会社説明を動画にすることで工数を削減することができたり
動画ならではの訴求などを目的としてここ数年のトレンドとなっています。
話題に挙がっている動画の特徴はギャップを生む動画です。
候補者のイメージが良くない業界として
タクシー業界や介護業界などは様々なSNSを通じて
本来の魅力を発信しており、大きな話題を巻き起こしています。
その中でも、株式会社鴻池組の動画は「建設業界=カッコイイ」と思うような動画となっており、
多くの候補者の心を動かしています。
建設業界動画活用事例:株式会社鴻池組|採用動画
TEAM KONOIKE「PRIDE of KENCHIKU」(201808)
YouTube運用
近年、建設業界に限らず
多くの企業がYouTubeを自社のメディアとして活用する事例が増えています。
『合わせて読みたい記事』
企業が自社サイトを持つのと同じく、自社の顔として情報発信をおこなうことが主となります。
案件獲得や採用の効率化など、多岐に渡るメリットがあるため
動画導入を検討している企業には最もおススメです。
建設業界動画活用事例:建設チャンネル
建設業 動画活用で成功させるポイント
最も大切なことは目的を明確にすることです。
なんのために動画を作るのかという点を徹底的に考え抜きましょう。
考える上で大切なことは
自社の課題と照らし合わせた上で、解決策としての動画活用をおこなうことです。
例えば、研修に割く人員が全くいないという課題があるのであれば解決するために
外部の講師を呼ぶべきなのか?
抜擢人事を行い研修官を作るのか?
動画を作るのか?
といった解決するための手段を考えます。
こうした形で課題解決のための施策を検討することが
動画活用を成功させるためのポイントとなります。
建設業 動画活用のまとめ
最後に本記事でお伝えした内容を簡単にまとめます。
・動画市場は成長分野であり今後も成長が見込まれている
・動画は圧倒的に情報伝達効率が高く、記憶に定着しやすい
・一方、工数と時間がかかるため自社で行う難易度は高い
・目的①:建築プロジェクトの情報共有
・目的②:研修の効率化
・目的③:求人の効率化
・成功させる上では目的設計が非常に大切
当社は建物に特化した組織であり、動画制作サービスを提供しております。
業界特有のお悩みにも乗らせていただき貴社のパートナーとして事業のご支援をいたします。
「自社の課題を解決したい」といったお悩みを抱えている建設業界の方は、
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MAKEs07:https://makes07.com/
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稼働ステータス
◎現在対応可能
- 加地 勇大
職種
マーケティング
マーケティングプランナー
希望時給単価
3,000円~5,000円
【自己紹介】 「MAKEs07」という建物に特化した少数精鋭のフリーランスチームの代表を務めております。
スキル
Adobe Photoshop
Adobe Premiere pro
Adobe Illustrator
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