Lステップを始める前に必要な知識をご紹介！

こんにちは！

株式会社エイト代表取締役の大野(@eight_ceo)です。

Lステップとは、LINEの公式アカウントで集客やマーケティングを行うための配信用ツールのこと。

自動的に配信できるようにすることで、マーケティングを効率的に行うことができるのです。

便利な機能であるLステップですが、あらかじめ知っておきたいことやメリット・デメリットを知っておくとより良い利用ができると思います。

今回はLステップについて詳しく解説します。

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Lステップの理解すべき4つのポイント

Lステップには様々な機能がありますので、4つに分けてご紹介していこうと思います。

①様々な配信を管理することができる

まず1つ目に挙げられるのが、Lステップを利用することによってメッセージのステップ配信が可能です。

ステップ配信とは一定期間に事前に準備したメッセージを順番に配信することであり、顧客とのより良い関係性を構築した上で商品の購入などを促すメールマーケティングの「ステップメール」をLINE版にしたもの。

ちなみに、ステップ配信の他にもセグメント配信という配信方法もあります。

ステップ配信とセグメント配信のそれぞれの特徴をもう少し詳しくお話ししましょう。

(ステップ配信)

Lステップの配信機能はLINE公式アカウントを友だち追加したときに送られる挨拶メッセージから自動で配信されます。

パターンをあらかじめ想定した上でメッセージを準備しておき、自動配信として設定しておくことでそれぞれの顧客に合った情報提供や商品の紹介をすることができるのです。

(セグメント配信)

セグメント配信とは「年齢」「興味・関心があるもの」「年齢」などの特定条件で友だちのグループ分けを行い、そのグループごとにメッセージを配信する方法のこと。

この情報はタグとして個別設定を自身で行うことも自動で行うことも可能です。

たとえば「○○(商品)に興味があるか？」というアンケートで「ある」と答えた人には「○○に興味がある」というタグ付けがされます。

また、すでに友だちの中で「購入済み」「見込みがある」にタグ分けをし、配信時にメッセージを変更することも可能です。

LINEの公式アカウントの配信プランはメッセージの送る本数によって変わるため、友達となった人全員に配信を行ってしまうと多くの本数を消費してしまいます。

ですが、Lステップを利用することによって、配信したいターゲットユーザーを絞って配信することが可能です。

結果としてメッセージ本数を抑えることができ、かつ本当に配信したい友達だけに情報を提供できるようになるため、より成果が上がります。

また、メールマガジンの開封率は一般的に10％ほどしかありませんが、Lステップで配信されたものの開封率は60％以上と6倍にもなり、クリック率も25％と高確率ですので、利用することで必然的に顧客を増やせる可能性が上がるのです。

②様々な対応を自動化できる

Lステップの導入によって、様々な対応を自動化することができるため、人件費のコストダウンにも繋がります。

たとえば、

• チャットボットで自動応答システム
• アンケート、回答フォーム
• セグメントリッチメニュー(※スタンダードプラン以上)

などを導入できるため、顧客獲得のチャンスを逃してしまうことを防いだり、セグメント配信に活用ことができるのです。

③友だちの幅広い管理ができる

Lステップの利用によって、個々の情報管理が可能であるため、タグの種類やアドレスなどを自由に設定できることから、友だち情報(顧客情報)の管理も可能になります。

データの修正や登録はCSVデータでのダウンロードにも対応となってるため、情報量が多い場合も管理がしやすく、顧客管理ツールなどを導入する必要もありません。

また、友だち登録さえしていればLINEのユーザー名とアイコンが自動登録され、登録者の把握がしやすいです。

さらに友だち登録後は「メッセージを読んだか」「どのメニューを何回タップしたか」などの行動履歴を取得できるようになります。

取得情報を元にスコアリングをして特に関心が高いユーザーを割り出すことができるので、成果アップに繋がるでしょう。

④効果測定を踏まえての分析機能が使える

Lステップの導入によって、流通経路分析やクロス分析といった分析機能がかなり高まります。

流通経路分析ができることによって、どの媒体からアクセスしたかだけでなく、どのブログのどの記事から、YouTubeなどのどの動画からなのかなど、詳細に分析することができます。

また、クロス分析によってどの商品に注力していけば良いか、ターゲットにする年代が見えてくるため、今後の売上貢献に繋がっていきますよ。

Lステップのメリット・デメリットとは？

Lステップのポイントを理解したところで、メリット・デメリットについてお話ししていきます。

Lステップのメリット

①自動化によって大幅なコストカットができる

1番のメリットとして挙げられるのが、LINEの個別返信やメッセージの配信などの作業をする必要がないため、人件費などの運用コストを大幅に減らすことができるのです。

友だちの人数が増えるだけ対応が発生するため、自動化することによって手間が掛からないことは大きなメリットといえるでしょう。

また集客やアフターフォローなどもまとめて、Lステップで自動的に対応するようにもできます。

②適切なアプローチができる

Lステップの導入により、顧客情報を集めてセグメントを絞り込み、その人ごとに適切なアプローチができるといった顧客管理ができます。

データ収集に関しても、アンケート機能を活用することによってキャンペーンや初めて友だち登録したときに簡単に取得ができるため、Lステップの導入はオススメといえるでしょう。

③マーケティング戦略を立てられる

広告媒体への費用対効果といったマーケティング戦略を立案するときの指標をLステップのデータ分析によって出すことができます。

また、高い分析機能が備わっている、友だちになったユーザーの詳細な行動分析が可能になる、関心や興味に応じて配信内容を変更したり、もっと強く打ち出すべき商品を知ることもできるため、結果として売上増大に繋がるのです。

Lステップのデメリット

①友だちを増やすこと、配信内容をつくるのに時間が掛かる

Lステップは配信内容など細かく設定できるため、始めの構成に時間が掛かってしまう場合があります。

配信内容だけでなく条件の分岐点やタイミングなど様々なことを決めてから配信が始まるため、契約後すぐに配信がスタートするわけではありません。

配信内容を決めていく流れは設定した構築内容から少しずつ調整を行っていき、効果測定をしながら結果を出していくような感じになりますので頭に入れておくと良いでしょう。

また、友だちを増やすことにも時間が掛かってしまう場合があります。

元々友だち登録者が多い場合は問題ないので個人差がありますが、Lステップの構築が完成してもそもそも友だち登録者がいなければ意味がありません。

特にLINE公式アカウントへの集客は難しいため、SNSなどを活用して集客を続けることが大切です。

②ある程度の費用は掛かってしまう

LINEの公式アカウントは月1000通までの配信であれば無料で登録できます。

しかし、Lステップの利用にはプランによって異なりますが、月額で最安プランでも2980円掛かってしまうので、気を付けましょう。

金額は配信本数や機能に応じて変動するため、どのプランが良いかある程度検討しておくと安心です。

なお、登録後最初の1ヶ月間はお試しとして無料ですので、自分がやりたいと思っていることがLステップでできるのかまずは試してみても良いかもしれませんね。

まとめ

今回はLステップについて詳しくお話ししました。

Lステップの導入によってユーザーごとに適切なタイミングで必要な情報を自動で配信することができるため、自身の手間にはなりません。

また、Lステップはビジネスなどの多くの範囲で活用することができる万能なツールです。

ですので、商品の購入を促して売上の増大に貢献したり、必要なユーザーに情報を伝えてリピート率が上がったりと様々な面で期待ができます。

月額料金は発生してしまいますが、最初の1ヶ月間は無料で解約はいつでもできますので、まずは導入してみて「自分のやりたいことができるのか」「どんな機能があるのか」などを確認してみても良いでしょう。

Lステップについて、さらにご不明な点がある場合はぜひ弊社へお問い合わせください！
 

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